東方Projectの登場キャラクター
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東方Projectの登場キャラクター(とうほうプロジェクトのとうじょうキャラクター)では、同人サークル「上海アリス幻樂団」(サークル代表者はZUN)製作の弾幕系シューティングゲーム『東方Project』に登場する架空のキャラクターについて解説する。
特に出典が書かれていない場合、そのキャラクターが初登場したゲームの「おまけ.txt」や「キャラ設定.txt」、またはそれに類するものが出典であるとする。
なお、本項目では二次創作物のキャラクターについては基本的に掲載していない。
[編集] 本項内での作品名の表記について
本項では便宜上、作品名は『東方』を省いた略称で表記する。作品名の法則や略称に関する詳細は東方Project#各作品のタイトルと呼称についてを参照。
『紅魔郷』を『紅』とするなど、更なる省略をしている場合もある。この場合、基本的には作品名から「東方」を省いた際の頭文字で表している。
- 主タイトルは同じだがサブタイトルが異なる作品の表記法
- 『文花帖』・『三月精』・『儚月抄』のようなサブタイトルの異なる作品が複数存在するものについては、どの作品を指すのかを必要に応じて付記する。
- 『文花帖』の場合、"『文花帖(書籍)』" "『文花帖(ゲーム)』" のように後ろに括弧書きする方法を用いる。
- 『三月精』の場合、"『三月精 第○部』" と記載する。
- 『儚月抄』の場合、本項目では『東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue.』を「漫画版」、『東方儚月抄 〜 Cage in Lunatic Runagate.』は「小説版」、『東方儚月抄 〜 月のイナバと地上の因幡』は「4コマ版」とし、"『儚月抄 ○○版』" と表記する。
- 作品名と地名(建築物名)が同じ場合
- 『幻想郷』・『香霖堂』・『地霊殿』のようなケースの場合、『』(二重鉤括弧)で括られていない表記は地名を指す。作品名を指す場合は必ず『』で括る。
[編集] 博麗霊夢、霧雨魔理沙
主人公の2名については、博麗霊夢、霧雨魔理沙の項目をそれぞれ参照のこと。
[編集] PC-98版作品に登場するキャラクター
PC-98版の作品(1-5作目)に登場するキャラクターに関しては、東方Projectの登場キャラクター (PC-98)を参照のこと。
[編集] 『紅魔郷』で初登場のキャラクター
以下の7名は『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] ルーミア
| ルーミア | |
|---|---|
| 英字 | Rumia |
| 種族 | 妖怪 |
| 能力 | 闇を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 妖魔夜行 |
| 二つ名 | 宵闇の妖怪 |
| 出演作品 |
|
幼い少女のような姿をした妖怪。黒い服を着ていて、眼は赤く、髪は黄色[1]。髪の毛に赤いリボンを巻いている。このリボンは「お札」であり、ルーミア本人は触ることすらできない。身長は低め[2][※ 1]。
特に目的意識は持たず、一日中ふよふよ飛んで過ごしている[3]。
彼女は闇を操る能力を持つ。この能力を使うと彼女の周りに闇の空間が発生し、中にいる彼女は見えなくなる。外からは、黒い塊が飛んでいるように見える。この闇は魔法の闇であるため、松明などを中に持ち込んでも効果がないという[1]。闇の中からも外が見えず、そのため彼女は木などに衝突することもあるが、本人はまるで気にしていない[3]。
日光は苦手だが月光は平気であるため、月の出た夜は能力を使わないこともある[3]。一方で、生身のルーミアの目撃情報は新月の夜に集中しているため、新月の夜だけ能力を使わないとも考えられている[1]。
『紅魔郷』では両手を大きく広げて現れ、そのポーズの理由について魔理沙に質問されているが、要領を得ない返答しかしなかった。後の登場作品でも同様のポーズをとっている。
人食い妖怪であるらしく、出会った霊夢に対して「目の前にいるのは食べてもいい人間?」などと言っていた[※ 2]。
ZUNの談によると、「闇を操る」という強そうな能力を持ったキャラクターを出落ちとして一番弱い1面ボスに置きたかった、という理由でルーミアというキャラクターが生まれたという[4]。彼女が『紅魔郷』で使用するスペルカード "夜符「ナイトバード」" に対し、ZUNは「スペルカード第一号」というコメントを寄越している[5]。
[編集] 大妖精
| 大妖精 | |
|---|---|
| 読み | だいようせい |
| 種族 | 妖精 |
| 能力 | 不明 |
| 出演作品 | 『紅』2面中ボス |
『紅魔郷』の2面中ボスとして登場する緑髪の妖精。名無しで作中設定も無いが、後にZUNは「上海アリス幻樂団」サイトの掲示板や日記で、ファンの質問に答える形で設定を公表した[6]。
妖精は人間以下の存在だが、その中で力のある者が大妖精である。普段から霧の湖に棲んでいる。性格は他の妖精たちと変わらず、陽気でいたずら好きで単純で表情豊か。
『三月精 第2部』第13-14話では、チルノら霧の湖の妖精たちとかくれんぼをしている、大妖精と思しきサイドポニーの妖精が数コマ登場している。
[編集] チルノ
| チルノ | |
|---|---|
| 英字 | Cirno |
| 種族 | 妖精[※ 3] |
| 能力 | 冷気を操る程度の能力 |
| テーマ曲 |
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| 二つ名 |
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| 出演作品 |
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湖に住む氷の妖精。常に体から冷気が出ており、彼女の周りだけいつも寒い[1][7]。身長は低め[2][※ 1]。一人称は『文花帖(書籍)』では「私」、『花映塚』『三月精』では「あたい」。
悪戯好きで、妖精らしいともいえる幼稚な行動をとる。能力を使って蛙を氷漬けにする遊びを好んでいる。しかし、沼に棲む大ガマに、蛙を凍らせる妖精を懲らしめるという理由で丸呑みにされた経験もある[3]。
バカで、どんな簡単ななぞなぞにも答えられないという[8]。『花映塚』では、鈴仙や四季映姫相手に「最強」を名乗っている。
妖精は「人間以下の存在」とされている[9]が、チルノは妖精の中でも格別に力が強い存在であり[10]、『花映塚』ではそのことをもって映姫から説教を受けている。『求聞史紀』では湖の妖精のリーダー格であるとされている。
[編集] 紅 美鈴
| 紅 美鈴 | |
|---|---|
| 読み/英字 | ほん めいりん / Hong Meirin[11] |
| 種族 | 妖怪 |
| 能力 |
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| テーマ曲 | 明治十七年の上海アリス |
| 二つ名 | 華人小娘 |
| 出演作品 |
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紅魔館の門番を務める中国人風の妖怪。民族風の衣装に身を包み、帽子に付いた星には「龍」の文字が刻まれている。身長は高め[2][※ 1]。
門番として、館への侵入者を迎撃している。門番以外にも色々と仕事を任されているらしく、紅魔館の庭にある花畑の管理人でもある[3]。
非常に人間臭い妖怪で、人を襲うことはほとんどなく、逆に人間と親しく話すこともある。侵入者に対しては容赦がないが、非を詫びて館の外に戻った者を深追いするようなことはしないらしい[1]。
能力特化型ではない、いわゆる万能型の妖怪であるため、妖怪としてはそれほど強くない。しかし、武術に長け戦闘能力が高く、弱点らしい弱点もないため、普通の人間相手には強いという[1]。
朝は太極拳、昼には昼寝をしている姿が目撃されている[1]。『儚月抄』では、紅魔館に永琳や鈴仙が忍び込んだときにも昼寝をしていたらしい[12]。
『萃夢想』では、黄昏フロンティア配布のパッチを適用した状態で、条件を満たすと使用可能になる追加自機キャラクターとなっている。ストーリーモードでは使用不可。ZUNの最低限の監修は受けているものの、「黄昏フロンティアの二次創作」という色合いが強いキャラクターであり、台詞や使用する技に「(ZUN公式としての)信憑性を期待してはいけない」という[13]。
[編集] 小悪魔
| 小悪魔 | |
|---|---|
| 読み | こあくま |
| 種族 | 悪魔 |
| 能力 | 不明 |
| 出演作品 | 『紅』4面中ボス |
『紅魔郷』の4面中ボスとして登場する赤髪の悪魔。名無しで作中設定も無いが、後にZUNは「上海アリス幻樂団」サイトの掲示板や日記で、ファンの質問に答える形で設定を公表した[6]。
悪魔は吸血鬼や魔法使いなどと同じく強大な種族だが、その中では力の弱い者なので小悪魔だという。性格は大妖精と似たところも多く、気まぐれでいたずら好きで後先考えずに行動する。普段から紅魔館に住んでいる。
『三月精 第2部』第14話では、紅魔館の図書館で給仕している小悪魔と思しきキャラクターが1コマだけ登場している。
[編集] パチュリー・ノーレッジ
| パチュリー・ノーレッジ | |
|---|---|
| 英字 | Patchouli Knowledge |
| 種族 | 魔法使い[※ 4] |
| 能力 |
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| テーマ曲 | ラクトガール 〜 少女密室 |
| 二つ名 |
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| 出演作品 |
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紅魔館の大図書館に住む魔法使い[※ 5]。既に100年ほど生きている。身長はやや低め[2][※ 1]。
生まれつきの喘息持ちで、さらに「本のそばにいるものこそ自分」と考えており、滅多に外出せず運動もしないため体が弱い。また、ビタミンAが不足している。
空を飛んで移動する際には、空気に乗るように楽な姿勢をとる[15]。
魔法の中でも特に精霊魔法や属性魔法を得意とする[1][16]。薬の精製などは苦手としている[16]。
紅魔館の主人レミリアは友人であり、『妖々夢』エンディングでは、レミリアから「パチェ」というあだ名で呼ばれ、パチュリーはレミリアのことを「レミィ」と呼んでいる。
『紅魔郷』4面ボス時は、選択した自機キャラクター・装備・難易度の組み合わせによって、使用してくるスペルカードが変化する。
『永夜抄』紅魔組エンディングにて、レミリアの要望により月へ行くためのロケットの制作を試みるが、千を越える材料が必要なことに加え、資料が不十分であったために挫折する。『儚月抄』にて再びロケットの制作を行い、霊夢が召喚する航海の神(住吉さん)の力を利用するロケットを開発した。
[編集] 十六夜 咲夜
| 十六夜 咲夜 | |
|---|---|
| 読み | いざよい さくや |
| 種族 | 人間 |
| 能力 | 時間を操る程度の能力 |
| テーマ曲 |
|
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
紅魔館のメイド長で、紅魔館に住んでいる唯一の人間[17]。実質的に紅魔館を取り仕切る立場にいる。
身長は高め[2][※ 1]。基本的に眼の色は紫か青だが、『紅魔郷』でボスとして登場したときや『萃夢想』『緋想天』の一部スペルカードにおける演出では赤くなる。年齢は、10代後半を自称しているらしい[1]。
彼女は時間を操る能力を持っており、時間を速めたり遅くしたり止めたりすることができるが、時間を戻すことはできない[1][18]。時間と密接に関係する空間も弄ることができる[1][19]。
銀製[1]のナイフを投げナイフ用として多数所持しており扱いが上手く、時を止める能力を使用しているだけ[20]のタネなし手品も得意としている[21]。ZUNによれば、投げナイフの腕と料理の腕は比例するらしく、そのため彼女は料理も上手い[22]。
彼女は幻想郷の生まれではなく、「十六夜咲夜」という名前もレミリアが与えた物である[2]。『求聞史紀』では阿求が、彼女は元吸血鬼ハンターではないかと推測している。
『紅魔郷』時点では、ただ日々の食事を求めて紅魔館で働いていた。『永夜抄』時点でも引き続き、紅魔館で働くことを衣食住に困らず快適だと感じている[23]一方、レミリアに対して心からの忠誠を誓ってもいる[24]。
レミリアやパチュリーに対しては畏まった敬語を使い、それ以外の人に対しては砕けた口調になる。
[編集] レミリア・スカーレット
| レミリア・スカーレット | |
|---|---|
| 英字 | Remilia Scarlet |
| 種族 | 吸血鬼 |
| 能力 | 運命を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 亡き王女の為のセプテット |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
紅魔館の主人で吸血鬼のお嬢様。フランドール・スカーレットの姉。身長は低め[2][※ 1]で、人間で言えば10歳にも満たないような背の高さだが、背中に大きな翼を持つ[1]。
500年以上生きている。威厳や体面を重視しており、自らを「誇り高き貴族」と呼んだこともある[25]が、性格は見た目通りの子供で非常にわがままである。
少食で、人から多量の血が吸えない。また、吸い切れない血液をこぼして服を真っ赤に染めるため「スカーレットデビル(紅い悪魔)」と呼ばれている。
ツェペシュの末裔を名乗っているらしく、スペルカードにも彼の名を冠した物があるが、実際の血縁関係にはない。
彼女は「日光に当たると気化してしまう」という設定がある[26]ため、『萃夢想』では自機もしくは敵として彼女を選択すると、夜のステージしか選択できなくなり、昼のステージを選択しても強制的に夜のステージが選ばれる。また、『緋想天』では紅魔館外のステージを選択すると、強制的に紅魔館内のステージが選択されるようになっている。ただし、『求聞史紀』にも「昼でもよく見かける吸血鬼」との記述があるように、自身で日傘を差して昼間もよく出歩いている[27]。『三月精 第2部』第7話でも、日中の湖の照り返しを受け、彼女の身を案じる咲夜をよそに平然としている。
他にも幻想郷の吸血鬼が持つ弱点を保有している。しかし一般的な吸血鬼のイメージとは異なり、十字架は恐れない[24]。
彼女の持つ「運命を操る程度の能力」とは、彼女のそばにいる者が数奇な運命を辿るようになる能力らしいが、目で見て効果が分かるようなものではないという[1]。また、妹のフランドールは、レミリアの能力は将来の出来事が分かるというものらしいと語ったが、分かるふりをしているだけの虚勢だとも言っている[3]。
パチュリーの友人であり、『妖々夢』エンディングではパチュリーから「レミィ」とあだ名で呼ばれ、レミリアはパチュリーを「パチェ」と呼んでいる。
『永夜抄』エンディングではロケットを製造して月へ行くことを目論んでおり、『文花帖(書籍)』ではそのための材料を咲夜に集めさせようとしていたことが明らかになった。このときは製造に至らなかったが、『儚月抄』では紫から月の都へ忍び込む計画を持ち出され、咲夜にロケットに関する資料を集めさせパチュリーにロケット本体を製造させた。
『萃夢想』で "神槍「スピア・ザ・グングニル」" というスペルカードを使用するが、これは黄昏フロンティアの、レミリアにフランドールと対になるようなスペルカードを持たせたいという要望に、ZUNが応えたものである[28]。
[編集] フランドール・スカーレット
| フランドール・スカーレット | |
|---|---|
| 英字 | Frandre Scarlet[29] |
| 種族 | 吸血鬼 |
| 能力 | ありとあらゆるものを破壊する程度の能力 |
| テーマ曲 | U.N.オーエンは彼女なのか? |
| 二つ名 | 悪魔の妹 |
| 出演作品 |
|
レミリア・スカーレットの妹。七色に光る特徴的な形状の翼を持ち、髪は薄い黄色をしている[1]。身長は低め[2][※ 1]。少なくとも495年以上生きている。
少々気がふれており、そのため生きてきた時間のほとんどを地下室に幽閉されて過ごしていた。また、彼女自身も外に出る気がなかった。紅霧異変後は屋敷内を出歩いている姿が目撃されている[1]。『文花帖(書籍)』では、屋敷のすぐ傍ながらも屋敷外にいる挿絵がある。
『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」には「気がふれている」と記されているが、『文花帖(書籍)』では「情緒不安定」とされている。
普通、吸血鬼は食事のために、殺さない程度に人間を襲うのだが、長く幽閉されていたため人間の襲い方を知らず手加減ができないため、相手を跡形も残さず吹き飛ばしてしまうという。また、ケーキや紅茶に調理された状態でしか人間を見たことがなかった。
彼女の持つ「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」とは、打撃による破壊活動ではなく、全ての物には力を加えれば物を破壊できる「目」が存在しており、離れた物の「目」を自身の手の中に移動させることができ、強く握ることで爆発(破壊)させてしまう能力。本人曰く、「ギュッとしてドカーン」[3]。
