メカニック (2011年の映画)

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メカニック
The Mechanic
監督 サイモン・ウェスト
脚本 ルイス・ジョン・カリーノ
リチャード・ウェンク
原案 ルイス・ジョン・カリーノ
製作 デヴィッド・ウィンクラー
ビル・チャートフ
レネ・ベッソン
製作総指揮 アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
アヴィ・ラーナー
ダニー・ディムボート
トレヴァー・ショート
ボアズ・デヴィッドソン
出演者 ジェイソン・ステイサム
ベン・フォスター
音楽 マーク・アイシャム
撮影 エリック・シュミット
編集 トッド・E・ミラー
T・G・ハリントン
製作会社 CBSフィルムズ
ミレニアム・フィルムズ
チャートフ/ウィンクラー・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗 CBSフィルムズ
日本の旗 ショウゲート
公開 アメリカ合衆国の旗 2011年1月28日
日本の旗 2011年8月13日
上映時間 93分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[1]
興行収入 $51,070,807[1]
次作 メカニック:ワールドミッション
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メカニック』(原題: The Mechanic)は、2010年に製作され、2011年に公開されたアメリカ映画1972年チャールズ・ブロンソン主演のアクション映画メカニック』のリメイク作品である。2016年には、続編『メカニック:ワールドミッション』が製作された。

ストーリー[編集]

どんな相手でも依頼があれば必ず仕留める凄腕の殺し屋=「メカニック」のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。

彼はある日、雇い主から、自分に殺しの技術を教えてくれた恩人であり友人のハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)を殺すように依頼される。聞くと、南アフリカで行われる予定だった暗殺計画をハリーが裏切って外部に漏らし、5人の殺し屋が返り討ちにあって死んだからだという。

アーサーは一旦は拒絶するものの、依頼通りにハリーを暗殺する。父が何者かに殺されたことを知ったスティーヴ・マッケンナ(ベン・フォスター)は、仇を取るために自分をメカニックにしてくれ、とアーサーに弟子入りを志願する。

登場人物[編集]

アーサー・ビショップ
演 - ジェイソン・ステイサム
殺し屋。一流の腕を持つ孤高な人物。成り行きからスティーブを弟子にする。
スティーヴ・マッケンナ
演 - ベン・フォスター
ハリーの息子。気が荒く、人を半殺しにして勤め先を解雇されたことがある。
ディーン・サンダーソン
演 - トニー・ゴールドウィン
裏社会の人間。
ハリー・マッケンナ
演 - ドナルド・サザーランド
スティーブの父親。アーサーに殺しの技術を教えた恩人であり友人。しかし、仕事の都合でアーサーに殺害される。現在は借金まみれで妻とは離婚していた。
セバスチャン
演 - デヴィッド・リーチ
殺し屋。アーサーと面識がある。
フィンチ
演 - マーク・ナッター
ディーンの仲間。
バーク
演 - ジェフ・チェイス
殺し屋。ゲイ。スティーブに殺害される。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
アーサー・ビショップ ジェイソン・ステイサム 山路和弘
スティーヴ・マッケンナ ベン・フォスター 板倉光隆
ディーン・サンダーソン トニー・ゴールドウィン 上別府仁資
ハリー・マッケンナ ドナルド・サザーランド 糸博
サラ ミニ・アンデン 行成とあ
ヘンリー ランス・ニコルズ 山内健嗣
フィンチ マーク・ナッター 遠藤大智
レイモンド ジョシュア・ブリッジウォーター 江藤博樹
キャリバン J.D.エヴァーモアー 中西としはる
バーク ジェフ・チェイス 北村謙次
ヴォーン ジョン・マッコーネル かぬか光明
ラルフ スチュアート・グリアー 真矢野靖人
ケリー クリスタ・キャンベル 冨樫かずみ
セバスチャン デヴィッド・リーチ 佐野康之
フィンチの妻 ララ・グライス 岡田恵

参考[編集]

アーサーがLPレコードをかけて聴くのは、シューベルトピアノ三重奏曲第2番の第2楽章。冒頭ではピアノ独奏版に編曲されている。ラストでスティーヴ・マッケンナを爆死させる時の仕掛けも同曲だが、こちらは三重奏で演奏されている。

出典[編集]

  1. ^ a b The Mechanic (2011)”. Box Office Mojo. 2011年8月13日閲覧。

外部リンク[編集]