FLOWER (チェッカーズのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。百科大将 (会話 | 投稿記録) による 2015年8月28日 (金) 23:27個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

FLOWER
チェッカーズスタジオ・アルバム
リリース
録音 HITOKUCHIZAKA STUDIO
ジャンル J-POP
時間
レーベル キャニオン・レコード
プロデュース 芹澤廣明
チャート最高順位
チェッカーズ アルバム 年表
親愛なるジョージ・スプリングヒル・バンド様(キュート・ビート・クラブ・バンド)
(1985年)
FLOWER
(1986年)
SONG FOR U.S.A. オリジナル・ソング・アルバム
(1986年)
『FLOWER』収録のシングル
テンプレートを表示

FLOWER』(フラワー)は日本ロックバンドチェッカーズの4枚目のアルバムである。 1986年3月30日キャニオン・レコードよりリリースされた。その後、2004年3月17日に再リリースされている。

解説

編曲までメンバーが本格的に製作した楽曲が収録されている初めてのアルバム。 今までもオリジナル作品は発表してきたが、作曲者で恩師でもあった芹沢より「やってみろ」と激励を受けて、完全オリジナル作品を4曲制作した。 後にこの経験が、シングル「NANA」以降の完全オリジナル曲を発表するきっかけとなる。

ジャケット写真はビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を意識したものとなっているが、発売当初メンバーはインタビューで、「ビートルズの『サージェント〜』や、ストーンズの『フラワーズ』を意識しているのでは?との問いに「全く無関係」と答えていた。

収録曲

  1. Free Way Lovers
  2. Two Kids Blues
    • 作詞:藤井郁弥/作曲:鶴久政治/編曲:チェッカーズ
  3. 君はRock-A-Ballade
    グリコアーモンドチョコレートのCMソング。
  4. Missアニーの証言
    大土井がリードボーカル。歌詞は高杢を想定したという。
  5. One Night Angel
    • 作詞:売野雅勇/作曲:芹澤廣明/編曲:矢島 賢・矢島マキ
    後に高橋理奈がカバーしている。
  6. 俺たちのロカビリーナイト
    • 作詞:売野雅勇/作曲・編曲:芹澤廣明
    7thシングル。
  7. Long Road
    • 作詞:藤井郁弥/作曲:藤井尚之/編曲:チェッカーズ
    ファンへの感謝の意を込めた曲。「ALL SONGS REQUEST」や「ALL BALLADS REQUEST」の投票で共に第1位に輝いている。88年のSCREW WINTER TOURでは藤井兄弟によるツインボーカルで歌われた。のちにフミヤが2002年10月9日発売のセルフカバーアルバム「Re Take」にてセルフカバー。
  8. 悲しきアウトサイダー
    • 作詞:売野雅勇/作曲:芹澤廣明/編曲:矢島 賢・矢島マキ
    高杢がリードボーカル。
  9. LADY-M.を探せ
    • 作詞:売野雅勇/作曲・編曲:芹澤廣明
    TDKカセットテープのCMソング。
  10. 時のK-City
    • 作詞:藤井郁弥/作曲:武内享/編曲:チェッカーズ/弦アレンジ:矢島マキ
    鶴久がリードボーカル。K-Cityとは久留米市を示す。