大田朱美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2022年7月12日 (火) 23:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (id.ndl.go.jp) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

おおた あけみ
大田 朱美
本名 宮﨑 朱美(みやざき あけみ)
別名義 宮崎 朱美(みやざき あけみ)
生年月日 1938年
国籍 日本の旗 日本
職業 アニメーター
ジャンル テレビアニメ
配偶者 宮﨑駿(夫)
著名な家族 宮﨑吾朗(長男)
宮﨑敬介(二男)
テンプレートを表示

大田 朱美[1](おおた あけみ、1938年昭和13年〉[2] - )は、日本アニメーター。本名は宮﨑 朱美(みやざき あけみ)。公益財団法人トトロのふるさと基金評議員。結婚後に出版された書籍などでは宮崎 朱美(みやざき あけみ)名義を用いることもある。

財団法人トトロのふるさと財団理事などを歴任した。

人物

父は版画家の大田耕士[3][4]で、師匠の恩地孝四郎平塚運一と共に「日本教育版画協会」を創立している[5][6]

東京都立豊多摩高等学校を経て、女子美術大学短期大学部を卒業[7]

アニメーターとして、東映動画(のちの東映アニメーション)に入社。1965年10月、同僚の宮﨑駿と結婚。

長男に宮﨑吾朗、次男に宮﨑敬介がいる。

結婚後に上梓した書籍などでは、「崎」の字を用いて「宮崎朱美」名義を用いている[8]。子育てのためにアニメ業界を引退するが、本人の意志ではなく夫からの要望だったため、長年後悔があったという[9]

狭山丘陵の「トトロの森」などでナショナルトラスト運動を推進する財団法人トトロのふるさと財団で非常勤の理事などを務めた[10]

2011年4月1日、財団法人トトロのふるさと財団は財団法人から公益財団法人に改組されると同時に公益財団法人トトロのふるさと基金となった[11]。それにともない、同日付で同公益財団法人の評議員となった[12]

主な参加作品

長編映画

著書

脚注

  1. ^ 正確な表記は「太田」
  2. ^ 宮崎, 朱美, 1938- - Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
  3. ^ 『折り返し点』(宮﨑駿、p.196)
  4. ^ 「おおた」の表記にゆれがある。大田, 耕士, 1909-1998 - Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
  5. ^ 世界日報 「教育版画」普及に尽力・大田耕士 (2009年12月29日)
  6. ^ 大田耕士(おおた こうし)とは - コトバンク
  7. ^ 宮崎駿の妻・大田朱美の立志伝”. nobunaga-oda.com. 2022年1月12日閲覧。
  8. ^ 宮崎朱美『ゴローとケイスケ――お母さんの育児絵日記』徳間書店1987年
  9. ^ 『折り返し点』(宮﨑駿、p.188)
  10. ^ 財団法人トトロのふるさと財団役員名簿』、2010年4月1日
  11. ^ 「狭山丘陵とトトロのふるさと基金の歩み」『沿革・概要|当法人の活動について|公益財団法人 トトロのふるさと基金』トトロのふるさと基金。
  12. ^ 公益財団法人トトロのふるさと基金評議員名簿』、2011年4月1日

関連項目

外部リンク