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ベン・デイヴィス (1993年生のサッカー選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベン・デイヴィス
ウェールズ代表でのデイヴィス(2016年)
名前
本名 ベンジャミン・トーマス・デイヴィス
Benjamin Thomas Davies
ラテン文字 Ben Davies
基本情報
国籍 ウェールズの旗 ウェールズ
生年月日 (1993-04-24) 1993年4月24日(33歳)
出身地 ニース
身長 181cm
体重 76kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 トッテナム・ホットスパー
ポジション DF(LB)
背番号 33
利き足 左足
ユース
2000-2001 ウェールズの旗 スウォンジー・シティ
2001-2004 デンマークの旗 ヴィボー
2004-2012 ウェールズの旗 スウォンジー・シティ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2014 ウェールズの旗 スウォンジー・シティ 71 (3)
2014- イングランドの旗 トッテナム 242 (7)
代表歴2
2009  ウェールズ U-17 1 (0)
2011  ウェールズ U-19 5 (0)
2012- ウェールズの旗 ウェールズ 100 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2025年5月29日現在。
2. 2025年6月29日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ベンジャミン・トーマス・デイヴィス(Benjamin Thomas Davies, 1993年4月24日 - )は、ウェールズニース出身のサッカー選手プレミアリーグトッテナム・ホットスパー所属。ウェールズ代表。ポジションはDF

経歴

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クラブ経歴

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2000年からスウォンジー・シティの下部組織でプレイしていたが、2001年に父親の仕事の影響でデンマークヴィボーへ引っ越すと同時にヴィボーFFへ移籍。2004年に家族全員でウェールズへ戻ってきたため、再度スウォンジー・シティの下部組織へ加入した。

2012年にスウォンジー・シティのトップチームに昇格。2012-13シーズンにはプロ1年目ながらも安定感のあるプレイで左SBでのレギュラーを獲得し、37試合に出場した。

2014年7月23日、チームメイトのミシェル・フォルムと共にギルフィ・シグルズソンとのトレードでトッテナム・ホットスパーへ移籍[1]。 トッテナム・ホットスパーでは、レギュラーではないものの貴重な戦力として、2017年3月トッテナム・ホットスパーとの契約を2022年まで延長した。[2]2016-17シーズン、ローズの長期離脱もあり後半戦はスタメンを確保、守備で安定したプレーを見せ、トッテナム・ホットスパーのリーグ2位確保に貢献した。 2017年5月21日プレミアリーグ最終節ハル戦では、トッテナム・ホットスパーでのプレミアリーグ初ゴールを強烈なシュートで決めた[3]

2017-18シーズンの開幕戦となったニューカッスル・ユナイテッドとの対戦では、2-0と勝利を決定的なものとするゴールを決めた[4]。9月30日に行われたハダースフィールド・タウンとのゲームではチームの3点目を決め、勝利に貢献した[5]。2018年2月10日アーセナルとのノース・ロンドン・ダービーでは、クロスでハリー・ケインの決勝点をアシスト、1-0での勝利に貢献した[6]

2018-2019シーズンからはダニー・ローズと競う形で出番を与えられ、怪我人が相次いだ12月16日の第17節のバーンリー戦ではCBとしてMOM級の活躍をし、1-0での勝利を助けた[7]

2019-20シーズンは怪我などで序列を落とすが、監督がジョゼ・モウリーニョに交代すると初戦のウェストハム・ユナイテッド戦でスタメンに抜擢され、バックラインに吸収される形でのビルドアップ関与とタイミングの良い攻撃参加で存在感を発揮した。試合後に怪我で戦線離脱するが、26節アストン・ヴィラ戦で復帰し、以降も左SBのスタメンとしてチームのEL出場権獲得に貢献した。

代表歴

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2012年10月に行われたスコットランド戦でA代表デビューを果たした。

人物・エピソード

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学業・知的な側面

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プロサッカー選手としてのキャリアと並行して学業を継続し、サウスウェールズ大学でビジネス経済学の学位を取得した。2021年に同大学を卒業した際、デイヴィスは「怪我などでキャリアが短くなる可能性を考え、サッカー以外の知識を持つことは重要だ」と語っている[8]。チーム内では非常に知的で落ち着いた性格として知られており、元チームメイトのクリスティアン・エリクセンは「彼は常に本を読んでおり、知的な会話ができる数少ない選手の一人だ」と評している。

社会貢献・慈善活動

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故郷ウェールズの慈善活動に深く関わっており、特に「ノアズ・アーク子ども病院(Noah's Ark Children's Hospital Charity)」のアンバサダーを務めている。定期的に病院を訪問し、難病と闘う子供たちへの支援や資金調達活動を積極的に行っている[9]。また、メンタルヘルスに関する啓発活動にも積極的であり、プロ選手が直面する精神的プレッシャーについてメディアで公に語ることで、若手選手のサポートに尽力している。

日本・日本人選手との関わり

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プレミアリーグの舞台で、多くの日本人選手と対戦経験を持つ。特に2023年以降、アンジェ・ポステコグルー監督(元横浜F・マリノス監督)がトッテナムの監督に就任した際、ポステコグルーが重視するインバーテッド・フルバック(内側に絞るサイドバック)の役割に適応し、戦術理解度の高さを見せた。

日本人選手とのマッチアップにおいては、ブライトン所属の三笘薫について「彼は予測が非常に難しく、1対1で対応するのが最も困難なウィンガーの一人だ」と言及している[10]。また、2023-24シーズン以降のアーセナルFCとのノースロンドン・ダービーでは、冨安健洋とサイドを挟んで対峙し、共に守備のマルチロールとして高い評価を受けるなど、比較対象として名前が挙がることも多い。

