よしもと漫才劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。124.108.255.226 (会話) による 2016年3月31日 (木) 11:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎「kakeru翔LIVE」出演対象外芸人: Wikipedia:削除依頼/ロングコートダディ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

よしもと漫才劇場

劇場の入居するYES-NAMBAビル
情報
旧名称 ワッハホール,5upよしもと
開館 2014年12月1日
用途 漫才コントなど
運営 吉本興業
所在地 大阪府大阪市中央区難波千日前12-7 YES-NAMBAビル5F
位置 北緯34度39分52.6秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.664611度 東経135.50306度 / 34.664611; 135.50306座標: 北緯34度39分52.6秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.664611度 東経135.50306度 / 34.664611; 135.50306
テンプレートを表示

よしもと漫才劇場(よしもとまんざいげきじょう)とは、大阪府大阪市中央区難波千日前にある2014年12月1日に開館されたお笑いの劇場。なんばグランド花月の向かい、YES-NAMBAビル[1]の5階にある。

概要

2014年11月24日に閉館した5upよしもとを引き継ぐ若手お笑い芸人の拠点として2014年12月1日にリニューアルオープンされた、YES-NANBAビル5階のリニューアルは2回目となる。 座席数は最大313(A列からO列の15列×21席 A列のみ19席)。

公演プログラムは漫才を中心に据えたプログラムとなり、大阪NSC33期相当以下の芸歴の芸人が出演する60分ライブ「Kakeru翔LIVE」、よしもと漫才劇場を代表する芸人が出演する90分ライブ「kiwami極LIVE」、よしもとイチオシの若手芸人から中堅・ベテランまで今をときめく旬の芸人が出演し、吉本極新喜劇も行われる90分寄席公演「よしもと漫才ライブ」等が行われている。 前身である5upよしもとや、High Stageよしもとに出演していた芸人が多く出演している。 一月に一回の頻度で「kakeru翔LIVE」に出演している芸人や「UP TO YOU!」での選抜メンバーが劇場出番をかけて挑む「kakeru翔GP」が行われ、そこでの順位次第で、「UP TO YOU!」の選抜メンバーがよしもと漫才劇場の出番が組み込まれたり、「kakeru翔LIVE」出演芸人がよしもと漫才劇場の出番を剥奪されたりする。また、この結果を元に後述の上方漫才協会大賞新人賞ノミネートが決定する。

舞台以外では『笑い飯のおもしろテレビ』(サンテレビジョン)や、『マヨなか笑人』(読売テレビ)の収録が行われている。

上方漫才協会

よしもと漫才劇場のオープンとともに発足され、中田カウスが会長、中田ボタンが副会長を務める。

大阪のお笑い文化の継承と発展の為に、舞台に立つ若手漫才師たちのサポートを行う協会である。

師匠のいない養成所出身のお笑い芸人が増えたために、協会が師匠の役割を果たしていき、次世代を担う若手漫才師を育成することを目的としている。

よしもと漫才劇場に出演する若手漫才師は上方漫才協会の指導のもと、なんばグランド花月の舞台に立つことを目標に芸を磨いていく。

組織は以下の通り。

上方漫才協会大賞

上方漫才協会発足に伴い、上方漫才協会大賞が新たに毎年1月に開催されることとなった。

舞台やメディアなどでの活躍を総合的な評価や、コンテスト形式をとった一般からの投票や芸人からの投票で選出する部門賞など様々な形で選出される。

賞の名称 概要
大賞 大賞ノミネートに選出された中より決定。

各分野での1年間の活躍や上方漫才への貢献など様々な視点で上方漫才協会大賞の審査会で審査し決定。

新人賞 芸歴5年目以下のコンビによるネタバトルで当日受賞コンビを決定。

ノミネートはよしもと漫才劇場で毎月行われているネタバトル「kakeru翔GP」の審査結果により決定。

話題賞 1年間各メディアで話題になり、その活躍で上方漫才の発展に貢献したコンビが受賞。

審査会により1組を決定。

文芸部門賞 審査会によりノミネート者を決定。

ネタの台本や表現方法など文芸部の視点で特に優れているコンビが受賞。

トータルコーディネイト賞 審査会によりノミネート者を決定。

舞台衣装や髪型、所作など舞台でのコンビのコーディネイトに関わる部分で特に優れているコンビが受賞。

オープニングアクト 1年間よしもと漫才劇場「Kiwami極LIVE」でおこなわれた全てのオープニングアクトから、事前観客投票により1位を決定。
男前ランキング 事前お客様アンケートでの投票結果を集計。得票数のランキングを当日コーナーで発表。

第一回

2016年1月11日なんばグランド花月にて第一回上方漫才協会大賞が行われた。

司会は中田カウスハイヒールリンゴ。上方漫才協会大賞新人賞審査員長は中田ボタン。アシスタントはスーパーマラドーナ

受賞者は以下の通り。

賞の名称 概要
大賞 アインシュタイン
特別賞 バンビーノ
新人賞 ミキ
話題賞 8.6秒バズーカー
文芸部門賞 マルセイユ 「海外恋愛ドラマ」

シンクロック 「異性のキュンとする仕草」

コマンダンテ 「女心がわからない」

吉田たち 「赤色と青色」

トータルコーディネイト賞 祇園

ダブルアート

トット

マルセイユ

ミキ

ゆりやんレトリィバァ

オープニングアクト K-POP芸人

(祇園木崎、マユリカ中谷、サンディエゴ大村ジーニアス、数学ABコメ、イブンカテジュ)

男前ランキング 祇園木崎
男前ランキング順位
順位 芸人名
1位 祇園木崎
2位 アインシュタイン河井
3位 8.6秒バズーカー田中シングル
4位 コマンダンテ石井
5位 ラニーノーズ洲崎
6位 絶対アイシテルズ楠見
7位 ジュリエッタ井尻
8位 祇園櫻井
9位 吉田たちこうへい
10位 えんぴつ消しゴム上田
11位 トット多田
11位 プリマ旦那野村
11位 シンクロック木尾
14位 ミキ亜生
15位 プリマ旦那河野
15位 8.6秒バズーカーはまやねん
17位 電氣ブラン藤村
18位 マルセイユ津田
18位 トット桑原
20位 セルライトスパ肥後
20位 さや香新山
20位 吉田たちゆうへい

出演芸人(2016年2月現在)

「kakeru翔LIVE」出演対象外芸人

「kakeru翔LIVE」出演対象芸人

過去のメンバー

解散した芸人

最寄駅

脚注

  1. ^ 建物は吉本興業が所有・管理を行っていたが、2013年4月に売却。売却後も吉本側が引き続き管理を行っている。

外部リンク