デビッド・フェルプス

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デビッド・フェルプス
David Phelps
シカゴ・カブス #37
David Phelps on May 7, 2017 (cropped).jpg
マイアミ・マーリンズ時代
(2017年5月7日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州セントルイス
生年月日 (1986-10-09) 1986年10月9日(33歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト14巡目
初出場 2012年4月8日 タンパベイ・レイズ
年俸 $4,600,000(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

デビッド・エドワード・フェルプスDavid Edward Phelps , 1986年10月9日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシカゴ・カブス所属。愛称はフェルプシーPhelpsy[2]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ミズーリ州で過ごした高校時代はバスケットボール野球の両方をプレーしていた。2005年MLBドラフトではミズーリ州内で6番目の期待の新人との声望を得ていたが、ノートルダム大学への進学を希望しており指名されなかった。

プロ入りとヤンキース時代[編集]

ニューヨーク・ヤンキース時代
(2013年9月29日)

2008年MLBドラフト14巡目(全体440位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、6月12日に契約。

2010年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースへ昇格。12試合(先発11試合)に登板して4勝2敗、防御率3.07、57奪三振を記録した。シーズン途中にはイースタン・リーグのオールスターゲームに選ばれた[3]

2011年2月25日にヤンキースの2010年度マイナーリーグ「Pitcher of the Year」に選出された[4]。この年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリでプレーし、18試合に先発登板して6勝6敗、防御率3.19、90奪三振を記録した。オフにルール・ファイブ・ドラフトにかかるのを回避するため、40人枠入りを果たした[5]

2012年4月4日にメジャー昇格を果たし、8日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。3点を追う8回裏1死から登板し、無失点に抑えた。当初はロング・リリーフだったが、フレディ・ガルシアが不振で先発ローテーションから外れると、先発に回った。アンディ・ペティットが昇格してリリーフに復帰したが、CC・サバシア故障者リスト入り期間には再び先発を任された。先発投手としては11試合に登板し、57回1/3を投げて防御率3.77の記録を残した。

2013年7月6日に右腕の故障で15日間の故障者リスト入りし[6]、8月15日に60日間の故障者リストに異動[7]9月14日に復帰した[8]

2014年は開幕ロースター入りし、開幕後はリリーフとして9試合に登板していたが、5月からイバン・ノバマイケル・ピネダが故障で離脱したため、先発で起用されるようになった。その後はローテーションに定着していたが、8月4日に右肘の故障で15日間の故障者リスト入りした[9]。9月12日に復帰し[10]、以降はリリーフに戻った。

マーリンズ時代[編集]

2014年12月19日にネイサン・イオバルディドミンゴ・ヘルマンギャレット・ジョーンズとのトレードで、マーティン・プラドと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[11]

2015年はフルシーズンではなかったが、先発陣の一角として23試合に投げ、うち19試合で先発登板した。防御率4.50・4勝8敗・33四球・77奪三振・WHIP1.36という、可もなく不可もなくといった成績を残した。

2016年はリリーフ起用に比重が置かれ、64試合で先発で投げたのは5試合だけだった。リリーフになると才能が開花し、防御率2.28・7勝6敗4セーブ・WHIP1.14という素晴らしい成績をマーク。また、飛躍的に向上したのが奪三振能力で、8623回で114奪三振・奪三振率11.8というハイレベルな数値だった。

マリナーズ時代[編集]

2017年7月20日にパブロ・ロペスブライアン・ヘルナンデスブランドン・ミラールーカス・シラルディとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[12]。同年は2チーム合計で54試合に投げたが、防御率3.40・4勝5敗・WHIP1.38と前年よりもやや落ちる成績となった。

2018年の開幕直前にトミー・ジョン手術を受けることとなり、同年のシーズンは全休する見通しとなった[13]。オフの10月29日にFAとなった[14]

ブルージェイズ時代[編集]

2019年1月12日にトロント・ブルージェイズと1年250万ドルの契約を結んだ[15]

カブス時代[編集]

2019年7月30日にトーマス・ハッチ英語版とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[16]

投球スタイル[編集]

基本的に平均約145km/hのフォーシーム、同球速のツーシームに、140km/h台のスライダーを主体としたピッチングをする。他には、約134km/hほどのチェンジアップ、約125km/hのカーブ、約145km/hのカッターも投げる。

家族[編集]

