東国幹
東 国幹 あずま くによし | |
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生年月日 | 1968年2月17日(56歳) |
出生地 |
北海道上川郡風連町 (現:名寄市) |
出身校 | 東海大学法学部 |
所属政党 | 自由民主党(茂木派) |
公式サイト | あずまくによし(東国幹) |
選挙区 | 北海道6区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2021年11月4日[1] - 現職 |
選挙区 | 旭川市選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 |
1999年 - 2002年 2007年 - 2014年 2015年 - 2021年 |
旭川市議会議員 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 1995年 - 1999年 |
東 国幹(あずま くによし、1968年(昭和43年)2月17日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(1期)。他に北海道議会議員(5期)、旭川市議会議員(1期)を歴任した。
来歴
北海道深川西高等学校、東海大学法学部法律学科卒業[2]。大学在学中は原田義昭[注 1]の書生だった[2]。この頃、いわゆる旭川オリンピック構想が持ち上がるが、五輪の招致に失敗したことが強烈な印象となり、政治家を志す動機になったという[6]。大学卒業後佐藤静雄の秘書として4年間仕える[2]。
1995年4月の統一地方選挙で旭川市議会議員に初当選[2]。
1999年4月の北海道議会議員選挙の旭川市選挙区(定数6)に自民党は現職の加藤礼一のほか、東、新人の菅原範明の計3人を擁立。東は6番目の得票数で初当選し、菅原は次点で落選した[7]。
2002年11月の旭川市長選挙では、現職の菅原功一を227票差まで追い詰めるものの落選[2][8]。2007年4月の統一地方選挙で北海道議会議員に当選し、以後4期(通算5期)務める。その間2014年11月には再び旭川市長選挙に立候補するが、現職の西川将人に敗れた[2][8]。直後の12月に行われた第47回衆議院議員総選挙にも比例北海道ブロックから出馬したが、名簿の掲載順位が最下位だったこともあり落選[9]。
2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に北海道第6区から立候補。かつて旭川市長選で争った西川将人と再び対決することになったが、西川を破り初当選を決めた。
政策・主張
憲法
- 憲法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[10]。
- 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[11]。
- 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「環境権に関する条項を新設する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[10]。
- 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[12]。
外交・安全保障
- 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[10]。
- 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[10]。
- 普天間基地の辺野古移設について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[10]。
ジェンダー
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかとも言えない」と回答[10]。同年のNHKのアンケートで回答しなかった[11]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかとも言えない」と回答[10]。同年のNHKのアンケートで回答しなかった[11]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[10]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートで回答しなかった[11]。
その他
- 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「下げるべき」と回答[11]。
- 「新型コロナ対策として、消費税率の一時的な引き下げは必要だと思うか」との問いに対し、2021年のアンケートで「必要でない」と回答[11]。
- 森友学園を巡る公文書改竄問題で、財務省が開示を拒んでいた「赤木ファイル」が2021年6月22日、大阪地裁の命令によって公開された[13]。国の対応をどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[12]。
統一教会との関係
- 2020年8月に発足した「旭川家庭教育を支援する会」の会長を務める[14]。同団体は旭川市に家庭教育支援条例を制定することを目指している。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者が事務局長を務め、旭川市長の今津寛介が役員を務める[15]。
- 2022年5月7日、 「旭川家庭教育を支援する会」は旭川市と市教育委員会の後援を受けて、静岡県議会議員の藤曲敬宏の後援会を開催。藤曲は同年8月20日放映の『報道特集』の中で、統一教会の信者であることを公表[16]。これを受けて北海道新聞が東に取材すると、東は「県議と統一教会との関係は知らなかった」と答えた[17]。
- 統一教会系の世界日報は「旭川家庭教育を支援する会」の活動を複数回記事にしている[17]。
脚注
注釈
出典
- ^ 令和3年11月4日北海道選挙管理委員会告示第69号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人等について)
- ^ a b c d e f プロフィール - 東国幹公式サイト
- ^ 日テレNEWS (2022年7月25日). “【“統一教会”と政治家】2年前設立の議員連合“顧問”に… 名簿を入手”. YouTube. 2022年8月2日閲覧。
- ^ “原田義和 Facebook 2021年6月15日” (2021年6月15日). 2022年7月18日閲覧。
- ^ 小川俊一 (2022年8月13日). “「選挙支援ありがたい」「自民党の思想に近い」 原田義昭氏、旧統一教会との関係で”. 西日本新聞. 2022年8月25日閲覧。
- ^ 東国幹 - 自由民主党・道民会議 北海道議会議員会
- ^ 北海道議会議員選挙 - 旭川市候補者一覧 - 1999年04月11日投票 | 北海道 | 選挙ドットコム
- ^ a b https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/461/463/p005931_d/fil/sityo2.pdf
- ^ 第47回衆議院議員選挙 比例・北海道ブロック 自由民主党 - 政治山
- ^ a b c d e f g h “東国幹”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “北海道6区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ a b “自民 北海道6区 東国幹”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
- ^ 原田晋也、皆川剛 (2021年6月23日). “森友問題「赤木ファイル」黒塗りでも読み解けたこと、残った謎 安倍昭恵氏の削除は初日に指示”. 東京新聞 2021年9月21日閲覧。
- ^ 旭川家庭教育を支援する会 基本情報旭川市民活動情報サイト 旭川市市民活動交流センターCoCoDe
- ^ 旭川市の「家庭教育支援条例」停滞必至 東氏会長の制定目指す会が旧統一教会と接点北海道新聞2022年8月22日
- ^ TBSテレビ『報道特集』2022年8月20日。
- ^ a b “東国幹衆院議員、旧統一教会と接点 会長職の団体が教団会員の県議招き講演会”. 北海道新聞 (2022年8月22日). 2022年8月24日閲覧。
外部リンク
- あずまくによし(東国幹)
- 東国幹 (officeadumakuniyoshi) - Facebook