チーク
チーク | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Tectona L.f. | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
チーク チークノキ | ||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||
Teak |
チーク(teak)は、シソ科チーク属の落葉高木の総称。アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。材質は堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの用材や建築材として広く使用される。「チーク」という名前はインド南部ケーララ州の言葉マラヤーラム語の「thekku」に由来する。「チークノキ」とも。
特徴
南アジアから東南アジアの熱帯モンスーン気候地域に分布する。樹高は30 - 40m。乾季には落葉して生長を止めるため、年輪が形成される。ただし生長には時間がかかる。
種
- Tectona grandis(Common Teak):インドからインドシナ半島にかけて広く分布する。
- Tectona hamiltoniana(Dahat Teak):ミャンマーの固有種。絶滅危惧種。
- Tectona philippinensis(Philippine Teak):フィリピンの固有種。絶滅が危惧されている。
チーク材
チークはマホガニーと並ぶ優良高級材として様々な用途に用いられる銘木である。材質は堅く強靭で耐久性があり、病害虫にも強い。天然の油成分があって、オイルやニスで手入れしなくても耐久性がある。加工も容易で、よく乾燥させた場合は伸縮率が小さく、家具に向く。水にも強いので、甲板・内装などの船舶用材や建築材として広く使用される。高価であるため、薄くスライスして突き板の表面材にも用いられる。天然の古木から切り出されたチーク材は特に耐久性があるが、大変に高価である。継続供給を目指して植林が行われている。輸出元はほとんどがインドネシアとミャンマーである。
特徴
- 硬く強靭。
- 耐久性・耐水性がある。
- 病害虫に強い。
- 乾燥後は裂けにくく寸法が狂いにくい。
- 比較的加工しやすい。
- 高価。
- 日に焼けると木目の色の濃い部分は薄くなり、薄い部分は濃くなって行くことで色の差異が縮まっていく。
用途
関連項目
外部リンク
- チーク
- 独立行政法人 林木育種センター 海外協力部 熱帯樹種の成長過程
- Igarashi et al. (2012) Seasonality of water and carbon dioxide exchanges at a teak plantation in northern Thailand