ホグワーツ魔法魔術学校

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ホグワーツ特急から転送)
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ユニバーサル・オーランド・リゾートw:The Wizarding World of Harry Potterにおけるホグワーツを模したアトラクション外観
イングランド北部ノーサンバーランド州アニックに存在するカントリー・ハウスアニック・カースル
映画『ハリー・ポッター』シリーズにおけるホグワーツ魔法魔術学校のロケ地のひとつ。

ホグワーツ魔法魔術学校(ホグワーツまほうまじゅつがっこう、Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、およびその派生作品に登場する架空の学校である。

概要[編集]

大ホールの映画のセット、ホグワーツ

主人公ハリー・ポッターが在籍する学校。

年少の魔女魔法使い魔法についての理論や実技を学ぶための7年制かつ、全寮制の教育機関。その年の9月1日時点で11歳である魔女や魔法使いに入学資格が与えられる。進級や卒業についての制度は特に明記がないが、成績不良が目に余る場合は退学もありうることが1巻で示唆されている。

場所はイギリススコットランド地方と推測される。最寄駅はホグズミード駅

世界一安全と評される古代魔法の牙城。ヴォルデモートでさえホグワーツへの侵攻には時間を要した。

イギリスのパブリックスクールをモチーフにしていると思われ、随所に類似点、共通点が見られる。

校章に書かれているモットーは“Draco Dormiens Nunquam Titillandus”(:『眠れるドラゴンをくすぐるべからず』)。

「ホグワーツ(Hogwarts)」の名称はローリングが作品執筆中にふと思いついたものだが、以前にキューガーデンで見たトウダイグサ科植物hogwort)の名前から取ったのではないかと友人に指摘され、本人もその植物名を思い出して合点したのだという。

歴史[編集]

ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンの4人の魔女と魔法使いによって、993年頃に創設された。

創立者たちは自身の名を冠した寮を設け、好みの生徒を自身の寮に選び取るが、早い時期に彼ら自身が後述の問題に思い当たり、寮生を選ぶための組分け帽子を生み出した。

その後サラザール・スリザリンは、ホグワーツの生徒そのものを生粋の魔法族の家系(いわゆる「純血」)の者のみに限るべきと考え、他の三者(特にゴドリック・グリフィンドール)と争い決裂。自分の「継承者」がホグワーツに相応しくない(とスリザリンが考えた)生徒を追放できるよう、「秘密の部屋」を造り、そこに「スリザリンの怪物(バジリスク)」を封じて、ホグワーツを去った。

校歌[編集]

ハリーが一年の入学式の際、ダンブルドアの指示の下、合唱した。自分の好きなメロディで歌って良いので、みんなバラバラに歌い終える。なお、それ以降は本ではそのような描写は見られないが、映画「炎のゴブレット」DVDの未公開シーンで、ダームストラングとボーバトンの客を迎えたときに歌っている所がある。 余談=ハリーの入学式のときに一番遅く歌い終えたのは飛び切り遅い葬送行進曲で歌っていたフレッドとジョージウィーズリーの双子兄弟(ロンの兄)。ダンブルドアはそれにあわせて最後の何小節を杖で指揮し、誰にも負けないくらいの大きな拍手をした。

ホグワーツ ホグワーツ ホグホグ ワツワツ ホグワーツ
教えて どうぞ 僕たちに 老いても ハゲても 青二才でも
頭にゃなんとか詰め込める おもしろいものを詰め込める
今はからっぽ 空気詰め 死んだハエやら がらくた詰め
教えて 価値のあるものを 教えて 忘れてしまったものを
ベストをつくせば あとはお任せ 学べよ 脳みそ 腐るまで

運営[編集]

12人の理事から成る理事会があり、校長の任命や停職の権限を持つ。それらの決定は、投票による多数決。そのうちの1人にルシウス・マルフォイがいた(第2巻まで)。

教師は校長が任命する。副校長については不明。各寮の寮監4名は寮生全体の責任があるため(現に第2巻では「ハリーとロンが暴れ柳につっこんだのは、マクゴナガル先生の責任なので、処罰は彼女が決める。」と前校長アルバス・ダンブルドアが言っている)、一般の教師より権限ある立場らしい。

教職員[編集]

生徒[編集]

生徒数は約1000人(原作者による)。すなわち、一つの寮には平均して約250名の生徒が在籍し、1学年は4寮あわせて約143名、ひとつの寮では約36人という計算になる。しかし作中では、スリザリン生は約200名とされている。合同授業が授業の大半を占めているため、毎授業約70名以上で行われている(魔法薬学など、一部には少人数制の授業もある)。

ゴースト[編集]

