コンテンツにスキップ

上中里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Dragoniez (会話 | 投稿記録) による 2022年5月5日 (木) 10:37個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (伊・ (会話) による版を 2001:268:C0E3:F32:A817:7AB2:C560:F4C7 による版へ巻き戻し)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本 > 東京都 > 北区 > 上中里
上中里
攻坂
攻坂
上中里の位置(東京23区内)
上中里
上中里
上中里の位置
北緯35度44分46.73秒 東経139度45分6.31秒 / 北緯35.7463139度 東経139.7517528度 / 35.7463139; 139.7517528
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 北区
地区 滝野川地区
面積
 • 合計 0.589 km2
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 6,750人
 • 密度 11,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
114-0016[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 練馬
※座標はJR東日本尾久車両センター付近

上中里(かみなかざと)は、東京都北区町名。現行行政地名は上中里一丁目から上中里三丁目。全域が住居表示実施済み区域である。郵便番号は114-0016[2]

地理

東京都北区の南東部に位置し、滝野川地区内に当たる。東は東田端、南は中里および西ケ原、西は西ケ原および栄町、北は堀船および昭和町、わずかに荒川区西尾久と接する。

町内の中央を南西から北東に向かってJR東日本京浜東北線(路線名称は東北本線)、湘南新宿ライン(路線名称は山手貨物線)、東北新幹線が、北東辺には東北本線の尾久支線が、さらに北西辺には都電荒川線線路が走っており、京浜東北線・尾久支線・都電荒川線それぞれ1駅ずつが町内に存在する。

京浜東北線の電車が走る線路を境にして南側の一丁目は武蔵野台地に属する高台であり、一方北側の2丁目 - 3丁目は隅田川沿いの低地に当たる、下町に分類される地域である。この間を結んでいる、瀧野川女子学園前からJR上中里駅前を通り、左に湾曲しながら平塚神社脇に上っていく坂は、蝉坂[4]あるいは攻坂[5]と呼ばれる。坂下に当たる二丁目・三丁目はいずれも住宅工場が混在する地域であるが、北東部の大部分はJR東日本尾久車両センターの敷地となっている。なお2011年上中里駅から二丁目方面へ下りる歩行者用跨線橋の改修工事が行われ、橋上の屋根とエレベーターが新設された。

地価

住宅地の地価は2017年平成28年)の公示地価によれば上中里1-26-10の地点で48万3000円/m2となっている。

歴史

1889年明治22年)の町村制施行時点における北豊島郡滝野川村(1913年に町制施行し滝野川町へ)大字上中里が現在の上中里一 - 三丁目の由来である。滝野川町は1932年昭和7年)に東京市へ編入され滝野川区へ移行し、大字上中里は上中里町となる。1947年(昭和22年)に滝野川区は王子区と合併し北区が成立。その後1953年(昭和28年)に町名整理により上中里町の一部が上中里一丁目・二丁目となった。

1965年に住居表示が実施され、上中里一丁目・二丁目をそのまま継承し改めて上中里一丁目・二丁目が成立、1966年には上中里町の残部にも住居表示が行われ上中里三丁目が成立。上中里町は廃止された。

沿革

  • 1965年(昭和40年)7月1日 - 住居表示の実施により上中里一丁目・二丁目が成立。
  • 1966年(昭和41年)2月1日 - 住居表示の実施により上中里三丁目が成立。

町名の変遷

実施後 実施年月日 実施前
上中里一丁目 1965年(昭和40年)7月1日 上中里一丁目
上中里二丁目 上中里二丁目
上中里三丁目 1966年(昭和41年)2月1日 上中里町

地名の由来

世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
上中里一丁目 1,453世帯 2,793人
上中里二丁目 1,657世帯 2,635人
上中里三丁目 716世帯 1,322人
3,826世帯 6,750人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6][7]

丁目 番地 小学校 中学校
上中里一丁目 全域 北区立滝野川小学校 北区立飛鳥中学校
上中里二丁目 全域 北区立滝野川第五小学校 北区立堀船中学校
上中里三丁目 全域

交通

車坂跨線橋

鉄道

道路

施設

度々店の前の緋毛氈が敷かれた縁台で、主人公の父娘が団子を食べながら捜査状況を語り合う(実際の店舗には縁台は無い)。

脚注

  1. ^ a b c 世帯と人口”. 北区 (2017年12月10日). 2017年12月19日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月19日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月19日閲覧。
  4. ^ 蝉坂 - 北区の歴史と文化財 Archived 2014年8月26日, at the Wayback Machine.
  5. ^ 『北区の自然と傳説(35)‐攻坂』1975年8月17日、「北区新聞」所収
  6. ^ 小学校通学区域一覧”. 北区 (2017年11月7日). 2017年12月19日閲覧。
  7. ^ 中学校通学区域一覧”. 北区 (2017年4月1日). 2017年12月19日閲覧。

外部リンク