真剣10代しゃべり場
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『真剣10代しゃべり場』(しんけんじゅうだいしゃべりば)は、2000年4月8日から2006年3月31日までNHK教育テレビで放送されていた討論番組。
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[編集] 概要
全国から選ばれた10代の番組収録参加者15名が、毎回1つのテーマに沿って討論(ディスカッション)をし合うという内容で放送された番組である。「司会者なし、結論なし」というスタイルで10代の青少年複数名が討論をし合う様は非常に斬新で、放送開始当初より話題を呼んだ。
毎回15名の中から1名ずつがその回の番組収録の中で話し合いたいテーマを持ち寄り、番組内で討論を繰り広げていた。また、番組には随時レギュラーメンバー以外の一般視聴者ゲスト「道場破り」が出演し、その回の番組収録の中で話し合いたいテーマを持ち寄って討論に参加することもあった。道場破りには「その1」と「その2」の2つのカテゴリがあり、前者はレギュラーメンバー側から出されたテーマに沿った意見をレギュラーメンバーと共に述べ合うというもので、後者は道場破り側がテーマを決めてレギュラーメンバーと意見交換をし合うというものだった。2005年度の放送からは「その2」、すなわち意見提案がある視聴者の募集のみになった。他、番組には毎回10代以外の「おとな」のゲスト出演者1名が参加し、社会経験が未熟な視点のままで行われている彼らの討論に対して大人の視点から様々なコメントを述べていた。番組内では毎回、テーマの提案者の私生活に密着したVTRも併せて放送された。
約3か月毎(1クール)を1期と区切り、その都度メンバーの入れ替えなどが行われた。第7期からは10人制に変更された。
この番組は、1998年から2006年までNHK教育で不定期に放送された番組『少年少女プロジェクト 聞きたい!10代の言い分』内で企画された討論企画が直接のルーツになっている。聞き手にジャーナリストの江川紹子を迎え、若者たちと討論するというスタイルはこの時に確立している。これがスピンオフする形で独立したのがこの『真剣10代しゃべり場』である。NHKは1980年代にも『YOU』や『土曜倶楽部』、1990年代前半には『青春トーク&トーク』や『ニューエイジディベート』といった同主旨の若者向け番組を制作・放送しており、云わばこのような番組はNHKの「お家芸」である。しかし、その後の影響度を考えるならば、『真剣10代しゃべり場』は前述の『YOU』以来の反響を呼んだ番組であったと言える。
[編集] 放送時間
[編集] 本放送
- 毎週土曜 18:30 - 19:10 (2000年4月8日 - 2001年3月24日) - 3月最終週は同時間帯にて番組の再々放送『しゃべり場アンコール』を放送。
- 毎週土曜 21:00 - 21:45 (2001年4月7日 - 2003年3月1日) - 4月第1週まで放送を休止し、同時間帯にて『しゃべり場アンコール』を放送。
- 毎週金曜 23:30 - 24:25 (2003年4月11日 - 2006年3月31日) - 24:15からの10分間は、視聴者から番組の討論についての意見を募集し紹介する『しゃべり場ホームページ』を内包。
[編集] 再放送
- 毎週土曜 11:00 - 11:45 (2003年4月12日 - 2004年4月3日)
- 毎週日曜 15:00 - 15:45 (2004年10月3日 - 2006年3月26日)
- 他、『学校放送ライブラリー』の放送がない夏休み・冬休みなどには、『ETVライブラリー』枠にて番組の再々放送『しゃべり場アンコール』が放送されることもあった。
[編集] ナレーション
[編集] 番組の問題点
番組内の討論は、日頃からディベートに慣れていると思われる名門校や進学校に在籍する生徒、不良経験者といった特定のメンバーに主導権を握られることが多く、それ以外の参加者は発言をしても遮られたり、茶々を入れられるなど、まともに話を聞いてもらえないことが多かった。そればかりか、過去にいじめられた経験を告白した者や、在日外国人、定職に就いていないフリーター、おたくなどといった参加者たちを異端と見なして槍玉に挙げ、集中的に遣り込める様子もしばしば見受けられた。
- 記念すべき放送第1回目では『いじめ』をテーマにした討論が行われた。いじめを受けた経験のあるメンバーがテーマの提案者となり、フリップボードなども用いながら熱心に主張した。しかし、他のメンバーは、提案者が気弱で口下手なのをいい事に彼を嘲笑し、更には「俺(私)もいじめをしていた。いじめられる側に問題があるんじゃないの」などといじめを正当化する持論を展開した。放送第1回目にして、後の番組の方向性を決定付ける出来事でもあった[1]。