『紅魔郷』ではレミリアを「お姉様」と呼び尊敬し懐いていた様子だったが、『文花帖(書籍)』ではレミリアの見ていないところで「あいつ」呼ばわりしている。
『紅魔郷』で "禁忌「レーヴァテイン」" というスペルカードを使用するが、この名前は「紅い剣を選びたかった」「紅い剣ならばヒノカグツチが良かったのだがキャラに合わない」という理由で選ばれた[30]。テーマ曲 "U.N.オーエンは彼女なのか?" やスペルカード "秘弾「そして誰もいなくなるか?」" の名前は、小説『そして誰もいなくなった』が元ネタで、フランドールが「何者とも判らぬ者」であることに通じている。
[編集] 『妖々夢』で初登場のキャラクター
以下の11名は『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] レティ・ホワイトロック
| レティ・ホワイトロック | |
|---|---|
| 英字 | Letty Whiterock |
| 種族 | 妖怪 |
| 能力 | 寒気を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | クリスタライズシルバー |
| 二つ名 |
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| 出演作品 |
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冬の間だけ現れる妖怪で、『求聞史紀』には雪女の一種とも記されている。身長はやや高め[2][※ 1]。冬以外は日の当たらないところに隠れている[3]。
彼女は寒気を操る能力を持つ。これは冬の大自然を操る能力に等しいため、環境によっては絶大な力を持つが、冬以外の季節ではほぼ無力[1]。
彼女にとって春は憂鬱な季節だが、季節が移り変わること自体は当然のこととして受け取っている。
[編集] 橙
| 橙 | |
|---|---|
| 読み/英字 | ちぇん / Chen |
| 種族 | 妖獣(化け猫に憑く式神) |
| 能力 |
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| テーマ曲 | ティアオイエツォン(withered leaf) |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
尻尾が2本ある化け猫の妖怪。八雲藍の式神でもあるため、妖怪(八雲紫)の式の式とも呼ばれている。身長は低め[2][※ 1]。
橙は化け猫に鬼神を憑かせたものであるが、式神の藍が打った式神であるため能力はやや低い。その式は水に濡れると外れてしまい、また猫としても水が苦手であるため、とにかく水に弱い。
普段は妖怪の山に住んでいる。『文花帖(書籍)』では猫の里を造りそのトップに立とうとしていたが、経過は芳しくない。
[編集] アリス・マーガトロイド
| アリス・マーガトロイド | |
|---|---|
| 英字 | Alice Margatroid |
| 種族 | 魔法使い |
| 能力 |
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| テーマ曲 | 人形裁判 〜 人の形弄びし少女 |
| 二つ名 |
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| 出演作品 |
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| ※ PC-98版の東方Projectにも「アリス」という名前のキャラクターが登場する。これとの関連性については注釈[※ 6]を参照。 ⇒アリス(PC-98) |
|
魔法の森に住む魔法使い[※ 5]。容姿は金髪で肌の色は薄く、一見すると人形のような姿をしている[1]。身長はやや高め[2][※ 1]。瞳の色は『妖々夢』『萃夢想』『緋想天』では青く、『永夜抄』では茶色である。属性の得手不得手は無い万能型の魔法使い。他人に無関心な性格で、魔法に執着するが、普段は強気だが臆病な一面もある[31]。
『求聞史記』によるとアリスは元々は人間で、修行を積んで魔法使いになったとされている[※ 7]。魔法使いになってから日が浅く、そのため本来必要ではない食事や睡眠といった人間の習慣を続けているらしい。『永夜抄』のバッドエンディングでは、普通の人間である魔理沙が寝ずにいる横で帰るとすぐに眠っている。これは十分な睡眠を取った方が事態は良い方向に進むことをアリスは知っていたからだとされている。
人形作りが得意で、また大量の人形を魔法で同時に操ることができる。その器用さは幻想郷でも随一である[31]。人間ができる動きのほとんどを人形でやることができるほか、複数の人形にそれぞれ別の動きをさせて、ときには連携を取らせたり完全に非同期で動かしたりでき、周りから見ればとても操作しているとは思えないらしい。人形に人形を操らせることすらできるというが、人形を作ることだけは全て自分で行なっているらしい[1]。『三月精 第2部』第5話ではアリスは人形に口頭で指示を出していたが、このときアリスは屋内に居ながら、屋根の上では10体以上の人形が雪かきを行い、室内では炊事係も働いていた。
自分の意思を持ち自分の意志で動く、完全な自立人形を作るのが目標である。現在はアリスが人形に命令すれば自立しているかのように動かせるが、定期的に命令し直さなければならず、それ以上に達するにはまだ修行が足らないらしい[3]。
『求聞史紀』によれば、元人間であるためか妖怪でありながら人間に対する理解度と友好度は高く危険性は低いとされ、もし森に迷って彼女の家を訪れても快く泊めてくれるという。ただし、アリスの家は人形だらけであり、しかもアリスはあまり会話をしたがらないため、不気味ですぐに逃げ出したくなるらしい[1][31]。『三月精 第2部』第5-6話では光の三妖精が彼女の家を訪れ、アリスは彼女らを持て成している。サニーミルクがアリスの魔導書を盗もうとしていることを仄めかしたためにアリスを怒らせてしまうが、すぐに和解している。
普通の人間を襲うことはないが、意外と好戦的であり勝負を挑まれれば嬉々として応じるという。戦闘用の人形を多数操る戦術によって1対多による戦闘を強いられ、苦戦は必至だが、アリス本人は人形の操作で手一杯であり、そこが弱点だとされる[1]。
圧倒的な力で戦いに勝つことはアリスにとっては楽しいことではないため、常に相手より少し上の力で戦おうとする。また、全力を出して負けると後がないため、本気で戦うことがなく、この性格は霊夢に似ているという。
『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」にはインドア派であり一人でいることが多いと記載されているが、『求聞史紀』によると活動範囲は幻想郷の「如何なる場所でも」とされるほか、祭のときには人々の前に現れて人形芸を披露しているという。また『萃夢想』のエンディングや対戦モード勝利コメントによれば、紅魔館の図書館や博麗神社を訪れることもあるらしい。
『妖々夢』Music Room内のZUNのコメントによると、アリスは少し特別なキャラクターであり、テーマ曲「人形裁判 〜 人の形弄びし少女」は気合を入れて作曲されているという。
[編集] リリーホワイト
| リリーホワイト | |
|---|---|
| 英字 | Lily White |
| 種族 | 妖精 |
| 能力 | 春が来たことを伝える程度の能力 |
| 二つ名 | 春を運ぶ妖精 |
| 出演作品 |
|
春が来ると、そのことを告げようと湧いて出てくる妖精。春以外の季節では滅多に姿を現さず、そのため春の季語になっている[1]。『三月精 第2部』第7話では漢字表記として「春告精」(読みは「リリーホワイト」)があてられ、同作第8話には彼女が通った所が一瞬で春になるシーンがある。『求聞史紀』では「春告精」と書いて「はるつげせい」と読ませている。
作中では台詞やスペルカードの類は一切無いが、言葉を発することができないというわけではないらしい[2]。
春になると力を増す[1]。興奮すると表現方法が弾幕になる模様で非常に危険[2]。
通常は白い服を着ているが、『花映塚』の「無縁塚」ステージでは黒い服を纏ったリリーホワイトが登場する。『儚月抄 漫画版』第9話では、白い服のリリーホワイトとは別に黒い服のリリーホワイトも同じコマに描かれている。
[編集] プリズムリバー三姉妹
| プリズムリバー三姉妹 | |
|---|---|
| 英字 | Sister Prismriver[※ 8] |
| 種族 | 騒霊(ポルターガイスト)[※ 9] |
| テーマ曲 | 幽霊楽団 〜 Phantom Ensemble[※ 10] |
| 二つ名 | 騒霊三姉妹[7] |
| 出演作品 |
|
| ルナサ・プリズムリバー | |
| 英字 | Lunasa Prismriver |
| 能力 |
|
| 二つ名 |
|
| メルラン・プリズムリバー | |
| 英字 | Merlin Prismriver |
| 能力 |
|
| 二つ名 | 騒霊トランペッター |
| リリカ・プリズムリバー | |
| 英字 | Lyrica Prismriver |
| 能力 |
|
| 二つ名 | 騒霊キーボーディスト |
人間の貴族の娘である、プリズムリバー家の四女「レイラ・プリズムリバー」が、生き別れになった姉たちの姿を模して生み出した騒霊(ポルターガイスト)の三姉妹。長女ルナサ、次女メルラン、三女リリカの3人からなる。
この騒霊は、生み出された当初は単なる幻影や幻聴に過ぎなかったが、次第に実体を持ち、いつしかレイラの本当の家族のような存在となっていった。レイラが亡くなったときに消滅するはずだったのだが、なぜかレイラの死後も消えず、やがて音楽を覚え、幻想郷で音楽活動を始めるようになった[2]。『花映塚』の四季映姫の話によると、三姉妹の存在の拠り所は「彼女たちを生んで今はもう居ない人間」であり、そのため三姉妹は存在が不安定で曖昧であるという。
三姉妹は「プリズムリバー楽団」として音楽活動を行っており、幻想郷のその筋では有名らしい[1]。ルナサやメルランはソロで活動することもあるが、リリカはソロ活動をしていないらしい[32]。普段は霧の湖の湖畔にあるとされる廃洋館に住んでいる[33]。冥界の結界が薄れる前から結界の上を飛び越えて行き来しており[34]、『妖々夢』で霊夢らと鉢合わせたときは演奏のために冥界にある白玉楼へ出向く途中だった[35]。
[編集] ルナサ・プリズムリバー
騒霊で三姉妹の長女。身長はやや低め[2][※ 1]。優等生タイプで曲がったことが大嫌い。やることはやるが少々暗く、素直で騙されやすい。プリズムリバー楽団のリーダーである[3]が、性格や雰囲気のせいもあってメルランがリーダーだと勘違いしている人もいるらしい[36]。
弦楽器(特にヴァイオリン)を得意とする。「鬱」の音を担当しているらしく[37]、この演奏を聞いた者は次第に気分が沈み、最終的には鬱病のようになってしまうという[1]。
[編集] メルラン・プリズムリバー
騒霊で三姉妹の次女。身長はやや低め[2][※ 1]。魔法の力は三姉妹で一番強い。三姉妹の中では髪の色が明るくて一番背が高く、ライブでは中央にいることが多いため、彼女が楽団のリーダーだと勘違いする人もいるらしい[1]。基本的に明るい性格だが、やや躁病のようでもある。
管楽器(特にトランペットを愛用)を得意とする。「躁」の音を担当しているといい[37]、彼女の演奏を聞く者は次第に気分が高揚してしまうという[1]。
[編集] リリカ・プリズムリバー
騒霊で三姉妹の三女。身長は低め[2][※ 1]。3人の中では一番背が小さく、コンサートでは周りの楽器に隠れてしまい、よく見えないらしい[1]。お調子者で狡猾。普段は姉達をけしかけ自分は戦おうとせず、最小限の力で最大限の利益を得ることしか考えていない。その態度や行動は三枚先まで計算されているという。
どんな楽器も得意だが、普段は鍵盤楽器かパーカッションを演奏する。楽団では「幻想」の音を担当する[37]。「幻想」の音とは、この世からは失われた音であり[3]、ルナサの「欝」の音とメルランの「躁」の音をまとめ上げて聴きやすいものにする効果がある[37]。姉たちとは違い、リリカの音楽は人間の精神を乱すようなことはないらしい[1]。
[編集] 魂魄 妖夢
| 魂魄 妖夢 | |
|---|---|
| 読み | こんぱく ようむ |
| 種族 | 人間と幽霊のハーフ |
| 能力 | 剣術を扱う程度の能力 |
| テーマ曲 |
|
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
西行寺家の専属庭師兼幽々子の警護役。彼女は2代目であり、先代は魂魄妖忌。一応、幽々子の剣の指南役でもあるが、基本的には庭師として扱われている[24]。身長はやや低め[2][※ 1]。瞳の色は『妖々夢』では赤、『萃夢想』以降は青。咲夜同様、スペルカード使用時に瞳の色が変化する場合がある。
人間と幽霊のハーフであり、半人半霊という存在で、彼女にいつもついている巨大な幽霊が彼女の幽霊側の半身。二刀流の剣士で、幽霊十匹分の殺傷力を持つ長刀「楼観剣」と、人の迷いを断つ短刀「白楼剣」の二振りを操る。
ストレートで真面目な性格なため、周りの者(特に幽々子)に振り回されることが多い[38]。『萃夢想』では師匠の「真実は斬って知る」という言葉を実践し、辻斬りのような行動を行うが、萃香からは師匠の教えを理解しているとは思えないと指摘されている。
感受性が強く、『永夜抄』のグッドエンディングでは月の狂気に当てられて狂気の眼になった。怪談や肝試しや暗闇などが苦手であるが、半人半霊なので幽霊は平気[39]。
『文花帖(書籍)』や『香霖堂』第12話では、冥界の結界が薄くなったせいで幻想郷へ行ってしまった幽霊を、集めて連れ帰る仕事を負っている。
[編集] 西行寺 幽々子
| 西行寺 幽々子 | |
|---|---|
| 読み | さいぎょうじ ゆゆこ |
| 種族 | 亡霊 |
| 能力 | 死を操る程度の能力 |
| テーマ曲 |
|
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
伝統ある西行寺家のお嬢様で、白玉楼の主の亡霊姫。亡霊だが足はある[23]。身長はやや高め[2][※ 1]。「春雪異変」を起こした張本人で、妖夢に春を集めさせて「西行妖」という妖怪桜の封印を解き、その下に眠る人物を蘇らせようとした。1000年以上亡霊をやっているらしく、幽霊を統率できるため、閻魔の四季映姫から冥界に住む幽霊たちの管理を任されている[1]。
一見何も考えていない脳天気な性格に見え掴み所がなく、本人もそのことを否定しない[40]。
生前はある「歌聖」の娘であったという[1]。この歌聖の名は明らかにされていないが、『妖々夢』の作中に登場する和歌は西行法師のものであり、また幽々子の名字は「西行寺」である。「西行妖」について書かれた西行寺家にある古い文献では「富士見の娘」とあるが、この娘とは幽々子のことである。しかし当人はそのことを忘れており、西行妖の封印が自分の亡骸であることに最後まで気付かなかった[※ 14]。
元々「死霊を操る程度の能力」を持っていたが後に「死に誘う程度の能力」となり、人を簡単に死に誘える自身の能力を疎んで「西行妖」が満開のときに自害した。転生して再び苦しむことがないよう幽々子の死体は西行妖を封印する結界とされ、幽々子は亡霊になった。亡霊となった後は生前のことを忘れて、死に誘うことも楽しむようになっている。
自分の能力が効かない蓬莱人が苦手[41]。
八雲紫とは旧知の仲である[42]。
[編集] 八雲 藍
| 八雲 藍 | |
|---|---|
| 読み | やくも らん |
| 種族 | 妖獣(九尾の狐に憑く式神) |
| 能力 | 式神を使う程度の能力 |
| テーマ曲 | 少女幻葬 〜 Necro-Fantasy |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
八雲紫の式神(化け狐)。名前は紫が付けたものらしく、それ以前の名は不明とされる[1]。身長はやや高め[2][※ 1]。式神だが強大な霊力を身につけており、自身も橙という式神を使役する。紫と同じ家に住んでいるとされ[1]、紫が寝ている間は彼女が代わりに活動する。
式神は数式によって形作られるものとされ、そのため自らが式神でなおかつ式神使いでもある藍は数学が得意である。暇潰しに三途の川の長さを求める方程式を開発したこともある[3]。
『永夜抄』結界組グッドエンディングでは、藍は人間味の少ない妖怪であり月に影響されやすいとのことで、久しぶりの満月を見て少し気分が高揚するが、主人である紫が満月を見ても平気なのを見て尊敬の念を見せた。
『文花帖(書籍)』では、『妖々夢』Extraステージで紫の許可を得ず勝手に霊夢たちに挑んだことで、紫からお仕置きを受けている。
『求聞史紀』には、狐だからか油揚げが好きで、遭遇時には油揚げを与えてその隙に逃げるとよい、と記されている。
[編集] 八雲 紫
{{東方Projectのキャラクター |名前 = 八雲 紫 |読み = やくも ゆかり |種族 = 妖怪 |テーマ曲 =
- ネクロファンタジア:『妖』
- 夜が降りてくる 〜 Evening Star:『萃』
|能力 = 境界を操る程度の能力 |出演 =
- 『妖』Phantasmステージボス
- 『萃』6面ボス、自機としても使用可
- 『永』『緋』自機
- 『文(ゲ)』LEVEL Ex
- 『地』霊夢支援キャラクター
- 『紫香花』
- 『香霖堂』第11話など
- 『三月精 第1部』単行本収録のノベル「月の妖精」
- 『求聞史紀』「記憶する幻想郷」
- 『儚月抄』
|二つ名 =
- 神隠しの主犯:『妖』
- 割と困ったちゃん:『妖』特殊引用エラー: <ref> タグに対応する </ref> が不足しています。