2012年5月22日、妻・マリアとの間に第一子となる女児アデリーンが誕生。翌2013年12月には次女エルウィズ・スーザンが生まれている[17]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 NYY 33 11 0 0 0 4 4 0 2 .500 414 99.2 81 14 38 2 6 96 2 2 38 37 3.34 1.19
2013 22 12 0 0 0 6 5 0 1 .545 376 86.2 88 8 35 1 5 79 2 0 50 48 4.98 1.42
2014 32 17 1 0 0 5 5 1 5 .500 497 113.0 115 13 46 2 7 92 2 1 62 55 4.38 1.43
2015 MIA 23 19 0 0 0 4 8 0 0 .333 482 112.0 119 11 33 0 4 77 2 0 59 56 4.50 1.36
2016 64 5 0 0 0 7 6 4 25 .538 352 86.2 61 6 38 6 2 114 0 1 23 22 2.28 1.14
2017 44 0 0 0 0 2 4 0 18 .333 197 47.0 42 5 21 3 0 51 0 0 20 18 3.45 1.34
SEA 10 0 0 0 0 2 1 0 3 .667 41 8.2 9 0 5 0 1 11 0 0 3 3 3.12 1.62
'17計 54 0 0 0 0 4 5 0 21 .444 238 55.2 51 5 26 3 1 62 0 0 23 21 3.40 1.38
MLB:6年 228 64 1 0 0 30 33 5 54 .476 2359 553.2 515 57 216 14 25 520 8 4 255 239 3.89 1.32
  • 2018年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 41(2012年 - 2015年)
  • 35(2016年 - 2017年7月19日、2019年 - 同年7月29日)
  • 46(2017年7月20日 - 同年終了)
  • 37(2019年8月1日 - )

脚注[編集]

  1. ^ David Phelps Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年7月21日閲覧。
  2. ^ M's Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月1日閲覧
  3. ^ http://www.nj.com/mercer/index.ssf/2010/06/thunder_to_send_4_to_all-star.html
  4. ^ “Yankees name INF Eduardo Nunez and RHP David Phelps winners of the 2010 Kevin Lawn "Player of the Year" and "Pitcher of the Year" Awards” (英語) (プレスリリース), MLB.com (New York Yankees), (2011年2月25日), http://www.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20110225&content_id=16731702&vkey=pr_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy 2013年12月28日閲覧。 
  5. ^ Anthony DiComo (2011年11月18日). “Yankees add five players to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年7月21日閲覧。
  6. ^ Matt Ehalt (2013年7月6日). “Yankees put David Phelps on DL” (英語). ESPN. 2013年12月28日閲覧。
  7. ^ Yankees transfer David Phelps to 60-day DL” (英語). YARDBARKER (2013年8月15日). 2013年12月28日閲覧。
  8. ^ Bryan Hoch (2013年9月14日). “Phelps reinstated from DL to bolster bullpen” (英語). MLB.com. 2017年7月21日閲覧。
  9. ^ Jake Kring-Schreifels (2014年8月5日). “Phelps to DL; Yanks consider rotation options” (英語). MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  10. ^ Bryan Hoch (2014年9月13日). “Yankees activate Phelps from disabled list/ Right-hander will pitch in relief for remainder of season” (英語). MLB.com. 2014年10月10日閲覧。
  11. ^ “Marlins and Yankees complete five-player trade” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Miami Marlins), (2014年12月19日), http://www.mlb.com/news/article/104517204/marlins-and-yankees-complete-five-player-trade 2014年12月20日閲覧。 
  12. ^ Joe Frisaro (2017年7月20日). “Marlins get four prospects for Phelps” (英語). MLB.com. 2017年7月21日閲覧。
  13. ^ “Phelps to undergo Tommy John, out for year” (英語) (プレスリリース), MLB.com, (2018年3月21日), https://www.mlb.com/news/mariners-david-phelps-to-undergo-tommy-john/c-269352702 2018年4月17日閲覧。 
  14. ^ MLB公式プロフィール参照。2019年1月15日閲覧。
  15. ^ Gregor Chisholm (2019年1月12日). “Blue Jays ink Phelps to 1-year, $2.5 million deal” (英語). MLB.com. 2019年1月15日閲覧。
  16. ^ Alexis Brudnicki (2019年7月30日). “Blue Jays deal Phelps to Cubs for RHP Hatch” (英語). MLB.com. 2019年7月31日閲覧。
  17. ^ http://www.lohud.com/article/20120404/SPORTS/304040107/Yankees-Minor-league-trio-hunt-long-relief-spot-roster

関連項目[編集]

外部リンク[編集]