スクール・オブ・ロック
スクール・オブ・ロック | |
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School of Rock | |
監督 | リチャード・リンクレイター |
脚本 | マイク・ホワイト |
製作 | スコット・ルーディン |
製作総指揮 |
スコット・アヴァーサノ スティーヴ・ニコライデス |
出演者 |
ジャック・ブラック ジョーン・キューザック |
音楽 | クレイグ・ウェドレン |
撮影 | ロジェ・ストファーズ |
編集 | サンドラ・アデーア |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 |
2003年10月3日 2004年4月29日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[1] |
興行収入 |
$81,261,177[1] $131,282,949[1] |
『スクール・オブ・ロック』(School of Rock) は2003年のアメリカ映画。リチャード・リンクレイター監督のコメディ。
ネッド役のマイク・ホワイトはジャック・ブラックの友人であり、彼のためにこの脚本を書いた。バンドメンバーの子供たちは本当のミュージシャンなので実際に演奏している。
あらすじ
ギタリストのデューイはロックを全身全霊で愛する男だったが、その熱すぎる情熱と勝手なパフォーマンスが原因でバンドをクビになってしまう。家に戻れば、同居している友人ネッドとそのガールフレンドから家賃を払うように言われ、進退窮まってしまう。そんな時、ネッドあてに私立学校の臨時教師の話が舞い込み、仕事が欲しかったデューイはネッドになりすまして名門ホレス・グリーン学院へと向かう。
もともと仕事などする気のない彼だったが、厳格な規律の多い学校で過ごす子供たちが無気力な事に気がつき、さらに担任したクラスの子供たちに音楽の才能があることも見つけ、子供たちとバンドを組んでバンドバトルに出場することを思いつく。
そして、授業と称して子供たちにロックのあらゆることを教え始める。最初は困惑していた子供たちだったが、やがてデューイの陽気な人柄やロックの開放感、ありのままの自分を認めてくれるデューイに魅力を感じはじめ、一緒にバンドバトルを目指して猛練習を始める。
ロック
ジム・オルーク
ガスター・デル・ソル、ソニック・ユース、ソロ活動等で知られるミュージシャン、ジム・オルークが子役達の音楽コンサルタントを務めた。ジムの指導で、子役バンドは目覚ましく腕を上げ、主演のジャック・ブラックは「子役達はあっという間に上達して、僕よりうまくなってしまった」と語っている。
劇中バンドの演奏
デューイと生徒達のバンドSCHOOL OF ROCKは、劇中で映画用のオリジナル曲「School Of Rock」と、AC/DCのカヴァーを演奏。「School Of Rock」も、AC/DCからの影響を伺わせる。他にも、子役達がブラック・サバス、ディープ・パープル、ドアーズのフレーズをコピーしたり、アレサ・フランクリンを歌う場面もある。また、デューイをクビにしたバンドNO VACANCYも、劇中オリジナル曲を演奏した。こちらはLAメタル色が濃い音楽性。
教材
デューイは、生徒達の「宿題」と称し、様々なCDを聴かせる。ジミ・ヘンドリックス、ラッシュ、イエス、ピンク・フロイド、ブロンディ等。また、 アンガス・ヤングやピート・タウンゼントの演奏シーンもビデオで登場する。
その他
劇中で流れる曲は、ザ・クラッシュ、クリーム、ザ・フー、AC/DC、ラモーンズ、ザ・ダークネス、レッド・ツェッペリン、スティーヴィー・ニックス等多数。また、キャストのやり取りの中に、モーターヘッドやシーラ・E等の名前も登場。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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デューイ・フィン | ジャック・ブラック | 江原正士 |
ロザリー・マリンズ | ジョーン・キューザック | 勝生真沙子 |
ネッド・シュニーブリー | マイク・ホワイト | 村治学 |
パティ・ディ・マルコ | サラ・シルバーマン | 高森奈緒 |
ケイティ | レベッカ・ブラウン | |
サマー・ハサウェイ | ミランダ・コスグローヴ | 三浦智子 |
ザック・ムーニーハム | ジョーイ・ゲイドス・Jr | 瀧本富士子 |
フレディ・ジョーンズ | ケヴィン・クラーク | 浅野まゆみ |
ローレンス | ロバート・ツァイ | 宮島依里 |
トミカ | マリアム・ハッサン | |
テオ | アダム・パスカル | 高木渉 |
アリシア | アリーシャ・アレン | 永澤菜教 |
脚注
- ^ a b c “School of Rock (2003)” (英語). Box Office Mojo. 2012年4月7日閲覧。