普段は余り動かず1日に12時間の睡眠を取り、冬眠までする。寝ている間のことは全て式神の藍に任せきり[43]。
彼女は「すきま妖怪」と呼ばれるが、そのような妖怪種族があるわけではなく、いわゆる「一人一種族」の妖怪である[3]。
1200年以上前に稗田阿一(初代の御阿礼の子)が記した「幻想郷縁起」にも紫と思われる妖怪が登場するような幻想郷の最古参の妖怪の一人で、時代毎にその時代に合った姿で現れるという[1]。幽々子の生前を知っている。
長く生きているだけあり交友関係も広く、幽々子とは旧知の仲。萃香とも友人である[1]。阿求とは阿求の転生前から知り合いらしく、「幻想郷縁起」をチェックするためにその完成前に稗田家を訪れたこともある。この際、阿求からは「妖怪の賢者」と呼ばれている[44]。
『紫香花』では、閻魔の四季映姫らしき "あの方" なる人物を苦手としている描写がある。「あの方には逆らえない」らしく "あの方" の気配を感じると幽々子と共にその場から去っている。
かつて幻想郷の妖怪を集め、月面戦争を引き起こしたが、返り討ちにあったという[1]。『儚月抄』では霊夢に稽古をつけて彼女を動かし、第二次月面戦争を目論んでいた。
幻想郷の境(『求聞史紀』では博麗大結界上にある屋敷とされる)に住んでいる[45]が、その屋敷を他人が実際に確認したという話がないため、実は屋敷は外の世界にあるのではないかなど様々に噂されているという[1]。『緋想天』では萃香に「昼間こっちの世界に居るのは珍しい」と言われている。
数学や計算能力に秀でているらしく(『求聞史紀』では「数字に強い」と表現されている)、無間の底の深さや北斗七星が北極星を食べるまでの時間ですら一瞬で求めてしまえるらしい[46]。『香霖堂』第21話では、人間の使う星座とは大きく異なった、いわば「妖怪のための星座」の名付け親でもあるらしく、渾天儀に著作者として名前が記されていた。『求聞史紀』の「幻想郷縁起」では参考文献として八雲紫著の書名が挙がっている。
[編集] 『妖々夢』のその他のキャラクター
以下は設定上存在するものの、作中には登場しないキャラクターである。
- レイラ・プリズムリバー
- プリズムリバー三姉妹(騒霊三姉妹)を生み出した人間の少女。四姉妹「プリズムリバー姉妹」の四女で、貴族であるプリズムリバー伯爵の娘。
- 3人の姉とともに生活していたが、プリズムリバー伯爵が幻想郷のマジックアイテムを偶然入手し、それはプリズムリバー一家の離散を引き起こした。3人の姉はそれぞれ別の家庭に引き取られ、その後の消息は不明になったが、レイラは家族の思い出がある屋敷から離れられず、そこに住み続けた。やがてレイラは姉たちの姿を模した騒霊(ポルターガイスト)を生み出し、その後プリズムリバー邸はレイラたちごと幻想郷へ消えた。レイラは騒霊たちと暮らし、幻想郷で天寿を全うした。
- 騒霊三姉妹は、実際のレイラの姉たちとは全く関係ない別の個体である。騒霊三姉妹は人間の「プリズムリバー姉妹」を模して生まれたが、「プリズムリバー姉妹」は特に音楽に精通しているようなことはなかった[2]。
- 魂魄 妖忌(こんぱく ようき)
- 西行寺家の先代専属庭師。西行妖の満開を見たことがあり、幽々子と西行妖の関係を知っている。300年ほど庭師を務めたある日突如悟りを開き、幼い妖夢に後を継がせて行方をくらませた。その後の行方は妖夢も知らない。半分人間[※ 15]であり、ゆっくり年を取る。
- 妖夢の爺であり、剣術の師匠でもあった。いわゆる頑固爺で、剣術に関しても手取り足取り教えるのではなく、技を盗ませるスタイルだった[47]。
[編集] 『萃夢想』で初登場のキャラクター
以下の1名は『東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] 伊吹 萃香
| 伊吹 萃香 | |
|---|---|
| 読み | いぶき すいか |
| 種族 | 鬼 |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | 御伽の国の鬼が島 〜 Missing Power |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
幻想郷に現れた鬼。
かなりの飲兵衛で、いつも酒を呑んでは酔っており[1]、『萃夢想』と『緋想天』のゲーム中のドット絵では常に前後にフラフラしている。本人曰く「何百年も前から酒呑み」[3]。
体は小さいが、見かけによらずかなりの怪力であり、妖怪の山をも崩せると豪語しているらしい[1]。
鬼という種族に誇りを持っており、言葉の端々にそれが表れている。性格的にはやや自分勝手で誠実さに欠け、鬼の中では「異端児」とされている[48]。弱点は炒った大豆であると自称している[49]。
「伊吹瓢」という青色の瓢箪を持っており、この瓢箪は酒虫という少量の水を多量の酒に変える虫の体液が塗布されていることによって酒が無限に沸き出るようになっている[50]。ただし、転倒防止のためのストッパーが付いており、一度に出る酒の量は瓢箪の大きさ分のみである[51]。
彼女の持つ「密と疎を操る程度の能力」は、文字通り密度を自在に操る能力である。物質の密度を高めればそれは高熱を帯び、逆に密度を下げれば物質は霧状になる[1]。使用するスペルカードや技の中には、自分の小さな分身を作り出したり、体を霧状に変化させたり巨大化するものなどがある。鬼の霧は風で吹かれることはなく、濃霧の場合は触れると痛みが走る[52]。幻想郷を覆うほど薄くなって幻想郷中の出来事を眺めるようなこともしている。また、月が映っている空の天蓋を砕き、降り注いだ天蓋の破片を霧状にして再び元に戻すといったこともしている[3]。さらには人々の意識といった形を持たない物を集めることも可能であり、『萃夢想』の異変はこの能力の影響である。
幻想郷に現れる前は地底に住んでいた[53]。それ以前は妖怪の山に住んでいたようで、「山の四天王」の1人とされていた[54]。鬼は「妖怪の山」の天狗や河童の上司にあたる存在であったため、山の妖怪は今でも萃香に対しては頭が上がらない状態である[55]。『萃夢想』のいくつかのエンディングで博麗神社で過ごす様子が描かれている。『求聞史紀』では妖怪の山が主な活動場所とされているが、『緋想天』で妖怪の山を訪れた際には「懐かしい」と発言している。『三月精 第2部』第18話では地底にある鬼の国と行き来している。また、『緋想天』では天界を訪れ、天子に天界の一部を自分に割譲するよう要求して天子と戦う。萃香がこの戦いに勝利したため、現在は天界にも居座っている状況である。
『萃夢想』での目的は、幽々子が『妖々夢』で春を集めてしまったせいで桜の季節が梅雨前の短い期間だけとなり宴会が減ったことを不満に思い、能力で人を集め霊夢たちに3日おきに宴会を行わせ、その騒ぎで他の鬼たちを幻想郷に戻らせようとした。
紫とは友人らしく「(紫は)存在そのものがインチキ」だと言いつつもその力を認めている節がある。『地霊殿』では、サポート妖怪として霊夢に力を貸している。同じ四天王の一人であった勇儀とも仲がよい。
かつて幻想郷には鬼が住んでいたが、その後、鬼はいなくなり、いつしか幻想郷では鬼退治の方法が失われてしまった。萃香ももちろん鬼なので、誰にも退治ができない存在となっている。しかし萃香は、少なくとも戻ってきてからは、かつて幻想郷の鬼が人間に対して行なってきた「人攫い」をしていないらしい。これは、『萃夢想』萃香シナリオのエンディングによれば、萃香が未熟なのではなく、霊夢の能力(本人たちに自覚は無い)によるものとされている。
彼女が身に纏っている鎖は「鬼」のイメージを表し、丸・三角・四角の分銅はそれぞれ「密」「疎」「萃香自身」を表している[56]。
[編集] 『永夜抄』で初登場のキャラクター
以下の8名は『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] リグル・ナイトバグ
| リグル・ナイトバグ | |
|---|---|
| 英字 | Wriggle Nightbug |
| 種族 | 妖怪(妖蟲、蟲の妖怪) |
| 能力 | 蟲を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 蠢々秋月 〜 Mooned Insect |
| 二つ名 | 闇に蠢く光の蟲 |
| 出演作品 |
|
蛍の妖怪[1][3][57]。虫の妖怪だが、外見から確認できるそれらしいパーツは触角と羽のみである[1]。虫なので寒さと殺虫剤に弱い。蟲を操る能力を持つ。
ショートヘアにキュロットという男の子のような外見だが、女性であり、『永夜抄』の「キャラ設定.txt」でも「彼女」と紹介されている。
『文花帖(書籍)』では、虫の地位向上を目指すため、能力を用いて決められた時間に大量の虫を遣わせお知らせする「蟲の知らせサービス」という商売をしている。
[編集] ミスティア・ローレライ
| ミスティア・ローレライ | |
|---|---|
| 英字 | Mystia Lorelei |
| 種族 | 妖怪(夜雀) |
| 能力 | 歌で人を狂わす程度の能力 |
| テーマ曲 |
|
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
夜雀と呼ばれる妖怪。歌で人を狂わせる能力や、人の視界を奪って鳥目にしてしまう能力を持つ。
歌うことが好き。彼女の歌う歌は意外と激しく、古参の妖怪にはうるさいだけと言われ不評だが、若い人には人気がある。また、夜道を一人で歩いているとこの歌に惑わされ、不注意に寄っていくと襲われることがあるという[1]。
『文花帖(書籍)』では焼き鳥の撲滅を掲げており、「焼き鳥屋」ならぬ「焼き八目鰻屋」を経営している。また八目鰻を入荷することができない際は、普通のウナギやドジョウを八目鰻に混ぜて「八目鰻」として出している。
[編集] 上白沢 慧音
| 上白沢 慧音 | |
|---|---|
| 読み | かみしらさわ けいね |
| 種族 | 獣人(ワーハクタク) |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | プレインエイジア |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
ワーハクタク(人狼の白沢版)。生まれながらの獣人ではなく、元は人間だったが何らかの原因によって獣人になったらしい[1]。普段は人間の姿をしているが、満月の夜になるとツノと尻尾が生えて体色も変化する。
人間を好み、現在は里の子供たち向けに寺子屋を開いているが、宿題を忘れると頭突きをするという[1]。『永夜抄』の時点では、慧音が寺子屋を開いているといった記述は無かったが、『文花帖(書籍)』や『求聞史紀』で公式設定として登場した。
白沢になったときには幻想郷中の知識を持ち、幻想郷の歴史の編纂作業を行なっている。作業可能な時間が限られているため気が立っており、不用意に近付くとツノのある頭で頭突きをされる恐れがあるという[1]。
『永夜抄』の3面では主人公たちが里を襲いに来たと勘違いし、彼女の持つ「歴史を食べる(隠す)程度の能力」で里の歴史を「食べて」里を隠した。しかし、彼女の能力はあくまで「里があったという歴史的事実を消す」だけであり、「そこに里があった」という人の記憶までは消せない。そのため、逆に霊夢たちに怪しまれた。[要出典]倒されたあとの会話で、満月を隠した犯人である永琳を知っているようなそぶりをみせる。
『永夜抄』Extraステージでは、「あの人間」の護衛のために、変身した姿で登場する。「あの人間」が誰なのかは明言されていないが、『永夜抄』でこの会話の後に現れるのは妹紅である。『儚月抄』により妹紅と慧音の関係が確定され、慧音は妹紅にとって数少ない理解者であることがわかった。妹紅によると、慧音は中性的な話し方をするらしい。
[編集] 因幡 てゐ
| 因幡 てゐ | |
|---|---|
| 読み | いなば - |
| 種族 | 妖獣(妖怪兎) |
| 能力 | 人間を幸運にする程度の能力 |
| テーマ曲 | お宇佐さまの素い幡 |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
| ※ 初出の『永夜抄』ではローマ字表記が「Tewi」だが、『花映塚』や『求聞史紀』では「Tei」になっている。 | |
健康に気を使って長く生きているうちに妖怪になった兎。迷いの竹林の最長老[58]であり、地上の兎たちのリーダーである。その幼い外見とは裏腹に、八雲紫と同じく稗田阿一著の初代「幻想郷縁起」の編纂が開始された1200年前から存在が確認されている、幻想郷の古参妖怪である[1]。高草郡に住む兎であったという設定[58]や、天岩戸別命を「懐かしい神」と呼ぶ[59]など、因幡の素兎であることを示唆する描写が存在し、『花映塚』のボスアタック "兎符「因幡の素兎」" などスペルカードなどにも因幡の素兎伝説に関連する名前が用いられているものがある。
『儚月抄 小説版』第1話によると、てゐは鈴仙が永遠亭に住むようになる前から兎たちを操っていた。てゐが永遠亭を初めて訪れたのは、永琳と輝夜が隠れ住むようになってから数百年後で、その際、自分が迷いの竹林の主であると主張し、自分の兎たちに智慧を授けてくれるなら永遠亭に人間が寄りつかないようにすると言った。そしてその後、兎と共に永遠亭に住み着いたらしい。
迷いの竹林の道案内役でもあり、竹林で迷った人間に幸運を渡して外へ帰している。その幸運は阿求曰く「四十葉のクローバー」ぐらいであるらしい[1]。
狡猾な性格で、ある程度距離を置いて接すれば人気が高いが、親密になればなるほど嫌いになるタイプである[60]。根っからの詐欺師的な性格で、何度しっぺ返しを受けても懲りない[61]。
『三月精 第2部』第3話では永琳のことを「お師匠様」と呼んでいたが、『儚月抄 小説版』第1話ではその永琳の言うことも聞かないことが判明した。四季映姫には「家族を大切にすることが善行だ」と説教されている[62]。
[編集] 鈴仙・優曇華院・イナバ
| 鈴仙・優曇華院・イナバ | |
|---|---|
| 読み | れいせん うどんげいん - |
| 種族 | 玉兎 |
| 能力 | 狂気を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 狂気の瞳 〜 Invisible Full Moon[※ 10] |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
月から逃げて来た兎。『求聞史紀』『上海アリス通信』によれば、その能力は物事の波を操るものであり、物質の波、精神の波、電磁波、音波など様々な波を操作することができる。暢気、あるいは狂気へと精神を操り、存在の位相をずらすことで存在を接触不能、知覚不能にし、その振幅によって無限遠方との意思疎通もあるいは隣の声すら聞こえなくする、といった様々な用途がある。また、その赤い瞳を見た者を狂気に堕として色々な幻視を見せる。具体的には『三月精 第2部』でてゐを探すために竹林の波長を操ることで竹林を封鎖したり、三月精の能力を悉く破って見せた。また玉兎は特殊な波動でどんなに離れていても通信することができるという能力がある。『儚月抄』では月の兎と交信して現在の月についての情報を得ていた。この点について永琳が彼女を匿ったのは月の都の情報を得るという目論みもあったという。『三月精』でてゐが悪さをすると怒られるのは自分だと愚痴っており貧乏くじを引きやすいようだ。本名は片仮名で「レイセン」のみであり、「鈴仙」は当て字、「優曇華院」は師匠の永琳がつけた愛称、「イナバ」は輝夜が付けた愛称である。しかし永琳も輝夜も、『永夜抄』6面など本人の居ないところでは「鈴仙」と呼んでいる。そのような変なあだ名で呼ばれている腹いせに、本人は自身のスペルカードの漢字に妙な読み仮名をつけたらしい[63]。月にいた頃は綿月豊姫のペットであり、「レイセン」の名は豊姫によって与えられたものである。豊姫の妹である綿月依姫の元で訓練を受けており、高い戦闘能力を持つ優秀な兎だったが、臆病で自分勝手な性格だったため戦争になる前の段階で逃げ出した言われている[64]。『永夜抄』撃破後の立ち絵から肌着に白いキャミソールを着用している模様。『花映塚』ではコスチュームが一新されブラウス姿になっている。
[編集] 八意 永琳
| 八意 永琳 | |
|---|---|
| 読み | やごころ えいりん |
| 種族 | 月人[※ 16] |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | 千年幻想郷 〜 History of the Moon |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
薬師一家の一族きっての天才。地上出身で月人がまだ地上に住んでいた頃、月夜見らと共に月へ移り住んだ月の都の創設者のひとり。月夜見よりも年上で、年齢は億単位[65]。『永夜抄』で発生した異変の直接の実行犯でもある。かつては月の賢者として輝夜の教育係も務めていた。輝夜の能力を使って蓬莱の薬を作ってしまい、それを飲んだ輝夜は地球に追放されることになる。かつては月の使者のリーダーも務め、地上の輝夜を迎えに行った際に他の使者を皆殺しにして輝夜とともに月の使者から逃げ続ける道を選んだ。逃亡生活を続けるうちに人里離れた山奥である幻想郷の迷いの竹林に行き着き、以降千年ほど永遠亭に輝夜の能力を応用した魔法を施して誰も入り込まないようにして隠れ住んでいた。輝夜を止められなかったことを悔いており、彼女を「生きて守らないといけない方」と思い、彼女の従者として生活している。『永夜抄』幽冥チームのエンディングで永琳自身も蓬莱の薬を服用したらしきことを言っている。実は主である輝夜より強いのだが、常に彼女より下になるよう力をセーブしているらしい。『永夜抄』結界組エンディングで博麗神社のお月見の宴会に出席した際には輝夜を姫と呼び丁寧語を使っているが、『儚月抄』で永遠亭に居るときの会話では輝夜と呼び捨てタメ口で話している。『永夜抄』冥界組EDや『花映塚』メディスンエンディングで冥界や鈴蘭畑を訪ねる。現在の月の使者のリーダーであり遠い親戚でもある綿月姉妹の教育係をしていたこともあり、今でも二人から慕われている。地上人から「嫦娥」と呼ばれる人物に蓬莱の薬を作ったこともある。また玉兎(レイセン)に対して「八意××」と名乗っており、彼女の本名は地上人には発音できない名前であると思われる。鈴仙・優曇華院・イナバからは「師匠」「お師匠様」と呼ばれている。十六夜咲夜を見たとき非常に驚いたらしいが、その理由は永琳本人にしかわからないらしい[※ 17]。