ホグワーツにいるゴーストは、皆銀色がかった透明で、話すことができる。また、何か問題などが起きた際にはゴースト同士が集まりゴースト評議会を開くことがある。

嘆きのマートル(マートル・エリザベス・ウォーレン)
演 - シャーリー・ヘンダーソン
日本語吹き替え - 坂本千夏
厚ぼったい眼鏡を掛けた、太り気味の少女のゴースト。泣き虫で自己卑下癖がある。被害者意識が強く、ちょっとしたことで癇癪を起こす。
約50年前、ホグワーツ魔法魔術学校レイブンクロー寮に所属していた。クラスではいじめられっ子で、からかわれる度に3階の女子トイレに籠って泣いていた。トム・マールヴォロ・リドルが「秘密の部屋」を開いた時にバジリスクの犠牲となり、以来ゴーストとしてそのトイレに住み続けている(これについてドラコ・マルフォイが「穢れた血が一人死んだ」と発言しており、マートルがマグル生まれだと分かる)。ハリーを憎からず思っている模様。
現在このトイレは、彼女の泣き癖もあってか常に水浸しで使用不能となっており、滅多に人が寄り付かない。たまにトイレの外に出ることもあるが、大体は水のある場所である。また、うっかりしている時にトイレの中身ごと流されることもあるらしい。
意外と親身な性格なのか、4巻では「第二の課題」のヒントをハリー・ポッターに与え、6巻ではドラコの相談相手になっていた。但し、2巻でポリジュース薬で変身に失敗したハーマイオニー・グレンジャーの姿を見て嬉しがったり、6巻でドラコが重傷を負った時に嬉々として校内に言いふらすなど、困っている人を見ると喜ぶような面もある。また、覗き癖もあるようで、監督生とクィディッチチームのキャプテンのみが使用を許される大浴場にも出没する(男の子の裸を見ないように目を瞑る程度の節度はある模様だが、映画版では全裸のハリーにくっついて嬉しそうにしていた。)。
2014年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンにオープンした新エリアのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッターに於いて、エリア内のトイレ(男女共に)でマートルの声を聞く事が出来る。
映画では、『秘密の部屋』『炎のゴブレット』に登場。原作の設定とは異なり、太っていない。
ピーブズ
ホグワーツに住みついているポルターガイスト。大きい口に暗い瞳を持つ小男で、帽子を被り、オレンジ色の蝶ネクタイを着けている。
ピーブズという名前には「人をイライラさせる」という意味があり(英慣用句で「Pet peeve」は「イライラさせるもの」「自分を不愉快にするもの」といった意味である)、その名前の通り城内で悪戯を繰り返し、生徒や教職員、果てはゴーストや屋敷しもべ妖精まで困らせている。透明マントを被っても気配を感じることができるらしく、彼の目を誤魔化すことはできない。
ピーブズを黙らせられるのはスリザリン寮憑きの血みどろ男爵だけであり、彼の前では人が変わったかのように非常に低姿勢である。またミネルバ・マクゴマガルも限定的ながら影響力を及ぼしたことがあり、ドローレス・アンブリッジを追い出すためマクゴナガルが無言会話でアドバイスした際には嬉々として従った。フレッドとジョージ・ウィーズリーの卓越した悪戯のセンスには敬意を払っており、5巻後半に2人がホグワーツ魔法魔術学校を去る時に、フレッドがピープズに対し「俺たちに代わってあの女をてこずらせてやれよ」と声をかけると、ピープズは帽子を取って2人に敬礼した(ピーブズが教員以外に敬意を表すことは初めてだった為、2人は全校生徒から尊敬された)。なお、ピーブズは厳密にはゴーストではなく、ずっと昔にホグワーツに迷い込んだ混沌の生き霊であるため、ホグワーツから追い出すことはできない。
ほとんど首無しニック(ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿)
演 - ジョン・クリーズ
日本語吹き替え - たかお鷹
グリフィンドール寮専属のゴースト。ひだ襟服を着てタイツを穿いている。紳士然としていて、誰に対しても丁寧な口調で話す。グリフィンドール寮憑きではあるが、スリザリン寮憑きの血みどろ男爵との関係は非常に良好であり、スリザリンとグリフィンドールの不仲を嘆いている。
「ほとんど首無しニック」は通称であり、処刑される際、切れ味の鈍い斧で45回切りつけられたにも関わらず、首が完全に切断されなかった(1cm繋がっており、普段はひだ襟で隠されている)ことに由来している。ニック自身は本名で呼ばれたいと思っているが、ほとんどの人間は通称の方で呼んでいる。
なお、処刑日は1492年10月31日であり、2巻では自身の500回目の絶命日パーティーを開いた。その後、バジリスクを見てしまい石化するが、2巻終盤で元に戻った。
また、『吟遊詩人ビードルの物語』では彼の過去が明かされており、それによると生前のニックは宮廷に仕える魔法使いであったが、魔女狩りの折、杖を奪われて牢獄に囚われていたため逃げ出せず、そのまま処刑された(映画では未公開)。
映画では、『賢者の石』『秘密の部屋』に登場。
灰色のレディ(ヘレナ・レイブンクロー)
演 - ニーナ・ヤング(映画版第1作)→ケリー・マクドナルド(映画版第8作)
日本語吹き替え - 愛河里花子
レイブンクロー寮専属のゴースト。ホグワーツ創始者の一人・ロウェナ・レイブンクローの娘である。生前、母ロウェナの髪飾りを盗み、アルバニアの森に隠していたが、ヴォルデモートに欺かれて髪飾りを奪われ、分霊箱に改造された。7巻の終盤に登場し、レイブンクローの髪飾りを探すハリーの前に姿を現した。ハリーに髪飾りのありかを聞かれるたが、ヴォルデモートのことが記憶にあったため、一度は答えるのを拒否したが、ハリーの必死の説得に心を動かされ、必要の部屋にあると話した。映画版では形状を教えなかったが、ヴォルデモートに分霊箱にされたことを語っている。
太った修道士
演 - シモン・フィッシャー・ベッカー
ハッフルパフ寮専属のゴースト。
血みどろ男爵
演 - トレンス・ベイラー
スリザリン寮専属のゴースト。性格は生真面目で神経質であり、仰々しい口調で喋る。ピーブズを制御できる唯一のゴーストでもある。生前、ヘレナ・レイブンクロー(現在の「灰色のレディ」)に恋をしており、ヘレナの母ロウェナから依頼を受けてヘレナを追うも、ヘレナに拒絶され、怒りのあまり彼女を殺害してしまう。そしてそれを後悔し、自殺した。映画版では『賢者の石』に登場。
スッパリ首無しポドモア卿
ゴースト。2巻で、ほとんど首無しニックの絶命日パーティーに参加した。
カスバート・ビンズ
魔法史の教師。

絵画[編集]

ホグワーツのいたるところに飾られている絵画は、描かれている人物が動いたり話すことができ、また互いの絵画を行き来することができる。城の外には基本移動できないが、どこか他に掛かっている自分自身の肖像画だけは別。 校長室には歴代校長の絵画が飾られているが、ここではそれ以外の絵画を記述する。

太った婦人
演 - エリザベス・スプリッグス(映画版第1作)→ドーン・フレンチ(映画版第3作)
日本語吹き替え - 竹口安芸子(映画版第1作)→北薗るみ子(映画版第3作)
グリフィンドール寮の入り口を守る絵画。少なくとも、アーサーとモリー・ウィーズリーが学生のころからグリフィンドール寮の番を任されている。3巻ではシリウス・ブラックに襲われ職を退いたが、トロールに警備されることを条件に再任された。映画版では『賢者の石』と『アズカバンの囚人』に登場。『賢者の石』と『アズカバンの囚人』では容姿が異なっている。
バイオレット
太った婦人の友人。皺々顔の魔女で、太った婦人からはバイと呼ばれている。
カドガン卿
老騎士の絵画。勇敢で血の気が多く、通りかかるものには無条件で戦いを挑んでいた。3巻で太った婦人に代わり、自ら望んでグリフィンドール寮の番を任された。奇怪な合言葉を多用するが、当時指名手配中だったシリウス・ブラックを通してしまったことで解雇された。映画ではグリフィンドール寮に入るシーン等で背後の絵の中を歩き回っており太った婦人の絵が切り裂かれたシーンで「何事じゃ!」と発している。
バカのバーナバス
7階にあるタペストリー。必要の部屋への目印になっている。トロールにバレエを教えようとする様が描かれている。
金の額縁のブロンドの人魚
監督生およびクィディッチキャプテン専用の浴室に居る。入浴中のセドリックやハリーを誘惑した。
果物が盛ってある器の絵
厨房への隠し戸。梨をくすぐると取っ手に変わる。

ホグワーツ防衛隊[編集]

ヴォルデモートに対抗し、ホグワーツの防衛のために戦った人物に対する呼称。ホグワーツの教職員、成人に達した在校生、卒業生、不死鳥の騎士団員などが中心となり、ヴォルデモート率いる闇の勢力に対抗した。最終的に数百名がホグワーツ防衛のために参加し、多数の死傷者が出たが、勝利を収めた。

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4寮それぞれのシンボル

ホグワーツ魔法魔術学校には、創立者の名前にちなんだ「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の4寮が置かれている。生徒はそれぞれの寮に分かれて生活し、同学年で同寮の生徒たちを1つのクラスとして授業を行う。ただし1クラス36人では少なすぎるため、ほとんどの授業は同学年の他の寮(科目により異なる)のクラスと合同授業となる。なお、6年生以上(OWL試験の後)は、各々の成績によって履修できる科目が異なるため、受講者の人数次第では4つの寮全てで合同授業を行う場合がある(例:6巻の魔法薬学)。

同寮の生徒は「ホグワーツにいる間、家族のようなもの」である。また原則2年生以上からの選抜によるクィディッチの寮対抗のトーナメントや生徒の態度によって得点の加減がある寮対抗杯などがある。これはイギリスのパブリックスクールにはよく見られることである。

寮の選択は四人の創立者が魔法によって知恵を吹き込んだ「組分け帽子」が生徒の望む徳目や希望を取り入れた上で行い、生徒が組分け帽子を被ると生徒の望む徳目や希望を取り入れた帽子が四寮から最適の寮を宣言する。

