トリオ・オブ・ドゥーム (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリオ・オブ・ドゥーム
トリオ・オブ・ドゥームスタジオ・アルバム
リリース
録音 1979年
ジャンル ジャズフュージョン
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ジョン・マクラフリン
テンプレートを表示

トリオ・オブ・ドゥーム』(Trio of Doom)は、ジャコ・パストリアスジョン・マクラフリントニー・ウィリアムスの3人によるユニット「トリオ・オブ・ドゥーム」のアルバム。

概要[編集]

1979年の3月2日から3月4日に渡ってキューバハバナで行われたハバナ・ジャム (Havana Jam)出演時のライブ・アルバム『ハバナ・ジャム』と『ハバナ・ジャム II』に収録されている音源しか存在していないと思われていたが、スタジオ録音された音源などに加え、ジョン・マクラフリンが再度1979年当時のライブ音源を聴き直した上で判断し、オーバー・ダブを加えていない純粋なライブ・テイクも収録されている。

ライブ・アルバム収録のテイクはすべてがライブ・テイクではなく、ハヴァナ・ジャム出演後にニュー・ヨークのスタジオで録音された音源に対して会場のオーディエンス音などを音響処理したミキシングにより、ライブ音源のように仕立てた音源だった。このアルバム・リリースでスタジオ音源の内3曲はライブ・アルバム『ハヴァナ・ジャム』の大元になっている処理前の音源で聴くことができ、ハヴァナ・ジャム出演時の純粋なライブ・テイクは5曲、そしてスタジオ録音のオルタネート・トラックが2曲聴くことができる。

収録曲[編集]

#タイトル作詞作曲
1.「Drum Improvisation」(Havana Jam - live)  
2.「Dark Prince」(Havana Jam - live)  
3.「Continuum」(Havana Jam - live)  
4.「Para Oriente」(Havana Jam - live)  
5.「Are You The One, Are You The One?」(Havana Jam - live)  
6.「Dark Prince」(studio take)  
7.「Conitnuum」(studio take)  
8.「Para Oriente」(studio alternate take 1)  
9.「Para Oriente」(studio alternate take 2)  
10.「Para Oriente」(studio take)  

パーソネル[編集]