永琳自身、今の幻想郷の暮らしを気に入ってるらしい。『永夜抄』以後は薬屋や医者として活動している。人間にも薬を販売しているが実際に人間の里へ行くのは永遠亭の兎たちであり、置き薬の販売形態を採っている。彼女が出向くのはもっぱら重病・奇病の往診専門であるという。永遠亭を訪れる急患も受け入れている。森近霖之助が聞いた噂によると高度な技術(『香霖堂』第22話の描写からは現実世界のレントゲンや麻酔、移植を思わせる)を用いるらしい。ただし、迷いの竹林に高度な治療を施す医者が開業したという程度の話でしか知らないため、外の世界から来た医者だと思われている。『文花帖(書籍)』では「胡蝶夢丸」(良い夢が見られる薬)を開発し、文や「魔法の森の人形使い」(現時点で、この条件に当てはまるのはアリスのみ)に売っていた。ほかに「胡蝶夢丸ナイトメアタイプ」(悪夢を見る薬)などの新薬も開発している。
[編集] 蓬莱山 輝夜
| 蓬莱山 輝夜 | |
|---|---|
| 読み | ほうらいさん かぐや |
| 種族 | 月人[※ 16] |
| 能力 | 永遠と須臾を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 竹取飛翔 〜 Lunatic Princess |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
月人。名前の通り、昔話の「かぐや姫」その人である。[要出典]年齢は億単位[65]。昔は月の都で暮らす姫で、八意永琳が家庭教師についていた。何も行う必要も無く何不自由の無い生活に退屈した輝夜は、地上を魅力的な場所だと感じて、1300年ほど前に『蓬莱の薬』を服用するという罪により、望んで月から地上へ追放される。体を小さくされて光る竹の中に入れられた輝夜は竹取の翁に拾われ、この老夫婦に育てられる。月の監視役が定期的に光る竹に黄金を入れに来たため暮らしは裕福だったが、暮らしはやはり退屈なものだった。以降は「かぐや姫」通りに生活するが、やがて輝夜の罪は許され月の使者が迎えに来ることになる。しかし「お世話になった地上人への恩と情」「心のある地上での生活」による未練もあったらしく、月へ帰っても穢れた身ではまともな生活ができないこともあり、月へは帰らず、月の使者のリーダーを務めていた永琳と共謀して月の使者を殺して逃亡。以降、地上で隠れ住んでいた。竹取の翁の下を去る際には、世話になった翁と迷惑をかけた帝にそれぞれ蓬莱の薬を渡した。『永夜抄』で隠れて暮らす必要がないことを知って、地上に住む幻想郷の一員として暮らし始めた。『永夜抄』EDなどで永琳は「輝夜は元々引きこもりがちだった」と言うが、輝夜本人は「永琳に閉じこめられた」と言っている。また輝夜は「永遠の民であり過去は無限にやって来る、だから千年や万年よりも今の一瞬を大切にする」という考えの持ち主。月での退屈だった生活を環境のせいにしていたが、地上に来ても退屈だったことから、何もすることがないのは何もしようとしてなかったためだと気付き、隠れる必要がないと分かった今は「月都万象展」(月の都に関する博覧会)を主催したこともあったが、まだ自分のすべき仕事を見い出せず、その第一歩として「優曇華」(うどんげ)の盆栽の世話を自分に課している。「優曇華」とは月の都にのみ存在する植物で、同名の三千年に一度しか花を咲かせない伝説上の植物とは違う。優曇華を地上に持ち込むと、地上の「穢れ」を取り込んで成長する。成長した優曇華には七色に光る玉が実り、このことから優曇華は別名「蓬莱の玉の枝」とも呼ばれる。
[編集] 藤原 妹紅
| 藤原 妹紅 | |
|---|---|
| 読み | ふじわら の もこう |
| 種族 | 人間[※ 16] |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | 月まで届け、不死の煙 |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
不老不死の人間。元はある貴族の娘であり、父が輝夜に求婚した際に難題を吹っかけられ恥をかかされて以来、輝夜を目の仇にしている。
不老不死になった経緯は『儚月抄 小説版』第4話に詳しい。輝夜への恨みから、月へ帰ったとされた輝夜が「大切な人のために残した薬」を奪い輝夜への嫌がらせとしようと考え、その薬を天皇の勅命で富士山頂へ運ぶ岩笠を尾行するが、登山の準備をしていなかったため行き倒れになりかけるも岩笠に救われる。岩笠と行動を共にし、富士山頂へ至ると岩笠は薬を火口へ投げ込んで処分しようとするが、そこに現れた木花咲耶姫によって阻止され、さらに、薬は服用することで不老不死になる「蓬莱の薬」であることを知る。咲耶姫に薬を処分する場所として八ヶ岳を勧められ下山するが、下山途中、魔が差した妹紅は急な下り坂で岩笠の背中を蹴り飛ばして薬を奪う。それを服用して以来、不老不死となる。
成長しない人間は周りから訝しがられ、同じ場所では暮らせないために山奥(幻想郷)に流れ着くまで転々と住む場所を変え、妖怪退治をしながら暮らしていた。300年前に幻想郷の竹林で輝夜を見かけて以来、輝夜が自分と同じく「住処を変え続けてきた」という点に共感に近い感情を抱くが、妹紅自身はまだ輝夜を恨んでいる。
『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」では「今では輝夜と殺しあうのが日常である」とあり、『永夜抄』Extraステージでも輝夜から度々刺客が送られているようなことを発言している。『文花帖(書籍)』には「輝夜とは犬猿の仲」とある。『儚月抄』では輝夜が月に帰ることを恐れている。
蓬莱の薬による不老不死の能力とは別に、様々な妖術を操り、そこらの妖怪では歯が立たないほどの強さを持つといわれる。妖術を身につけたのは蓬莱の薬の効果ではなく、妹紅自身が長い年月の中で独自に得たものらしい。その力を生かして、『永夜抄』の後は竹林に住み急病人などを永遠亭に運ぶときの護衛を請け負ったり、竹林で迷った人間を里まで案内したりしているという。妹紅自身、そうして人助けをすることで感謝されることに生きがいを感じつつあるらしい[1]。
現在は白い長髪に赤い瞳をしているが、『儚月抄 小説版』第4話の挿絵に描かれている昔の姿の妹紅は黒い短髪である。
ZUNは、「妹紅」という名前は「お前『も紅』に染まれ」という意味でつけたと語っている[66]。
[編集] 『花映塚』で初登場のキャラクター
以下の5名は『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』にて初登場したキャラクターである。
射命丸文は正確には書籍『東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.』での初登場だが、ゲーム作品での初登場は『花映塚』である。
[編集] 射命丸 文
| 射命丸 文 | |
|---|---|
| 読み | しゃめいまる あや |
| 種族 | 鴉天狗 |
| 能力 | 風を操る程度の能力 |
| テーマ曲 |
|
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
妖怪の山に住む天狗。新聞記者を営んでいる。幻想郷の天狗の例に漏れず、強い者の前では礼儀正しく、弱いとみなした者には強気に出る。しかし取材相手には、常に礼儀正しい。
1000年ほど前から幻想郷に住んでおり、その力は「最高クラス」とされている。天狗に変じる前は鴉であった。
「文々。新聞」(ぶんぶんまるしんぶん)という名の新聞を執筆し発行している。『文花帖(書籍)』は彼女が書いた新聞という体裁を取っており、『文花帖(ゲーム)』は取材の様子という設定になっている。真実のみを記事にし、裏の取れない情報は新聞記事にしないというポリシーがあるらしい[67]。この新聞は主に天狗仲間が購読しており、永琳はその内輪振りを「学級新聞」と皮肉っている[68]。天狗以外も購読でき、霖之助が定期購読している[69]ほか、ルナチャイルドがしばしば読んでいる[70]。阿求は「情報収集には余り役に立たない」「カフェーで人気」と評し[1]、霖之助は「内容はともかく、(他の天狗の新聞に比べれば)考察や知識を深められる」と評している[69]。取材には写真機と「文花帖」という名の手帖を用いている[1][71]。彼女の書く文字は「意外と可愛い」と評されている[1]。
『文花帖(書籍)』では背中に黒い翼が生えている挿絵が一部見受けられ、本文中でも背中の翼(羽毛)について発言している。しかし『花映塚』や『文花帖(ゲーム)』では翼が生えておらず、『文花帖(書籍)』でも漫画「風の号外」など、翼が生えていない描写も見られる。
『風神録』では、山の自警隊のリーダーである大天狗から侵入者との接触を命じられ、4面ボスとして登場する。その際は、マフラーのような和風模様が入ったシャツという、『花映塚』よりも若干派手な服装だった。また、『風神録』では従来の丁寧な口調ではなく砕けた口調である。
ZUNによれば、元々『文花帖(ゲーム)』のような写真撮影というアイディアは『紅魔郷』制作後から存在しており、それを生かすために「撮影する必然性のあるキャラ」を登場させるという目的で文が生まれた[71]。また、天狗を「組織」のようなものとイメージしているため、会社員をイメージした服(シャツ)を着せたという[4]。
「風神少女」は新聞記者としての、「妖怪の山」は天狗社会の一員としての文のテーマ曲である[72]。
[編集] メディスン・メランコリー
| メディスン・メランコリー | |
|---|---|
| 英字 | Medicine Melancholy |
| 種族 | 妖怪(自律人形) |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | ポイズンボディ 〜 Forsaken Doll |
| 二つ名 | 小さなスイートポイズン |
| 出演作品 |
|
鈴蘭の花畑に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。『花映塚』の時点では妖怪になってからまだ数年という新米だったらしく、行動や言動に幼さが残る。人間への憎悪を抱いており「人形開放」を強く願うが、四季映姫から「貴方は少し視野が狭すぎる」と説教される。その影響からかエンディングでは永琳と交友関係を持つようになるが「人形開放」は諦めていないらしい。
鈴蘭の花を「スーさん」と呼んでいる。
[編集] 風見 幽香
| 風見 幽香 | |
|---|---|
| 読み | かざみ ゆうか |
| 種族 | 妖怪 |
| 能力 | 花を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 今昔幻想郷 〜 Flower Land |
| 二つ名 | 四季のフラワーマスター |
| 出演作品 | 『花』7面または8面ボス、自機としても使用可 |
| ※ PC-98版の東方Projectにも「幽香」という名前のキャラクターが登場する。 ⇒幽香 (PC-98) |
|
季節の花が大好きで、一年中どこかしら花が咲いているところへと移動している妖怪。その生活の邪魔をされると、相手が人間でも妖怪でも容赦なく無慈悲に攻撃してくる上に、元の性格が相手の神経を逆撫でするのが好きであるため、人間とは基本的に友好的ではない。長く生きているらしく[73]、他の古参妖怪と同様、自主的に人間を襲うことは少ないといわれる[1]。
彼女は花を操る能力を持つ。これは枯れた花を元に戻したり向日葵の向きを変えたりというもので、特に戦闘の役に立つような能力ではない。その代わり純粋に高い妖力と身体能力を持ち、傘や花を使って優雅に戦う。強大な力を持つ妖怪の常として、一般の人間や弱い妖怪には興味が無く、同じく強力な力を持った妖怪か特別な能力を持った人間しか相手にしない。ただし、力がある者同士が衝突すると双方無事では済まないため、長く生きる妖怪の知恵として勝負事はルールを決めて形式的に戦うことが多いという[1]。
「風見幽香」と、PC-98版の『幻想郷』『怪綺談』に登場する「幽香」との関連は、直接的には語られていない。『花映塚』での会話を見る限り、風見幽香は霊夢や魔理沙とは以前からの知り合いらしい。またZUNは「博麗神社付近には相変わらず魅魔や幽香などがいる」という設定は特に変化がないとも語っている[74]。
[編集] 小野塚 小町
| 小野塚 小町 | |
|---|---|
| 読み | おのづか こまち |
| 種族 | 死神 |
| 能力 | 距離を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 彼岸帰航 〜 Riverside View |
| 二つ名 | 三途の水先案内人 |
| 出演作品 |
|
閻魔である四季映姫の部下で、三途の川の船頭。主に幻想郷の死者を担当している[1]。船に乗せた魂との会話が、仕事中の楽しみでもある[75]。サボり癖があり、映姫に見つかってはよく怒られている[76]。魔理沙からは「サボタージュの泰斗」とまで呼ばれた[77]。サボっている間は幻想郷にいるらしく、その様子をよく目撃されている[1]。死神らしく相手の寿命を見ることができる[78]。『三月精 第2部』第4話では理由は不明だが、姿が見えなくなっているはずの光の三妖精を見つけている。一人称は「あたい」。
『花映塚』では異常に集まった霊魂が幻想郷にあふれたが、相変わらずマイペースに仕事を進めていたため異変が長引き、そのため映姫にクビにされかかった[79]。『緋想天』では幽霊が消えていることに頭を悩ます一方で、異常気象が各人の気質の現れと気付くと暇潰しに見て回っている。
[編集] 四季映姫・ヤマザナドゥ
| 四季映姫・ヤマザナドゥ | |
|---|---|
| 読み/英字 | しきえいき(漢字部) / Yamaxanadu(片仮名部) |
| 種族 | 閻魔 |
| 能力 | 白黒はっきりつける程度の能力 |
| テーマ曲 | 六十年目の東方裁判 〜 Fate of Sixty Years |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
地獄に住む死者を裁く神(閻魔)で、死神の小野塚小町の上司。本名は「四季・映姫」で、「ヤマザナドゥ」は主に担当部門を表す役職名。「ヤマ」は閻魔、「ザナドゥ」は楽園を意味しているらしい。閻魔は一人ではなく、死者が生前に住んでいた地域ごとの担当者として多数居るのだが、彼女は幻想郷を担当しているとされる[1]。
『花映塚』でボスとして現れた際は無縁塚を訪れた人間・妖怪たちに「善行を積むこと」を説き、自機として操作するExtraステージでは彼女たちが善行を積んでいるか見回っていた。
己の中に善悪の基準を持ち、迷うことが絶対に無いよう「白黒はっきりつける程度の能力」も使って判決を下す。一度下された判決を覆すことは不可能である[80]。閻魔はそれに書かれた罪状の重さによって重さとその罪人を叩く回数が変わる「悔悟の棒」と映った者の全ての罪を映すという「浄玻璃の鏡」を持っているという。彼女の「浄玻璃の鏡」は手鏡程度の大きさらしい[1]。
彼女は閻魔の仕事の休暇に幻想郷を訪れ、説教をすることもある。幻想郷ではかなりの古株なのだが人妖問わず敬遠され、強い妖怪でも彼女の前では姿を隠すという[1]。『紫香花』では、紫と幽々子が四季映姫らしき人物を苦手としており、その人物が現れそうになると幽々子と共に退散する、という描写があった。
[編集] 『風神録』で初登場のキャラクター
以下の8名は『東方風神録 〜 Mountain of Faith.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] 秋 静葉
| 秋 静葉 | |
|---|---|
| 読み | あき しずは |
| 種族 | 紅葉の神 |
| 能力 | 紅葉を司る程度の能力 |
| 二つ名 | 寂しさと終焉の象徴 |
| 出演作品 | 『風』1面中ボス |
1面ボスの穣子の姉で、紅葉の神。姉妹で幻想郷の秋を司る。姉妹共々、戦闘は得意ではない。
会話イベントはないが、難易度Hard以上でスペルカードを使用してくるため、その際に立ち絵が表示される。
[編集] 秋 穣子
| 秋 穣子 | |
|---|---|
| 読み | あき みのりこ |
| 種族 | 豊穣の神 |
| 能力 | 豊穣を司る程度の能力 |
| テーマ曲 | 稲田姫様に叱られるから |
| 二つ名 | 豊かさと稔りの象徴 |
| 出演作品 | 『風』1面ボス |
静葉の妹で、豊穣の神。毎年行われている人間の里の収穫祭では、彼女は特別ゲストとして呼ばれている。
作中では名前が「秋 穣子」と表示されているが、付属の「キャラ設定.txt」には「秋 稔子」と記載されている。『キャラ☆メル』Vol.3のZUNのインタビュー記事では「秋 穣子」表記になっている。
彼女は立ち絵において、足が両方とも左足になっている。体験版の時点でそうなっており、製品版になっても修正は無かった。
[編集] 鍵山 雛
| 鍵山 雛 | |
|---|---|
| 読み | かぎやま ひな |
| 種族 | 厄神様 |
