名古屋グランプリ

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名古屋グランプリ
2013年名古屋グランプリ
開催国 日本の旗 日本
主催者 愛知県競馬組合
競馬場 名古屋競馬場
創設 2001年12月24日
2015年の情報
距離 ダート2500m
格付け JpnII
賞金 1着賞金3100万円
出走条件 サラ系3歳以上（指定交流）
負担重量 別定（#負担重量を参照）
出典 [1]
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名古屋グランプリ（なごやグランプリ）とは、愛知県競馬組合が名古屋競馬場で施行する地方競馬の重賞競走（JpnII）である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞典 名古屋グランプリと表記される。

副賞は農林水産大臣賞、日本中央競馬会理事長賞、地方競馬全国協会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、（一社）愛知県馬主協会会長賞、愛知県競馬組合管理者賞、開催執務委員長賞[1]。

概要

2001年にダートグレード競走として創設。同年に中央・地方全国交流競走から外された東海菊花賞を継承している。現在行われているダートグレード競走では最長距離[2]。

競走条件

以下の内容は、2015年のもの[3]のもの。

出走資格：サラブレッド系3歳以上

  • 東海地区（愛知・笠松）所属馬（出走枠：原則3頭）
  • 他地区地方競馬所属馬（出走枠：原則4頭）
  • JRA所属馬（出走枠：5頭）
  • 辞退馬が出た場合は、選定区分ごとに補欠馬から繰り上がる。

負担重量：別定

  • 基本重量は3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減（南半球産3歳2kg減）
    • 2015年12月18日までのGI（JpnI）競走優勝馬は2kg増、GII（JpnII）競走優勝馬は1kg増（2歳時の成績は対象外）

賞金

2015年の賞金は、1着3,100万円、2着806万円、3着403万円、4着186万円、5着155万円、着外20万円[4]。

歴史

  • 2001年 - ダートグレード競走（GII）として創設、名古屋競馬場のダート2500mで施行。
  • 2005年 - 大雪のため開催中止。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会（ICSC）の勧告に伴い、格付表記をJpnIIに変更。
  • 2010年 - 所属別出走枠が東海地区3頭、JRA5頭に変更。

歴代優勝馬

距離はすべてダートコース。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2001年12月24日 名古屋 2500m ミツアキサイレンス 牡4 笠松 2:43.7 川原正一 粟津豊彦 山本光明
第2回 2002年12月23日 名古屋 2500m アッパレアッパレ 牡3 JRA 2:42.1 武豊 田中章博 小田切有一
第3回 2003年12月23日 名古屋 2500m リージェントブラフ 牡7 JRA 2:41.3 吉田豊 大久保洋吉 大原詔宏
第4回 2004年12月23日 名古屋 2500m ワイルドソルジャー 牡3 JRA 2:44.5 岡部幸雄 作田誠二 小川勲
第5回 2005年12月23日 名古屋 2500m 降雪のため中止
第6回 2006年12月20日 名古屋 2500m ヴァーミリアン 牡4 JRA 2:44.3 C.ルメール 石坂正 （有）サンデーレーシング
第7回 2007年12月24日 名古屋 2500m フィールドルージュ 牡5 JRA 2:41.0 横山典弘 西園正都 地田勝三
第8回 2008年12月23日 名古屋 2500m ワンダースピード 牡6 JRA 2:45.8 小牧太 羽月友彦 山本信行
第9回 2009年12月23日 名古屋 2500m マコトスパルビエロ 牡5 JRA 2:44.2 安藤勝己 鮫島一歩 眞壁明
第10回 2010年12月23日 名古屋 2500m ワンダースピード 牡8 JRA 2:46.6 小牧太 羽月友彦 山本信行
第11回 2011年12月23日 名古屋 2500m ニホンピロアワーズ 牡4 JRA 2:45.6 酒井学 大橋勇樹 小林百太郎
第12回 2012年12月24日 名古屋 2500m エーシンモアオバー 牡6 JRA R2:40.3 岡部誠 沖芳夫 （株）栄進堂
第13回 2013年12月25日 名古屋 2500m シビルウォー 牡8 JRA 2:43.3 内田博幸 戸田博文 （有）社台レースホース
第14回 2014年12月23日 名古屋 2500m エーシンモアオバー 牡8 JRA 2:43.5 岡部誠 沖芳夫 （株）栄進堂
第15回 2015年12月23日 名古屋 2500m アムールブリエ 牝4 JRA 2:45.7 浜中俊 松永幹夫 前田幸治

※ Rはコースレコードを示す。

出典

  1. ^ a b “平成27年度　第20回　名古屋競馬番組名古屋グランプリ（ＪｐｎⅡ）シリーズ” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2015年12月17日閲覧。
  2. ^ web furlong2010（レースハイライト：第10回名古屋グランプリ） - 地方競馬全国協会、2014年12月9日閲覧
  3. ^ “第15回 名古屋グランプリ（ＪｐｎⅡ）出走予定馬”. 地方競馬全国協会. 2015年12月17日閲覧。
  4. ^ “名古屋競馬番組要綱・賞金等支給基準（平成27年度）”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2015年12月17日閲覧。

各回競走結果の出典

関連項目

ダートグレード競走 - 2024年度
JRAは暦年基準、地方競馬は会計年度基準。GI・GII・GIIIは国際格付。
GI
JpnI
GII
JpnII
GIII
JpnIII
東海地区の地方競馬（笠松・愛知）の重賞・準重賞競走 - 2024年度
ダートグレード競走
SPI競走
SPII競走
SPIII競走
P競走
格付なし
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