更新世
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新 生 代 |
第 四 紀 |
完新世 | |
更新世 | |||
新 第 三 紀 |
鮮新世 | ピアセンジアン ザンクリアン | |
中新世 | メッシニアン トートニアン サーラバリアン ランギアン バーディガリアン アキタニアン | ||
古 第 三 紀 |
漸新世 | チャッティアン ルペリアン | |
始新世 | プリアボニアン バートニアン ルテシアン ヤプレシアン | ||
暁新世 | サネティアン セランディアン ダニアン | ||
中 生 代 |
白 亜 紀 |
後期 | マーストリヒチアン |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/71/Pleistocene_north_ice_map.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/39/Varve1.gif/250px-Varve1.gif)
更新世(こうしんせい、Pleistocene)は地質時代の区分の一つで、約258万年前から約1万年前までの期間。第四紀の第一の世。この前の鮮新世と合わせてPlio-Pleistoceneとして扱われることもある。更新世のほとんどは氷河時代であった。
かつては洪積世(こうせきせい、Diluvium)[1]ともいった。
分類
更新世は、前期、中期、後期に分けられ、前期はさらにジェラシアン及びカラブリアンに分けられている。
- 後期更新世(0.126 - 0.0117 Mya[2]、12万6000~ (西暦2000年から数えて) 1万1700年前) 現在、タランティアン (Tarantian) の名称がIUGS-ICSで検討されている[3]。
- 中期更新世(0.78 - 0.126 Mya、78万~12万6000年前) 現在、イオニアン (Ionian) の名称がIUGS-ICSで検討されている[3]。
- カラブリアン (1.806 - 0.78 Mya、180万6000~78万年前)
- ジェラシアン (2.588 - 1.806 Mya、258万8000~180万6000年前)
大陸
大陸の形は現在とほとんど変わらないが、氷期・間氷期の氷床の拡大・縮小による海水準変動に伴って、海岸線の位置が移動した。更新世の後期では海水準にして百数十メートルの変動があった。海水準が低下した時期は、現在浅い海である海域の多くが陸地となっていた。
気候
氷期と間氷期を繰り返した。
更新世
- 200万年前 - ヒーバー氷期、ヒーバー-ドナウ間氷期
- 100万年前 - ドナウ氷期、ドナウ-ギュンツ間氷期
- 80万年前 - ギュンツ氷期
- 50万年前 - ギュンツ-ミンデル間氷期、ミンデル氷期
- 40万年前 - ミンデル-リス間氷期、リス間氷期
- 25万年前 - 12万年前 リス氷期、
- 7万年前 - ヴュルム氷期(最終氷期)、リス-ヴュルム間氷期
- 2~1.8万年前 - 最寒冷期
- 1.4~1.2万年前 - 古ドリアス期(小寒冷期)
完新世
- 1.2万年前 - アレレード期(温暖期)
- 1.1万年前 - 新ドリアス期
生物
脚注
- ^ 洪積世の名は地質学に時期区分が導入された17世紀にこの時代の地層がノアの洪水の反映と信じられたことによる。現在では神話に結びつけることは望ましくないため、この区分名は使われなくなった。
- ^ mya、m.y.a.とは million years ago の略で、百万年前のこと。 英語版Wikipedia参照 ⇒ mya (unit)
- ^ a b 日本第四紀学会#第四紀学最新情報#第四紀の地位と新しい定義が確立されました2010年9月17日 (金) 16:57 (UTC)閲覧
参考文献
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関連項目
外部リンク
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月14日閲覧。