東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.
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| ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PC |
| 開発元 | 黄昏フロンティア・上海アリス幻樂団 |
| 発売元 | 黄昏フロンティア |
| 人数 | 1-2人 |
| メディア | CD-ROM |
| 発売日 | 製品版:2004年12月30日 体験版:2004年8月15日 動作試験版:2004年4月18日 |
| 必要環境 | OS: Windows 2000/XP CPU: 必須Pentium 以降or互換1GHz以上、推奨2GHz以上 メモリ: 必須256MB以上、推奨512MB以上 ビデオカード: 必須GeForce2相当のGPU VRAM32MB以上 推奨GeForce4相当のGPU VRAM128MB以上 DirectX8.0以上 |
| その他 | 同人ゲーム |
『東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.』(とうほうすいむそう 〜 イマテリアル・アンド・ミッシング・パワー)とは、同人サークル黄昏フロンティア及び上海アリス幻樂団製作の対戦型格闘ゲームである。2004年のコミックマーケット67にて発表された。本作品は東方Projectの二次創作物にあたるが、上海アリス幻樂団が開発に関わっており、公式に東方Project第7.5弾と呼ばれている。本作品は東方Project第8弾である『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』よりも後に発表されたのだが、作中のシナリオが東方Project第7弾『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』と『永夜抄』の間の出来事である為、第7.5弾となっている。この作品は『萃夢想』という略称で呼ばれることが多いので、以降も『萃夢想』と称することとする。
目次 |
[編集] 概要
本作は東方Projectのキャラクターを起用した対戦型格闘ゲームである。ゲーム制作は黄昏フロンティアが担当し、シナリオと新キャラ設定と楽曲の一部をZUNが提供している。東方Projectを基にした二次創作物は多数存在するが、ZUNが公式に制作に関わり公式ストーリーに組み込まれる(とされる)作品は現時点ではこれと続編にあたる『東方緋想天 〜 Scarlet Weather Rhapsody.』だけである。キャラクターは『永夜抄』の自機である8人に『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』の4面のボスキャラである「パチュリー・ノーレッジ」と新キャラクター1人を加えた10人だが、ホームページで配布されているパッチを適用し、ある条件を満たすと『紅魔郷』3面ボスの「紅美鈴」が追加される。
[編集] 基本システム
本作は弾幕対戦型格闘ゲームというジャンルの違いから、システム面では大幅な違いが見られる。
[編集] 自機
まず、性能の異なる複数のキャラクターのうち好みのキャラクターを選択。その後、スペルカードを二枚選択する(スペルカードについては後述)。始めは6人しか選択できないが、条件を満たすことで選択可能なキャラクターが増えていき、最終的には11人が選択可能となる。
[編集] 特殊動作
- ダッシュ、高速ジャンプ
- 移動キーの二連続入力、もしくはDボタン+移動キーでダッシュ、空中ダッシュ、高速ジャンプが可能。空中ダッシュは通常2回、レミリアのみ3回までの回数制限がある。ダッシュ中、空中ダッシュ中、及び高速ジャンプの上昇中は後述するグレイズ状態になる為、本作で最も重要な回避手段の一つ。
- グレイズ
- 上述のダッシュ、空中ダッシュ、高速ジャンプ上昇中の他、一部攻撃技の発動中等に付与される状態。射撃属性の攻撃(いわゆる飛び道具)に接触した場合、グレイズ(Graze、カスり)となり、ダメージを受けない。この為本作では、一見回避不能な射撃弾幕に対し、ダッシュで突っ込むと言う選択が基本となる。ただし、グレイズ無効の(射撃属性でない)飛び道具も存在する。
- 霊撃(ボム)
- ボムを使用して敵を吹き飛ばす攻撃。攻撃範囲は狭いが一定時間無敵、ガード中や攻撃をキャンセルして発動させる事もできる。これを利用して連続攻撃(コンボ)を継続したり、ガードキャンセルで敵の連続攻撃から脱出したりする事に用いられる。
