明の星女子短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ブルーメンタール (会話 | 投稿記録) による 2022年9月10日 (土) 08:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連項目: カテゴリ追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

明の星女子短期大学
大学設置/創立 1971年
廃止 2003年
学校種別 私立
設置者 学校法人明の星学園
本部所在地 埼玉県さいたま市緑区大牧770
学部 国際コミュニケーション学科
 英語専攻[注 1][注 2]
旧:仏語科[注 3][注 2]
テンプレートを表示

明の星女子短期大学(あけのほしじょしたんきだいがく、英語: Akenohoshi Women's Junior College[1][2])は、埼玉県さいたま市緑区大牧770に本部を置いていた日本私立大学である。1971年に設置され、2003年に廃止された。大学の略称は明の星。学生募集は2001年度まで。2002年度より学生募集停止され[3]2003年9月30日廃止[3]。廃校後、短大キャンパスは浦和明の星女子中学校・高等学校の建物の一部に転用されている。

概要

大学全体

教育および研究

  • 明の星女子短期大学は英語フランス語をベースとした語学教育に力をいれており、同時に一般教育科目として「キリスト教概説」と称した宗教科目があった。
  • 「英語圏の文明と文化」と題した研修がアメリカで、「フランス語圏の文明と文化」と称した研修がカナダでそれぞれ行われていた。

学風および特色

  • 明の星女子短期大学は「Florete, Flores!」(フロレテ・フロレス=花よ、花咲け)がモットーに、カトリック教育を通した人格教育を行っていたところに特色がある[2]
  • 「学園バザール」と題したイベントが概ね10月中旬頃に行われていた[2]
  • 「クリスマスの集い」と題したイベントが催されていた[2]

沿革

  • 1937年 明の星学園が創設される。
  • 1971年 明の星女子短期大学開学。
  • 1999年 英語科と仏語科の学生募集を停止。替わりに国際コミュニケーション学科を置く(学生数:女75[注 4][4][6])。
  • 2001年 学生募集が最後となる。
  • 2003年9月30日廃止[3]

基礎データ

所在地

  • 埼玉県さいたま市緑区大牧770

教育

組織

学科

  • 国際コミュニケーション学科
    • 英語専攻
    • 仏語専攻
過去の学科体制
  • 英語科
  • 仏語科

専攻科

  • なし

別科

  • なし

取得資格について

  • かつて、中学校教諭二種免許状が設置されていた[7]
    • 英語:かつて、英語専攻の前身である英語科にて設置されていた[7]
    • フランス語:かつて、仏語専攻の前身である仏語科にて設置されていた[7]。この種の教科目が置かれていた短大はごく少数となっていた[注 5]

大学関係者と組織

大学関係者一覧

施設

キャンパス

  • 設備:学園創立50周年を記念してジュビリーホールが設置された。ほか、チャペル・カフェテリア・図書館(当時の所蔵数はおよそ42,000冊となっていた)などがあった[2]
  • 当時、JR武蔵野線東浦和から徒歩利用することになっていた。

  • なし

対外関係

他大学との協定

カナダ

  • ケベック大学

アメリカ

  • リヴィエ大学

系列校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 旧:英語科
  2. ^ a b 学生募集は1998年入学生で最終。2001年5月29日付けで正式廃止。
  3. ^ 旧:仏語科
  4. ^ a b c 5月1日時点での学生数。
  5. ^ ほか、聖徳大学短期大学部鈴峯女子短期大学にも設置されていた。

出典

  1. ^ http://157.1.40.181/ncid/AN00010486より
  2. ^ a b c d e 『明の星女子短期大学』入学案内小冊子(2000年度受験用)より。
  3. ^ a b c 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』259頁
  4. ^ a b c 出典:『全国学校総覧
  5. ^ a b 昭和47年度版32頁より。
  6. ^ 2000年度版63頁より。
  7. ^ a b c 全国短期大学受験案内'90』196頁より(晶文社1989年)。
  8. ^ a b c d e 『明の星女子短期大学』入学案内小冊子(2000年度受験用より)

関連項目