生徒が希望を出せば受け入れられるので、基本的に生徒自身が望む寮に入り、望まない寮を拒否することができるシステムになっている。

一例としてハリーの場合は、スリザリンの資質も持ち合わせていることから、組分け帽子にスリザリン入寮を勧められたが、スリザリンは闇の魔法使いの出身者が多いことや、嫌悪するドラコ・マルフォイがスリザリンに入寮したことから入寮を拒否し、スリザリン入寮を避けた。

組分けに5分以上の時間がかかる生徒は「組分け困難者」と呼ばれる。これは50年に一度しか出現しない珍しい現象である。

グリフィンドール[編集]

寮旗は真紅の地に金の獅子(ちなみにグリフィンドールはフランス語で「金のグリフィン」を意味する)。

勇気果敢な騎士道を有する生徒を求めており、優れた魔法使いを数多く輩出している。寮生や出身者の多くは何らかの信念を持ち、安易にそれを翻さない性格であると言える。基本的には騎士道を尊ぶ謙虚な生徒が多いが(ハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーネビル・ロングボトムリーマス・ルーピンリリー・ポッターなど)、騎士道を持ち合わせていない生徒(ヴォルデモートに与したピーター・ペティグリューなど)や傲慢さを垣間見せる生徒(シリウス・ブラックジェームズ・ポッターコーマック・マクラーゲンなど)もいる。このようなことから、スリザリン生が持つような狡猾さや邪念を持ち合わせる者が入寮することがある。

談話室はホグワーツ城で最も高い8階の東塔に位置し、入り口を守る『太った婦人』の肖像画の前で合言葉を言うと、入室できる。映画版で談話室の壁に掛けられているタペストリーは、貴婦人と一角獣で、その内の「我が唯一の望み」の図柄がはっきりと確認できる。

クィディッチ・チーム

名前の後の※印はキャプテン。

年度 チェイサー ビーター キーパー シーカー
ハリー1年生 アンジェリーナ・ジョンソン、アリシア・スピネット、ケイティ・ベル フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリー オリバー・ウッド(※) ハリー・ポッター
ハリー2年生
ハリー3年生
ハリー4年生 三大魔法学校対抗試合により寮対抗戦は中止
ハリー5年生(前) アンジェリーナ・ジョンソン(※)、アリシア・スピネット、ケイティ・ベル フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリー ロン・ウィーズリー ハリー・ポッター
ハリー5年生(後) アンドリュー・カーク、ジャック・スローパー ジニー・ウィーズリー
ハリー6年生(前) ケイティ・ベル、ジニー・ウィーズリー、デメルザ・ロビンズ ジミー・ピークス、リッチー・クート ロン・ウィーズリー ハリー・ポッター(※)
ハリー6年生(中) ジニー・ウィーズリー、デメルザ・ロビンズ、ディーン・トーマス コーマック・マクラーゲン
ハリー6年生(後) ケイティ・ベル、デメルザ・ロビンズ、ディーン・トーマス ロン・ウィーズリー ジニー・ウィーズリー
ハリー7年生 不明 不明 不明 不明

ハッフルパフ[編集]

寮旗はカナリア・イエローの地に黒いアナグマ。憑きゴーストの太った修道士も同寮の卒業生である。

誠実で勤勉な努力家を求めており、他寮と比較すると顕著な生徒の数が劣るが、時折別格級の資質を持った生徒がこの寮に入寮することがある。その例として、百年以上実施されていなかった三大魔法学校対抗試合においてホグワーツ最優秀生徒として代表選手に選ばれたセドリック・ディゴリー、魔法界において最難関とされる闇祓いになったニンファドーラ・トンクス、純血の名家・聖28一族の家系であるアーニー・マクミランハンナ・アボットなどがいる。また四寮の中では闇の魔法使いの出身者が最も少ないことでも有名である。

談話室は厨房の廊下右手の陰にある樽の山が入り口になっていて、二つ目の列の真ん中の樽の底を2回程叩く(これを俗にハッフルパフ・リズムと言う)と、寮への扉が現れる。間違えると寮のセキュリティ対策として熱されたビネガーが掛けられる。中は黄色と黒のインテリアが施された温かな雰囲気の部屋で、アナグマの巣を彷彿とさせる通路にある、樽底のような戸が一つ一つの部屋に繋がっている。

レイブンクロー[編集]

寮旗は青い地にブロンズの

学力や知性の高い者を求めており、組分け帽子がハーマイオニー・グレンジャーを分ける際、グリフィンドールとレイブンクローのどちらに組み分けするかで迷っている。知力を重視する傾向が強いためか、寮生や出身者の中には狭量であったり(ダンブルドア軍団の存在をアンブリッジに密告したマリエッタ・エッジコムなど)、自己顕示欲が強かったり(クィリナス・クィレルギルデロイ・ロックハートなど)、自分たちの基準に合わない知性の持ち主(ルーナ・ラブグッド嘆きのマートルなど)であるなら寮内の生徒でも見下したりする者がいる。特にこのようなタイプの生徒はいじめを行ったりする陰険さがあり、ルーナなどの良識的な生徒を除きそういった寮内での仲間意識においては四寮の中ではスリザリンと同様もしくはそれ以上に品性が悪く悪質である。また、ホグワーツの最終決戦ではレイブンクロー生の半数が自らの保身のために、仲間を見捨てて逃げ出している。

なお、他の寮においては、寮内区画に立ち入る際には入り口で合い言葉を唱えることを求められるが、この寮においては鷲のノッカーが出す問題の謎解きが求められ、答えられない場合は答えられる者が来るまで待って教わらなければならない(裏を返せば謎さえ解ければ他寮の者も立ち入り可能であり、7巻ではミネルバ・マクゴナガルが謎を解いて寮へ入室した)。談話室は西塔の天辺にあり、ホグワーツの敷地を360度一望できる(ロウェナによる“高みより全てを学ぶ”というメッセージが込められている)。青いインテリアに星座の意匠が施された落ち着いた雰囲気の部屋で、中には髪飾りを付けた寮祖・ロウェナの立像がある。

スリザリン[編集]

寮旗は緑の地に銀の

狡猾さが特徴と言われており悪印象が強いが、才知溢れる優秀な生徒が多い。主人公のハリーは組分け時にスリザリンに組み分けされそうになっている(本人の拒否により組み分けされなかった)。闇の魔術に精通する者が多く、ヴォルデモート(トム・リドル)ルシウス・マルフォイベラトリックス・レストレンジなど多くの闇の魔法使いを輩出している。更にマグル差別の選民思想を持つ純血主義者が多く、他寮と完全に決裂しているが、家族意識や縄張り意識が強く、比較的他寮よりも寮内の結束が高い傾向にある。5巻ではクィディッチにおいて寮全体での大合唱を披露している。また、悪事が目立たないように慎重な行動を取る傾向があるため、減点されることが少なく寮全体の成績が良いことから、寮対抗杯連続優勝の時期があった。

しかし、アルバス・ポッタースコーピウス・マルフォイなどハリーの子世代の時代では、時代の変化と共にスリザリンの悪印象は昔よりも薄れており、他寮との決裂も改善され緩和となっており、アルバスやスコーピウスなど心優しく闇の魔術に全く精通しない生徒でも優れた才知を持つならば入寮している。グリフィンドール出身の両親を持つアルバスや素直なスコーピウスが入寮したように、入寮者が幅広くなったと見受けられる。

