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ミスター・ゴーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ミスター・ゴーン』
ウェザー・リポートスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年5月
ジャンル フュージョン
時間
レーベル ARC/コロムビア
プロデュース ジョー・ザヴィヌル
ジャコ・パストリアス
専門評論家によるレビュー
ウェザー・リポート アルバム 年表
ヘヴィ・ウェザー
(1977年)
ミスター・ゴーン
(1978年)
8:30
(1978年)
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ミスター・ゴーン』(Mr. Gone)は、アメリカ合衆国のエレクトリック・ジャズ・バンド、ウェザー・リポートの8枚目のオリジナルアルバム。1978年にARC/コロムビア・レコードからリリースされた[1]。アルバムは、ビルボード・ジャズ・アルバム・チャートで1位となっている[2]

概要

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アレックス・アクーニャの脱退後もグループはまだドラマーを探していたため、外部のドラマーであるトニー・ウィリアムススティーヴ・ガッドが、アクーニャの後任となるピーター・アースキンとともに参加している。歌手のデニース・ウィリアムスモーリス・ホワイトも「アンド・ゼン」という曲に登場する。ジャコ・パストリアスが書いた「パンク・ジャズ」は、後に彼の死後に出た編集盤のタイトルになった[3][4]

ダウン・ビート』誌が1つ星の評価を与えて、レコードは論争の中心となった。ジョー・ザヴィヌルは、後のインタビューで、このレビューに対する猛烈な批判を示し続けた[5]

収録曲

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#タイトル作詞作曲時間
1.「貴婦人の追跡 - "Pursuit of the Woman in the Feathered Hat"」 ザヴィヌル
2.「リヴァ―・ピープル - "River People"」 パストリアス
3.「ヤング・アンド・ファイン - "Young and Fine"」 ザヴィヌル
4.「ジ・エルダーズ - "The Elders"」 ショーター
5.「ミスター・ゴーン- "Mr. Gone"」 ザヴィヌル
6.「パンク・ジャズ - "Punk Jazz"」 パストリアス
7.「ピノキオ - "Pinocchio"」 ショーター
8.「アンド・ゼン - "And Then"」サム・ゲストザヴィヌル

パーソネル

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  • ジョー・ザヴィヌル (Joe Zawinul) - ローズ・ピアノ、アコースティックピアノ、アープ2600・シンセサイザー、オーバーハイム・ポリフォニック・シンセサイザー、プロフェット5・シンセサイザー、Mu-Tron Bi-Phase and Mu-Tron Volume Wah effects、カリンバ、thumbeki drums、sleigh bells、メロディカ、ハイハット、ボーカル (1、5曲目)
  • ウェイン・ショーター (Wayne Shorter) - テナーサックス、アルトサックス、ソプラノサックス、ボーカル (1曲目)
  • ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius) - ベース、ドラム (1、2曲目)、ティンパニ (2曲目)、ボーカル (1、2、6曲目)
  • ピーター・アースキン (Peter Erskine) - ドラム (1、7曲目)、ハイハット (3曲目)、ボーカル (1曲目)

ゲスト参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ Weather Report: Mr. Gone”. 45worlds.com. 2020年7月5日閲覧。
  2. ^ Billboard Best Selling Jazz LPs. 90. Billboard. (December 2, 1978). p. 56. http://www.americanradiohistory.com/hd2/IDX-Business/Music/Billboard-Index/IDX/1978/1978-12-16-Billboard-Page-0103.pdf#search=%22weather%20report%22. 
  3. ^ Punk Jazz: The Jaco Pastorius Anthology”. Allmusic.com. 2020年7月5日閲覧。
  4. ^ Weather Report: the life and times of the group on record”. Jazz Wise Magazine.com. 2020年7月5日閲覧。
  5. ^ Joe Zawinul: Sportin’ Life”. Jazz Times.com. 2020年7月5日閲覧。