マイケル・ピネダ
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| ミネソタ・ツインズ #35 | |
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ニューヨーク・ヤンキース時代 (2015年6月17日) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | サン・クリストバル州ヤグアテ |
| 生年月日 | 1989年1月18日(30歳) |
| 身長 体重 |
6' 7" =約200.7 cm 260 lb =約117.9 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2005年 アマチュア・フリーエージェントとしてシアトル・マリナーズと契約 |
| 初出場 | 2011年4月5日 |
| 年俸 | $2,000,000(2018年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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マイケル・フランシスコ・ピネダ・ポーリーノ(Michael Francisco Pineda Paulino, 1989年1月18日 - )は、ドミニカ共和国のサン・クリストバル州ヤグアテ出身のプロ野球選手(投手)。右投げ右打ち。MLB・ミネソタ・ツインズ所属。
メディア媒体によっては「マイケル・ピネイダ」となっていることもある。
目次
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
マリナーズ時代[編集]
2005年に16歳でマリナーズと契約し、2006年にルーキー級ドミニカン・サマーリーグでプロデビューした[3]。
2010年はAA級ウエストテン・ダイアモンドジャックスで8勝1敗、AAA級タコマ・レイニアーズで3勝3敗の成績を残した[4]。
2011年4月5日、テキサス・レンジャーズ戦で先発しメジャーデビューを果たした。6回を投げ3失点し、敗戦投手となった。2回目の登板となった4月12日のトロント・ブルージェイズ戦で7回1/3を2失点に抑えメジャー初勝利を挙げた[3]。4月は5試合登板で4勝1敗、防御率2.01の成績で月間最優秀新人に選ばれた[5]。また、オールスターにも選出され、1イニングを投げて2奪三振と持ち味を発揮した。
ヤンキース時代[編集]
2012年1月13日にヘスス・モンテロ、ヘクター・ノエシとのトレードでホセ・カンポスと共にニューヨーク・ヤンキースに移籍した[6]。高齢選手の多いヤンキースの中で数少ない若手として期待されたシーズンであったが、スプリングトレーニング中に右肩に痛みを訴え開幕から故障者リスト入りした。その後5月1日に右肩の手術が決まり今季絶望となってしまった。結局2012年のヤンキースでは1球も投げることが出来ぬままにシーズンを終え、周囲の期待を大きく裏切る結果となってしまった。
2013年も開幕から60日間の故障者リスト入りし、6月9日にA+級タンパ・ヤンキースで復帰。6月下旬にAA級トレントン・サンダーへ昇格。7月6日に故障者リストから外れ、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。AAA級では6試合に登板し1勝1敗、防御率3.86だった[4]。
2014年は開幕ロースター入りし、4月5日のブルージェイズ戦で先発起用され、3年振りにメジャーのマウンドへ復帰。5回を投げ、5安打1失点5奪三振と好投したが、味方の援護がなく負け投手となった[7]。4月10日のボストン・レッドソックス戦において、手のひらに松やにが塗られているように見えたが、次のイニングには消えていたため、レッドソックスのジョン・ファレル監督は抗議せず、ピネダも松やにの使用を否定した[8]。しかし4月23日のレッドソックス戦では、2回裏2死の場面で「首に不正物質が塗られている」とファレル監督が抗議し、ピネダが松やにを使った不正投球を行ったことを審判が判断、退場処分を受けた[9]。4月24日にメジャーリーグ機構が10試合の出場停止処分を発表した[10]。5月6日に出場停止処分が解けたが、同日に大円筋の故障で15日間の故障者リスト入りした[11]。6月4日に60日間の故障者リストへ異動した[12]。8月13日に故障者リストから外れ、ロースターへ復帰。同日のボルティモア・オリオールズ戦で4月23日以来となるメジャーでの先発登板をし、67球を投げ5回1失点、勝敗はつかなかった[13]。この年は離脱した期間が長かったこともあり13試合の先発登板で5勝に終わったものの、防御率1.89、被打率.198、WHIP0.83[4]など優れた数字を残した。
2015年は序盤からローテーションに定着し、途中戦線離脱もあったが、防御率4.37・12勝10敗・156奪三振という一定の成績を残した[4]。規定投球回には届かなかったが、田中将大やネイサン・イオバルディなども離脱した期間があったため、投球イニングはCC・サバシアに次ぐチーム2位だった。
2016年はフルシーズン先発ローテーションに入り、32試合に登板してルーキーイヤーの2011年以来となる規定投球回到達を果たした。防御率4.82・6勝12敗の成績だった[2]が、ア・リーグ6位の207奪三振、同トップの奪三振率10.6、またxFIPでも同トップの3.30をマークする[4]など、一定の復活劇を見せた。
2017年も開幕からローテーションに入り、7月の段階でチームトップの8勝を挙げていたが、右肘靱帯損傷でトミー・ジョン手術を受けることとなり[14]、シーズン終了となった。この年は17試合先発で8勝4敗・防御率4.39という成績だった[4]。11月2日にFAとなった[15]。
ツインズ時代[編集]
2017年12月13日にミネソタ・ツインズと2年1000万ドル(2018年200万ドル、2019年800万ドル)で契約を結んだ[16]。
プレースタイル[編集]