また、アルバス・ダンブルドアに勇敢と評された不死鳥の騎士団のメンバー・セブルス・スネイプマグル生まれの魔法使いに寛大であるホラス・スラグホーン、非純血主義者でありニンファドーラ・トンクスの母・アンドロメダ・トンクスなども出身者であり、上記のアルバスとスコーピウスの例のように、良識的な者も入寮する。補足としてスネイプの場合は自らが闇の魔術に傾倒していたことでスリザリンに組み分けされたが、ハリーやダンブルドアに評されているように勇敢な資質を持っており、性質的にはグリフィンドール生としての適性が強い。

ダンブルドア曰く、サラザール・スリザリンは自身の寮生に「臨機の才、巧妙さ、決断力、やや規則を無視する傾向、蛇語能力」などの才能を求めていた(ハリーはこれらにすべて当てはまる)[1]。また、ハリーの父であるジェームズは7年生次に更正するまで、スリザリンに通じる卑劣な一面があり、ハリーはスリザリンの求める才能を持ちスリザリンに組み分けされそうになり、子のアルバスは実際にスリザリンに組み分けされている。このように、ポッター一家にはスリザリンに通ずる何かがどこかにあると見受けられる。ハリーは当初スリザリンに好意をあまり持っていなかったが、後にスネイプに対する感謝と尊敬からスリザリンへの偏見を持たなくなっている。

談話室はホグワーツの湖の下にある地下室で、大理石に囲まれた壮大な雰囲気である。しかし地下ということで他寮より陰気な印象を受け、採光も無いが、灯りは緑色のランプで取っている。

クィディッチ・チーム

名前の後の※印はキャプテン。

年度 チェイサー ビーター キーパー シーカー
ハリー1年生 マーカス・フリント(※)、エイドリアン・ピュシー、グラハム・モンタギュー デリック、ルシアン・ボール マイルズ・ブレッチリー テレンス・ヒッグス
ハリー2年生 ドラコ・マルフォイ
ハリー3年生 マーカス・フリント(※)、グラハム・モンタギュー、ワリントン デリック、ルシアン・ボール
ハリー4年生 三大魔法学校対抗試合により寮対抗戦は中止
ハリー5年生 グラハム・モンタギュー(※)、エイドリアン・ピュシー、ワリントン ビンセント・クラッブ、グレゴリー・ゴイル マイルズ・ブレッチリー ドラコ・マルフォイ
ハリー6年生 ウルクハート(※)、ベイジー、他1名 不明 不明 ハーパー(グリフィンドール戦代理出場)
ハリー7年生 不明 不明 不明 不明

敷地[編集]

敷地内には、校舎兼生活施設であるホグワーツ城、禁じられた森、広大な面積を有する湖などがある。また、施設内には生徒立入禁止の区域があり、侵入すると厳しく罰せられる。

未成年の魔法使いが大勢集まった場所であるため、様々な侵入防止の魔法がかけられている。それらの魔法のせいで、マグルが魔法の代わりとするもの、例えば電化製品などは正常に作動しないらしい(第4巻にてハーマイオニーの発言より)。

屋外[編集]

温室
ホグワーツ城の裏手にあり、薬草学の授業に使われるほか、校医や授業に必要な魔法薬の材料を栽培している。
クィディッチ競技場
校内でクィディッチをするための競技場。ユニフォームに着替えるための更衣室が併設されている。一般的なクィディッチ競技場と大きく異なる点はないようで、楕円形のピッチの両端に3つずつ輪のゴールが聳え立つ。観客席は各寮のシンボルカラーに飾られ、やはり高く聳え立つ。観客席は木製である。「クィディッチ今昔」によると、クィディッチ競技場には金色のスニッチが競技場の外にでないための呪文が掛けられているとされているが、飛行高度に制限は無いらしい。「炎のゴブレット」では、最終試練がこの競技場で行われている。
ふくろう小屋
学校の郵便配達用ふくろうと、生徒のふくろうが飼われている小屋。ハリーのふくろうであるヘドウィグやロンのふくろうであるピッグウィジョンも、普段はここにいる。学校からふくろう便を送るには、ここに来て配達するふくろうを選べばよい。また、学校からふくろう便を送るとき、ふくろうを持っていない者や自分のふくろうを使用したくない者は、学校のふくろうを自由に使ってよいことになっている。
ハグリッドの小屋
森番であり魔法生物飼育学の教授であるルビウス・ハグリッドやペットのファングが住む小屋である。禁じられた森のそばに立つ。6巻でソーフィン・ロウル(映画ではベラトリックス・レストレンジ)によって焼き落とされた。7巻では修理された模様。ハリーやハーマイオニー、ロンがよく遊びに行く。
暴れ柳
校庭の一角に植えられている、近づくものを激しく攻撃する習性を持つ巨大な柳の木。根元にこぶがあり、そのこぶを押さえると動かなくなる。根元の穴は、ホグズミード村の「叫びの屋敷」内部に通じている。
リーマス・ルーピンが入学した年に、木の根元にある「叫びの屋敷」への隠し通路へ入れなくする目的で植えられた。何故なら「叫びの屋敷」は、人狼であるルーピンが満月時に他の生徒に危害を加えないよう、彼の入学に配慮して用意された隔離場所だからである。
禁じられた森
ケンタウルス一角獣などの生息地。人狼もいるらしい(第1巻におけるドラコ・マルフォイの発言から。直後にアーガス・フィルチも同意したが、彼の性格からして脅しの可能性もある)。基本的に生徒は入れない。しかし、ハリーは幾度となく入っており、フレッドとジョージも出入りしているようである。また、1巻では罰則の際に入った。
森番を務めるルビウス・ハグリッドは、森の奥で自分の趣味(合法非合法問わず)を手広く行っている。
大イカや水中人、水魔などの生息地。第4巻で、三校対抗魔法試合の第2の課題の会場にもなった。

屋内[編集]

映画ロケ地:ダラム大聖堂

ホグワーツ城は魔法で建造されていると思われ、勝手に動く階段、隠し通路、隠し部屋、合言葉が必要な寮の談話室などの特殊な仕掛けが満載である。また、先生達(フィルチを含む)も知らない通路などがある。

あらゆる事が魔法で管理されているため、電気やガス、電話など、各種ライフラインは水道以外通っていないらしい(というより、その必要がない)。

城内の案内図については、学校公認のものが存在するような描写は見られないが、4名の生徒が魔法を駆使して私的に作った一点物の魔法道具「忍びの地図」がある。この「忍びの地図」には教職員も知らない隠し通路も詳細に描かれている。

