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==人物・エピソード==
==人物・エピソード==
* 近年、ファンからはヒール的な目で見られており、ウッドリー自身も「ファイターの中にはかっこつけて、俺はいつでも誰とでも戦うみたいな事を言う奴がいるけれど、本当にそういう考えを持っているファイターはいない」「もし[[コナー・マクレガー]]が俺と戦いたいのなら彼は何時でも俺と戦うことが出来るし、それは[[マイケル・ビスピン]]、[[ジョルジュ・サンピエール|GSP]]、[[ニック・ディアス]]、[[ネイト・ディアス]]にも同じことが言える。彼らであればいつでも歓迎する。ただ誰も俺と戦おうとしない」とファイター達を挑発している<ref>[http://azulthailand.blogspot.jp/2017/05/gsp.html?m=1]</ref>。
* 近年、ファンからはヒール的な目で見られており、ウッドリー自身も「ファイターの中にはかっこつけて、俺はいつでも誰とでも戦うみたいな事を言う奴がいるけれど、本当にそういう考えを持っているファイターはいない」「もし[[コナー・マクレガー]]が俺と戦いたいのなら彼は何時でも俺と戦うことが出来るし、それは[[マイケル・ビスピン]]、[[ジョルジュ・サンピエール|GSP]]、[[ニック・ディアス]]、[[ネイト・ディアス]]にも同じことが言える。彼らであればいつでも歓迎する。ただ誰も俺と戦おうとしない」とファイター達を挑発している<ref>[http://azulthailand.blogspot.jp/2017/05/gsp.html?m=1]</ref>。
* テストステロン補充療法(TRT)の使用に強く反対しており「39歳の時にまるで25歳の頃のように行動できてはいけないだろう」などと語っている<ref>[http://kakuchu.blogspot.jp/2013/06/trt.html?m=1]</ref>。


== 戦績 ==
== 戦績 ==

2017年12月18日 (月) 12:45時点における版

タイロン・ウッドリー
基本情報
本名 タイロン・ラケント・ウッドリー
(Tyron Lakent Woodley)
通称 ザ・チョーズン・ワン (The Chosen One)
T・ウッド (T-Wood)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1982-04-17) 1982年4月17日(42歳)
出身地 ミズーリ州ファーガソン
所属 アメリカン・トップチーム
→アメリカン・トップチーム・エボリューション/ルーファスポーツ
身長 175cm
体重 77kg
リーチ 188cm
階級 ウェルター級
バックボーン レスリング
テーマ曲 I Ain't Turning Back
(Thi’sl)
DNA.
(ケンドリック・ラマー)
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タイロン・ウッドリーTyron Woodley1982年4月17日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ミズーリ州ファーガソン出身。ミズーリ州セントルイス在住。アメリカン・トップチーム・エボリューション所属。現UFC世界ウェルター級王者。

2010年のウッドリー

来歴

13人兄弟姉妹の11番目の子供として生まれる。ミズーリ大学コロンビア校時代はレスリングで活躍し、46戦全勝という金字塔を打ち立て、オールアメリカンに2度輝く。ベン・アスクレンのチームメイトだった。

2009年2月7日、プロ総合格闘技デビュー。

Strikeforce

2009年6月6日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Lawler vs. Shieldsでサルバドール・ウッズと対戦し、ダースチョークによる一本勝ちを収めた。

2010年10月9日、Strikeforce: Diaz vs. Noons 2アンドレ・ガウヴァオンと対戦し、パウンドでKO勝ちを収めた。

2011年7月30日、Strikeforce: Fedor vs. Hendersonポール・デイリーと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2012年1月7日、Strikeforce: Rockhold vs. Jardineジョーダン・メインと対戦し、2-1の判定勝ちを収め10連勝となった。

2012年7月14日、Strikeforce: Rockhold vs. Kennedyの世界ウェルター級王座決定戦でネイサン・マーコートと対戦し、右アッパーの連打でKO負けを喫し王座獲得に失敗した。キャリア11戦目で初黒星を喫した。

UFC

2013年2月2日、UFC初参戦となったUFC 156ジェイ・ヒエロンと対戦。試合開始直後に右フックでダウンを奪い、追撃のパウンドでKO勝ち。

2013年6月15日、UFC 161ジェイク・シールズと対戦し、1-2の判定負け。

2013年11月16日、UFC 167ジョシュ・コスチェックと対戦し、1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年3月15日、UFC 171でウェルター級ランキング2位のカーロス・コンディットと対戦し、コンディットの負傷により2RTKO勝ち[1]

2014年6月14日、UFC 174でウェルター級ランキング2位のローリー・マクドナルドと対戦し、判定負け。

2014年8月23日、UFC Fight Night: Bisping vs. Leでウェルター級ランキング10位のキム・ドンヒョンと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年1月31日、UFC 183でウェルター級ランキング7位のケルヴィン・ガステラムと対戦し、2-1の判定勝ち。この試合はガステラムの体重超過により81.6kg契約で行われた。

世界王座獲得

2016年7月30日、1年6か月ぶりの復帰戦となったUFC 201のUFC世界ウェルター級タイトルマッチで王者ロビー・ローラーと対戦し、右フックでダウンを奪い、パウンドでKO勝ちを収め王座獲得に成功した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年11月12日、UFC 205のUFC世界ウェルター級タイトルマッチでウェルター級ランキング2位のスティーブン・トンプソンと対戦し、1-0の判定ドローで初防衛に成功。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年3月4日、UFC 209のUFC世界ウェルター級タイトルマッチでウェルター級ランキング1位のスティーブン・トンプソンとダイレクトリマッチで再戦し、2-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功するも、両者共に手数の少ない試合だったため、会場からはブーイングが沸き起こった。

