道場六三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
みちば ろくさぶろう
道場 六三郎
生誕 1931年1月3日(83歳)
日本の旗 日本石川県
出身校 山中尋常高等小学校
職業 料理人
流派 日本料理
テンプレートを表示

道場 六三郎(みちば ろくさぶろう、1931年1月3日 - )は和食料理家。石川県江沼郡山中町(現在の加賀市山中温泉地区)出身。2007年4月29日、旭日小綬章受章。身長は168cm。

経歴[編集]

1931年1月3日石川県江沼郡山中町(現在の加賀市山中温泉地区)にて、三男三女の末っ子として誕生。「人兄弟の三男」という意味で「六三郎」と名付けられた。実家は老舗の山中漆器を扱う店であり、地元が歴史のある有名な温泉街だったこともあって、幼少時から料理に親しむ環境で育った。 山中尋常高等小学校を卒業した後、17歳の時に知り合いの魚屋の手伝いに入り、初めて包丁を握る。 19歳で上京し、本格的に料理界に入る。銀座「くろかべ」で料理人としての第一歩を踏み出し、神戸「六甲花壇」、金沢「白雲楼」と修行を重ね、28歳で「赤坂常盤家」のチーフとなる。1971年に独立し、銀座「ろくさん亭」を開店。

1993年 - 1996年まで『料理の鉄人』(フジテレビ系)に初代「和の鉄人」としてレギュラー出演、27勝3敗1引分けの成績を収め、料理人ブームのさきがけとなった[1]

日ごろから「食材に国境なし」と発言している通り、和食でありながらキャビアフォアグラなどの西洋料理食材、皮蛋などの中華料理食材なども積極的に取り入れるなど、型にとらわれない、自由な発想の料理を特徴とする。『料理の鉄人』の番組内では「日本料理界の異端児」とも称されたが、かつては実際に伝統的料理界から異端扱いされていたこともあったという。

2005年には、卓越技能者(いわゆる「現代の名工」)として厚生労働省から表彰されるなど、料理人としての確固たる地位を築いている。現在も毎月の献立は自ら厨房に立ち創作している。

2007年に旭日小綬章を受賞。2006年には宮内庁より園遊会に招かれ、今上天皇から言葉をかけられている。

2011年、80歳を迎え、旬の食材と向き合いながら、これまで築いてきた道場スタイルの和食をさらに模索する料理「道場旬皿」の創作を始めた。和食の伝統をふまえながら、食材の本当の味と向き合う独創的な料理に取り組む中で、和食の伝統と新しい料理に挑戦する姿勢を次の世代に伝えたいと意欲を燃やしている。

現在は東京銀座にある「銀座 ろくさん亭」と「懐食みちば」の主人(オーナー)。様々なイベントなどにも積極的に参加している。道場ブランド、道場プロデュースの企画商品なども多数発売されている。

エピソード[編集]

  • グルメ漫画『美味しんぼ』にも、岸朝子に紹介されるという形で登場(46巻)。作中で見事なスッポン料理を披露した。
  • 趣味はゴルフ小唄
  • 魚を見ただけでその重さを言い当てる特技を持つ。
  • 2007年3月の能登半島地震発生後、能登地方では観光客が減少するなどの影響が出たが、道場はふるさと石川県知事・谷本正憲らの要請を受け、東京での観光PRイベントに県の観光大使として参加し、料理人の立場からアピールした。老いてもなお、ふるさとのために奮闘している。
  • 1999年のNHKドラマ「スキッと一心太助」では料理人の役で出演。「魚無しの魚料理」を披露した。
  • 裸の少年では道場は「ご隠居」という設定で、ジャニーズJrのメンバー二人を引き連れ、食を求めて諸国漫遊するという形態をとっている。
  • 著書に「六三郎だんくら人生―わが半生の包丁奮戦記」があるが、「だんくら」とは出身地の地域の方言で、主に若者において、いたずら、乱暴、言うことを聞かないなどの意味合いであり、自身の考え方・生き方を表している。
  • 2012年12月31日放送の「世界の鉄人ドリームマッチ!アイアンシェフ生対決スペシャル」(生放送)の出場依頼を快諾。「(出場の)話を聞いてから、元気になっちゃった。」と本番の日を心待ちにしていた。放送では大根のかつらむきの技をみせるなどのサービス精神を見せ、食材である鰤の良さを引き出した道場が勝利している。
  • 『料理の鉄人』(フジテレビ系)にて生のタコに指を齧られ出血するもそのまま調理を続行した。

出演[編集]

テレビ番組[編集]

映画[編集]

CM[編集]

著書[編集]

  • 「一本立ちできる男はここが違う」 (新講社)
  • 「鉄人のおかず指南」 (中央公論社
  • 「味の極意を教えよう」 (主婦と生活社) …他多数

ゲームソフト[編集]

  • 料理の鉄人 KITCHEN STADIUM TOUR(博報堂マルチメディアエンターテイメンツ、セガサターン[2]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 「初代和の鉄人」引退後も、度々キッチンスタジアムに登場し、2012年12月31日現在の通算成績は40戦34勝5敗1引分け。
  2. ^ 但し、内容はこれまで放送したデータベースソフトである。

外部リンク[編集]