大広間
玄関ホールの右横の扉から入ることができる、生徒・教授が食事や式典をする為の広間である。奥には教授達が座る長テーブル、その前には生徒達が座る長テーブルが4つ、各寮ごとに座る。天井はその時の天気を映し出す魔法が掛けられて、ライトコート(光庭)のように見える(第1巻のハーマイオニーの発言より)。ハロウィン、クリスマスなどのときは、飾りつけも変えられる。普通魔法レベル(O.W.L)試験の時には長テーブルが片付けられ、個人用の小さい机が準備された。また、原寮対抗杯の為の各寮の得点が一目でわかる砂時計がある。7巻時の最終決戦の場所でもある。
厨房
大広間の下に配置されている厨房。地下廊下の厨房の外にある絵画の梨をくすぐると扉が開く。たくさんの屋敷しもべ妖精が日中働いている場所であり、生徒が厨房に入っていくとたくさんの屋敷しもべ妖精がいろいろなお菓子や紅茶などを持ってきてくれる。食事の際は、校長の合図で、大広間と全く同じに配置されたテーブルから食事を大広間へと上げる。
天文塔
ホグワーツで最も高い位置にある塔。この塔の屋上で、天文学の授業が行われる。1巻では、ハリーとハーマイオニー、ネビルが、ドラゴンのノーバートを厄介払いする為に、この塔へ来た(映画では未公開)。また6巻では、アルバス・ダンブルドアがセブルス・スネイプにこの場所で殺害された。
グリフィンドール寮談話室
グリフィンドール寮生が使用する談話室。『太った婦人』の肖像画が入口になっており、『太った婦人』に合言葉(毎年必ず変わり、その他の時に変わることもある)を言うことで肖像画が扉のように開く。
寮のシンボルカラーである真紅で統一した家具が置かれ、暖炉が勢いよく燃え上がる、心地のいい部屋。寮生はここで宿題をしたり、談話したりする。奥の階段を上り、右に行くと女子の寝室、左に行くと男子の寝室がある。ホグズミード村へ行ってもよい日、物々交換などの情報が張り出される掲示板があり、第五巻では、ホグワーツ高等尋問官令がよく貼り出された。
ちなみに女子は男子生徒の寝室に行ける(一応規則では禁じられている)が、古い規則のため、この逆(男子生徒が女子の寝室に)は許されない。男子が女子寮へと続く階段を上ろうとすると階段のステップが閉じて斜面と化し、上まで登れなくなる。
ハッフルパフ寮談話室[2]
ハッフルパフ寮生が使用する談話室。入口は地下、厨房近くの静物画。カーテンは寮のシンボルカラーである黄色。暖かく居心地のよい部屋。生徒の寝室とは地下トンネルでつながっている。
レイブンクロー寮談話室
レイブンクロー寮生が使用する談話室。螺旋階段を上った先にある、鷲の形をしたブロンズ製のドアノッカーが付いた扉から入る。この扉には、他の寮と異なり、ドアノッカーの鷲から出される質問に正解しなければいけない関門が設定されている。裏に返せば、質問に正解できれば寮生でなくとも入れる(例:失われた物質はどこへ行くか、等)。
広い円形の部屋でアーチ型の窓があり、カーテンや絨毯は寮のシンボルカラーである青。天井と床には星の装飾がある。部屋の角に、大理石製のロウェナ・レイブンクロー像がある。生徒の寝室は談話室の上階にある。
スリザリン寮談話室
スリザリン寮生が使用する談話室。粗く削られた石壁の、どことなく陰湿な部屋である。地下牢に存在する。
湿ったむき出しの石が並ぶ壁、その壁に隠された石の扉が談話室への入り口。談話室内は細長く、天井が低い。窓からは湖内の様子が伺える。暖炉と椅子には彫刻がほどこされており、天井から鎖で吊るされたランプは緑がかっている。
寮の談話室の場所は他寮の生徒には知らされず、入ることもできないが、ハリーとロンは2年生の時にクラッブとゴイルに扮して侵入した(映画ではゴイルに扮したハリーがスリザリンの談話室へ行くとき、「スリザリンの談話室はこっちだ」という台詞があり、談話室の場所を知っているようだった)。
教職員の私室
教職員も実質的な全寮制であるため、それぞれに(各教科用の教室とは別に)私室が与えられている。教授の場合は通常、自身が教える科目の教室と隣接している。内装は、部屋の主によって異なる。
校長室
校長の部屋。壁には歴代の校長の肖像画が飾られており、盟約により歴代校長の肖像画たちは現役の校長に仕えることになっている。これら歴代校長の肖像画はホグワーツ以外の場所にも飾られていることが多いため、必要に応じて肖像画の歴代校長達が他の場所にある自分の肖像画へ移動し、その場の状況を見たり伝言を伝えたりできる。
教職員の私室と同様、内装はそのときの校長によって異なり、アルバス・ダンブルドアの場合は色々な魔法の道具が置かれている。
校長室に入室するためには、各寮の談話室と同様、合言葉が必要である。校長室の前には門の左右にガーゴイルの石像があり、合言葉を言うとピョンと飛び退いてくれる。
入室するための呪文はこまめに変更され、一部の者(教授)しか知らない。アルバス・ダンブルドアは、入室の呪文をお菓子の名前に統一していた(2巻では『レモン・キャンデー』・4巻では『ゴキブリゴソゴソ豆板』・5巻では『フィフィ・フィズビー』・6巻では『ペロペロ酸飴』や『タフィー エクレア』など)。そのため、ハリーが合言葉を偶然当ててしまったことがある。7巻ではスネイプが『ダンブルドア』を合言葉にしていたが、ハリーは偶然当てた。
ホグワーツの正当な校長であると認められた者以外が校長として入ろうとすると入室を拒絶される。現に「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でダンブルドアを学校から追い出したドローレス・アンブリッジは校長室が入室を拒んだ。
監督生のバスルーム
監督生とクィディッチチームのキャプテンが使用を許可されているバスルーム。ふかふかのタオルの山、色とりどりの泡がでる蛇口、金の額縁のブロンドの人魚の絵などがある。4巻では、ハリーが卵の謎を解くために利用した。
3階の女子トイレ
女の子のゴースト・嘆きのマートルが棲んでいるトイレ。そのため誰も近づかないので、ハリー達がポリジュース薬を作るときに使用した。また、洗面台の蛇口のひとつは蛇型の傷のようなものがあり、そこが秘密の部屋への入口である。
秘密の部屋
サラザール・スリザリンがホグワーツを去るときに秘密に造った部屋。3階の女子トイレに入り口が隠されており、その入口を開くには蛇語(パーセルタング)で命じなければならない。秘密の部屋の秘密はスリザリンの子孫とその他一部の者に受け継がれたが、噂としては広く知れ渡っていた。何世紀にもわたって歴史家や歴代校長によって校内を隈なく捜索されてはいたが、パーセルマウスでなければ部屋にたどり着くことは不可能であるため、部屋の存在は長い間神話と結論付けられていた。
これまで、蛇語を使って自ら入室したのはサラザール・スリザリン、ヴォルデモート(トム・マールヴォロ・リドル)、ジニー・ウィーズリー(リドルの記憶とヴォルデモートの魂の一部によって操られていた)、ロン・ウィーズリー(蛇語の真似をした)、ハリー・ポッターだけである。かつて巨大で獰猛な蛇バジリスクが棲んでいたが、ハリーとの死闘の末、退治された。7巻終盤時点では既に遺骸が腐敗した為、骨だけが残っていた。ただし、牙の猛毒はのこっており、ロンが分霊箱の破壊に用いた。
必要の部屋
自分の目的に合致した道具や本などが満載の部屋。一般には知られていない。「あったりなかったり部屋」とも。「目的」が変わるごとに、その内装や中にある道具も入れ替わる。8階にあるが、普段入り口はただの石壁である。入るためには、壁の前を三回歩き回りながら、自分の目的を心に強く思い浮かべる事が必要である。5巻ではダンブルドア軍団の会合、6巻ではドラコ・マルフォイにより「姿をくらますキャビネット棚」を修理する場所、ハリーの教科書を隠す場所、トレローニーのシェリー酒瓶を隠す場所として利用された。7巻では再びダンブルドア軍団の会合、及び全ての物を隠す場所として使われた。
アルバス・ダンブルドア曰く、尿意を催したためトイレへ急いでいたらホグワーツの常で必要の部屋に迷い込んでしまった。

ホグワーツにかけられている魔法[編集]

