UNDER5 AWARD
UNDER5 AWARD | |
---|---|
決勝会場である ルミネtheよしもと | |
受賞対象 | 芸歴5年以内のお笑い芸人 |
開催日 | 毎年6月 |
国 | 日本 |
主催 | 吉本興業 |
報酬 | 賞金100万円ほか |
初回 | 2023年(第1回) |
最新受賞者 | 金魚番長 |
公式サイト | UNDER 5 AWARD |
UNDER5 AWARD(アンダーファイブ・アワード)は、吉本興業が主催するお笑いコンクール。2023年6月に第1回大会の決勝戦が行われた。
概要[編集]
2023年3月1日に、吉本興業より、芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2023」の開催を発表し、4月15日より、全国で予選が始まった。
応募資格は、フリー・アマチュアを含め、事務所問わず芸歴5年以内の芸人。ピン、コンビ、トリオ問わず。漫才、漫談、コントなど、ネタのスタイルも自由[1]。
東京、大阪の1回戦は動画審査で、札幌、名古屋、福岡、沖縄ではエリア予選を行う。その後、2回戦、3回戦、準決勝を勝ち進んだ9組が、6月18日にルミネtheよしもとにて実施される決勝戦に出場できる。この様子は配信サービス「FANY」で無料配信された[2]。
審査方法[編集]
ファーストステージとファイナルステージの2ネタ方式で審査を実施。事前の抽選会でA、B、Cブロックに3組ずつに分けられ、その順番でネタを披露する。ネタ終了後に審査員が一番面白かったと思う芸人に投票し、一番票数が多かった芸人が最終決戦に進出できる。最終決戦も同様で、審査員の票数が多かった芸人がチャンピオンとなる。審査員の票数が同数になった場合、観客からの票数が多かった方が選出される(観客票は審査員票が公開される前に集計済み)。
審査員[編集]
回 | 審査員一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 石田明 (NON STYLE) |
岩崎う大 (かもめんたる) |
長田庄平 (チョコレートプラネット) |
佐久間一行 | 哲夫 (笑い飯) |
塙宣之 (ナイツ) |
歴代優勝者[編集]
回 | 大会期間 | グループ名 | 結成年 | 所属事務所 | 出場組数 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2023年 4月15日 - 6月18日 |
金魚番長 | 2018年 | 吉本興業 東京 | 1797 |
2 | 2024年 2月19日 - |
2001 |
歴代決勝戦結果[編集]
第1回[編集]
あくびぼうや、イチゴ、エナマキシマ、キャプテンバイソン、金魚番長、三遊間、どんちっち、ハマノとヘンミ、ライムギの9組で争われることになった。出場順は事前に抽選会で決定している。優勝した金魚番長に対して、審査員からは「コンビとしてのボケとツッコミのバランスが頭抜けていた」と評価された[3][4]。
順位 | グループ名 所属事務所 |
出番順 | 結成年 | 芸歴 |
---|---|---|---|---|
優勝 | 金魚番長 吉本興業 東京 |
C-3 | 2018年 | 5年 |
2位 | キャプテンバイソン プロダクション人力舎 |
B-2 | 2020年 | 4年 |
3位 | あくびぼうや フリー[注 1] |
A-2 | 2021年 | 4年 |
決勝戦敗退 | 三遊間 吉本興業 大阪 |
A-1 | 2019年 | 5年 |
ハマノとヘンミ 太田プロダクション |
A-3 | 2018年 | 5年 | |
イチゴ 吉本興業 東京 |
B-1 | 2021年 | 5年 | |
どんちっち 吉本興業 大阪 |
B-3 | 2019年 | 5年 | |
ライムギ 吉本興業 大阪 |
C-2 | 2019年 | 4年 | |
エナマキシマ 吉本興業 東京 |
C-1 | 2022年 | 4年 |
Aブロック[編集]
ネタ順 | コンビ名 | 得票数 | 石田 | う大 | 長田 | 佐久間 | 哲夫 | 塙 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 三遊間 | 1 | ○ | |||||
2 | あくびぼうや | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | ハマノとヘンミ | 1 | ○ |
Bブロック[編集]