2017年7月30日、UFC 214のUFC世界ウェルター級タイトルマッチでウェルター級ランキング1位のデミアン・マイアと対戦。マイアの21度に渡るタックルを全て切り、3-0の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功するも、マイアのタックルを警戒していためか、慎重な試合運びとなってしまい、会場からはブーイングが沸き起こった。

ファイトスタイル

重量級並みの威力と軽量級顔負けのスピードを誇るパンチを最大の武器としている。特に、パンチを放つ際の踏み込みの速さは、ウェルター級で随一である。また、学生時代にオールアメリカンに2度選出された程のレスリング技術をあわせ持つ。テイクダウンからのグラウンド&パウンドも得意としている。スタミナ面でも問題はなく、難なく5ラウンドを戦い抜くことができる。また、最近のデミアン・マイア戦やスティーブン・トンプソン戦のように、相手の土俵には全く付き合わないという堅実なファイトスタイルを確立している。

人物・エピソード

  • 近年、ファンからはヒール的な目で見られており、ウッドリー自身も「ファイターの中にはかっこつけて、俺はいつでも誰とでも戦うみたいな事を言う奴がいるけれど、本当にそういう考えを持っているファイターはいない」「もしコナー・マクレガーが俺と戦いたいのなら彼は何時でも俺と戦うことが出来るし、それはマイケル・ビスピンGSPニック・ディアスネイト・ディアスにも同じことが言える。彼らであればいつでも歓迎する。ただ誰も俺と戦おうとしない」とファイター達を挑発している[2]
  • テストステロン補充療法(TRT)の使用に強く反対しており「39歳の時にまるで25歳の頃のように行動できてはいけないだろう」などと語っている[3]

戦績

総合格闘技 戦績
22 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
18 6 5 7 0 1 0
3 1 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
デミアン・マイア 5分5R終了 判定3-0 UFC 214: Cormier vs. Jones 2
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2017年7月30日
スティーブン・トンプソン 5分5R終了 判定2-0 UFC 209: Woodley vs. Thompson 2
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2017年3月4日
スティーブン・トンプソン 5分5R終了 判定1-0 UFC 205: Alvarez vs. McGregor
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2016年11月12日
ロビー・ローラー 1R 2:12 KO(右フック→パウンド) UFC 201: Lawler vs. Woodley
【UFC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2016年7月30日
ケルヴィン・ガステラム 5分3R終了 判定2-1 UFC 183: Silva vs. Diaz 2015年1月31日
キム・ドンヒョン 1R 1:01 TKO(右フック→パウンド) UFC Fight Night: Bisping vs. Le 2014年8月23日
× ローリー・マクドナルド 5分5R終了 判定0-3 UFC 174: Johnson vs. Bagautinov 2014年6月14日
カーロス・コンディット 2R 2:00 TKO(右膝の負傷) UFC 171: Hendricks vs. Lawler 2014年3月15日
ジョシュ・コスチェック 1R 4:38 KO(右ストレート) UFC 167: St-Pierre vs. Hendricks 2013年11月16日
× ジェイク・シールズ 5分3R終了 判定1-2 UFC 161: Evans vs. Henderson 2013年6月15日
ジェイ・ヒエロン 1R 0:36 KO(パウンド) UFC 156: Aldo vs. Edgar 2013年2月2日
× ネイサン・マーコート 4R 1:39 KO(スタンドパンチ連打) Strikeforce: Rockhold vs. Kennedy
【Strikeforce世界ウェルター級王座決定戦】
2012年7月14日
ジョーダン・メイン 5分3R終了 判定2-1 Strikeforce: Rockhold vs. Jardine 2012年1月7日
ポール・デイリー 5分3R終了 判定3-0 Strikeforce: Fedor vs. Henderson 2011年7月30日
タレック・サフィジーヌ 5分3R終了 判定3-0 Strikeforce Challengers 13 2011年1月7日
アンドレ・ガウヴァオン 1R 1:48 KO(右ストレート→パウンド) Strikeforce: Diaz vs. Noons 2 2010年10月9日
ネイサン・コイ 5分3R終了 判定2-1 Strikeforce Challengers 8 2010年3月21日
ルディ・ベアーズ 1R 2:52 肩固め Strikeforce Challengers 5 2009年11月20日
ザック・ライト 2R 3:38 腕ひしぎ十字固め Strikeforce Challengers 3 2009年9月25日
サルバドール・ウッズ 1R 4:20 ダースチョーク Strikeforce: Lawler vs. Shields 2009年6月6日
ジェフ・カルステンス 1R 0:48 チョークスリーパー Respect is Earned 2: Brotherly Love Brawl 2009年4月30日
スティーブ・シュナイダー 1R 1:09 ギブアップ(パンチ連打) Headhunter Productions: The Patriot Act 1 2009年2月7日

獲得タイトル

表彰

  • ブラジリアン柔術 茶帯
  • レスリング NCAAオールアメリカン(2回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト (1回)
  • Strikeforce ライジングスター・オブ・ザ・イヤー(2010年)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
ロビー・ローラー
第11代UFC世界ウェルター級王者

2016年7月30日 - 現在

次王者
N/A