アゴスタ級潜水艦

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アゴスタ級潜水艦
OuessantBrest2005.jpg
基本情報
種別 通常動力型潜水艦
運用者  フランス海軍
 スペイン海軍
 パキスタン海軍
前級 ダフネ級潜水艦
次級 スコルペヌ型潜水艦
要目
基準排水量 1,500 トン
水中排水量 1,760トン
全長 67 m
全幅 6.80 m
最大速力 20.5ノット
乗員 士官5名、兵員36名
兵装 22インチ魚雷発射管4門、SM 39 エグゾセ
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アゴスタ級潜水艦 (Classe Agosta) は、フランスが開発した攻撃型通常動力潜水艦フランス海軍のほか、スペイン海軍パキスタン海軍が導入した。

概要[編集]

ダフネ級潜水艦に続くフランスの通常動力型潜水艦で、乗員数は士官5名、水兵36名と最大規模である。

運用[編集]

フランス海軍[編集]

4隻を導入した。2001年までに全て退役した。後継はリュビ級原子力潜水艦となった。

スペイン海軍[編集]

ガレルナ級潜水艦として4隻を導入した。S-80型潜水艦により更新される予定である。

南アフリカ海軍[編集]

2隻をフランスに発注したが、1977年の国連安保理決議418号英語版に基づく国連制裁により、キャンセルされた。

パキスタン海軍[編集]

南アフリカが発注していた2隻を購入したほか、改良型のAgosta 90Bを3隻導入した。

マレーシア海軍[編集]

スコルペヌ型潜水艦の導入にあたり、乗員訓練のためフランス海軍で最後まで就役していたウェッサンを練習潜水艦として2005年から2009年まで運用した。その後、ムラカで記念艦として一般公開している。

同型艦[編集]

同型艦一覧
運用国 # 艦名 建造所 起工 進水 就役 退役 備考
 フランス海軍
アゴスタ級潜水艦
S 620 アゴスタ
Agosta
DCN
シェルブール工廠
1977年 1998年
S 621 ベヴェジール
Bévéziers
1977年 1998年
S 622 ラ・プラヤ
La Praya
1978年 2000年
S 623 ウェッサン
Ouessant
1979年 2001年  マレーシア海軍で2005年から2009年まで練習潜水艦として再就役
その後、ムラカで記念艦として一般公開
 スペイン海軍
ガレルナ級潜水艦
S 71 ガレルナ
Galerna
バサン
カルタヘナ造船所
1977年
10月5日
1981年
12月5日
1983年
1月21日
S 72 シロコ
Siroco
1978年
11月27日
1982年
12月12日
1983年
12月7日
S 73 ミストラル
Mistral
1980年
5月30日
1983年
11月14日
1985年
6月5日
S 74 トラモンターナ
Tramontana
1984年
11月30日
1985年
12月30日
 パキスタン海軍
ハシュマット級潜水艦
S135 ハシュマット
PNS/M Hashmat
AC Dubigeon 1979年  南アフリカ海軍Astrantとして建造されたが、国連制裁によりキャンセル
パキスタン海軍が取得
S136 フルマット
PNS/M Hurmat
1980年  南アフリカ海軍Adventurousとして建造されたが、国連制裁によりキャンセル
パキスタン海軍が取得
 パキスタン海軍
ハリド級潜水艦
S137 ハリド
PNS/M Khalid
DCN
シェルブール工廠
1999年 Agosta 90B パキスタン海軍向けに近代化して建造
S138 サッド
PNS/M Saad
カラチ造船所 2002年 Agosta 90B パキスタン海軍向けに近代化して建造
フランスの協力でパキスタンで建造
S139 ハムザ
PNS/M Hamzaa
2006年
8月14日
Agosta 90B パキスタン海軍向けに近代化して建造
パキスタンの技術者によってフランスの援助を受けず建造

関連項目[編集]

外部リンク[編集]