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北舟岡駅

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北舟岡駅
北舟岡駅入口とホーム
きたふなおか
Kita-Funaoka
H38 伊達紋別 (2.9 km)
(3.2 km) 稀府 H36
所在地 北海道伊達市舟岡町
北緯42度27分1.14秒 東経140度52分50.39秒 / 北緯42.4503167度 東経140.8806639度 / 42.4503167; 140.8806639 (北舟岡駅)
駅番号 H37
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 57.4 km(長万部起点)
電報略号 キフ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
167人/日
-2005年度-
開業年月日 1963年昭和38年)9月30日
備考 無人駅
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北舟岡駅を通過する183系

北舟岡駅(きたふなおかえき)は、北海道伊達市舟岡町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。駅番号H37電報略号キフ

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡しており、線路の横断は不可とされている。線路は一線スルー式で海側の1番線は待避線となっており、特急列車の待避や列車同士の交換がない限り、旅客列車は基本的に2番線を使用する。特急列車などはほぼ最高速度で通過するため、注意が必要である。

かつて、信号場から駅となった後の一時期、交換設備が廃され、単式ホーム1面1線となっていた時期があった(1993年3月末時点ではこの構造である)。廃された上り線(南側・海側、現1番線)は線路が撤去され、ホームは骨組みのみ残っている状態であった[1]

信号場時代は有人であったが[2]、駅に昇格後に無人駅となり、ホームから離れたところに海の家を思わせる待合室機能のみの駅舎と、別棟にトイレを有する[3]。また信号場時代の事務所が2番線沿いに存在した。

駅名の由来

当駅の所在する地名に「北」を付した。この「舟岡」地区は、仙台藩船岡領(現在の宮城県柴田郡柴田町にあった。今東北本線船岡駅がある)柴田家中の人々が1870年(明治3年)頃に入植したことから付けられた地名である。

利用状況

  • 1992年度(平成4年)の1日乗降客数は105人[1]
  • 2005年度(平成17年)の1日平均乗降人員は167人(伊達市の統計では乗降人員で発表されている)。

駅周辺

駅周辺は住宅地である。ホームのすぐ脇には内浦湾(噴火湾)が広がり(海岸線のカーブが一望出来る[3])、晴れた日には駒ケ岳を望むことができる。また、夕日の景色も美しい。

  • 国道37号
  • 湯らん銭伊達店
  • みはらし団地
  • 法弘寺
  • 舟岡郵便局
  • 道南バス「見晴団地」停留所
  • 道南バス「あさひが丘」停留所 - 国道37号線沿い。

歴史

1976年の北舟岡信号場と周囲約750m範囲。下が東室蘭方面。2線からなり、1輌程度の短い千鳥状の相対式ホームを有している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

隣の駅

北海道旅客鉄道
室蘭本線
伊達紋別駅 (H38) - 北舟岡駅 (H37) - 稀府駅 (H36)

脚注

注釈

  1. ^ 1990年7月1日時点で完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。

出典

  1. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)84ページより。
  2. ^ 資料「札幌鉄道管理局管内停車場一覧表」(発行:札幌鉄道管理局、1982年4月1日現在)より。
  3. ^ a b 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)136ページより。

関連項目