新旭駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、JR西日本の駅について説明しています。江若鉄道の駅については「新旭駅 (江若鉄道)」をご覧ください。
新旭駅
駅舎（東口、2020年8月。手前は七川祭の銅像）
しんあさひ
Shin-asahi
◄JR-B14 近江今津 (4.9 km)
(3.3 km) 安曇川 JR-B16►
地図
所在地 滋賀県高島市新旭町旭917-2
北緯35度21分20.35秒 東経136度2分8.67秒 / 北緯35.3556528度 東経136.0357417度 / 35.3556528; 136.0357417座標: 北緯35度21分20.35秒 東経136度2分8.67秒 / 北緯35.3556528度 東経136.0357417度 / 35.3556528; 136.0357417
駅番号 JR-B15
所属事業者 西日本旅客鉄道（JR西日本）
所属路線 B 湖西線
キロ程 25.8 km（近江塩津起点）
電報略号 サヒ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-		 1,129人/日（降車客含まず）
-2019年-
開業年月日 1974年（昭和49年）7月20日
備考 業務委託駅
テンプレートを表示
駅舎（西口、2023年4月）

新旭駅（しんあさひえき）は、滋賀県高島市新旭町旭にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）湖西線の駅である。駅番号はJR-B15。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持つ高架駅になっている[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム有効長の延長工事で、現在は12両編成の新快速が停車できるようになった（以前は新快速停車駅では唯一12両編成が停車できなかった）。改札口は1か所のみ。

堅田駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅であり、朝と夜間は無人となる。ICOCA利用可能駅（相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照）であるが自動改札機はなく、利用時には改札口備え付けのカードリーダーを使うことになる。 駅前にバリアフリーの公衆トイレがある。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 B 湖西線 下り 近江今津・敦賀方面[6]
2 上り 堅田・京都方面[6]
  • ホーム（2007年8月）
    ホーム（2007年8月）

利用状況[編集]

「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員 		出典
1992年 975 [統計 1]
1993年 984 [統計 2]
1994年 1,003 [統計 3]
1995年 1,009 [統計 4]
1996年 1,068 [統計 5]
1997年 1,077 [統計 6]
1998年 1,060 [統計 7]
1999年 1,077 [統計 8]
2000年 1,089 [統計 9]
2001年 1,122 [統計 10]
2002年 1,147 [統計 11]
2003年 1,129 [統計 12]
2004年 1,159 [統計 13]
2005年 1,144 [統計 14]
2006年 1,116 [統計 15]
2007年 1,096 [統計 16]
2008年 1,126 [統計 17]
2009年 1,079 [統計 18]
2010年 1,075 [統計 19]
2011年 1,087 [統計 20]
2012年 1,152 [統計 21]
2013年 1,169 [統計 22]
2014年 1,144 [統計 23]
2015年 1,158 [統計 24]
2016年 1,161 [統計 25]
2017年 1,154 [統計 26]
2018年 1,155 [統計 27]
2019年 1,129 [統計 28]

駅周辺[編集]

高島市役所の最寄り駅であるが、官公庁の中心は隣の近江今津駅の周辺である。

湖西線開通時に新儀村と饗庭村の境界付近、江若鉄道新旭駅跡と饗庭駅跡の中間に設置された。国道161号（高島バイパス）は駅東側を、滋賀県道558号高島大津線は駅西側を、滋賀県道301号藁園熊野本線は駅北側を、滋賀県道38号太田安井川線は駅南側を通る。なお、駅のすぐ南側を東西に貫く道路には「マロニエ通り」という愛称が付いているが、国道や滋賀県道には属していない。

東口
西口

バス路線[編集]

駅西口のロータリー内に「新旭駅」停留所があり、下記の各路線が発着する[9]。バス・タクシーの路線は旧新旭町内を循環運行することを基本としているが、旧安曇川町へ乗り入れる路線もある。なお、カッコ内の事業者名は路線の運行委託先である。

新旭駅
運行事業者 系統または路線名・行先 備考
高島市コミュニティバス
（江若交通） 		森線：新旭駅 310系統：土曜・日曜・祝日運休
新旭西循環線：新旭駅 314系統
新旭東循環線：新旭駅 315系統
下古賀循環線：新旭駅 316系統
新旭南循環線：新旭駅 321系統
高島市コミュニティバス
（大津第一交通） 		風車村線：新旭駅 デマンドタクシー路線（要予約）[10]
新旭・安曇川線：安曇川駅

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道（JR西日本）
B 湖西線
■新快速・■快速・■普通
近江今津駅 (JR-B14) - 新旭駅 (JR-B15) - 安曇川駅 (JR-B16)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 02号 大阪駅・神戸駅・鶴橋駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年8月12日、26頁。 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第90号」『官報』1974年7月5日。 
  3. ^ 「通報 ●湖西線山科・近江塩津間の開業について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1974年7月5日、3頁。 
  4. ^ 新旭町誌編さん委員会 編『新旭町誌』新旭町役場、1985年11月3日、714頁。 
  5. ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、26頁。 
  6. ^ a b “新旭駅｜構内図：JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月13日閲覧。
  7. ^ 高島市商工観光部 商工振興課: “高島市観光物産プラザ”. くらしの情報. 高島市 (2022年10月3日). 2022年10月8日閲覧。
  8. ^ “高島市 新旭森林スポーツ公園”. いまづジョイナスクラブ（指定管理者）. 2022年10月8日閲覧。
  9. ^ “新旭駅バスのりば案内図”. 江若交通. 2022年9月3日閲覧。
  10. ^ “新旭地域 バス・乗合タクシー時刻表（高島市コミュニティバス）” (PDF). 高島市 (2023年4月1日). 2023年9月25日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ 平成4年滋賀県統計書[リンク切れ]
  2. ^ 平成5年滋賀県統計書 (PDF)
  3. ^ 平成6年滋賀県統計書 (PDF)
  4. ^ 平成7年滋賀県統計書 (PDF)
  5. ^ 平成8年滋賀県統計書 (PDF)
  6. ^ 平成9年滋賀県統計書[リンク切れ]
  7. ^ 平成10年滋賀県統計書 (PDF)
  8. ^ 平成11年滋賀県統計書 (PDF)
  9. ^ 平成12年滋賀県統計書 (PDF)
  10. ^ 平成13年滋賀県統計書 (PDF)
  11. ^ 平成14年滋賀県統計書 (PDF)
  12. ^ 平成15年滋賀県統計書 (PDF)
  13. ^ 平成16年滋賀県統計書 (PDF)
  14. ^ 平成17年滋賀県統計書 (PDF)
  15. ^ 平成18年滋賀県統計書 (PDF)
  16. ^ 平成19年滋賀県統計書 (PDF)
  17. ^ 平成20年滋賀県統計書 (PDF)
  18. ^ 平成21年滋賀県統計書 (PDF)
  19. ^ 平成22年滋賀県統計書 (PDF)
  20. ^ 平成23年滋賀県統計書 (PDF)
  21. ^ 平成24年滋賀県統計書 (PDF)
  22. ^ 平成25年滋賀県統計書 (PDF)
  23. ^ 平成26年滋賀県統計書 (PDF)
  24. ^ 平成27年滋賀県統計書 (PDF)
  25. ^ 平成28年滋賀県統計書 (PDF)
  26. ^ 平成29年滋賀県統計書 (PDF)
  27. ^ 平成30年滋賀県統計書 (PDF)
  28. ^ 令和元年滋賀県統計書 (PDF)

関連項目[編集]

ウィキメディア・コモンズには、新旭駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク[編集]

 
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=新旭駅&oldid=99647144」から取得