私生活・趣味

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愛犬家であり、「ボビー(Bobby)」という名前の犬を飼っている。自身のSNSでは、オフの日に犬と共に過ごす様子や、ウェールズの豊かな自然の中でハイキングを楽しむ様子を度々公開している。趣味はゴルフで、トッテナムのチームメイト(ハリー・ケインガレス・ベイルら)と共にプレーすることが多い[11]

趣味・特技

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ウェールズ語のネイティブスピーカーであり、ウェールズ代表の記者会見やプロモーション活動において積極的にウェールズ語を使用している。母国の言語と文化の保存を重視しており、ウェールズ語を話す次世代のロールモデルの一人と目されている[12]

トッテナムのチーム内では「ウェールズ・マフィア(Welsh Mafia)」と称されるグループの一員として、練習外でもゴルフを通じて親睦を深めていた[13]。また、熱心な読書家としての顔も持ち、歴史や経済に関する書籍を好んで読んでいる。

環境活動への取り組み

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所属するトッテナム・ホットスパーFCは「プレミアリーグで最も環境に優しいクラブ」として知られており、デイヴィスもクラブの環境保護キャンペーンに深く関わっている。2021年9月19日に開催された、世界初のネット・ゼロ・カーボン(温室効果ガス排出実質ゼロ)を掲げた公式戦「Game Zero」において、クラブの持続可能性への取り組みを推進するアンバサダー的な役割を果たした[14]

デイヴィス自身、日常生活においてもプラスチック製品の使用削減や、クラブが提供する持続可能な食事メニュー(プラントベースの選択肢など)の導入を支持しており、アスリートの立場から気候変動対策の重要性を訴えている[15]

個人成績

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クラブ

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2022年11月12日現在
クラブ シーズン リーグ カップ リーグカップ 国際大会 通算
ディビジョン 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
スウォンジー・シティ 2012-13プレミアリーグ3711060441
2013-14342000070412
通算713106070853
トッテナム・ホットスパー 2014-15プレミアリーグ140204090290
2015-16170200080270
2016-17231412050342
2017-18292301050382
2018-19270103090400
2019-20180001030220
2020-212003021130381
2021-22291305060431
2022-23122000050172
2023-24 17 1 1 0 1 0 - 19 1
2024-25 17 0 0 0 3 0 8 0 28 0
通算18971912217102889
総通算2601020128178038612

代表歴

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出場大会

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試合数

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2025年1月1日現在
  • 国際Aマッチ 92試合 2得点(2012年-)[16]
ウェールズ代表国際Aマッチ
出場得点
201220
201370
201430
201560
2016100
201780
201870
201990
202060
2021111
202280
202371
202480
2025
通算922

得点

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得点日時場所キャップ相手スコア結果大会
1.2021年11月13日ウェールズの旗 カーディフ68 ベラルーシ4-05-12022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
2.2023年10月11日ウェールズの旗 レクサム81 ジブラルタル1-04-0親善試合
3. 2025年3月22日 ウェールズの旗 カーディフ 93 カザフスタンの旗 カザフスタン 2-1 3-1 2026 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選

タイトル

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スウォンジー・シティ

トッテナム・ホットスパー

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脚注

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  1. トッテナム、フォルムとデイビスを獲得 - Goal.com 2014年7月24日
  2. “Tottenham left-back Ben Davies signs new four-year contract” (英語). Sky Sports 2017年3月13日閲覧。
  3. “Harry Kane scored a hat-trick to retain the Premier League golden boot as Tottenham thrashed Championship-bound Hull City at the KCOM Stadium on Sunday”. BBC. (2017年5月21日) 2017年5月21日閲覧。
  4. Newcastle 0-2 Tottenham: Dele Alli, Ben Davies on target as Jonjo Shelvey sees red -SKYS 2017年8月13日
  5. Huddersfield 0-4 Tottenham: Harry Kane scores twice - Skysports 2017年9月30日
  6. Tottenham 1-0 Arsenal: Harry Kane header gives Spurs derby win -Skysports 2018年2月10日(2018年2月11日閲覧済み)
  7. Tottenham 1-0 Burnley:Eriksen get goal -excite sports 2019年12月16日
  8. Ben Davies: Tottenham defender graduates with business degree”. BBC Sport (2021年7月8日). 2026年4月29日閲覧。
  9. Ben Davies visits Noah’s Ark Children’s Hospital”. Tottenham Hotspur (2022年12月21日). 2026年4月29日閲覧。
  10. Ben Davies exclusive interview: Tottenham defender on facing Mitoma”. Sky Sports (2023年4月7日). 2026年4月29日閲覧。
  11. Ben Davies on golf, friendship and Wales’ World Cup journey”. The Independent (2022年6月14日). 2026年4月29日閲覧。
  12. Ben Davies: Wales defender on the importance of the Welsh language”. BBC Sport (2021年9月8日). 2026年4月29日閲覧。
  13. Ben Davies on golf, friendship and Wales’ World Cup journey”. The Independent (2022年6月14日). 2026年4月29日閲覧。
  14. Spurs and Sky set to host the world’s first net zero carbon football game at an elite level”. Tottenham Hotspur (2021年9月6日). 2026年4月29日閲覧。
  15. Ben Davies: Tottenham defender on his role in 'Game Zero' and football's climate responsibility”. Evening Standard (2021年9月17日). 2026年4月29日閲覧。
  16. ベン・デイヴィス - National-Football-Teams.com

外部リンク

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