パウロ・ロベルト・ゴンサガ

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パウリーニョ
名前
本名 パウロ・ロベルト・ゴンサガ
Paulo Robert Gonzaga
愛称 パウリーニョ
ラテン文字 PAULINHO
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1989-01-26) 1989年1月26日(35歳)
出身地 サンタカタリーナ州ブルメナウ
身長 177cm
体重 77kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2005-2012 ブラジルの旗 CAメトロポリターノ 6 (0)
2006-2008 ブラジルの旗 グレミオFBPA(loan) 10 (0)
2009-2010 ブラジルの旗 CRヴァスコ・ダ・ガマ(loan) 14 (0)
2010-2014 日本の旗 栃木SC 91 (4)
2014 日本の旗 川崎フロンターレ(loan) 14 (0)
2015-2018 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 36 (2)
2016 日本の旗 湘南ベルマーレ(loan) 10 (2)
2016-2017 日本の旗 松本山雅FC(loan) 53 (7)
2018-2019 日本の旗 松本山雅FC 49 (4)
2020-2021 日本の旗 ファジアーノ岡山 57 (1)
2022-2023 日本の旗 松本山雅FC 45 (2)
通算 440 (49)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月21日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

パウリーニョ(Paulinho)ことパウロ・ロベルト・ゴンサガ(Paulo Robert Gonzaga、1989年1月26日 - )は、ブラジルサンタカタリーナ州ブルメナウ出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)

経歴[編集]

メトロポリターノ[編集]

メトロポリターノに所属した後、グレミオさらにバスコ・ダ・ガマに期限付き移籍していた[1]

栃木SC[編集]

2010年シーズン途中の7月に盛礼良レオナルドと入れ替わる形で栃木SC期限付き移籍した。

2011年はシーズン前半にJ1昇格争いに加わった栃木の大黒柱として活躍するも、9月4日のJ2第4節(東日本大震災の影響で3月から大きく延期されていた)FC東京戦で右足腓骨骨折した。首位だったチームはパウリーニョ不在による失速が響き最終順位は10位まで下降、J1昇格のチャンスを逃した。

2012年、自ら立候補し栃木SCのキャプテンとなる[2]。同年7月、栃木SCに完全移籍した[3]

2013年5月26日、第16節横浜FCとの試合で、左腓骨骨折、三角靭帯断裂の重傷を負い戦線離脱を余儀なくされた[4]9月29日、第35節松本山雅FC戦で復帰。以降、最終節までスタメンで出場した。

川崎フロンターレ[編集]

2014年川崎フロンターレに期限付き移籍[5][6]

2014年11月27日、川崎フロンターレの公式サイトで期限付き移籍期間満了が発表された[7]

ジェフユナイテッド市原・千葉[編集]

2014年12月29日ジェフユナイテッド市原・千葉への完全移籍が発表された[8]。2015シーズンはキャプテンとしてプレーした。

湘南ベルマーレ[編集]

2016年1月湘南ベルマーレへの期限付き移籍が発表された[9]。開幕当初はレギュラーを張ったものの1stステージ中盤からポジションを失った。

松本山雅FC[編集]

2016年6月20日、期限付き移籍中であった湘南ベルマーレからジェフユナイテッド市原・千葉へ復帰したうえで、さらに松本山雅FCに期限付き移籍することが発表された[10]。2017年シーズン終了後、松本に完全移籍[11]

ファジアーノ岡山[編集]

2020年1月12日ファジアーノ岡山FCへ完全移籍することが発表された。

松本山雅FC復帰[編集]

2021年12月24日松本山雅FCへ復帰することが発表された[12]。 同年5月15日、AC長野パルセイロ戦で負傷。右膝内側側副靱帯損傷の診断で全治4週間[13]

現役引退[編集]

2023年12月25日、現役を引退すると同時に2024シーズンから松本山雅FCの強化担当に就任することが発表された[14]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2005 メトロポリターノ 6 0
2006 グレミオ ユース 32 20
2007 ユース 23 7
2008 セリエA 10 0
2009 ヴァスコ セリエB 4 0
2010 セリエA 10 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2010 栃木 11 J2 17 2 - 2 0 19 2
2011 7 22 1 - 0 0 22 1
2012 29 1 - 0 0 29 1
2013 23 0 - 1 0 24 0
2014 川崎 34 J1 14 0 0 0 1 0 15 0
2015 千葉 5 J2 36 2 - 1 0 37 2
2016 湘南 5 J1 10 2 2 0 - 12 2
松本 14 J2 19 3 - 2 0 21 3
2017 34 4 - 2 0 36 4
2018 21 3 - 1 0 22 3
2019 J1 28 1 0 0 0 0 28 1
2020 岡山 26 J2 27 1 - - 27 1
2021 30 0 - 2 0 32 0
2022 松本 14 J3 27 0 - 0 0 27 0
2023 18 2 - - 18 2
通算 ブラジル 85 27 85 27
日本 J1 52 3 2 0 1 0 55 3
日本 J2 258 17 - 11 0 269 17
日本 J3 45 2 - 0 0 45 2
総通算 440 49 2 0 12 0 454 49

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC AFC CL
2014 川崎 34 4 0
通算 AFC 4 0

タイトル[編集]

個人

脚注[編集]

  1. ^ 千葉が栃木からMFパウリーニョを完全移籍で獲得…今季は川崎Fでプレー”. 講談社(ゲキサカ) (2014年12月29日). 2019年6月3日閲覧。
  2. ^ 【2012ファーストトレーニング】”. 栃木SC公式サイト (2012年1月17日). 2012年1月17日閲覧。
  3. ^ パウリーニョ選手 栃木SC完全移籍決定のお知らせ”. 栃木SC公式サイト (2012年4月20日). 2012年4月20日閲覧。
  4. ^ パウリーニョ選手の負傷について”. 栃木SC公式サイト (2013年5月29日). 2013年12月13日閲覧。
  5. ^ パウリーニョ選手 川崎フロンターレ期限付き移籍のお知らせ”. 栃木SC公式サイト (2013年12月13日). 2013年12月13日閲覧。
  6. ^ パウリーニョ選手加入のお知らせ”. 川崎フロンターレ公式サイト (2013年12月13日). 2013年12月13日閲覧。
  7. ^ 期限付き移籍期間満了のお知らせ”. 川崎フロンターレ (2014年11月27日). 2014年11月27日閲覧。
  8. ^ パウリーニョ選手の加入について”. ジェフユナイテッド市原・千葉 (2014年12月29日). 2014年12月29日閲覧。
  9. ^ ジェフユナイテッド千葉 パウリーニョ選手 移籍加入のお知らせ”. 湘南ベルマーレ (2016年1月6日). 2016年1月11日閲覧。
  10. ^ パウリーニョ選手 ジェフユナイテッド市原・千葉へ復帰のお知らせ”. 湘南ベルマーレ (2016年6月20日). 2016年6月20日閲覧。
  11. ^ パウリーニョ選手 ジェフユナイテッド千葉より完全移籍加入のお知らせ”. 松本山雅FC (2017年12月6日). 2018年12月20日閲覧。
  12. ^ パウリーニョ選手 ファジアーノ岡山から完全移籍加入のお知らせ”. 松本山雅FC (2021年12月24日). 2021年12月24日閲覧。
  13. ^ パウリーニョ選手の負傷について”. 松本山雅FC (2022年5月20日). 2022年12月6日閲覧。
  14. ^ パウリーニョ選手現役引退 及び強化担当就任のお知らせ”. 松本山雅FC オフィシャルサイト (2023年12月25日). 2023年12月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]