制球力が持ち味で、最速99.8mph(約161km/h)・平均93mph(約150km/h)のファストボール(フォーシーム・ツーシーム・カッター)と、平均85mph(約137km/h)の縦に落ちるスライダー、平均88mph(約142km/h)のチェンジアップを投げる。2メートルを超える巨体ながら、打席に立った時は俊足を見せる[17]。マウンド上では感情を表に出さず、イチローが「そこが一番びっくりするところ」と評している[3][18]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2011 | SEA | 28 | 28 | 0 | 0 | 0 | 9 | 10 | 0 | 0 | .474 | 696 | 171.0 | 133 | 18 | 55 | 1 | 5 | 173 | 9 | 0 | 76 | 71 | 3.74 | 1.10 |
| 2014 | NYY | 13 | 13 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | .500 | 290 | 76.1 | 56 | 5 | 7 | 0 | 0 | 59 | 3 | 1 | 18 | 16 | 1.89 | 0.83 |
| 2015 | 27 | 27 | 1 | 0 | 0 | 12 | 10 | 0 | 0 | .545 | 668 | 160.2 | 176 | 21 | 21 | 0 | 3 | 156 | 4 | 0 | 83 | 78 | 4.37 | 1.23 | |
| 2016 | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 6 | 12 | 0 | 0 | .333 | 756 | 175.2 | 184 | 27 | 53 | 1 | 6 | 207 | 7 | 0 | 98 | 94 | 4.82 | 1.35 | |
| 2017 | 17 | 17 | 0 | 0 | 0 | 8 | 4 | 0 | 0 | .667 | 410 | 96.1 | 103 | 20 | 21 | 0 | 2 | 92 | 5 | 1 | 55 | 47 | 4.39 | 1.29 | |
| MLB:5年 | 117 | 117 | 1 | 0 | 0 | 40 | 41 | 0 | 0 | .494 | 2820 | 680.0 | 652 | 91 | 157 | 2 | 16 | 687 | 28 | 2 | 330 | 306 | 4.05 | 1.19 | |
- 2018年度シーズン終了時
表彰[編集]
- 月間新人MVP:1回(2011年4月)
記録[編集]
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2011年)
背番号[編集]
- 36 (2011年)
- 35 (2014年 - )
脚注[編集]
- ^ “Michael Pineda Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年12月14日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年12月14日閲覧。
- ^ a b c 丹羽政善. “マイケル・ピネダ、デビュー!”. YOUMAGA.COM. 2011年6月13日閲覧。
- ^ a b c d e f Baseball-Reference参照。2017年12月14日閲覧。
- ^ “月間最優秀新人にピネダら=米大リーグ”. 時事通信 (2011年5月4日). 2011年6月13日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2012年1月13日). “Mariners, Yankees Swap Pineda For Montero” (英語). MLB Trade Rumors. 2012年1月14日閲覧。
- ^ “Yankees vs. Blue Jays | 04/05/14” (英語). MLB.com (2014年4月5日). 2017年12月14日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2014年4月11日). “Pineda says it's dirt, not pine tar, on right hand” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2014年4月24日). “Pineda ejected for having pine tar on neck” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2014年4月24日). “Pineda gets 10-game suspension for pine tar on neck” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2014年5月6日). “Yanks activate Ryan, Pineda goes to DL” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2014年6月4日). “Sizemore returns, sees immediate action” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ “Yankees vs. Orioles | 08/13/14”. MLB.com (2014年8月14日). 2017年12月14日閲覧。
- ^ “ピネダが右肘手術へ=米大リーグ・ヤンキース”. 時事通信 (2017年7月18日). 2017年10月31日閲覧。
- ^ Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月30日閲覧
- ^ Rhett Bollinger (2017年12月13日). “Twins sign Pineda to two-year contract” (英語). MLB.com. 2017年12月14日閲覧。
- ^ 丹羽政善 (2011年5月27日). “全米が注目! マリナーズの新人右腕、マイケル・ピネダとは?”. スポーツナビ. 2011年6月13日閲覧。
- ^ “イチローも驚く「怪人」=月間最優秀新人の右腕ピネダ-米大リーグ”. 時事通信 (2011年5月10日). 2011年6月13日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Michael Pineda stats MiLB.com (英語)
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