アゼルスタン (イングランド王)
アゼルスタン Æthelstan | |
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イングランド王 | |
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在位 | 924年8月2日 - 939年10月27日 |
出生 |
895年 |
死去 |
939年10月27日 |
父親 | エドワード長兄王 |
母親 | エクグィン |
アゼルスタン(英語:Athelstan, Æthelstan, 古英語:Æðelstan, 895年 - 939年10月27日)は、イングランドのサクソン系の王(在位:924年8月2日 - 939年10月27日)。研究者の間では、彼を初めてのイングランド王と見なす考えが多い。
生涯[編集]
エドワード長兄王の長男。弟エルフウェルドの死後、王位を継承した。
ウェドモーアの和議以降デーン人に支配されていたデーンロウを奪還し、そのイングランド化を図った。そのこともあって、アゼルスタンの治世にイングランドの政治的統一が進んだ。
外交上はザクセンと結び、異母妹エドギタをザクセン大公・東フランク王ハインリヒの継嗣オットーと婚姻させた。S・ストゥルルソンの『北欧王朝史』によれば、アゼルスタンが王位に就いたばかりの頃、ノルウェーの ハーラル1世を侮辱するために使節を送り、次の夏にはハーラル王から使者を送ってアゼルスタンを侮辱するという小競り合いが演じられたという[1]。
937年にBrunanburhの戦いに勝利した。
生涯独身で子はなかったため、弟のエドマンド1世が後を継いだ。