白雲楼ホテル
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白雲楼ホテル(はくうんろうホテル)とは、石川県金沢市湯涌温泉にかつて存在した温泉ホテル。1932年桜井兵五郎により開業した豪華なホテルで、かつては東洋一といわれ、GHQが保養施設として接収したり、昭和天皇・皇后が食事をとったことがあるなど栄華を極めていたが1999年倒産した。
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[編集] 歴史
[編集] 営業中
- 1932年 開業
- 戦後 GHQ将校の保養施設となる。
- 1946年 金沢市に疎開していた宮本三郎画伯にGHQが白雲楼ホテル食堂壁面に飾る壁画制作を依頼
- 1997年6月12日文化財に登録原簿記載。
- 1998年 営業停止
- 1999年 倒産
[編集] 倒産後
- 1999年 競売開始が決定。
- 2002年1月 最低売却価格が3億5980万円で開札-入札者なし。
- 2004年8月25日 最低売却価格8856万円で開札 - 入札者なし。
- 2005年5月25日 金沢地裁の競売で小倉商事が7391万円で落札
- 2005年7月8日 小倉商事の社長が旧白雲楼ホテル権利を地元の組合に譲渡することを明らかにした。
- 2005年11月15日 金沢市の調べで旧白雲楼ホテルが著しく老朽化していることが判明。
- 「文化財の登録を抹消したほうがよい」と指摘。
- 2005年12月30日 金沢市湯涌温泉観光事業協同組合等4団体が金沢市に旧白雲楼ホテルの建物と敷地を寄付することを申し出た。
- 2006年1月12日 金沢市議会は旧白雲楼ホテルの受け入れを決定。
- 文化財の登録抹消後、更地にして旧江戸村と一体の整備をする方針。
- 2006年5月から7月にかけて解体。
[編集] 特徴
北欧の様式と南欧の様式、日本の様式を巧みに織り交ぜた外観で本館玄関はフランク・ロイド・ライトの設計だったという。 内部も相川松瑞の大襖絵が描かれた大広間や、宮本三郎の壁画が描かれたダイニングルーム。日本照明学界最優秀賞を受賞した大浴場など豪華で、壁や欄干の一つ一つに至るまで凝っていた。このため重文指定を受けることとなった。
しかし、倒産後は暴走族などが入り込んでは宴会や落書き、破壊行為や放火までするようになり、また、雪国においてメンテナンスを受けられなかったことから自然倒壊するなど荒廃の度は進んでいった。その一方で元の建築が美しかったから廃墟美が生まれ、廃墟マニア達をひきつける存在になっていた。

