CKデザイン・仔猿

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CKデザイン・仔猿(こざる・kozaru。モデル表記はko-zaruが正規)とは、CKデザインが製造するオートバイの車名。シリーズ車種として数車種が生産されている。

目次

[編集] 解説

2oscas.JPG

この車両は、CKデザインが製造する小型オートバイである。この車両は日本の公道登録のバイクとして車体サイズでは最小である。なお、搭載しているエンジンは排気量31ccから35ccの4ストロークエンジンであるため、道路交通法上は原動機付自転車に分類される。

開発の事始は、ホンダのGX31を見て、「この小さなすばらしいエンジン、こんなちっちゃい排気量でバイクを作ったらどうなるんだろう?走るんだろうか?」という、遊び心にある。また同社でHOREX644OSCAを開発後、会社サイズを上回るあまりの開発等の資金支出により、経営が疲弊していたが、やはりバイクを作る以外に人生観が無いとした創業者の夢を掛けて2000年11月ころより開発に着手したともいわれている。

当時の風潮として、原付一種のモンキーなどをむやみに排気量を変更する遊びが一部行われているのも、真のバイクの楽しさが損なわれてしまうということへの、31ccでもこれほど楽しいバイクがあるのだというものによる発言でもあった。モンキー遊びが50ccの制限を越え、100数十ccもあるエンジンでより走るのは当然であって、楽しさの本髄からは外れてしまうという例をみて、仔猿では仔猿の道として妙なエンジン(2ストロークなど)の載せ換え、改造マフラーの使用などは仔猿道には反則として、下段にある仔猿顔見世などで論議され、イーブンな条件で、工夫し、競い合うことこそ楽しけれとなどと詠われている。 バイクの楽しさとはを追求した仔猿ならの道徳感であろうか。一般にモンキー改造などでは満足しない経験、センス、技量の高い人たちの目に留まるようだ。

市販時には最高速度性能が道路交通法上の限定規定にある時速20kmを上回ることが確認されたため、スピードメーター、ウィンカーランプブレーキランプが装備されることとなった。また、ウィンカーおよびテールランプは省電力化の目的からLEDを使用し、同部品において日本ではオートバイとして初のLED採用例となっている。

また、全長などのサイズと、保安部品の装着などの合致から原付ナンバーの登録ができる、世界最小公道バイクとなっている。

もうひとつの特徴として、“組立はゆっくり楽しんでください。組立ててナンバーまで取れる日本初の体験です。”から始まるコピーメッセージで、メタルモデルキットとして、車輪の組立てから始め、自分でナンバー取得するキットバイクを主仕様として設け、この点と、キット組立て要素の数量などからも日本初としている。

[編集] シリーズ車種

  • Z31A-1型(排気量31cc)
  • Z31A-2型(排気量31cc)
  • CZ62(排気量31cc)
  • CZ70(排気量35cc)
  • Z35J(排気量35cc)
  • X35(排気量35cc)
  • Z35M (排気量35cc)
  • Z31M (排気量31cc)
  • LAX31

等が存在する。本来、モデル中の数字は排気量ではなく、タイヤ外径、排気量をミニチュア化した縮小スケール率を意味するものとして始まった。原付一種バイクの主排気量50ccの62%になる31ccエンジンを採用したこと、さらに同率を守るため小径バイクの8インチタイヤ外径を62%縮小した専用タイヤ(Dreamsurf-CKデザイン製品)を開発使用したこと(62/100=31/50)が由来である。エンジンを途中から排気量35ccに変更したモデルが出てきたため、排気量表示と理解されるようになった。CZ62もこの考え方により、cz70の31cc版としてはふさわしいと改名された。

Z31A、Z35JをベースにしたLPG(カセットボンベ使用)仕様車がノリモノランドを運営するレベルアップにて製作販売されている。

ミーティングにおいては、仔猿顔見世としてオーナー主体で各地で開かれている。長野県軽井沢でのミーは軽井沢と軽いをかけて軽いミーと呼ばれている。仔猿軽いミーにはHOEX644OSCAのミーティングも同期間に開催される計画が出始めている。同じ設計者の下にということであろう。