| 能力 | 厄をため込む程度の能力 |
| テーマ曲 | 運命のダークサイド |
| 二つ名 | 秘神流し雛 |
| 出演作品 | 『風』2面ボス |
払われた厄を集め監視し、人間に不幸が訪れないようにしている厄神。周囲に厄を溜め込み、集めた厄は神々に渡している[81]。彼女はあくまで自分の周囲に厄を溜めているだけなので、彼女自身が不幸になることはないが、彼女の近くではいかなる妖怪も人間も不幸を避けられない。彼女の周囲に溜められた厄は、大量過ぎて素人目にも見える状態となっている。
ゴスロリ風の服装をしており、スカートの右下部分には「厄」の文字をくずした緑色の模様がついている。攻撃や移動の際に効果音と共にくるくると回転するが、これはZUNによれば、特に意味はないが敢えて言えば「雛」を「人形」のように見せるための演出であるとのこと[4]。
『風神録』付属の「キャラ設定.txt」には「悲劇の流し雛軍団の長」とあるが、それが具体的にどのような集団であるのかは書かれていない。
[編集] 河城 にとり
| 河城 にとり | |
|---|---|
| 読み | かわしろ - |
| 種族 | 河童 |
| 能力 | 水を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 芥川龍之介の河童 〜 Candid Friend |
| 二つ名 | 超妖怪弾頭 |
| 出演作品 |
|
妖怪の山に住む河童。通称「谷カッパのにとり」。エンジニア。幻想郷の河童の例に漏れず、人間と河童は盟友だと思っており、霊夢や魔理沙の前に立ちはだかったのもこれ以上危険な場所へ進ませまいという配慮からである。
『風神録』エンディングでは文と共に宴会に参加している。また、再び山への侵入を試みた魔理沙を追い返していた。
『地霊殿』では、神奈子と諏訪子が地底の妖怪に与えた核融合の力に興味を持つが、地底に住む鬼に出会いたくなかったため魔理沙をけしかけた。
[編集] 犬走 椛
| 犬走 椛 | |
|---|---|
| 読み | いぬばしり もみじ |
| 種族 | 白狼天狗 |
| 能力 | 千里先まで見通す程度の能力 |
| 二つ名 | 下っ端哨戒天狗 |
| 出演作品 | 『風』4面中ボス |
山の見回りをしている天狗。天狗の中では下っ端。普段は滝の裏で待機して大将棋で暇をつぶしている。
『風神録』では遭遇した霊夢や魔理沙に対して威嚇攻撃を仕掛けた後、一旦退却して上司にあたる大天狗に報告し、その後は大天狗の命令を受け、人間(霊夢や魔理沙)と神奈子の動向を監視・報告した。
作中での会話イベントは無く、スペルカードも使用しないため立ち絵は無い。『三月精 第3部』第1話の「天狗の花見」を想像する場面では、椛らしき犬耳を生やした天狗が描かれた。
[編集] 東風谷 早苗
| 東風谷 早苗 | |
|---|---|
| 読み | こちや さなえ |
| 種族 | 人間 |
| 能力 | 奇跡を起こす程度の能力 |
| テーマ曲 | 信仰は儚き人間の為に |
| 二つ名 | 祀られる風の人間 |
| 出演作品 |
|
守矢の神社の風祝(かぜはふり)[※ 20]で、秘術を操る一族の子孫である。秘術を使用できる者は現人神として人間からの信仰を得るようになった。霊夢の巫女装束に似た青と白の袖のない巫女装束を着用し、霊夢と同様の肩と腋の部分を露出させた服装である。また、蛇と蛙の形をした髪飾りをそれぞれつけている。
外の世界で信仰を得られなくなった神奈子の提案により、神社ごと幻想郷に移り住み、博麗神社を脅して幻想郷を思い通りにしようとした。まじめな性格で自分の力に自信を持っていたが、外の世界の常識は幻想郷では通用せず、霊夢や魔理沙によって返り討ちにされた。
秘術を操る一族とは実は諏訪子の子孫であり、早苗も諏訪子の血を引いているのだが、本人はそのことを知らない。
幻想郷に来てからは、現人神のような特別な存在ではなく、「幻想郷の普通の人間」として生きる道を選んでいる。
[編集] 八坂 神奈子
| 八坂 神奈子 | |
|---|---|
| 読み | やさか かなこ |
| 種族 | 神様 |
| 能力 | 乾を創造する程度の能力[※ 21] |
| テーマ曲 | 神さびた古戦場 〜 Suwa Foughten Field |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
早苗が祀っている神。本来は風の神であるが、紆余曲折を経て現在は山の神として祀られている。外の世界で人間の信仰を得ることが難しくなってきたため、妖怪たちの信仰を得ようと早苗と共に守矢の神社と湖ごと幻想郷の妖怪の山に移り住んだ。当初は山に住む天狗たちに警戒されていたが、後に天狗の長である天魔との交渉を経て和解した。
大昔に諏訪子が束ねていた洩矢の王国を手に入れるために侵略し、諏訪子を降伏させた経緯をもつ。しかし祟り神であるミシャグジ様への恐怖と信仰を人々から拭い去るのは難しく、神奈子は名前だけの新しい神を立てて、実務を諏訪子に任せて、対外的には王国の信仰を支配したように見せかけた。
彼女は背中にしめ縄を装着しているが、これは蛇を表している。人々のミシャグジ様に対する恐怖に対抗するため、脱皮を繰り返す蛇の姿から再生を示しているのと同時に、蛙を食べる生き物として諏訪子への勝利を喧伝対するという目的でもある。また蛙を生贄として蛇に捧げる神事も行わせた。
『地霊殿』では山の技術革新のため、地底の地獄鴉に核融合の力を与えたが、これは後に騒動を引き起こした。
[編集] 洩矢 諏訪子
| 洩矢 諏訪子 | |
|---|---|
| 読み | もりや すわこ |
| 種族 | 神様 |
| 能力 | 坤を創造する程度の能力[※ 22] |
| テーマ曲 | ネイティブフェイス |
| 二つ名 |
|
| 出演作品 |
|
守矢の神社に祀られている蛙の姿をした神。山の神であり、遥かな古代は「ミシャグジ様」を束ねて洩矢の王国を築き国王を務めていたが、大和の神の1人である神奈子に侵略を受け敗北する。しかし王国の民がミシャグジ様の祟りを恐れて神奈子を受け入れなかったため、神奈子が準備した名前だけの新しい神(王国内では「守矢」、王国外に対しては別の名前)と諏訪子を融合させた神を信仰させることになった。しかしそれは神奈子が考えたカモフラージュであり、裏では諏訪子がそのまま信仰され、諏訪子は自分の力で神奈子を山の神とした。現在は守矢の神社で、神奈子と共に仲よく暮らしている。
『風神録』では守矢神社の探索に訪れた霊夢や魔理沙らと遭遇し、「神遊び」と称した弾幕勝負を行う。
『地霊殿』では山の技術革新のため、地底の地獄鴉に核融合の力を与えたが、これは後に騒動を引き起こした。
[編集] 『緋想天』で初登場のキャラクター
以下の2名は『東方緋想天 〜 Scarlet Weather Rhapsody.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] 永江 衣玖
| 永江 衣玖 | |
|---|---|
| 読み | ながえ いく |
| 種族 | 妖怪(龍宮の使い) |
| 能力 | 空気を読む程度の能力 |
| テーマ曲 | 黒い海に紅く 〜 Legendary Fish |
| 二つ名 | 美しき緋の衣 |
| 出演作品 | 『緋』ボス、自機としても使用可 |
龍宮の使いで、龍の世界と人間界の狭間にすむ妖怪である。普段は雲の中を泳いで暮らし、龍神の様子を見守っている。龍の言葉を理解し、重大な内容だけ人間や妖怪に伝えるといわれる。龍神の言葉の伝え方が本当に「伝えるだけ」であり、悲劇的な内容であっても事務的で淡々としている。本人はいたって温和な性格であり、争いを起こすのも巻き込まれるのも好まない性格だが、幻想郷に大きな地震が発生することを感知してそれを伝えるために幻想郷に現れたときは、幻想郷の住人の一部からは誤解され戦闘になってしまった。
彼女は「空気を読む程度の能力」を持ち、そのため人の輪に簡単に馴染むことができる。
彼女の地震予知は地震そのものを無条件で察知するのではなく、緋色の雲の空気を読むことで地震発生を予測するというものである。そのため、天子の起こした人為的な局地的地震には気づいておらず、「これから起こるであろう大地震」に関しては前準備として気質が集められていたため察知はできたものの、人為的なものとは気づいていなかった。
身につけている長い緋色の羽衣は振り回して武器にできる。単純に勢い良くぶつけるほか、腕に巻きつけてドリル状に変形させることも可能。
天子のことを「総領娘様」と呼び、上下関係のようなものがあるため基本的には天子に逆らうことは無い。しかし、わがままな性格の天子に手を焼いており、八雲紫に「お灸を据えてやってくれ」と頼んだり[82]、自らも天子を少し懲らしめようとした[83]。
[編集] 比那名居 天子
| 比那名居 天子 | |
|---|---|
| 読み | ひななゐ てんし |
| 種族 | 天人くずれ |
| 能力 | 大地を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 有頂天変 〜 Wonderful Heaven |
| 二つ名 | 非想非非想天の娘 |
| 出演作品 | 『緋』最終ボス、自機としても使用可 |
天界に住む天人で、比那名居一族の娘である。比那名居一族は地震を鎮める要石を護る役目を担う神官であり、幻想郷の地震を担っていた名居(なゐ)一族と呼ばれる神官の部下であった。名居一族が死んで名居守(なゐのかみ)という神霊として祀られると同時に、部下であった比那名居一族も功績を認められ、天人として天界に住むことが許された。しかし天人になったといってもあくまで名居一族に仕えた功績によってであり、天人としての格を備えるための修行を積んだわけではないので、比那名居一族は他の天人から不良天人と呼ばれている。加えて天子は、親が名居一族に仕えていたという理由だけで天人になっており、さらに幼い頃から裕福な家庭で育ったためかなりわがままな性格であり、不良の名に磨きをかけてしまっている。
元々は「比那名居 地子(ちこ)」という名前であり、現在の天子(てんし)という名前は天人になった際に改名したものである。衣玖からは「総領娘様」と呼ばれている。
天界での退屈な生活に不満を感じており、「緋想の剣」を使って幻想郷に異常気象による異変を発生させ、犯人を突き止めて自分の元を訪れた者達と戦うことで、退屈しのぎをしようと試みた。また、霊夢を確実に出動させるために博麗神社に局所的な地震を発生させ、神社を倒壊させた。
対戦時は要石や緋想の剣を使った大地を揺るがす攻撃を使用する。彼女の持つ緋想の剣は天人しか扱えない剣であり、気質を集めたり、確実に相手の弱点をつく能力を持つ。ゲーム中でもこの剣の力によって気質を集めており、彼女の一部のスペルカードにのみ「気質を全て消費し天候を強制終了させる」という特徴が持たされている。天子は地を操る要石と天を操る緋想の剣を用いることで天・地・人の全てを操ることができると思っている。
会話イベントでは最初は敬語を使い穏やかな物腰で接してくるが、少しでも思い通りに行かないことがあるとすぐに自分以外の全ての存在を見下している地の性格を出す。一件短絡的で無計画のように見えるが実はしたたかで、一連の事件を通して密かに博麗神社に比那名居一族との縁を結びつけようとしたため、紫の怒りを買っている。
[編集] 『地霊殿』で初登場のキャラクター
以下の8名は『東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] キスメ
| キスメ | |
|---|---|
| 種族 | 釣瓶落とし |
| 能力 | 鬼火を落とす程度の能力 |
| 二つ名 | 恐るべき井戸の怪 |
| 出演作品 | 『地』1面中ボス |
狭い所が好きな妖怪で、釣瓶の中に入った状態で登場する。
秋静葉と同様、難易度Hard以上でスペルカードを使用し、この際に立ち絵が表示される。
[編集] 黒谷 ヤマメ
| 黒谷 ヤマメ | |
|---|---|
| 読み | くろだに - |
| 種族 | 土蜘蛛 |
| 能力 | 病気(主に感染症)を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 封じられた妖怪 〜 Lost Place |
| 二つ名 | 暗い洞窟の明るい網 |
| 出演作品 | 『地』1面ボス |
蜘蛛の姿をした妖怪。病気を操る能力を持っているせいで皆に嫌がられるが、明るい性格である。好戦的だが無闇に能力を使うこともなく、親密になれば楽しい相手で、地下の妖怪たちの人気者である。
洞窟内で遭遇した霊夢と魔理沙に対して友好的に話しかけるが、あまり相手にされないまま撃墜されてしまう。
[編集] 水橋 パルスィ
| 水橋 パルスィ | |
|---|---|
| 読み/英字 | みずはし(姓) / Parsee(名) |
| 種族 | 橋姫 |
| 能力 | 嫉妬心を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 緑眼のジェラシー |
| 二つ名 | 地殻の下の嫉妬心 |
| 出演作品 | 『地』2面ボス |
地上と地下を結ぶ穴の番人。嫉妬深い性格で、嫉妬心を操る能力をもつ。地上の支援キャラクターからは「嫉妬の妖怪」や「下賤な妖怪」と呼ばれ、霊夢や魔理沙に対しても、一方的に「妬ましい」と言いながら攻撃を仕掛けてくる。
尖った耳と緑色の眼を持つ。テーマ曲や一部のスペルカードにも、緑眼あるいはそれに類する文字が入っている。
[編集] 星熊 勇儀
| 星熊 勇儀 | |
|---|---|
| 読み | ほしぐま ゆうぎ |
| 種族 | 鬼 |
| 能力 | 怪力乱神を持つ程度の能力 |
| テーマ曲 | 華のさかづき大江山 |
| 二つ名 | 語られる怪力乱神 |
| 出演作品 | 『地』3面ボス |
旧都に住む鬼。額に一本の赤い角が生えており、角の上面には黄色い星のマークがついている。
かつて地上にいた頃は「山の四天王」と呼ばれており、萃香とは四天王仲間であった。地上に嫌気の差した他の鬼達と共に旧都に移り住み、現在に至る。
地底に現れた霊夢と魔理沙に興味を持ち、力試しと称して2人と対戦する。酒を一滴もこぼさずに戦うルールを自分に課して、遊びながら戦っている[84]。対戦後は異変に関する情報を提供し、地霊殿へ案内する。
萃香と同様に、弱点は煎った豆であると自称している[84]。
ZUNは、「元気さ」を表す体操着をイメージして彼女の服をデザインした[85]。
[編集] 古明地 さとり
| 古明地 さとり | |
|---|---|
| 読み | こめいじ - |
| 種族 | さとり |
| 能力 | 心を読む程度の能力 |
| テーマ曲 | 少女さとり 〜 3rd eye |
| 二つ名 | 怨霊も恐れ怯む少女 |
| 出演作品 | 『地』4面ボス |
地霊殿の主。左胸部に「第三の眼」を持ち、これによって相手の心を読むことができる。この能力のせいで妖怪や怨霊から非常に嫌われてしまっているが、言葉を話せない動物からは逆に好かれている。地霊殿には彼女のペットが多く住んでおり、屋敷の管理や妹のこいしの世話などをペットに任せている。
地霊殿を訪れた霊夢や魔理沙の心を読んで地底を訪れた目的を探ろうとするが、異変の解決に消極的だった2人からは目的を上手く探ることができなかった。言動と考えの一致しない2人を不審に思い、対戦する。その後はペットのいる灼熱地獄跡へ案内する。
対戦時は自身の能力で霊夢と魔理沙の記憶の中にある「トラウマ」を読み取り、それを再現した攻撃を行う。具体的には、パートナーとして選択したキャラクターが過去の作品で使用したスペルカードを真似たものを、自身のスペルカードとして使用する。これにより『紅魔郷』4面ボス戦のように、選択した支援キャラクターによって使用するスペルカードが変化する。
[編集] 火焔猫 燐
| 火焔猫 燐 | |
|---|---|
| 読み | かえんびょう りん |
| 通称 | お燐 |
| 種族 | 火車 |
| 能力 | 死体を持ち去る程度の能力 |
| テーマ曲 | 死体旅行 〜 Be of good cheer! |
| 二つ名 | 地獄の輪禍 |
| 出演作品 | 『地』5面ボス、4面・6面中ボス |
| ※ 本編では本名が表示されない。 | |
さとりのペットの1人。一人称は「あたい」。灼熱地獄跡で怨霊の管理や死体運びを任されている猫で、霊や死体と会話することができる。霊烏路空とは古くからの友人であるが、力を手に入れて調子に乗る空に呆れ、地上に怨霊を送り込むことで地上の妖怪に異変を知らせ、空を何とかさせようと試みた。
作中では猫の鳴き声のような効果音と共に黒猫の姿で何度も登場し、中ボスとして対戦する。黒猫の姿での対戦時はライフゲージ左に名前が表示されず、スペルカード発動時のカットインもない。5面ボス戦前の会話イベントで「猫の姿では会話ができない」として人型に変身する。変身後の姿では猫耳を持つが、側頭部に人の耳も付いている。
自分の本名が長いことを嫌っており、皆に「お燐」と呼ばせている。会話イベントでも通称である「お燐」(Orin) という名前が表示され、『地霊殿』作中では本名が表示されない。本名は『地霊殿』付属の「キャラ設定.txt」に記載されている。
[編集] 霊烏路 空
| 霊烏路 空 | |
|---|---|
| 読み | れいうじ うつほ |
| 通称 | おくう |
| 種族 | 地獄鴉 with 八咫烏[※ 23] |
| 能力 | 核融合を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | 霊知の太陽信仰 〜 Nuclear Fusion |
| 二つ名 | 熱かい悩む神の火[※ 24] |
| 出演作品 | 『地』6面(最終面)ボス |
さとりのペットの1人。地獄の火力の管理を担当する地獄鴉。お燐と共に灼熱地獄跡の管理を任されている。
