高杢禎彦

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高杢禎彦
基本情報
出生 1962年9月9日(52歳)
出身地 日本の旗 日本 福岡県久留米市
学歴 柳川高等学校
ジャンル J-POP
職業 タレント
俳優
歌手
担当楽器 ボーカル
活動期間 1983年 -
事務所 高杢企画
共同作業者 チェッカーズ
公式サイト 高杢企画

高杢 禎彦(たかもく よしひこ、1962年9月9日 - )は、福岡県久留米市出身のタレント俳優・元歌手。通称はモク柳川高等学校卒業。

来歴[編集]

理容室を自営していた夫婦の下に出生。兄弟は他に姉が1人いた。藤井郁弥藤井尚之の幼馴染み。

当時未成年だったが酒に酔っていた郁弥にチェッカーズ加入を頼み、2度のテストを経て加入。チェッカーズではサイドボーカル(コーラス)を担当した。高杢が作詞やメインボーカルを担当した曲もある。

チェッカーズに属していた当時から俳優活動をしており、バンド解散後に出演した映画では凶悪犯の役を務めた。2003年には作家活動を開始し、自らががんを患っていたことや、チェッカーズ時代の暴露話を書いたエッセイチェッカーズ』を発表。その内容はファン以外からも注目を浴びた。そして、その翌年にはエッセイ第2作『ガンが教えてくれた大切なもの』を発表した。同書は現在では絶版になっている。高杢は著書『チェッカーズ』で、いつかファンの前で「ギザギザハートの子守唄」「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシー」などを歌ってみたいと語っていた。

私生活では、チェッカーズ時代の1990年12月にレースクイーンをしていた女性と結婚し、一男二女をもうけた。

人物・エピソード[編集]

  • 中学時代は不良グループの番長格だったこと、高杢が中三時そのグループのメンバーが傷害事件を起こし、事件に関連し高杢が久留米警察署に呼び出され事情聴取を受け、(不祥事に関連しての)記録が残っていることを『チェッカーズ』で本人が認めている。なお、高杢はこの年久留米市立久留米商業高等学校を受験も不合格となったが、「この不祥事が受験に響いたのでは…。」と『チェッカーズ』内で著した。
  • 柳川高校入学後、「当時野球審判になりたいと希望していて野球そのものの心得が必要だと考えて(本人談)」野球部に入部も練習についていけず一年の一学期限りで野球部を退部。なお、野球部の同期にプリンスホテル硬式野球部ソウルオリンピック野球日本代表を経て日本ハムファイターズ大阪近鉄バファローズでプレー、台湾プロ野球球団でコーチを務める中島輝士が居り、『ガンが教えてくれた大切なもの』でも中島と、当時の柳川高校野球部監督(退部後の高杢の行動を気にかけていたからという)を回顧する記述を行った。
  • 胃ガン発症後はショックから自殺も考えたが、妻の励ましで生きる事を決意、8時間にも及ぶ手術を成功させる。手術後のリハビリも数メートル歩くのもやっとであったが、妻の支えもあって無事に回復。仕事も出来る様になり、この事についての講演会も行っている。
  • 胃ガンの手術で腹部を切った事もあって歌う事に恐怖感があったが、福岡で大内義昭に偶然遭遇。大内も高杢の声の力強さに歌を歌う事を勧め、2010年10月10日にTBS系のスペシャル番組「1億3000万人のラブコール 懐かしのスターは今! 壮絶大追跡スペシャル」に出演、チェッカーズのデビュー曲である「ギザギザハートの子守唄」をフルコーラス熱唱した。これを契機に大内と「THE GUN」(ザ・ガン)というユニットを結成し、以後は2人で音楽活動をすることが多くなっている。大内が手掛けたギラヴァンツ北九州の公式球団歌『燃えろギラヴァンツ〜太陽に向かって〜』も、ライブでは2人が中心になって歌うことが多くなった。

単独での音楽活動[編集]

シングル[編集]

チェッカーズ在籍中リリース作品[編集]

  1. 酒なんかいらねえ(1989年2月8日、ポニーキャニオン) - 初のソロは同日リリースのアルバムを含め演歌・歌謡曲路線。MOKU名義でリリース。
  2. HONMOKU1971(1991年6月7日、東芝EMI) - 同日リリースの同タイトルアルバムからのシングル・カット。宇崎竜童の作詞作曲、ポニーキャニオン専属であるチェッカーズの現役メンバーでありながら、ソロ作品を他社・東芝EMIからリリースしたことは異例である。
  3. 愛を抱きしめよう(1992年10月4日、東芝EMI) - 同年4月リリースの同タイトルアルバムからのシングル・カット。作曲をKANが担当。

チェッカーズ解散後リリース作品[編集]

  1. 恥ずかしきことの数々(1993年6月9日、東芝EMI) - かつてチェッカーズ初期の代表作の作曲・音楽の指南を担当していた芹澤廣明の作曲。
  2. エンジョイパンク(2000年4月5日、NECインターチャネル) - テレビ朝日系アニメ『マシュランボー』エンディングテーマ。Jet's名義でリリース。

アルバム[編集]

全てチェッカーズ在籍中のリリースである。

  1. 弱虫 〜ろくでなし〜(1989年2月8日、ポニーキャニオン) - シングル「酒なんかいらねえ」とカップリング曲「小さなピアス」は収録されていない。8曲目の「DOJI」は作詞を武田鉄矢が担当。MOKU名義でリリース。
  2. HONMOKU1971(1991年6月7日、東芝EMI) - 全11曲の作曲と内7曲の作詞を宇崎、2曲の作詞を阿木燿子が担当。
  3. 愛を抱きしめよう(1992年4月8日、東芝EMI)

出演[編集]

テレビ番組[編集]

テレビドラマ[編集]

特撮[編集]

バラエティ[編集]

ラジオ番組[編集]

映画[編集]

テレビCM[編集]

  • ハウス食品 インスタントラーメン「うまかっちゃん」「ほんしこ」

著書[編集]

高杢が単独で上梓した著書は二冊あるが、いずれも新潮社より刊行された。

  • チェッカーズ(2003年6月) - 処女作。前半はガン闘病記。後半はチェッカーズ時代の回想がメイン。本人曰く「暴露本(“ボウロ”本と本人談)ではなくて自叙伝」。
  • ガンが教えてくれた大切なもの(2004年10月) - 同年8月に早世した徳永善也への思いや、自身の闘病体験、家族についての話、今まで関ってきた印象深い人々(故人も含む)との思い出などを綴った作品。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]