当初、こんなに小さいバイクという洒落で普及し始めた仔猿だが、仔猿の未来として、ひとつのバイクのジャンルになるとの展望のもと、世界最小のバイク用acg(発電機)が2009年に量産化され、仔猿の使用領域として、田舎道など交通の安全が確保される範囲での通勤用にも使用が考えられている。 さらに水害時の連絡手段にも消防団で使われたことが実績となり、緊急災害時用のバイクとして育っていく道が見え始めている。

[編集] 仔猿のエンジン

X35からシリーズが発展するにつれ、CKデザイン製の専用エンジンが開発された。日本製で高価だが、耐久性、性能ともに高い。

[編集] 仔猿のタイヤ

4インチのタイヤを使用しているが、専用のdreamsurferという仔猿専用タイヤが開発され現在のモデルでは使用している。タイヤパターンにCKデザインのロゴであるCKをあしらった、洒落も入れたタイヤである。チューブも専用。金型費用等が理由のひとつとなりCK社の経営を相当圧迫した。グリップ性、旋回性にも留意した一般路面を範疇に入れた設定となっている。


[編集] 仔猿顔見世、仔猿顔見勢

仔猿顔見世(かおみせ)は、自らの手で組んだ仔猿で、各地のミーティングで行う最初の興行でもある。 歌舞伎興行の顔見世同様最も重要な年中行事であった。関より西での開催は顔見勢ともよばれることもあった。

平成時代、仔猿はバイクの手組み立て箱物キットとしてまず日本全国に広がり、気の早いものはその日のうちに、あるいは気の向くままにと数寄者は数ヶ月や数年かけて、仔猿顔見世に向けて組上げ仕上げていく風習が生まれた。なかでも8月の軽いミーと呼ばれる顔見世では、大切な一台を、あるいはコレクションとも呼べる数台を観客にみせ、発表するのが顔見世である。


平成20年頃からはFM軽井沢で、夏の特番として、仔猿顔見世をサポートし、一躍軽井沢が仔猿顔見世の中心になったという記述もある。吉例の接頭辞が付いた顔見世もある。

2007年には60歳の参加者が、2011年には70歳に達する参加者が実走、年齢性別を超えた幅の広い仔猿顔見世に成長している。

「寄初(よりぞ)め」 主宰作者が仔猿顔見世狂言の名題を読み上げ、二枚目が役割を読んだ。こののち酒宴となり、ふたたび手打ちがあり雑魚寝は終わった。 仔猿の反則技禁じ手などを楽しく議論したという。

軽い見世では紋看板、番付、絵看板を蝦夷地にて製作し掲げる。吉例顔見世の初日を迎える。 「おめでたう」とあいさつをし、正月のような賑わいを呈す。

顔見世狂言の所作事には「czまつり」「ナイトツアー発電機祭り「LED祭り」「仔犬」など優れたものが多かった。 次に出す狂言を「二の替り狂言」といい、このほうに重きが置かれていた。いわゆるCKでの開発ねたを先に特急手作り試作で披露するというものであった。または迷っているもの提案するものなど仔猿ならではの表現が始まったという。フェイクを楽しむという洒落も盛んであった。cz70 より発想進展した奈良の数寄者Bにより儀cz100が2005年頃には富士の顔見世で出現したが、これは50ccを基盤にした別カテゴリーであったが、それを命題として偽Z70がx35をベースにつかの間のお披露目をしたという。

極(きまり)番付の一番目はなんといっても伊賀の里の作者によるz31aによるフェイクのエムであろう。ここまでなるとメーカーを心打した逸品である。また浜松でポンポンクラブにより行われた本田宗一郎100歳記念行事に突然持ち込まれたz31aの源仔犬もその着想展開の点からも値しよう。

顔見世には美研創作絵師により、仔猿が表現されている。

  • 仔猿村道の駅

仔猿顔見世では仔猿村道の駅出張所が併催され、顔見世前後などに仔猿フリーマーケットなども行われた。


  • 仔猿にみるバイク遊びの原点。とかく性能競争にのせられ発達した現代のバイクにとっては、面白さが忘れ去られている。

仔猿では最小排気量でどれだけの坂を登れるかなどというのも遊びの中に入っている。目安として碓氷峠を登る遊びがスピードではなく楽しまれている。これには技術追及の定点観測的視点も含まれているようだ。[1] また2010年9月から年に一度富士スバルラインを登破しようというテストランも始まった。2010年のその時点ではz31aが体重ダイエットなしのライダーにより5合目まで上れたと記されている。

[編集] 外部リンク


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