ゴーキース・ヘルナンデス

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ゴーキース・ヘルナンデス
Gorkys Hernandez
サンフランシスコ・ジャイアンツ時代
(2016年10月5日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 スクレ州グイリア英語版
生年月日 (1987-09-07) 1987年9月7日(36歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2005年 アマチュアFA
初出場 2012年5月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ゴーキース・グスタボ・ヘルナンデス・ルーゴGorkys Gustavo Hernandez Lugo, 1987年9月7日 - )は、ベネズエラスクレ州グイリア英語版出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はカサドールCazador[1]

経歴[編集]

プロ入りとタイガース傘下時代[編集]

2005年にアマチュア・フリーエージェントでデトロイト・タイガースと契約してプロ入り。

2006年に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプロデビュー。50試合に出場して打率.327、5本塁打、23打点、20盗塁を記録した。

2007年はA級ウェストミシガン・ホワイトキャップス英語版でプレーし、124試合に出場して打率.293、4本塁打、50打点、54盗塁を記録した。また、この年はオールスター・フューチャーズゲームに選出され、ミッドウェストリーグのMVPにも輝いた。

ブレーブス傘下時代[編集]

2007年10月28日にエドガー・レンテリアとのトレードで、ジェイアー・ジャージェンス + 金銭と共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した。

2008年は傘下のA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、100試合に出場して打率.264、5本塁打、42打点、20盗塁を記録した。また、2年連続でオールスター・フューチャーズゲームに選出された。

2009年は開幕からAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーした。

パイレーツ時代[編集]

2009年6月3日にネイト・マクラウスとのトレードで、チャーリー・モートンジェフ・ロックと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、移籍前を含めて2球団合計で138試合に出場して打率.282、3本塁打、50打点、19盗塁を記録した。

2010年は一年間AA級アルトゥーナでプレーし、92試合に出場して打率.266、2本塁打、26打点、17盗塁を記録した。また、2年ぶりにオールスター・フューチャーズゲームに選出された。

2011年はAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーし、126試合に出場して打率.283、1本塁打、40打点、21盗塁を記録した。

2012年は開幕をAAA級インディアナポリスで迎えた。5月21日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。

マーリンズ時代[編集]

2012年7月31日にギャビー・サンチェスとのトレードで、カイル・カミンスカと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[3]。この年メジャーでは移籍前を含めて2球団合計で70試合に出場して打率.192、3本塁打、13打点、7盗塁を記録した。

2013年は開幕からAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーした。

ロイヤルズ傘下時代[編集]

2013年7月22日にアレックス・マクルーアとのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[4]。移籍後は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、移籍前を含めて2球団合計で124試合に出場して打率.263、6本塁打、32打点、25盗塁を記録した。また、この年はメジャーでの出場は無かった。

2014年は開幕からAAA級オマハでプレーした。

ホワイトソックス傘下時代[編集]

2014年4月10日に金銭トレードで、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[5]。傘下のAAA級シャーロット・ナイツでプレーし、移籍前を含めて2球団合計で51試合に出場して打率.233、9打点、8盗塁を記録していたが、6月11日に自由契約となった[6]

メキシカンリーグ時代[編集]

2014年6月15日にメキシカンリーグキンタナロー・タイガースと契約した[6]。キンタナローでは24試合に出場して打率.378、18打点、8盗塁を記録した。

パイレーツ復帰[編集]

2014年12月1日にパイレーツとマイナー契約を結び、2015年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]

2015年は開幕をAAA級インディアナポリスで迎え、6月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。7月30日に40人枠を外れる形でAAA級インディアナポリスへ配属された。この年はAAA級インディアナポリスで104試合に出場して打率.288、6本塁打、42打点、17盗塁を記録した。また、パイレーツでは8試合に出場して無安打だった。10月14日にFAとなった[6]

ジャイアンツ時代[編集]

2015年10月23日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、2016年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]

2016年は開幕から傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツでプレーし、116試合に出場して打率.302、8本塁打、51打点、2盗塁を記録した。8月23日にグレゴール・ブランコ故障者リスト入りに伴ってメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。この年ジャイアンツでは26試合に出場して打率.259、2本塁打、4打点を記録した。

2017年は128試合に出場して打率.255、22打点、12盗塁を記録した。

2018年は142試合に出場して打率.234、15本塁打、40打点、8盗塁を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[9]

レッドソックス時代[編集]

2018年12月13日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]

2019年は開幕から傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーし、123試合に出場して打率.219、16本塁打、53打点、20盗塁を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]。この年メジャーでは20試合に出場して打率.143、2打点、1盗塁を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月18日にマイナー契約でAAA級ポータケットへ配属され、21日にFAとなった[6]

レッドソックス退団後[編集]