- 進学校に通う高校生が提案した回のテーマは『流行にのるって恥ずかしくない?』だった。提案者が「元不良」という経歴を持つメンバーに意見をしたところ、この元不良は「場数を踏んでいない奴が偉そうな事を言うな!」と一方的に怒鳴りつけ、その後彼に一切の発言をさせようとしないという一幕があった。後の放送でこの元不良は、修羅場(非行や喧嘩など)を経験していない提案者の様な人間は「世間知らずだからムカついた」と“キレた”理由を明かした[2]。
- 上記の元不良が提案した回のテーマは『不良経験って無駄なこと?』だった。このメンバーは過去に自らが起こした犯罪行為の数々を美化・正当化し、暴走行為をしてパトカーに追跡された経験ですら武勇伝の如く振り返るなど、独特の持論を展開し、その回はさながら彼の“独演会”の様相を呈していた。メンバーの大半は彼の主張に同調し、「道場破り」として出演した萩原聖人は、「俺も昔はワルかった」と過去を告白、「長い人生には強さが必要なときが何度かはある。俺も不良経験によって強さを身につけたと思う」などと理解を示した[3]。
- 重度の身体障害者を家族に持つ女子高校生が提案した回のテーマは『「ムカツク」って言葉やめませんか?』だった。当初はテーマに沿った討論が繰り広げられていたが、「いじめ」の話に及ぶと、提案者が「家族に重度の身体障害者がいて、私もその家族もいじめを受けた」と告白した。すると、他のメンバーらが「シンショウ」という差別用語を連呼し、提案者を泣かしてしまった。
- 放送終了後、番組の公式ホームページには、「シンショウという言葉は不愉快」といった多数の抗議が寄せられた[4]。
- 2002年2月、東京都青少年教育審議会より「問題を抱えている青少年ばかりを意図的に出演させて平均的な主張であるかのように見せる制作スタンス自体が間違っている」との理由で有害番組の指定を受けている。
[編集] 備考
- 13期生の1人が出演期間中にある事件が発覚して、途中降板となった。
- 13期生の1人と17期生の1人と19期生の1人は、公式HPの歴代メンバーから名前と写真が削除されている。
- 一方で2004年以降、番組出演後にAVデビュー(桜一菜)というケースなども見られる。
- 8期生の依知川絵美はオスカープロモーションに在籍し、2006年まで美少女クラブ31のメンバーとして活躍していた。なお、事務所自体には出演時から所属しており、多少のモデル活動の経験はあったようである。
- 4期生の酒井健太は、現在競輪選手として活躍中である。
- 12期に道場破りとして登場した小倉星羅は、その後『恋のから騒ぎ』にも14期生として出演し、現在は広島テレビのアナウンサー。出演当時も事務所に所属するタレントであった。
[編集] パロディ
- 同局の番組『天才ビットくん』で、「真剣40代だべり場」というパロディコーナーが放送されていた。
- フジテレビの番組『めちゃ2イケてるッ!』でも、「真剣10代一人30代すべり場!!」というパロディコーナーが放送されていた。
- フジテレビ系列のバラエティ番組『リチャードホール』2005年4月30日放送の回にて、山崎弘也扮する下衆ヤバ夫が道場破りとして登場する「ゲスリ場」というコントがあった。
- 独立UHF局他で放送されたアニメ『Saint October』の関連ラジオ番組『ゴスロリ少女探偵団 ラジオ日誌』では、その出張版に「ロリ真剣!超オクト場」というパロディタイトルが付けられていた。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 前後番組
| NHK教育 土曜18:30 - 19:10枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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真剣10代しゃべり場
(2000年4月 - 2001年3月) |
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| NHK教育 土曜21:00 - 21:45枠 | ||
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真剣10代しゃべり場
(2001年4月 - 2003年3月) |
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| NHK教育 金曜23:30 - 24:25枠 | ||
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真剣10代しゃべり場
(2003年4月 - 2006年3月) |
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