  • 大広間の天井が外に広がる本物の空と同じ様になる魔法
  • マグルが近づくと廃墟に見える魔法(封鎖された門に「危険、入るべからず。危ない」と書かれた注意書きが下がっている)
  • 「姿くらまし」・「姿現し」が敷地内で使用できない魔法(フォークスを用いての移動は可能で、またアルバス・ダンブルドアだけは特別に姿くらまし・姿現しができた)
    屋敷しもべ妖精の使う「姿くらまし」は、魔法使いの使う「姿くらまし」とは本質的に種類が違うため、敷地内でも「姿くらまし」・「姿現し」ができる。また、道具としての透明マントなどは使用可能。
  • 階段が勝手に動く魔法
  • 一部の扉に対して「アロホモーラ」(開錠の呪文)が効かない魔法
  • ヘビ語(パーセルタング)や特定の呪文などを使うと部屋の入り口が開く魔法
  • 許可なしに敷地を越えられない魔法
  • 位置探知不可能になる魔法(但し、忍びの地図では必要の部屋以外なら特定出来る。)
  • 侵入者避け呪文(5巻終盤から6巻序盤の夏にかけて闇の陣営の侵入を阻止するために防御策が百倍も強化されダンブルドアが保護呪文としてかけた)

そのほかにも知られていない魔法がかけられている。

ホグワーツ特急[編集]

ホグワーツ特急(映画の撮影用)

ホグワーツへの移動手段として用いられる特急列車。車体は紅色で、金文字で「ホグワーツ特急」と書いてある。以前は、親の責任で生徒たちは学校まで向かっており、毎年最大で全校生徒の1/3が学校にたどり着けないことがしばしばであったため、1692年の国際機密保持法制定以降、魔法大臣オッタリン・ギャンボルが、マグルの移動手段である汽車を用いて全校生徒をホグワーツまで運ぶ計画を主導する。ホグワーツ特急がどこで作られたかは明確ではないが、英国国内で167回に及ぶ忘却術と隠蔽の呪文による工作が行われたとする記録が魔法省に残っている[3]

イギリスの実在の駅キングス・クロス駅の9番線と10番線の間の柵を通り抜けると「9と3/4番線」のホームがあり、そこにホグワーツ特急がある。毎年9月1日の午前11時に発車し、夜にホグズミード駅に着く。車内では魔女のおばさんが回ってきて、蛙チョコレート百味ビーンズかぼちゃジュース等を販売している。ホグズミード駅ではルビウス・ハグリッドが待っており、新入生はハグリッドに連れられてホグワーツ魔法魔術学校へ向かう(ただし5巻ではグラブリー-プランクが代役を務めた)。上級生はセストラルの引く馬車に乗って学校に向かう。

キングズ・クロス駅には、他にも複数の隠されたホームが存在し、例えば「7と1/2番線」からは、ヨーロッパ大陸にある魔法使いだけの村に行く列車に乗車することができる(J.K.ローリングは「オリエント急行のような」と述べている)[4]。また、ドビーがやったように、魔法によって柱の入り口を閉じることもできる。

King'sCross platform9¾.jpg

キングス・クロス駅には、小説や映画を見た人達から「本当に存在するのか?」等の問い合わせや、見学に訪れる人が相次いだ為、駅は9と3/4番線の看板を作成し、9・10番線ホーム入口脇に掲げている。また、その下にはキングズクロス駅の荷物カートが半分壁に突っ込んだ状態で設置されている。実際の9・10番線は他のホームと独立した行き止まり式2面2線配置のため、線路間には降りられない。しかし、1世紀の女王の墓が9または10番線の下にあるという伝説がある。

映画では、ウェストコーストレールウェイ社が所有する、グレート・ウェスタン鉄道が1937年に製作したホール型蒸気機関車5972号「オルトンホール」を使用した。その際、塗装が変更されるとともに、「ホグワーツキャッスル」の銘板が用いられた。因みに、2007年3月10日、この撮影に用いられた客車が車庫で窓ガラスなどを破壊される被害にあった[5]。また、ホグズミード駅はイングランド北部ノース・ヨークシャー州を走る保存鉄道であるノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道 (North Yorkshire Moors Railway)ゴースランド (Goathland) 駅が使用された。

教育[編集]

通常授業では、変身する術や、魔法薬の調合、魔法生物の飼育、占いなど多くの教科があり、第3学年より選択制となる。授業内容は、O.W.L.試験の結果を受け、第6学年で再選択する。また、O.W.L試験やN.E.W.T試験などの定期考査がある。

教科[編集]