2020年2月にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、6月13日に自由契約となった。12月18日にメキシカンリーグプエブラ・パロッツと契約した[6]

2021年6月23日にモンテレイ・サルタンズにトレード移籍したが[6]、7月13日に自由契約となった[6]。7月17日にメキシコシティ・レッドデビルズと契約したが[6]、8月7日に自由契約となった[6]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 PIT 25 26 24 2 2 5 0 0 2 2 2 0 0 0 1 0 1 5 1 .083 .154 .083 .237
MIA 45 147 132 16 28 2 3 3 45 11 5 2 1 0 12 0 2 37 1 .212 .288 .341 .629
'12計 70 173 156 18 30 2 3 3 47 13 7 2 1 0 13 0 3 42 2 .192 .267 .301 .569
2015 PIT 8 5 5 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2016 SF 26 57 54 7 14 5 0 2 25 4 0 1 0 0 3 0 0 11 0 .259 .298 .463 .761
2017 128 348 310 40 79 20 1 0 101 22 12 4 2 2 31 3 3 73 6 .255 .327 .326 .652
2018 142 451 414 52 97 16 2 15 162 40 8 5 2 4 27 1 4 113 14 .234 .285 .391 .676
2019 BOS 20 57 49 5 7 1 2 0 12 2 1 0 2 1 5 0 0 14 0 .143 .218 .245 .463
MLB:6年 394 1091 988 122 227 44 8 20 347 81 29 12 7 7 79 4 10 253 22 .230 .292 .351 .643
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2012 PIT 13 17 0 0 0 1.000 2 4 0 0 0 1.000 6 2 0 0 0 1.000
MIA 1 0 0 0 0 ---- 35 83 1 0 0 1.000 -
'12計 14 17 0 0 0 1.000 37 87 1 0 0 1.000 6 2 0 0 0 1.000
2015 PIT 4 1 0 0 0 1.000 - 2 0 0 0 0 ----
2016 SF 2 4 0 0 0 1.000 14 21 1 0 0 1.000 6 3 1 0 0 1.000
2017 57 60 1 0 0 1.000 50 104 1 1 0 .991 20 20 2 1 0 .957
2018 37 53 0 1 0 .981 86 196 3 5 1 .975 9 11 0 0 0 1.000
2019 BOS 6 7 0 0 0 1.000 2 6 0 0 0 1.000 7 11 1 1 0 .923
MLB 120 142 1 1 0 .993 189 414 6 6 1 .986 50 47 4 2 0 .962
  • 2020年度シーズン終了時

表彰[編集]

MiLB

記録[編集]

MiLB

背番号[編集]

  • 62(2012年 - 同年途中)
  • 2(2012年途中 - 同年終了)
  • 51(2015年)
  • 66(2016年 - 2017年)
  • 7(2018年)
  • 47(2019年)

脚注[編集]

  1. ^ Giants Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧
  2. ^ "Braves Acquire Outfielder Nate McLouth from Pittsburgh". MLB.com (Press release) (英語). 3 June 2009. 2017年4月3日閲覧
  3. ^ “Pirates land 1B Gaby Sanchez” (英語). ESPN. Associated Press. (2012年7月31日). http://espn.go.com/mlb/story/_/id/8219331/pittsburgh-pirates-acquire-first-baseman-gaby-sanchez-miami-marlins 2017年4月3日閲覧。 
  4. ^ Bob Dutton (2013年7月22日). “No limitations on Royals’ Getz just two days after wrenching knee” (英語). Kansas City Star. http://www.kansascity.com/sports/mlb/kansas-city-royals/article323589/No-limitations-on-Royals%E2%80%99-Getz-just-two-days-after-wrenching-knee.html 2017年4月3日閲覧。 
  5. ^ Doug Padilla (2014年4月10日). “Trade gives White Sox OF depth” (英語). ESPN. 2017年4月3日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j MLB公式プロフィール参照。2021年9月12日閲覧。
  7. ^ “Rays trade utilityman Sean Rodriguez to Pirates” (英語). ESPN. Associated Press. (2014年12月1日). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=11964116 2017年4月3日閲覧。 
  8. ^ Chris Haft (2016年8月23日). “Blanco lands on DL with right shoulder injury” (英語). MLB.com. 2017年4月3日閲覧。
  9. ^ Chris Haft (2018年11月30日). “Hernandez, Strickland become free agents” (英語). MLB.com. 2019年1月9日閲覧。
  10. ^ David Adler (2019年1月3日). “Smith among 10 Red Sox non-roster invitees” (英語). MLB.com. 2019年1月9日閲覧。
  11. ^ Ian Browne; Sarah Wexler (2019年9月1日). “Callups reinforce Sox's 'pen, so what's next?” (英語). https://www.mlb.com/news/red-sox-september-callups-roundup 2019年9月3日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]