アーモンドミルク

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Home-made almond milk, November 2012.jpg
自家製アーモンドミルク

アーモンドミルク(英語: almond milk)は、水に浸したアーモンドをミキサーなどで砕き、水を加えてガーゼなどでかすを漉した飲料である。牛乳と異なり乳糖コレステロールを含まないので、乳糖不耐症の人も飲用可能である。

味をつけずにそのまま飲むこともできるが、メープルシロップ蜂蜜などを加えて甘みをつけて飲むことが多い[1]

中世にはすでにイスラム圏とキリスト教圏で知られていた。中世の台所では、牛乳はすぐに腐敗するので、常食として置かれていた。[2]

イランでは、アーモンドミルクをベースにした、ハリーレ・バダム(アーモンド粥)というお菓子がラマダン中に伝統的に供される。[3]


欧米ではバニラチョコレートの風味をつけたアーモンドミルクも市販されており、豆乳と似通った扱いを受けている。動物性の食品を一切摂らないヴィーガンのための料理やキリスト教四旬節など宗教的な理由で動物性の食品の摂取が禁じられている期間中の料理に、牛乳の代用として使用することもある。伝統的なブラン・マンジェはアーモンドミルクを使って作られる。

家庭でも簡単に作ることができるが、その際は間違ってもビター種(苦扁桃)を使ってはならない。何故なら、ビター種に含まれているアミグダリン加水分解されると猛毒のシアン化水素を発生するからである。ビターアーモンドは日本などでは食品としての輸入が禁止されている。

脚注[編集]