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仁川級フリゲート

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仁川級フリゲート
概歴
艦種 フリゲート・護衛艦(FF)
建造期間 2008年 -
就役期間 建造中
前級 蔚山級フリゲート
次級 未定
要目
排水量 軽荷:2,300t
基準:
満載:
全長 114m
全幅 14m
吃水 4m
機関 CODOG方式 2軸推進
GE LM2500ガスタービン 2基
MTU 20V 956 TB92ディーゼル 2基
速力 30ノット
航続距離 8,000km / 18ノット
乗員 140人前後
武装 Mk.45 mod4 62口径5インチ単装砲 1基
ファランクス 20mmCIWS 1基
RAM ブロック1近SAM 21連装発射機 1基
海星SSM 4連装発射筒 2基
天竜SLCM 4連装発射筒 2基
K745「青鮫」短魚雷 3連装発射管 2基
艦載機 スーパーリンクス 哨戒ヘリコプター 1機
C4I KNTDSリンク 11/16
CEROS 200 FCS
レーダー SMART-S 3次元レーダー
ソナー
電子戦
対抗手段
LIG Nex1 SLQ-200(V)K Sonata ECM装置
KDAGAIE MK2 チャフ/フレア発射機
SLQ-261 魚雷デコイ
表記
日本語 仁川(インチョン)級フリゲート
英語 Inchon class frigate
ハングル 인천급 호위함

仁川級フリゲート(インチョン級フリゲート、인천급 호위함)は大韓民国海軍フリゲート進水前はFFXとも呼ばれた。

概要

東海級コルベット浦項級コルベット蔚山級フリゲートを代替するために計画された沿海哨戒用のフリゲートである。 当初は3,000トンクラスのフリゲートを24隻建造する計画であったが、計画が進捗するに従って2,700トンへと船体規模が縮小し、ネームシップ進水時点では、バッチ1としてひとまず2,300トンクラスで6隻建設されることが決定されている。

インチョン級は主に北朝鮮との緊張が続く北方限界線付近にコムドクスリ級ミサイル艇と共に配備される。中長期的には竹島問題を睨んで鬱陵島に配備する構想もある。

2008年に現代重工業が第一次FFXの建造を受注することが決定し、2011年4月にネームシップが進水した。

同型艦

番号 艦名 建造 進水 就役
FFG-811 仁川(インチョン、Inchon) 現代重工業 2011年4月29日 2012年4月2日

艦名は、大韓民国の地方行政区画から採られている。

関連項目

外部リンク