ある日、幻想郷の産業革命計画を計った八坂神奈子と洩矢諏訪子の二柱によって太陽の化身である八咫烏の力を与えられ、究極のエネルギーを操る能力を手に入れた。力を手に入れた彼女は調子に乗り地上を支配しようと考えるが、地獄を訪れた霊夢と魔理沙によって懲らしめられた。
記憶力に欠け、お燐から「鳥頭」と称されている。神奈子と諏訪子が力を与えた理由などは完全に記憶から抜け落ちていたため、さとりの能力を使用しても読み取ることができなかった。後にお燐と共に博麗神社に訪れ、「二人組の神様」から能力をもらったことを霊夢と魔理沙に告げる。
対戦時には核の力を使ったスペルカードを使用し、スペルカード発動時にはサイレンの警告音と共に "☢ CAUTION!!" の文字が表示される。
彼女は右足と左足の形が異なり、さらに右手には長い棒のようなものを装着しているが、これは左足が「分解の足」、右足が「融合の足」、そして右手は制御のための「第三の足」であり、これらの力をもって核融合を操る。
通称は「おくう」であるが、お燐とは異なり会話イベントでは本名が表示される。「お空」という表記は使用されていない。
[編集] 古明地 こいし
| 古明地 こいし | |
|---|---|
| 読み | こめいじ - |
| 種族 | さとり |
| 能力 | 無意識を操る程度の能力 |
| テーマ曲 | ハルトマンの妖怪少女 |
| 二つ名 | 閉じた恋の瞳 |
| 出演作品 | 『地』Extraステージボス |
古明地さとりの妹。姉と同じく心を読む能力を持っていたが、能力のせいで皆に嫌われることを知ったため、第三の眼を閉じて能力を封印し、心を閉ざしてしまう。その後は心を読む能力に代わって無意識を操る能力を持ち、これによって誰からも気づかれずにフラフラと出かけては帰ってくるという妖怪となっている。妹を不憫に思ったさとりによってペットを与えられ、徐々に心を開きつつあるようである。
お燐と空が起こした異変のことが気になり、守矢の神社を訪れる。そこで出会った霊夢と魔理沙に興味を持つ。
[編集] 『星蓮船』で初登場のキャラクター
[編集] 『香霖堂』のキャラクター
以下の1名は『東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.』にて初登場したキャラクターである。
[編集] 森近 霖之助
| 森近 霖之助 | |
|---|---|
| 読み | もりちか りんのすけ |
| 種族 | 妖怪と人間のハーフ[86] |
| 能力 |
|
| 二つ名 | 香霖堂店主[1] |
| 出演作品 |
|
古道具屋「香霖堂」店主。『東方香霖堂』の主人公で、事実上、東方Project唯一の男性キャラクターである。魔理沙からは「香霖(こうりん)」と呼ばれ、霊夢からは「霖之助さん」と「さん」付けで呼ばれる。性格は極めて冷静で思慮深く、周辺の物事や幻想郷の事象の考察を嗜好としている。特に外の世界や外の世界から流れてくる道具に強い興味を示しており、自分の知識をさらに活かせるよう修行するためにいつか外の世界へ行きたいと考えている[87]。また、紙が入手しやすくなり値段も下がったため日記を付け始めていて、いつか幻想郷の歴史書たる一冊の本にまとめようと考えている[69]。
道具の名前と用途を知ることができる能力をもつが、その道具の使い方までは知ることができない[88]。
霧雨魔理沙が生まれるよりも以前に、魔理沙の実家である「霧雨店」で修行していたことがある。魔理沙が物心ついたときには既に独立して香霖堂を構えていたが、霧雨家を訪れることもあり昔から魔理沙と親交がある。独立の理由は、「霧雨店」で扱う商品と人間相手の商売では自分の能力を活かせないと考えたため[88]。
道具を作ることもあり、霊夢のお払い棒や巫女服[89]、魔理沙のミニ八卦炉[88]なども手がけている。そのためか、劇中では魔理沙や霊夢が店によく出入りしており、二人の話相手になっている事が多かった。
特に体が強いわけではないが、人間と妖怪のハーフであるため、人間がかかりやすい病気と妖怪がかかりやすい病気の両方にかかりにくい[90]。また魔理沙によると姿が昔から全く変わってないらしく[88]、また本人曰く霊夢や魔理沙の何倍も長く生きているとのことで、幻想郷が博麗大結界で隔離される前の「外の世界」を覚えている[91]。そのため霊夢や魔理沙を内心子供扱いしてることも多い。
名前は自分で付けたもので、「森近」は「魔法の森」の入り口に店を構えたことから、「霖」は「霧雨家」と「魔法の森」を合わせたもの、また店名の「香」(こう)は「神」(こう)に通じて「博麗神社」を意味している[92]。
[編集] 『香霖堂』のゲストキャラクター
- 本を読んでいた妖怪
- 『香霖堂』第1-2話に登場した妖怪。名前は登場していない。道端で座って本を読んでいたところ、通りすがった霊夢に強奪されて、取り返しに香霖堂を訪れた。頭と背に鮮やかな赤色の翼があるのが挿絵で描かれている。
- 梅霖の妖精
- 『香霖堂』第8話-9話で、香霖堂の屋根裏に隠れ香霖堂の周りだけに雨をもたらした妖精。霊夢が退治しようとしたが、退治される前に逃げた。その後、天気は晴れに戻っている。霊夢は、妖精が居付いたのは香霖堂の屋根裏がカビていたため居心地が良かったためだと考えている。霖之助はずっと屋内に居て見ておらず、姿は描写されていない。
- 「鞍馬諧報」の大天狗
- 『香霖堂』第16話で言及される。「鞍馬諧報」という新聞を発行し、天狗の新聞大会で優勝した。しかし、霖之助はこの新聞を「ゴシップを詰め込んだだけの酷いもの」と評している。
- 霧雨の親父さん
- 人里で商売をしている大手道具屋「霧雨店」の主人。霖之助がかつて修行の世話になったこともあり、霖之助は「霧雨の親父さん」と呼んで慕っている。『香霖堂』第19話では、霖之助と約10年振りに再会し、世間話などをかわした。稗田家の主人[※ 25]と仲が良いらしい。魔理沙の反応から察するに魔理沙の父親であると思われる。
- 『萃夢想』咲夜シナリオの魔理沙との会話や『香霖堂』第6話によると、魔理沙は実家から勘当された身らしく、『香霖堂』第6話によれば魔理沙は実家に帰る気は無いという。「幻想郷縁起」(『求聞史紀』p.117)ではプライベートな問題であることに配慮して詳しくは書かれなかったが、阿求は「霧雨店」で魔法の道具を扱っていないことが魔理沙の絶縁と何らかの関係があると考えている。
[編集] 『三月精』のキャラクター
以下の3名は『東方三月精』シリーズにて初登場したキャラクターである。
[編集] 光の三妖精 (三月精)
| 光の三妖精 | |
|---|---|
| 種族 | 妖精 |
| 出演作品 | 『三月精』主人公 |
| サニーミルク | |
| 英字 | Sunnymilk |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | サニールチルフレクション[93] |
| 二つ名 |
|
| ルナチャイルド | |
| 英字 | Lunachild |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | 夜だから眠れない[93] |
| 二つ名 | 静かなる月の光 |
| スターサファイア | |
| 英字 | Starsaphire |
| 能力 |
|
| テーマ曲 | 妖精燦々として[93] |
| 二つ名 | 降り注ぐ星の光 |
『東方三月精』シリーズの主役である3人の妖精。
妖精は普通は単独行動するもので仲間と共に行動する妖精は珍しいが、この3人はいつも行動を共にして協力して霊夢や魔理沙らに悪戯をする。『三月精』初期は魔法の森の大木の中に住んでいたが、『三月精 第2部』第25話から博麗神社の裏の大木に住み始めた。ZUNによると「普段は雑魚以下の妖精を主役に持ってきた」「三月精はゲームの漫画化でなくて、出所不明の漫画にしたかった」とのこと。三月精では漫画表現も手伝って三妖精が大きく描かれているが彼女らの身長は実際はかなり低く、彼女たちの部屋の天井も1メートル程度しかない[93]。
[編集] サニーミルク
愛称は「サニー」。日の光の妖精。光を屈折させて人間に虚像を見せて道に迷わせたり、自分達の姿を見えなくしたりする。だが雨の日などは不自然でかえって目立ち、あまり役に立っていないらしい[1]。また、理由は不明だが鈴仙や小町などには能力が通用せず、姿を見破られている。
日の光を浴びることで怪我を治癒する[3]。一応三妖精のリーダー格で、3人の中で最も頭は切れ、表情豊かで明るく、元気もある[93]。
[編集] ルナチャイルド
愛称は「ルナ」。月の光の妖精。周りの音を消すことができる。だが音が鳴っている環境では急に音が止むと不自然でかえって目立ち、あまり役に立っていないらしい[1]。
月の光を浴びることで怪我を治癒する[3]。3人の中では一番残酷な性格であり、その性格ゆえに自室も自然を感じさせない妖精としては不自然な部屋になっている[93]。紫からは「(三月精の中で)最も妖怪に近い」と称されている[94]。
十六夜の日には欠けた月から物が落ちてくると考えており、その日になると様々な物を拾ってくる。その物で自室を地上の月にすることで、自身の力だけでも悪戯できるような力を持とうと考えている[95]。
「文々。新聞」を読んでるシーンが度々登場する[70]。幻想郷の妖精としては珍しく、夜に出歩く姿がよく目撃され[1]、苦味のある蕗の薹[96]やコーヒー[1]などを好む。
[編集] スターサファイア
愛称は「スター」。星の光の妖精。天球を彷徨う惑星のように捉えどころがない性格だが、いずれは北極星のような安定した強い存在になることを目指している。動くものの気配を探る能力を持ち、三妖精の中ではレーダー的な役回りで、悪戯する際には間接的ながら重要なポジションだが、性格のせいか悪戯は失敗することが多い。三妖精の中では唯一天候に影響を受けず、怪我はゆっくりと回復する[93]。
[編集] 『三月精』のゲストキャラクター
- 深山の大天狗(みやまのおおてんぐ)
- 『三月精 第1部』第5話に名前のみ登場。鴉天狗の身内に自分の卵を盗まれた者が出て、その卵を探していたところ、(霊夢から盗んだ)大きな卵を運んでいる三妖精を発見。奪還するべく三妖精の家(大木)ごと天狗風で山まで運ばせたが、確認させた所、それは鴉天狗の卵ではなかった。深山の大天狗は三妖精へのお詫びとして、家を元通りにして大きな卵を割るための天狗の秘宝(小槌)を置いていった。
- 槌の子(つちのこ)
- 『三月精 第2部』第9-10話で、光の三妖精の家を蔦で覆って乗っ取った妖怪。草の神である野槌の使いで、力は弱いがそれなりに草を操ることができる。槌の子を可愛いと思った魔理沙は、ペットとして飼い始めた。霊夢は、槌の子は大食らいで寝るといびきをかくので、どうせ魔理沙はすぐに嫌になって退治したくなると思っている。その後は作中に登場していない。
[編集] 『求聞史紀』のキャラクター
以下は『東方求聞史紀 〜 Perfect Memento in Strict Sense.』にて主要な設定を持って登場したキャラクターである。
稗田阿求は正確には音楽CD『幺樂団の歴史1 〜 Akyu's Untouched Score vol.1』が初出である。
[編集] 稗田 阿求
| 稗田 阿求 | |
|---|---|
| 読み | ひえだ の あきゅう |
| 種族 | 人間 |
| 能力 |
|
| 二つ名 | 幻想郷の記憶[44] |
| 出演作品 |
|
里に住んでいる人間の少女。幻想郷の妖怪辞典的存在の「幻想郷縁起」を編纂している。稗田家の当主で、年齢は10歳と少しらしい[44]。
阿求は9代目の阿礼乙女で、稗田阿礼が転生した人物である。一度見た物を忘れない能力を持つが、前世の記憶はあまりない。これは転生の際に記憶の大半を失ってしまうためである[97]。
紫とは前世以前からの古い知り合いらしく、紫は完成前の「幻想郷縁起」をチェックするために稗田家を訪れている[44]。
阿求として転生してからは、紅茶を好むようになっている[97]。
音楽CD『幺樂団の歴史』シリーズは、阿求が「幻想郷縁起」に記録した音楽であるという設定になっている。
『幺樂団の歴史1』でZUN曰く、阿求は「ちょっと変わった人間だが、良い奴」である。
[編集] 稗田家の関係者
稗田家は里の人間で最も多くの資料を持ち、知識も深い1000年以上続く由緒正しい人間の家系である。その膨大な蔵書には幻想郷のあらゆる事柄が収められており、外の世界の資料なども少なくないとのこと[98]。射命丸文は新聞に「人間の里で最も幻想郷の知識がある家系」と載せている[99]。
- 御阿礼の子(みあれのこ[44])
- 『求聞史紀』で言及されている、稗田家に百数十年ごとに生まれる稗田阿礼が転生した人物の総称。阿礼自身は御阿礼の子には含まれない。人間が安全に暮らすために千二百年以上前から「幻想郷縁起」を代々執筆している。女性なら「阿礼乙女」、男性なら「阿礼男」と呼ばれる。稗田阿求は9代目の御阿礼の子にあたる。現在までの御阿礼の子は代々「稗田阿○」を名乗っており、○には世代数に対応した文字が当てられている。以下に一代目から順に記す。ただし、阿一(あいち)と阿求を除いて読み仮名が振られておらず、読みは不明である。
- 稗田 阿一
- 稗田 阿爾(爾:に=二)
- 稗田 阿未(未:み=三)
- 稗田 阿余(余:よ=四)
- 稗田 阿梧(梧:ご=五)
- 稗田 阿夢(夢:む=六)
- 稗田 阿七
- 稗田 阿弥(弥:や=八)
- 稗田 阿求(求:きゅう=九)
- これらは全て稗田阿礼(礼:れい=零)の子孫であり、転生したものである。阿礼は一度見た物や聴いた物を全て憶える能力(求聞持の能力)があったらしい。歴代の御阿礼の子は阿礼の生まれ変わりであり、この能力を引き継いでいる。ただし、転生すると前世の記憶は「幻想郷縁起」に関するごく一部しか引き継がれない。御阿礼の子は、原因は不明だが寿命が短く30歳まで生きることはできない。さらに、転生の術は死ぬ何年も前から準備が必要なため、まともな人間としての生活はほとんど送れない。また、生きているうちから閻魔に許しを乞わなければならない上、次の肉体を閻魔に用意してもらえる百余年の間は閻魔の元で働くことになる。
[編集] 『儚月抄』のキャラクター
以下の3名は『東方儚月抄』シリーズにて初登場したキャラクターである。
[編集] 綿月姉妹
| 綿月姉妹 | |
|---|---|
| 種族 | 月人 |
| 能力 | 不明 |
| テーマ曲 | 綿月のスペルカード |
| 出演作品 | 『儚月抄』 |
| 綿月 豊姫 | |
| 読み | わたつき の とよひめ |
| 二つ名 | 海と山を繋ぐ月の姫 |
| 綿月 依姫 | |
| 読み | わたつき の よりひめ |
| 二つ名 | 神霊の依り憑く月の姫 |
かつて永琳が輝夜の他に教育していた2人の姉妹のお姫様。永琳の遠い親戚で、人間風に言えば永琳から見て又甥の嫁と又甥夫婦の息子の嫁である。月の使者のリーダーを務めていた永琳がいずれ後任とするつもり自ら教育を施していたが、1300年前に永琳が輝夜を迎えに行く前日、月の使者のリーダーの後任を頼まれた。現在は姉妹2人で月の使者のリーダーをしている。リーダーに就任して最初の課せられた使命は永琳を捜索して連れ戻すことであり、本来は永琳を強制的に連行する立場だが、2人とも今でも永琳のことを敬愛しており、永琳を討伐する意思はない。表向きは、地上は月の民にとって監獄なので月の都を裏切って地上に隠れた永琳の罪のぶんだけ地上に幽閉されなければならないという理由で、捜索を行なっていない。そのせいか月の都からはあまり信用されておらず、疑惑の種があれば疑われて当然という状況に置かれている。そのため、地上からの侵入者の痕跡、不正な神降ろしという2件の疑惑も姉妹の能力との関連から綿月姉妹に疑いの目が向けられていた。
[編集] 綿月 豊姫
綿月姉妹の姉。永琳曰く、天性の幸運を持っているとのこと。天真爛漫な性格。八意永琳の説く「神隠し」の原理を理解して能力として行使できるようになった数少ない人物のひとり。鈴仙・優曇華院・イナバの以前の飼い主でもある。紫と対峙した際、「周囲の森ごと素粒子にして浄化する」という扇子を突きつけた。
[編集] 綿月 依姫
豊姫の妹で、姉を「お姉様」と呼ぶ。永琳曰く、頭が切れ永琳の言うことを何でも吸収したらしい。姉に比べると生真面目な性格。神々を我が身に降ろして力を借りることができる。地上人が攻めてきた事態を考え、玉兎達の戦闘訓練を行っている。ロケットで辿り着いた霊夢・魔理沙・咲夜・レミリアを迎撃するが、魔理沙の提案でスペルカードでの疑似戦闘を了承する。
[編集] レイセン
| レイセン | |
|---|---|
| 種族 | 玉兎 |
| 能力 | 不明 |
| 出演作品 | 『儚月抄』 |
月の羽衣を着て、永琳に保護されるべく地上にやって来た玉兎(月の兎)。嫦娥の贖罪のために薬を搗くのに嫌気が差したと語っている。地上に到着して気絶した所を霊夢に保護された。そのときは噂で聞いていた地上の兎に見えるように変装しており、外見は永遠亭の妖怪兎と大差なかった。だが月では鈴仙・優曇華院・イナバと同じくブレザーを着用している。霊夢に月の羽衣を奪われるが、能力で取り返す。その後、霊夢が昼寝している間、永琳と交信し、彼女と接触。永琳から月の使者のリーダーである綿月姉妹への手紙を預けられ、月へと帰っていった。その後、綿月姉妹のペットとして仕えることになり、かつて姉妹の元から逃げ出した兎と同じ名前である「レイセン」という名を与えられる。
[編集] 『儚月抄』のサブキャラクター
名前のみ登場のキャラクターが多数存在する。
- 玉兎(月の兎)
- 鈴仙・優曇華院・イナバと同じ種族。鈴仙が永遠亭に逃げ込んで以降、鈴仙が月の兎の念を受信してそれが永琳の情報源になっている。『儚月抄』で鈴仙が聞いた噂では、「地上からの侵入者」と内通しているスパイ兎が居るというものや、月の兎達が魔女狩りを彷彿させるスパイ狩りの不当な裁判にかけられているというものがある。