変身術
第1学年からの必須科目。動物をモノに変身させたり物体を消去させたりする術などを訓練する。マクゴナガル曰く、一番難しい教科。
教授…ミネルバ・マクゴナガル
薬草学
第1学年からの必須科目。魔法薬の調合に使う薬草の栽培と取り扱いを学ぶ。学年が上がると、マンドレイクなど、扱いに注意しなければならない植物の扱い方も勉強する。
ホグワーツの敷地内にある温室にて授業を行う。後にネビル・ロングボトムが教授になる。
教授…ポモーナ・スプラウト→ネビル・ロングボトム
魔法史
第1学年からの必須科目。魔法界や魔法生物の歴史を学ぶ。日本の小中学校における「歴史」に相当する。ホグワーツの授業で唯一、ゴーストが教える学科。教授は毎回黒板を通りぬけて登場する。ビンズ教授は単調に教科書を読むので、ハーマイオニー以外の生徒達は放心状態になる(ただし、2巻で一度、ビンズの話を真剣に聞いているときがある)。ビンズ教授の授業で彼の生前も死後も含めて挙手し質問(ただし、第二巻で「秘密の部屋」に関して)したのはハーマイオニー・グレンジャーだけである。
教授…カスバート・ビンズ
呪文学/妖精の魔法
第1学年からの必須科目。1、2年時は、杖を使い、物を浮かせる術などを訓練する(旧訳の「妖精の魔法」が示すような、妖精がいたずらをするような類の魔法)。3年以上は「呪文学」であるため、さまざまな呪文を訓練する。2巻までは、「妖精の魔法」と訳されていた。
教授…フィリウス・フリットウィック
闇の魔術に対抗する防衛術
第1学年からの必須科目。
攻撃的な呪文や魔法生物に対する知識、それらから身を守るための呪文を訓練する。
ヴォルデモートがこの職を二度志願して拒否されて以来、1年を超えて同じ教授が受け持っていたことはないことから、「呪われた学科」とも呼ばれている。ヴォルデモートが初めてこの職を志願した当時は、ほぼ半世紀ホグワーツに在籍した老教授、ガラテア・メリィソートが就いていた。ヴォルデモートの死後は、1年しか同じ教授が持てないジンクスはなくなった。また、作者によれば、物語終了後、年に数回はハリー・ポッターが出張して、特別授業を行っている。
教授…クィリナス・クィレル(1巻)→ギルデロイ・ロックハート(2巻)→リーマス・ルーピン(3巻)→アラスター・ムーディ(4巻)→ドローレス・アンブリッジ(5巻)→セブルス・スネイプ(6巻)→アミカス・カロー(7巻)
天文学
第1学年からの必須科目。天体についての知識を学び、天体観測を行ったり、天体の動きを計算したりする。授業以外は立ち入り禁止となっている。また、授業は、深夜の時間帯に、ホグワーツで1番高い塔の屋上で行われる。
教授…オーロラ・シニストラ
魔法薬学
第1学年からの必須科目。魔法薬やその材料についての知識を学び、魔法薬の調合を実践する。地下牢教室にて行われる。
スネイプがスリザリン生を露骨に贔屓し、些細な理由で他の寮の点数を減らし、特にハリーを目の敵にしているため、ハリーにとっては最も嫌いな科目の一つだった。ただし6巻でスラグホーンが教鞭を取ってからは、スリザリン生に対する贔屓はなくなり、ハリーも目の敵にされなくなったため、状況は一変し、得意科目の一つとなった。
教授…セブルス・スネイプ(1巻 - 5巻)→ホラス・スラグホーン(6巻、7巻)
飛行訓練
第1学年からの必須科目。ただし、授業の描写が2巻以降無く、O.W.L.試験も課されないため、1年生のみと思われる。
箒に乗って飛ぶことを訓練する。マグルの学校の体育の授業に相当する。
ハリー達の学年の初めての授業では、ネビル・ロングボトムが箒の制御に失敗し負傷した。その際、ドラコ・マルフォイがネビルの思い出し玉を奪って放り投げ、ハリーが箒に乗りながら見事なキャッチを披露したのが偶然マクゴナガル教授の目に止まり、ハリーがグリフィンドールのクィディッチ・チームに入団するきっかけとなった。
教授…ロランダ・フーチ
占い学
第3学年からの選択科目。未来を予見する方法を学び、実践する。魔法の中では不確定な分野であり、ハーマイオニーやミネルバ・マクゴナガルは占い学を嫌っている。内容としては、お茶の葉占いや水晶玉占いがある。
教授…シビル・トレローニー、フィレンツェ(~5巻、共同担当)
マグル学/非魔法族学
第3学年からの選択科目。魔法界の視点からマグルの文化を考察する。占い学と同じ時間に授業がある。3人組ではハーマイオニーだけが受講していたが、後に受講しなくなった。
7巻でバーベッジはヴォルデモートに殺害され(日刊予言者新聞にマグルを擁護する主張を載せたため)、スネイプが校長になって以降はアレクト・カローが着任。必須科目に変更された。変更後はマグルを差別し、純血主義を尊重する授業となった。ヴォルデモートの死後、この科目がどのような内容になったかは不明。
教授…クィリナス・クィレル(~1巻)→チャリティ・バーベッジ(1巻~6巻)→アレクト・カロー(7巻)
数占い学
第3学年からの選択科目。授業内容は不明。3人組ではハーマイオニーだけが受講しており、お気に入りの科目である。占い学と同じ時間に授業がある。
教授…セプティマ・ベクトル
魔法生物飼育学
第3学年からの選択科目。生物相当。魔法生物を観察し、その生態や飼育方法などを学ぶ。この教科でのみ禁じられた森に入ることが許される。第3巻より、ケトルバーンに代わり、ルビウス・ハグリッドが就任した。
教授…シルバヌス・ケトルバーン(~2巻)→ルビウス・ハグリッド(不在の場合、代理教師のウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク)
古代ルーン文字学
第3学年からの選択科目。ルーン文字などを学ぶ。3人組ではハーマイオニーだけが受講、得意科目。
教授…バスシバ・バブリング

試験[編集]

O.W.L試験(普通魔法レベル試験)
ホグワーツ魔法魔術学校で15歳になった学生が受ける試験であり、Ordinary Wizarding Levels(普通魔法レベル試験)の頭文字を取って「O.W.Ls(ふくろう)」と呼ばれ、5年生の学期末に2週間をかけて実施される。将来の仕事に影響する重要な試験でOWLで一定の成績を修めた生徒だけが6年生からのNEWTレベルの授業に進む事ができる。
試験官は魔法省魔法試験局から派遣され大広間が試験会場となる。試験の時にはホグワーツ大広間の4寮のテーブルは片付けられ、代りに個人用の小さな机が教職員テーブルの方に向けて設置される。監督の先生の机には予備の羽根ペン、インク瓶、羊皮紙の巻紙の他、試験時間を計る為の巨大な砂時計が置かれる。筆記試験のペーパーには最も厳しいカンニング防止呪文が掛けられ、自動解答羽根ペン、思い出し玉、取り外し型カンニング用カフス、自動修正インクなどは当然持ち込み禁止である。
成績は点数ではなく6段階評価で行われ、高い順に「優・O」(大いに宜しい)、「良・E」(期待以上)、「可・A」(まあまあ)、「不可・P」(良くない)、「落第・D」(どん底)と続き、最低は「トロール並み・T」である。"O"から"A"までが合格であり、"P"以下は不合格である。結果は7月中にふくろう便によって伝えられる。
5巻では、5年生になったハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーネビル・ロングボトムディーン・トーマスシェーマス・フィネガンがこの試験を受験した。
作者のローリングによると取得出来る最大の学科数は12。イギリスでは義務教育が終わる16歳で受験するGCEという中等教育終了試験があり、かつてはその中に、普通を意味する英語の"Ordinary"から「Oレベル」と呼ばれる普通レベル試験があった。「O.W.Ls」(普通魔法レベル試験)はそれを捩ったもの。1988年以降、Oレベル試験はGCSE「一般中等教育終了試験」に統合されている。

生活[編集]

食事[編集]

ホグワーツでは、朝・昼・晩の食事は大広間内の寮別(職員は職員用)のテーブルでそれぞれ食事している。ただし、食事を大広間の外に持ち出したり、寮や医務室などにお菓子などを持ち込んだりするのは、(特に注意を受ける描写がないため)許容されている様子である。

形式は、テーブル上の皿に盛られた各料理を、取り皿に自分で自由に取って食べる食べ放題式。食事するかどうかは完全に個人の自由だが、食べ物が置かれている時間はある程度決まっているらしく、遅れると食べ損なうこともある。

平時の食事内容は、イギリスの家庭料理が主流。朝食はパンコーンフレークオートミール卵料理かぼちゃジュースオレンジジュースベーコンキッパー、昼食は肉料理と付け合せ、夕食はプディング料理、デザートトライフル、糖蜜パイなどである。

パーティ用の食事内容も、ほとんどがイギリス料理で、新入生歓迎会などではローストビーフやジャガイモ料理が出されている(第4巻で行われたボーバトン、ダームストラング勢の歓迎会ではブイヤベースブラマンジェフランス料理が献立で出された)。パーティの際は、呪文によって厨房から料理を召喚する。新入生歓迎会の際にはダンブルドアの年々違う呪文で厨房から料理が召喚される(その仕組みは明記されていない)。

平日と休日[編集]

ホグワーツは月曜 - 金曜(金曜のみ半日)を平日とし、土日(と、おそらく祝祭日も)を休日とする、いわゆる週休二日制。

平日のタイムスケジュールは明確でないが、作中の描写から1時限は45分で、午前は4時限2科目(ほとんど1科目2時限だが、1時限の科目もある様子)、昼食を挟んで午後は2時限1科目、天文学の授業のみ(夜空を観測する必然性から)夜間に行われると思われる。

生徒に対する懲罰や個人授業を行う場合は、夕食後の午後8時から始めることが多い。終了時間は、監督している教職員の裁量による。

寮対抗クィディッチ杯の試合やホグズミード村行きなど、授業ではない学校の定例行事は、土曜に行われる。

行事[編集]

年間行事[編集]