ネタ順 | コンビ名 | 得票数 | 石田 | う大 | 長田 | 佐久間 | 哲夫 | 塙 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | イチゴ | 1 | ○ | |||||
2 | キャプテンバイソン | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | どんちっち | 1 | ○ |
Cブロック[編集]
ネタ順 | コンビ名 | 得票数 | 石田 | う大 | 長田 | 佐久間 | 哲夫 | 塙 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | エナマキシマ | 0 | ||||||
2 | ライムギ | 0 | ||||||
3 | 金魚番長 | 6 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
最終決戦[編集]
ネタ順 | コンビ名 | 得票数 | 石田 | う大 | 長田 | 佐久間 | 哲夫 | 塙 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | あくびぼうや | 0 | ||||||
2 | 金魚番長 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | キャプテンバイソン | 2 | ○ | ○ |
歴代準決勝進出者一覧[編集]
太字は決勝進出組
第1回(2023年)
- ウイスキーカノン
- うめすぴか
- エナマキシマ
- オニイチャン
- cacao
- 清川雄司
- 空前メテオ
- ぐろう
- ごぞうろっぷ
- 三遊間
- タイムキーパー
- 例えば炎
- ときヲりぴーと
- どんちっち
- パープルホーン
- ファンタズマ
- ファンファーレと熱狂
- 骨付きバナナ
- マーティー
- ライムギ
- あくびぼうや
- イチゴ
- いろはラムネ
- イワサキ
- 喫茶ムーン
- キャプテンバイソン
- 金魚番長
- 群青団地
- 狛犬
- さとなかほがらか
- シノブ
- ゼロカラン
- ツンツクツン万博
- テキセツの街
- 伝書鳩
- 2番目のアポロ
- 人間横丁
- ねじれネジ
- ハイツ友の会
- ハチカイ
- ハマノとヘンミ
- ハンナッシュベティー
- ボシマックス
- ボニータ
- マーメイド
- みたらし祭り
- ミヤゼユリハマ
- みんな銀河
- レインマンズ
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 『お笑い界のNEWスターを、FANYがどこよりも早く発掘! 芸歴5年目以内の超若手芸人No.1決定戦開催「UNDER5 AWARD 2023」』(プレスリリース)、吉本興業株式会社、2023年3月1日。2024年2月22日閲覧。
- ^ 「事務所問わず芸歴5年目以内の新たな賞レース「UNDER5 AWARD」開催決定(コメントあり)」『お笑いナタリー』。2024年2月22日閲覧。
- ^ 「若手の新賞レース『UNDER5 AWARD』優勝の金魚番長が高評価「このままテレビに出ても活躍できるんじゃ…」」『FANY Magazine』2023年6月19日。2024年2月22日閲覧。
- ^ 「超若手芸人の頂上決戦! 「UNDER 5 AWARD2023」決勝戦、ルミネtheよしもとで6月18日開催」『西新宿LOVE WALKER』角川アスキー総合研究所、2023年6月13日。2024年2月22日閲覧。
- ^ 「あくびぼうや、吉本興業に所属」『お笑いナタリー』2023年9月1日。2023年10月3日閲覧。
関連項目[編集]
- ABCお笑いグランプリ - プロデビュー10年以内のお笑い芸人の賞レース。こちらも全国で活動している全ての若手ピン芸人・お笑いコンビ・お笑いグループが参加することができる。
- UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP - ニッポン放送とSLUSH-PILE.が主催する25歳以下のお笑い賞レース。こちらも全国で活動している全ての若手ピン芸人・お笑いコンビ・お笑いグループが参加することができる。
- THE VERY BEST OF FIVE - K-PROが主催するお笑い賞レースで、本賞レースと同じく芸歴5年以下の若手芸人を対象としている。2019年と2022年に開催された。