- 綿月姉妹の下で働く月の使者担当の兎は、現在は[要出典]レイセンを加えて8名になっている。皆ヘルメットを着用しており、装備品として銃剣を持っており、耳の形が他の兎たちのような垂れたふさふさの耳ではなく鈴仙と同様の折れ曲がって立った形になっている。月の使者担当は、規律が厳しく戦闘要員であり楽ではない肉体労働であるため逃げ出す兎は少なくない。月の兎は戦闘に向かずほとんどの兎が月の使者担当になることを嫌がっており、素行の悪い兎が綿月の屋敷に連れて行かれ兵士として教育されるため、兎たちにとって綿月の屋敷は再教育の場というイメージなのだという[100]。訓練は綿月依姫が担当している。鈴仙も元は月の使者担当であり、綿月姉妹は臆病で自分勝手な性格を矯正しようとしていた[101]。
- 種族としての詳細は幻想郷#玉兎を参照。月の都における玉兎の諸事は幻想郷#月を参照。
- 嫦娥(じょうが)
- 『儚月抄 漫画版』第2話で、永琳とレイセンの会話に登場。永琳が作った蓬莱の薬を飲んだために月の都で幽閉されている人物。薬搗き担当の月の兎は、嫦娥の罪を償うために蓬莱の薬を搗き続けている。なお本名は地上人には発音できない名前であり、嫦娥とは地上人から呼ばれる名前である。中国の嫦娥計画は、この人物の名前を冠していることから月の民から警戒されている。
- 月夜見(つくよみ)
- 『儚月抄 小説版』第3話に名前のみ登場。夜と月の都の王。月の都の開祖でもある。穢れが寿命をもたらすことに気付いた賢者で、海に映る月を見て、一族の信頼できる者を率いて地上から穢れのない月への移住を決意した。太陽を司る姉が居て、その遣いは三本足の鴉だという。
- 水江 浦嶋子(みずえ の うらのしまこ)
- 『儚月抄 小説版』第3話に名前のみ登場。1500年以上も前に、五色の亀に乗って月の都にやって来た人間。神隠しで月にやって来た人間は帰りたがる者がほとんどだが彼は月の都に居たいと願い、綿月姉妹に「竜宮城」であると嘘を教えられ彼女たちに匿われる。だがそれから3年後に地上に帰りたいと言い始め、彼の話から月の都に興味を持つ者が現れることが危機に繋がるとして殺されかけるが、綿月姉妹も情に流され当時彼女達の師をしていた永琳の提案により300年後まで人工冬眠させられた。それから地上に帰されて玉手箱により老人と化し、村で生き神様の如き扱いを受ける。彼の話に興味を持った当時の天皇が彼に会いに来るが、その前に老衰で息絶え、後に筒川大明神という神号を送られる。
- 岩笠(いはかさ)
- 『儚月抄 小説版』第4話に登場。輝夜が帝に遺した「蓬莱の薬」を勅命により月に最も近い場所で燃やすべく、数名の兵士を引き連れて日本一高い山である富士山へ登った男。登山途中で妹紅を助け、彼女や部下と共に富士山火口に至るが、そこに現れた咲耶姫に薬を火口に投げ込むと火山が活性化されてしまうと止められてしまう。それでも燃やそうとしたが、咲耶姫の力によって薬が燃えることはなかった。その後、眠っている間に部下全員が不審な死を遂げる。昔は富士山より高かったという八ヶ岳で蓬莱の薬を燃やすことを咲耶姫に勧められ、妹紅と共に下山する。だが下山途中、急な下り坂で妹紅に背中を蹴り飛ばされ、薬を奪われてしまった。その後の消息は語られていない。
- 妹紅が『永夜抄』で使用するスペルカードには "時効「月のいはかさの呪い」" というものがある。このスペルカードに関してZUNは、スペルプラクティスの「カードの補足」No.195で「歴史に残らない殺人事件」とコメントしている。
- 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
- 『儚月抄 小説版』第4話に登場。富士山で妹紅と岩笠らの前に現れた神。通常は咲耶姫と呼ばれており、岩笠たちにもそう名乗っている。浅間様(せんげんさま)とも呼ばれる。元々は火を鎮める水の神。美しさと儚なさを携えていて、富士山の火口に住んでいる。大昔に富士山と八ヶ岳が背の高さを比べたことがあったが、八ヶ岳の背が高かったため自分の山より高く美しい山は許せないと八ヶ岳を砕いて低くしてしまった。
- 『香霖堂』第24話でも名前だけ登場。浅間様は酒の神でもあり人気が高いため、祭神として勧請すると同時にそれを知らしめるため博麗神社の名称を「博麗浅間神社」に変更することを、霖之助が霊夢に勧めた。
- 石長姫(いわながひめ)
- 『儚月抄 小説版』第4話に名前のみ登場。咲耶姫の姉。不死と不変を司る神で、不尽の力を持っている。石長姫の力によって昔の富士山は尽きることなく煙が上がる火山になっていた。妹と共に富士山に住んでいたが、八ヶ岳を砕いてしまった妹の性格に嫌気が差して、低く醜くなった八ヶ岳に移住した。
- 八ヶ岳は低くなったが、八ヶ岳の失われた本来の姿は幻想郷で妖怪の山になっている。100年ほど前から妖怪の山に石長姫が住み、昔の富士山と同様の火山の煙が上がるようになっている。
- 大国主(おおくにぬし)
- 『儚月抄 漫画版』第1話と第19話に名前のみ登場。大国様、またはダイコク様と呼ばれている。てゐ率いる地上の妖怪兎たちの憧れの神様。てゐは「お師匠様よりよい薬を作る」として敬愛している様子を見せる。天津神によって国を奪われ、さらに反乱の恐れがあるとして出雲大社に封印された。封印には、認識ができないくらい極小の須臾の繊維で組まれることで限りなく連続になって切ることが出来ず穢れがつかないため腐ることもない「フェムトファイバー」という素材のしめ縄が使われた。
- 建御名方神(たけみなかたのかみ)
- 『儚月抄 漫画版』第19話に名前のみ登場。守矢神社の本当の祭神は洩矢諏訪子だが、建前上は建御名方神が祭神ということになっている。建御名方神自身は大国主の息子で、最後まで天津神に抵抗した武神である。そのため天津神にとって建御名方神は危険分子であり、建前上は建御名方神が祭神になっている守矢神社にも太い注連縄が張られている。
[編集] 雑魚キャラクター
- 妖精
- ゲーム中の道中に登場する雑魚キャラクター。種族としての詳細は、幻想郷#妖精を参照。
- 精霊、精霊レベルのもの
- 道中に登場する雑魚キャラクター。種族としての詳細は幻想郷#精霊参照。
- 紅魔館のメイド
- 紅魔館で働き、咲夜の指示を受けたりしながらレミリアに仕えている。『求聞史紀』には、人間のメイドは咲夜しかおらず、メイドのほとんどが雇われた妖精であると記されている。実際に『紅魔郷』のグラフィックでは背中に羽が生えており、『三月精 第2部』などでもそれが確認される。
- 無給だが制服は支給され、食事やお茶の自由もある。数だけは多いが、個々の能力はそれほど高くない。妖精メイドは自分たちの世話で手一杯で、そのためほとんどの仕事はメイド長の十六夜咲夜がこなしているという[102]。
- アリスの人形
- アリスの家には数多くの多様な人形がある。戦闘時に使用する者や家事を行う者がおり、人間にできる動きであればほとんどが可能である。『香霖堂』第15話の霖之助の説明によると、人形は、命令を与えれば勝手に動く式神とは異なり、紐や魔法などの力で操る必要がある存在とのことである。アリス自身も人形は全て自分で操っていると語っているが、あまりに滑らかに非同期で大量に動くため、『求聞史紀』では阿求や魔理沙に「実は自立人形なのではないか」と疑われている。
- 『文花帖(書籍)』でのアリスの話によれば、これら人形に意思は無いとされる。しかし『永夜抄』や『地霊殿』、『三月精 第2部』第5-6話など、人形に意志や感情があるかのような描写がなされるケースも見受けられる。
- 『地霊殿』では人形には火薬が仕込んであると言われている。『萃夢想』や『緋想天』には人形を手榴弾のように投げつけて爆発させる攻撃も存在する。
- アリスが用いるスペルカードには "(○○の)××人形" という名前のものがいくつかあるが、これが人形の名前なのか単なるスペルカード名であるのかは不明である。
- 『永夜抄』では自機時の使い魔として「上海人形」が登場する[24]。
- 幽霊
- 道中に登場する雑魚キャラクター。種族としての詳細は、幻想郷#幽霊を参照。体温が非常に低いため、『三月精 第2部』第2話では、光の三妖精や霊夢・魔理沙らがそれぞれ幽霊を捕獲して、暑い夏を涼しく過ごそうと企んだ。
- 永遠亭の兎
- 『永夜抄』などに登場。ゲーム中では道中に登場するいわゆる雑魚である。普通の兎のほかに妖怪兎もいる。
- 『文花帖(書籍)』では、妖怪兎は鈴仙をリーダーとして、兎の地位向上を目指す「兎角同盟」を結成し、兎肉が野蛮であるとして非難している。同盟の幹部のてゐは、妖怪ではない普通の兎を仕切っている。人語を理解する者は少なく鈴仙との意思の疎通は難しいようで、実際はてゐが妖怪兎も含めほとんど管理しているらしい。
- 怨霊
- 『地霊殿』に登場。種族としての詳細は、幻想郷#怨霊を参照。お燐が地上に怨霊を解き放ち、それが『地霊殿』で霊夢と魔理沙が地底に向かう原因となった。お燐の通常攻撃やスペルカードでも放たれている。
[編集] その他サブキャラクターなど
- 博麗の巫女
- 「コミックマーケット65」(2003年12月)の「上海アリス幻樂団」スペースで配布されたチラシ「上海アリス通信 ver 2.7」で、霖之助の回想として名前のみ登場。
- 博麗霊夢の先代にあたる博麗神社の巫女。霊夢があまりまともに仕事をしないため巫女と呼ばれることが少ないのに対して、先代は名前ではなく「博麗の巫女」や「巫女」という呼び方のみをされていて、霖之助も彼女の名前を忘れてしまっている。安定を生むことで他から腕を認められた代わりに、個性がその裏に隠れた、というのが霖之助の考えである。
- 大ガマ
- 妖怪の山にある大蝦蟇の池の主。
- 『文花帖(書籍)』の新聞記事 (pp.62-63) によると「妖怪蛙」で、大きさは人間2人分はある。沼で蛙を凍らせて遊んでいた氷の妖精(チルノ)を懲らしめるために、彼女を丸呑みにした。チルノは大ガマの胃袋を冷やして逃げていったが、射命丸文が大ガマ本人に取材したところ、冷たさに驚いて吐き出したものの実害はなかったと証言したらしい。『花映塚』のチルノシナリオでも言及されている。
- 『求聞史紀』の「大蝦蟇の池」の解説 (p.143) によれば、山に登った際に捧げ物をすると、小さな蛙を遣わして、妖怪が襲わないようにして帰り道の安全を保障してくれる。
- 龍
- 龍神とも呼ばれる。幻想郷の最高神。
- 『求聞史紀』によれば、海か天か雨の中に住み、博麗大結界も関係なく天界、冥界、地獄、外の世界など自由に移動できる。災害をもたらす破壊の神であるが、同時に創造の神でもあり、自然の豊かさも自然そのものが存在することも全て龍神のおかげ。虹や河は龍神が通った跡である。幻想郷に生きとし生ける物全てが龍神を崇拝している。幻想郷の一大事にのみ姿を現すといわれ、最後に龍が姿を見せたのは博麗大結界が張られた時である。
- 人間の里には河童が作った龍神の石像があり、像に便利な機能がないと人間は誰も崇めに来ないとだろうと河童が考えて天気予報の機能が付けられている。
- 『香霖堂』第14話で森近霖之助が述べたところによると、その姿をあらわすことはほとんど無いが幻想郷でもたまに見かけるという(具体的に最後にいつ、どこで見かけたのかは詳細不明)。名前が付いていない神本来のままの神である。また『香霖堂』第18話では、五行の相生と相剋の10種類の力は龍神によって生み出されており、物が壊れまた新しい物が生まれるのも龍神が生み出す五行相関のおかげであると述べている。空に虹がかかるのは、龍神が五行相関を生み出すための行為なのだという。
- 博麗霊夢によると、龍神は水を好む[103]。稲妻は龍神が現れる予兆であり、虹は龍神の姿が空に映ったものである。そのため稲妻より先に虹が現れることは有り得ないという[104]。また、スターサファイアによると、梅雨は龍神の視察といわれていて、梅雨が明けるときに決まって落雷があるのは視察が終わったという龍神からの合図ではないかとのこと[103]。
- 幻想郷の住人
- 多くが「人間の里」で生活している。
- 「幻想郷縁起」では妖怪の目撃報告を残している。多くはペンネームのようなものと考えられる。匿名の報告も多い。
[編集] 音楽CD
以下の2名は上海アリス幻樂団製作の音楽CDに登場するキャラクターである。音楽CDは『東方○○○』という名前の作品ではないが、東方Projectの一作品であり世界観も同じである[105]。ただし、2名が登場している世界は、東方Project本編が展開されている時代とは異なる時代である[106]。
[編集] マエリベリー・ハーン
| マエリベリー・ハーン | |
|---|---|
| 英字 | 不明 |
| 通称 | メリー |
| 種族 | 人間 |
| 能力 | 結界の境目が見える[※ 26] |
| テーマ曲 | |
| 出演作品 |
|
幻想郷の外の世界(日本)の大学生。境目を暴くオカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。メンバーは蓮子と合わせて2人のみ。
日本人は「マエリベリー」と発音しにくいらしく、蓮子には愛称で「メリー」と呼ばれている[109]。相対性精神学を専攻している[109]。京都(音楽CDの舞台になっている時代では日本の首都)に住む[110]。
「結界の境界が見える」という能力を持つが、『夢違科学世紀』では夢の中で幻想郷へ飛んでいたらしく、話を聞いた蓮子は「"境界を操る能力" に変わりつつあるのではないか」と危惧していた。
蓮子の能力を気持ち悪いと思っている[109]が、蓮子からはメリーの能力が気持ち悪がられている[111]。
[編集] 宇佐見 蓮子
| 宇佐見 蓮子 | |
|---|---|
| 読み | うさみ れんこ |
| 種族 | 人間 |
| 能力 | 月と星を見るだけで時間と場所が判る[※ 26] |
| テーマ曲 | |
| 出演作品 |
|
幻想郷の外の世界(日本)の大学生。境目を暴くオカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。
超統一物理学を専攻し、「ひも」の研究をしている[109]。メリーと同じく京都に住むが、実家は東京にあるらしい[110]。
星を見ただけで正確な時刻が分かるという能力を持つ。ただし、場所に関係なく日本標準時 (JST) しか知ることができず、協定世界時 (UTC) などを知りたい時は計算が必要になる[112]。さらに、月を見ただけで正確な現在位置を知ることもできる。これらの能力は写真に写った景色にも有効で、『蓮台野夜行』では写真に写った月からその撮影位置を当てている。
『蓮台野夜行』や『夢違科学世紀』ではメリーとの待ち合わせに遅刻している。
[編集] 備考
[編集] キャラクターの性別について
東方Projectに登場するキャラクターのほとんどは若い女性であり、この傾向は特にゲーム(『紅魔郷』など)において顕著である。これには、ゲームの中で繰り広げられているのはあくまで少女たちの「遊び」であり、そこに男性や大人が入ってくるのは不自然だ、とするZUNの考えがある。そのため、勝負の場(ゲームの本編)を離れた日常部分を描こうとした『香霖堂』では男性である霖之助を出すことにしたという[113]。
[編集] 男性キャラクターについて
現在判明している男性キャラクターのうち、はっきりとしたグラフィックが与えられ、本人が作中に登場しているのは森近霖之助のみである。他には魂魄妖忌や、PC-98シリーズに登場する玄爺、それに『求聞史紀』において妖怪の目撃報告例を残している幻想郷の住民たち(「棟梁の息子」など)や『儚月抄』に登場する岩笠などがいるが、妖忌は設定上のキャラクターであり、作中には登場せず立ち絵なども存在しない。また玄爺は、『紅魔郷』以降では存在をほのめかされる程度となっている。岩笠には後姿の挿絵があるが、元々が竹取物語の登場人物であるため、東方Projectのキャラクターとは言いがたい。よって事実上、霖之助が東方Projectで唯一の男性キャラクターとして捉えられている。
[編集] 二次設定について
東方Projectは二次創作が非常に盛んで、同人作家が独自に設定を創作したり、ファンによるコミュニティーの場で「ネタ」や「キャラクターのイメージ像」などが独自に創作されることがある。このようにして創作され、浸透していった設定は「二次設定」と呼ばれ、同人の業界や二次創作物などによく使用される。時折、二次設定があたかも公式的な設定であるかのように扱われることがあるため、二次設定と公式設定との混同には注意が必要である。また、元々は二次設定であったが、後の作品で明かされた公式設定と一致していたというもの、いわば「公式設定化」したものも存在する。偶然の一致なのか、それともZUNが意図して公式設定に取り入れたものであるのかについては定かでない。
なお、本項目のキャラクター解説の各節には二次設定の類は掲載していない。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 参考文献
- 『東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.』 (ISBN 4-7580-1037-4)
- 『東方求聞史紀 〜 Perfect Memento in Strict Sense.』 (ISBN 4-7580-1063-3)
- 東方Projectの各作品並びに付属の「キャラ設定.txt」や「おまけ.txt」、またはそれに類するもの
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 身長の基準は「成長期の十代前半の人間の少女」である。「高い」は人間でいえば十代後半程度、「低い」は十代としてはかなり低い部類になる。
- ^ 『求聞史紀』では妖怪全般について「食うために人を襲う」と書かれており、ルーミアだけが特別に人食い妖怪だと認識されているわけではない。ただし、『求聞史紀』では彼女が人食い妖怪であることが強調されている。