夏終業・秋始業型でセメスター制を採る(と思われる)。

  • 9月1日:始業式、入学式(組分けも同時に行う)
  • 10月31日:ハロウィン・パーティ
  • 11月?:寮対抗クィディッチ杯 グリフィンドールvsスリザリン
  • 12月24日:クリスマス・イヴパーティ
  • 12月24日 - 1月1日?:クリスマス休暇(日本の学校制における冬休みに相当)
  • 3月末 - 4月頃:イースター休暇(日本の学校制における春休みに相当)
  • 寮対抗クィディッチ杯 グリフィンドールvsハッフルパフ
  • 6月1日~:学年末試験(1, 2, 3, 4, 6年生)、O.W.L試験(5年生)、N.E.W.T試験(7年生)
  • 寮対抗クィディッチ杯 グリフィンドールvsレイブンクロー
  • 7月・8月:修了式、夏休み。7月末 - 8月中旬に、学校からふくろう便によって教科書リストや成績表(O.W.LとN.E.W.Tのみ)が送られる。

学年行事[編集]

  • 入学前の夏休み:入学案内
    その年の9月1日(イギリスの年度始め)時点で11歳である魔法使い魔女に入学資格が与えられ、夏休みの間にふくろう便で入学案内が送られる(マグル育ちの入学資格者には教職員が派遣され、魔法使いや魔法界について簡単に説明される模様)。
  • 第1学年始業式:組分けの儀式
    組分け帽子をかぶることで、帽子がその生徒に最も適した寮を選び宣告する。
  • 第2学年イースター休暇中:第3学年以降の選択科目決定
  • 第3学年以上:ホグズミード村行き
    保護者の許可が必要。
  • 第5学年開始時:監督生の決定(第5学年以上の生徒で、各寮男女1人ずつ選出される)
  • 第5学年イースター休暇明け:進路指導
  • 第5学年6月:O.W.L(ふくろう/普通魔法レベル試験)
  • 第7学年開始時:首席の決定
  • 第7学年6月:N.E.W.T(いもり/めちゃくちゃ疲れる魔法テスト)

特別行事[編集]

  • 三大魔法学校対抗試合(トライ・ウィザード・トーナメント)…現在無期限休止中。4巻で「100年ぶりの開催」。

規則[編集]

校則[編集]

魔法使い・魔女の成人は17歳なので7年生は学校の外でも魔法が使えるが、それ以外の生徒は学校外での魔法使用は禁止。一度学校外で魔法を使うと魔法省の魔法不適正使用取締局から公式警告状が届き、さらにもう一度使うと退学処分となり、杖を折られる。

1年生は個人用箒の所持は原則として禁止。寮監が特別に許可を与えた場合のみ、持ち込むことができる。

フクロウ、猫、ヒキガエル、ネズミの持ち込みは許可されている。

夜中の寮以外での遊行、4階の禁じられた部屋(賢者の石を隠していたためで、2巻以降立入禁止はおそらく解かれている)、校庭の禁じられた森への侵入は禁止されている。そこに万が一いたところを発見された場合は、寮監によって厳しい罰則が課せられる。

廊下でのいたずら道具の使用は禁止されている(フレッドとジョージ・ウィーズリーは札付きの常習犯)。また、フィルチによって全員廊下での魔法使用自体も禁止されているがあまり守られていない。

制服[編集]

制服は、基本的には黒いローブの着用が義務付けられている。冬期はセーター、外出時はマフラー手袋を着けることも可能。全て、ロンドンのダイアゴン横丁にある「マダム・マルキンの洋装店」や「トウィルフィット・アンド・タッティング」、またはホグズミード村にある店にて買うことが出来る。映画では英国のパブリック・スクールの制服に類似している。

事件[編集]

第1巻(1991年度) - 闇の魔術に対する防衛術教授のクィレルが後頭部にヴォルデモートを擁し、ホグワーツ校内に隠された賢者の石を奪取しようとし、ハリーとの戦闘の後にクィレルが死亡。ダンブルドアの介入でハリーは助かった。

第2巻(1992年度) - 元ホグワーツのスリザリン生で死喰い人のルシウス・マルフォイの陰謀により「秘密の部屋」が開かれ半純血、マグル生まれの生徒が次々と襲われる。さらにジニー・ウィーズリーが秘密の部屋へ拉致され、ダンブルドアはホグワーツの閉鎖を決定するが、ハリーやロンの活躍で秘密の部屋に住む魔物「バジリスク」(巨大な毒蛇)が退治され、ホグワーツ閉鎖は回避された。

第3巻(1993年度) - ロンがアズカバン脱獄囚のシリウス・ブラックによって「暴れ柳」下の抜け穴を経て「叫びの屋敷」に拉致され、ハリー、ハーマイオニーがそれを追って「叫びの屋敷」に突入。そこで真実を知りホグワーツ校庭に戻ってきたものの、満月であったため狼人間であるルーピンが変身してしまい、混乱のうちに動物もどきで死喰い人ピーター・ペティグリューが脱走。時を経て(実際には直後)湖畔でシリウスが吸魂鬼に襲撃され、ハリーが救出した。その後、シリウスの脱走を援護した。

第4巻(1994年度) - ポートキーと知らずに三大魔法学校対抗試合の優勝杯を掴んだハリーとセドリック・ディゴリートム・リドルの墓へ連れて行かれ、セドリックはピーター・ペティグリューに殺害され、ハリーはヴォルデモートとの一連の戦闘の後帰還。その後アラスター・ムーディに化けていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアに殺害されそうになるがダンブルドアにより救出され、ハリーは真実を知る。

第5巻(1995年度) - 魔法省によってホグワーツ高等尋問官が新設されドローレス・アンブリッジがその職に就く。ハリーらがダンブルドア軍団を組織。魔法省によるホグワーツ支配が強化されてゆく中、フレッドとジョージ・ウィーズリーが3階の廊下に大きな沼地を作って(映画版ではOWL試験の最中に「ウィーズリーの暴れバンバン花火」で状況を混乱させて)逃走(魔法省での戦闘はホグワーツ領内での事件でないため記入せず。魔法省ダンブルドア軍団に詳細)。

第6巻(1996年度) - 新しく着任した闇の魔術に対する防衛術教授のセブルス・スネイプがダンブルドアを(事前の合意の上で)殺害し、ドラコ・マルフォイがホグワーツに死喰い人を招じ入れ、それらとハリー、ロン、ジニー、ルーナ、ネビルとマクゴナガルやトンクス、ルーピンがホグワーツ城内で戦闘。そのフロアの天井の半分が落ちる大惨事となった。その際混乱に乗じてスネイプとマルフォイらが逃走。ダンブルドアが死亡したため、副校長であるマクゴナガルが自動的に校長に昇格したが、第6巻の時点では暫定的にであろうがグリフィンドール寮監も兼任していた。ホグワーツの閉鎖または継続の判断は理事会に委ねられることとなる。

第7巻(1997年度) - ヴォルデモート率いる死喰い人が、魔法界の実権を握る。セブルス・スネイプが校長に就任し、死喰い人のカロー兄妹も教員として就任。ハリーが分霊箱を探しにホグワーツに戻り、スネイプとマクゴナガルが対決。フリットウィックやスプラウトなどの教職員らの参戦もあり不利となったスネイプは逃亡した。その後、ヴォルデモートと死喰い人が攻撃をしかけ、不死鳥の騎士団やダンブルドア軍団を中心とするホグワーツ防衛隊と対決。双方多数の死者・負傷者を出す大決戦に発展した。ハリーとヴォルデモートの直接対決で、ヴォルデモートが自分の死の呪文を撥ね返されて死亡し、死喰い人も総崩れとなったため、ホグワーツ防衛隊が勝利した。

脚注[編集]