神戸屋
神戸屋本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒533-0014 大阪府大阪市東淀川区豊新2丁目16番14号 北緯34度44分36.8秒 東経135度31分43.3秒 / 北緯34.743556度 東経135.528694度座標: 北緯34度44分36.8秒 東経135度31分43.3秒 / 北緯34.743556度 東経135.528694度 |
設立 |
1932年12月16日 創業 1918年(大正7年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2120001051672 |
事業内容 | パン・洋菓子・冷凍生地・デリカ食品の製造販売他 |
代表者 | 代表取締役社長 桐山健一 |
資本金 | 11億9700万円 |
売上高 | 433億8900万円(2020年12月31日時点)[1] |
営業利益 | ▲5億7500万円(2020年12月31日時点)[1] |
経常利益 | 10億円(2020年12月31日時点)[1] |
純利益 | ▲14億5200万円(2020年12月31日時点)[1] |
純資産 | 68億0100万円(2020年12月31日時点)[1] |
総資産 | 277億7900万円(2020年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 1309人(2018年9月30日現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
桜井興業 22.54% 日清製粉 9.49% 桐山奨学会 8.28% |
主要子会社 |
神戸屋レストラン 神戸屋東京工場 マルト神戸屋 タイヨー神戸屋 マツヤ神戸屋 |
外部リンク |
www |
株式会社神戸屋(こうべや、英: KOBEYA BAKING CO., LTD.)は、大阪府大阪市東淀川区に本社を置く、パンや洋菓子の製造・販売を行うとともにレストランなどを経営する、日本の製パン業者・フードサービス企業である。創業は1918年(大正7年)[2]。社是は「Fresh&Pure」。
概要
売上高に占める比率は食パン26%、菓子パン52%、惣菜パン7%と菓子パンの比率が高い。
子会社に神戸屋レストランがあり、神戸屋本体でも「神戸屋フレッシュベーカリー」という小規模店舗での焼きたてパン小売を直営、フランチャイズで展開するなど、老舗、「焼きたてパン」というブランドイメージを活かした経営を行っている。
2023年2月28日付で、包装パンの製造販売並びにデリカ食品の製造販売事業を、神戸屋が設立する新会社へ会社分割で譲渡した上で、新会社の株式を山崎製パンへ譲渡する予定[3][4]。
スポーツ用品販売業の神戸屋スポーツ(神戸屋運動具店)とは無関係。
沿革
神戸屋の由来は、創業者の桐山政太郎が神戸の製パン会社に勤めていた際に、大阪で「神戸パン」という名称で販売を行ったことからであり、その後1918年(大正7年)に政太郎が独立したのと同時に本社を大阪に置いた。
(年表の出典[5])
- 1918年 - 大阪出入橋に神戸屋合資会社が創業
- 1928年 - 従来のホップス種からイースト菌を使用する製パン方法に日本で初めて成功
- 1933年 - 福島工場が竣工、「東洋一の大工場」と称され、当時のアメリカの業界紙「ベーカーズ・ウィークリー」に掲載される。
- 1954年 - 液体発酵法を導入し、本格的な大量生産が始まる
- 1973年 - 冷凍パン生地事業を開始
- 1975年 - ベーカリーレストラン1号店を西宮市に出店し、フードサービス事業に進出
- 1981年 - 静岡県浜松市の製パン業「株式会社マルト」と提携(その後「マルト神戸屋」へ商号変更)
- 1986年 - 島根県松江市の製パン業「マツヤベーカリー」と提携(その後「マツヤ神戸屋」へ商号変更)
- 1989年 - 関西フレッシュベーカリー事業部(現:フレッシュベーカリー事業)誕生。駅中ビジネスへ参入。
- 1991年 - 米飯事業に本格進出
- 1996年 - 明治製菓(現:明治)系の明治パンを買収(その後「神戸屋東京工場」へ商号変更)
- 1997年 - 独自製法でイーストフード・乳化剤を排した「神戸屋づくり」シリーズを発売
- 2001年 - イーストフード・乳化剤を加えない「湯種」食パンを発売
- 2023年2月末 - 包装パンの製造販売並びにデリカ食品の製造販売事業を、神戸屋が設立する新会社へ会社分割で譲渡する予定であると同時に、新会社の株式を同業会社の山崎製パンに譲渡する予定[6][7]。
主な商品
食パン
- 湯種(ゆだね)
- イーストフードや乳化剤などの添加物を一切使用しない、こだわり製法の食パン。もっちりとした食感が特徴。販売終了。
- のどごし食パン
- 朝食向けに開発された食パン。
- 朝からさっくり食パン
- クロワッサンの製法で作られた、さっくりした食感が特徴の食パン。
- もちふわ食パン
- 2011年発売。イーストフード・乳化剤無添加。もっちりしていてふんわりとした食感が特徴。CMには芦田愛菜が出演。
- 円熟
- 半円型の形状の食パン。ゆりかご製法で作られており、さっくりした軽い食感が特徴。
- 全粒粉入りの商品の他、レーズン、五穀入りのものがある。
菓子パン
- フランスシリーズ
- 1975年から発売が開始された、ロールパンにミルククリームをサンドした菓子パン。ミルク・チョコレート・カスタード・アーモンドクリームなどのフレーバーがある。
- 丹念熟成シリーズ
- あんパンのような形状のパン。つぶあんやこしあんに加え、クリーム、イチゴジャム、チョコレート、ブルーベリージャムなどのフィリングがある。
- サンミーシリーズ
- 期間限定商品でヨンミーや、関西の番組とコラボした商品が定期的に発売され、関西のお土産としても喜ばれる。
- メロンパン
- しっとりバターマフィンシリーズ
惣菜パン
- カレーパン
- ハムマヨ
- 2001年から発売が開始された、ランチタイムの定番パン。ロールパンにハムとマヨネーズをサンド。
- ソーセージマヨ
- たまマヨ
- ラクふわパック
- ラクふわサンド
主な事業所
- 本社・東淀工場:大阪市東淀川区[2]
- 関東本部:神奈川県海老名市[2]
- 寝屋川工場:大阪府寝屋川市
- 土山工場:兵庫県加古郡稲美町
- 海老名工場:神奈川県海老名市
- 戸田工場:埼玉県戸田市
- 練馬工場:東京都練馬区
- 千葉工場:千葉県大網白里市
主な関連会社
ほか[8]
CM出演者
- 芦田愛菜(もちふわ食パン、2011年)
脚注
- ^ a b c d e f 株式会社神戸屋 第88期決算公告
- ^ a b c “会社概要”. 株式会社神戸屋. 2020年7月19日閲覧。
- ^ 株式会社神戸屋の包装パン事業等の譲受けに関するお知らせ山崎製パン 2022年8月26日
- ^ 当社卸事業等の譲渡に関するお知らせ神戸屋 2022年8月26日
- ^ “神戸屋100年の歩み”. 株式会社神戸屋. 2020年7月19日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2022年8月26日). “山崎製パン 「神戸屋」の主力 包装パンの事業などの買収を発表”. NHKニュース. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “山崎製パン、神戸屋主力事業買収 包装パンとデリカ食品”. 共同通信 (2022年8月26日). 2022年8月27日閲覧。
- ^ 関連会社
外部リンク