- ^ 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」には「雪ん娘」および「妖怪」と記載されており、『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」には「氷の妖怪」と記載されている。『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」や『文花帖(書籍)』p.29, pp.62-63には「妖精」と記載されており、これ以降は「妖精」で統一されている。
- ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」や『萃夢想』の「上海アリス通信.txt」、『文花帖(書籍)』p.70などには「魔女」と記載されているが、『求聞史紀』ではアリスと共に「魔法使い」という種族に分類されている。東方Projectにおける「魔女」と「魔法使い」の違いについては不明。
- ^ a b 広義には「妖怪」に分類される、「魔法使い」という "種族" である。種族としての詳細は、幻想郷#魔法使いを参照。
- ^ 『怪綺談』に登場するアリスと『妖々夢』以降の作品に登場するアリス・マーガトロイドは容姿などが大きく異なっている。「幻想掲示板」2003年1月28日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive) や「幻想掲示板」2003年1月7日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive) によると、2人は「一応」同一人物であるが、特に関連性は無いし思いっきり別人とされる。「幻想掲示板」2003年5月28日の投稿では旧作の設定は一掃されている発言している (まとめサイトのWeb Archive) が、2003年8月1日の投稿では設定は残っていると発言しており (まとめサイトのWeb Archive)、2人の関係については曖昧な状態となっている。
- ^ 『萃夢想』では萃香から「魔族」と呼ばれている。また、『怪綺談』のアリスは「魔界の住人」である。
- ^ "Prismriver sisters" ではなく "Sister Prismriver" なのは原文ママ。
- ^ 資料によっては「騒霊」か「ポルターガイスト」の片方のみ記されている場合がある。
- ^ a b 『花映塚』でのテーマ曲は、ZUNによるセルフアレンジ版。
- ^ 『花映塚』では3人とも自機キャラクターだが、ストーリーモードで使用できるのはリリカのみ。ルナサとメルランは条件を満たせばマッチモードでのみ使用可能となる。
- ^ 原文ママ。
- ^ 『妖々夢』では5面道中曲だが、『花映塚』では『蓮台野夜行』収録のセルフアレンジ版が妖夢のテーマ曲となっている。
- ^ 『求聞史紀』pp.84-86には、西行妖の下に幽々子の亡骸があるらしいことがはっきりと記されている。
- ^ もう半分が何であるのかは明言されていない。妖夢は「半人半霊」であり、『求聞史紀』p.22には「魂魄家は人間と幽霊のハーフの家系」とある。
- ^ a b c 『文花帖(書籍)』では「人間(自称)」となっている。『求聞史紀』では人間の項目である「英雄伝」で紹介される。また輝夜と永琳は、『儚月抄 小説版』第5話で紫に『人間を選んだ』と言われている。
- ^ ゲーム中で紅魔組(咲夜・レミリア)でプレイしても永琳に目立った反応は見られず、また咲夜も永琳を見て「誰?」と述べている。これについてZUNは2007年8月に放送されたインターネットラジオ「萎えラジDNA コミケット72直前スペシャル」で、それ単体で完結したネタで解かる人には解かると思うと述べている。ただし、『儚月抄』がヒントにはなるとのこと。
- ^ 『文花帖(書籍)』付属のCDに収録されている「風神少女」が原曲で、『花映塚』ではこれを縮めた「風神少女 (Short Version)」 が文のテーマ曲として使用されている。『文花帖(ゲーム)』でも "Short Version" と同じものが「風神少女」のタイトルで使用されている。
- ^ 『風神録』ゲーム本編での表記。「キャラ設定.txt」では「里に最も近い天狗」と記されている。
- ^ 神職の一つ。
- ^ 「乾」は八卦において「天」を意味する。
- ^ 「坤」は八卦において「地」を意味する。
- ^ 地獄鴉と八咫烏が融合したもの。
- ^ 「熱かい悩む」とは、『日本書紀』(神代上)においては「悶熱懊悩」を書き下したもので、イザナミが火の神カグツチを産んだ際の様子を表しており「熱に苦しむ」という意味。
- ^ 当主の阿求を指しているのか、阿求の父を指しているのかは不明。ただし『香霖堂』や『求聞史紀』などで、阿求以外の当代の稗田家の縁者が登場したことは一度も無い。どのような縁者がいるのかも明らかにされていない。
- ^ a b 作中では「〜の能力」という表記は無く、能力の内容を述べているのみであるため、作品によって能力の呼び名は異なっている。当記事では、メリーに関しては『蓮台野夜行』、蓮子に関しては『大空魔術』での表記とした。
- ^ 『求聞史紀』の「未解決資料」には、「数百年前に竹林で拾われたメモ」 (p.158) が収録されており、誰が書いたかは明言されていないものの、メモには「天然の筍も手に入った」という記述(『夢違科学世紀』でもメリーは「夢の中」で筍を拾い、現実世界に持ち帰っている)や、蓮子の名前がある。
[編集] 出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl 『求聞史紀』における当該キャラクターのページ。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u ファンの質問メールに対するZUNの返信。ZUN本人による返答だとされている。このメールは質問者によって公開されており、ファンサイト「Coolier」の「旧うpろだ観測」にある「game_1522.lzh」から確認できる。ファイルの日付は2004年3月2日になっている。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『文花帖(書籍)』における当該キャラクターのページ。
- ^ a b c 「神主ZUN、『風神録』についてかく語りき!」 『キャラ☆メル』Vol.3、一迅社、2007年12月、pp.104-111。
- ^ 「第2回東方シリーズ人気投票」弾幕部門の投票結果。ZUN本人による投票とされている。
- ^ a b 「幻想掲示板」2002年10月11日と同年12月22日のZUNの返答 (まとめサイトのWeb Archive) および「東方書譜」2004年1月12日の記事 (Web Archive)。
- ^ a b 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」。
- ^ 『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」やマニュアル、『求聞史紀』p.11など。
- ^ 「東方書譜」2004年1月12日の記事 (Web Archive)、「幻想掲示板」2003年12月15日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
- ^ 「博麗神社 神主・ZUNインタビュー 神主の言霊」 『三月精 第1部』単行本 pp.110-113。
- ^ 『萃夢想』およびZUNが監修した『三月精 第1部』単行本の正誤表での表記。『求聞史紀』では Hoan となっている。
- ^ 一迅社『儚月抄』公式サイトの秋★枝の漫画。2009年5月15日閲覧。
- ^ 黄昏フロンティアのサイトの日記ページ「黄昏大根日記」海原海豚 2005年6月30日付。2009年5月15日閲覧。
- ^ 一迅社『儚月抄』公式サイトのキャラクター紹介。2009年5月15日閲覧。
- ^ 「幻想掲示板」2002年12月22日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
- ^ a b 「東方書譜」2004年1月4日の記事 (Web Archive)。
- ^ 『求聞史紀』p.121、『三月精 第2部』第1話の「上海アリス通信 三精版」(雑誌掲載・単行本未収録)。
- ^ 『香霖堂』第4-5話。
- ^ 『紅魔郷』霊夢シナリオの4面での台詞に関する質問と返答の「幻想掲示板」2003年3月29日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
- ^ 「幻想掲示板」2002年10月27日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
- ^ 『妖々夢』付属のマニュアル、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」、『求聞史紀』pp.121-122。
- ^ 『妖々夢』付属のマニュアル。
- ^ a b 『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」。
- ^ a b c d 『永夜抄』付属のマニュアル。
- ^ 『萃夢想』のレミリアシナリオの7面。
- ^ 『紅魔郷』の霊夢(霊符)エンディング、同・魔理沙(恋符)エンディング。
- ^ 『紅魔郷』の霊夢(霊符)エンディング、同・魔理沙(恋符)エンディング、『三月精 第1部』第0話、『文花帖(書籍)』p.71、『求聞史紀』p.78。
- ^ 黄昏フロンティアの音楽CD『幻想曲抜萃』冊子のp.8(海原海豚のコメント)。
- ^ ZUNが監修した『三月精 第1部』単行本の正誤表での表記。以前にZUNが自身の日記で発表した綴り (Web Archive) では Flandre とされ、『求聞史紀』では Frandle とされている。
- ^ 「幻想掲示板」2003年3月11日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
- ^ a b c 『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」。
- ^ ルナサに関しては『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」。メルランに関しては『文花帖(書籍)』pp.34-35、『求聞史紀』p.27。リリカに関しては『求聞史紀』pp.29-30。
- ^ 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」、『求聞史紀』p.25。
- ^ 『妖々夢』魔理沙シナリオの4面。
- ^ 『妖々夢』霊夢シナリオの4面。
- ^ 『求聞史紀』p.28。
- ^ a b c d 『文花帖(書籍)』p.34。
- ^ 『永夜抄』付属のマニュアル、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」。
- ^ 『永夜抄』付属の「おまけ.txt」、『三月精 第2部』第2話、『儚月抄 小説版』第7話。
- ^ 『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」やマニュアル、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」。
- ^ 『永夜抄』冥界組グッドエンディング、同・冥界組Extraステージ。
- ^ 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」の「八雲紫」の欄。
- ^ 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」の「八雲藍」の欄。
- ^ a b c d e 『Comic REX』2006年12月号掲載漫画『東方求聞史紀 〜記憶する幻想郷〜』。
- ^ 『永夜抄』付属の「キャラ設定.txt」とマニュアル、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」。
- ^ 『文花帖(書籍)』p.43。
- ^ ファンから寄せられた「妖忌に関する質問」へのZUNの回答。ZUN本人による返答だとされている。掲載日は不明だが、現存する最古のWeb Archiveは2004年8月16日付である (Web Archive)。
- ^ 『萃夢想』萃香シナリオのエンディング。
- ^ 『萃夢想』パチュリーシナリオの7面。
- ^ 『三月精 第2部』第18話。
- ^ 『萃夢想』紫シナリオのエンディング。
- ^ 『文花帖(ゲーム)』Lavel Ex SCENE-7。
- ^ 『地霊殿』付属の「キャラ設定.txt」。
- ^ 『地霊殿』付属の「キャラ設定.txt」の「星熊勇儀」の欄、『地霊殿』霊夢・萃香シナリオの3面。
- ^ 『地霊殿』魔理沙・にとりシナリオの3面。
- ^ 「東方書譜」2005年2月1日の記事 (Web Archive) で公開した萃香のラフ画 (Web Archive)。
- ^ 『永夜抄体験版』付属の「おまけ.txt」。
- ^ a b 『三月精 第2部』第3話。
- ^ 『儚月抄 小説版』第1話。
- ^ 『三月精 第2部』第3話の「上海アリス通信 三精版」(雑誌掲載・単行本未収録)。
- ^ 『永夜抄』スペルプラクティスの「カードの補足」No.213。
- ^ 『花映塚』マッチモード・因幡てゐ対四季映姫戦での四季映姫の勝利コメント。
- ^ 『永夜抄』スペルプラクティスの「カードの補足」No.209。
- ^ 『儚月抄 小説版』第3話。
- ^ a b 同人サークル「アルトノイラント」の東方Project楽曲アレンジCD『帰るべき城』の冊子 p.5。アルトノイラントのメンバーが酒に酔ったZUNから聞いた話として記載されている。
- ^ 『永夜抄』スペルプラクティスの「カードの補足」No.212。
- ^ 『文花帖(書籍)』p.14, p.65, p.77, etc.
- ^ 『文花帖(書籍)』p.25。
- ^ a b c 『香霖堂』第16話。
- ^ a b 『三月精 第2部』第1, 21話。
- ^ a b 『文花帖(ゲーム)』付属の「おまけ.txt」。
- ^ 『風神録』Music Room内のZUNのコメント。
- ^ 『花映塚』幽香シナリオの9面。
- ^ 「幻想掲示板」2003年8月1日の投稿 (まとめサイト『東方シリーズの動作情報ページ』、2009年5月15日閲覧)。
- ^ 『花映塚』小町シナリオのエンディング。
- ^ 『花映塚』霊夢シナリオ8面など。
- ^ 『花映塚』小町シナリオの対魔理沙戦。
- ^ 『花映塚』マッチモードでの小町の汎用勝利コメント。
- ^ 『花映塚』小町シナリオの9面。
- ^ 『花映塚』霊夢シナリオの9面。
- ^ 『風神録』霊夢シナリオの2面。
- ^ 『緋想天』紫シナリオの4面。
- ^ 『緋想天』衣玖シナリオの6面。
- ^ a b 『地霊殿』魔理沙・パチュリーシナリオの3面。
- ^ 「神主ZUN 地霊殿キャラクターを語る(前編)」 『キャラ☆メル』Vol.7、一迅社、2008年12月、付属DVD内の映像インタビュー。
- ^ 『香霖堂』第19話。『求聞史紀』p.125には「人間と妖怪のハーフ」と記載されている。『文花帖(書籍)』のp.46には「人間」と記載されているが、同 p.74には「人妖」と記載されている。
- ^ 『香霖堂』第15話。
- ^ a b c d 『香霖堂』第6話。
- ^ 『香霖堂』第1-2話。
- ^ 『香霖堂』第22話。
- ^ 『香霖堂』第3話。
- ^ 『香霖堂』第6, 9話。
- ^ a b c d e f g 『三月精 第1部』単行本収録の「上海アリス通信 三精版」。
- ^ 『三月精 第1部』単行本収録の小説「月の妖精」。
- ^ 『三月精 第1部』第3話。
- ^ 『三月精 第2部』第7話。
- ^ a b 『求聞史紀』pp.152-155, p.159。
- ^ 『香霖堂』第19話。
- ^ 『求聞史紀』p.159。
- ^ 『儚月抄 小説版』最終話前編。
- ^ 『儚月抄 小説版』第3話。
- ^ 『求聞史紀』p.122, p.144。
- ^ a b 『三月精 第2部』第22話
- ^ 『三月精 第1部』第1話。
- ^ 一橋祭(一橋大学の学園祭)で2007年11月3日に開催されたシンポジウム企画「幻想伝承」(2008年4月16日付のアフターレポート、2009年5月15日閲覧)。
- ^ 「幻想掲示板」2004年2月11日のZUNの書き込み。次回作(『永夜抄』)にメリーと蓮子の2人は登場しないと断言して「あの二人のいる世界は、時代的にちょっとかみ合わないのですよ。」との発言 。
- ^ a b c d 『文花帖(書籍)』pp.88-89。
- ^ 『文花帖(書籍)』p.54。
- ^ a b c d 『夢違科学世紀』。
- ^ a b 『卯酉東海道』。
- ^ 『蓮台野夜行』。
- ^ 『大空魔術』。
- ^ 「幻想掲示板」2003年12月12日の投稿 (まとめサイトのWeb Archive)。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 幻想情報局 -イザヨイネット- - 作中の会話シーンや各種txtのまとめページ
- ニコニコ大百科 - 東方Projectの登場キャラクター - 一次設定・二次設定を織り交ぜたキャラクター解説
- アンサイクロペディア - 東方Projectの登場人物 - 二次設定を基にしたキャラクター解説
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