- ガード
- 立ち(上段)ガード、しゃがみ(下段)ガード、空中ガードの3種類に分別されるが、適切でないガードを行った場合でも、ガードが可能になっている(下段攻撃を立ちガードする等)。しかし、不適切なガードを行ったり、射撃攻撃をガードした場合、後述の霊力が減少する。
- クラッシュ攻撃
- 通常の攻撃よりも威力が高い。ガードされた場合でも、相手がガード方向を間違えると一撃で霊力を0にすることができる。
- カード宣言
- スペルカードを使用するために必要な動作。カード宣言を行うと、自分の体力ゲージの赤く表示された部分が回復し、一定時間スペルカードを使用した攻撃が可能となる。詳細は後述。
[編集] パラメータ関係
- 残機
- ストーリーモードのプレイヤー側にのみ設定されている。カードをすべて失うと減少し、残機が無い状態でカードを全て失うとゲームオーバーとなる。残機を消費したとしても、それまでに敵に与えたダメージはそのままに戦闘が続行出来る。初期状態は2機で、特定面でエクステンドが発生し、最大4機まで増加する。シューティングゲーム版と違い、残機の量を変更する事は出来ない。
- ライフ
- 敵の攻撃を受けると減少し、無くなるとカードを失う。
- 符力
- 攻撃を当てる、受ける、ガードする、グレイズする等で増加し、スペルカード攻撃を行うと消費する。最大9までストック可能。
- 霊力
- 飛び道具、スペルカードを使用する、飛び道具をガードする、不適切なガードを行う等で減少、時間経過で自動的に回復する。無くなると一定時間「ひるみ」状態となり、一定時間行動になる他、ガードしてもダメージを受けるようになり、空中ガードも不能になる。「ひるみ」状態になるとプツっと切れたような音がする。
- この後霊力ゲージが赤色になり回復し続けるが、完全に回復して「チン」といった音がしてゲージが青色に変わるまで霊力切れ状態は継続され、その間はゲージがたまっているように見えても飛び道具は使えず、ガードしても削りダメージが発生、不適切なガードを行った場合ガードが失敗、空中ガード不能になるなど様々なデメリットが発生する。
[編集] スペルカードシステム
『萃夢想』のスペルカードシステムも、他の作品と比較すると大幅な違いが見られる。
[編集] 概要・勝敗ルール
自機キャラ選択後、所持するスペルカードを選択する事になる。カードは1キャラあたり6枚、壱符と弐符の2枚3種から1枚ずつ選んでゲーム開始する。始めは壱符を使って戦い、ライフが無くなるとカードを失う。その後は弐符を使って戦う事となり、弐符を失うと敗北となる。
[編集] カードの使用
カードを使用するには「符力」が必要で、符力が1以上溜まっていれば「カード宣言」を行う事ができる。この宣言が行われてから一定時間内(宣言時の符力に比例する)に所定のコマンドを入力することで、スペルカードが効果を発揮する。いわゆる「超必殺技」のようなものである。符力の数字の部分の回数だけ使用可能である。尚、カード宣言は一度行うと、自分か相手がカードを失う(一般的な格闘ゲームの呼び方で"一本とる")までは再度宣言することができない。そして、その"一本"が終わるまで自分の符力の伸びが遅くなる。また、カード発動時にも符力と霊力を消費し、隙を生じる。カード宣言時に体力の灰色の部分が回復する。これらの特徴のため、人間がプレイする時はカード宣言を行うのを自分の体力がギリギリになるまで先延ばしにされる傾向があるが、宣言する前に攻撃を受け続けてやられてしまい権利を無駄にする場合もよくみられる。
[編集] ストーリーモードでのスペルカード
- ストーリーモードの場合、敵CPUが使用するスペルカードは敵専用の反則技のような状態となる。壱符、弐符の概念が無く、3枚以上のスペルカードを所持している場合も多い。また、発動も敵のライフを一定量減らした時に自動的に発動する。
- 発動すると制限時間が表示され、時間内に敵のライフを規定以下にすればスペルカード取得、霊撃やボムを使用せず取得できれば純取得となる。
- 基本的にグレイズや回避を前提とした高誘導、高密度、広範囲への弾幕攻撃が殆どであり、スペルカード発動中のCPUはスーパーアーマー状態になっており、攻撃を当てたとしてもよろけず、さらにダメージを半減してしまう。スーパーアーマーが解除される攻撃の合間にこちらの攻撃を当てて行くのが基本だが、中には常時スーパーアーマー状態となるスペルカードも存在する。
- シューティングゲーム版のボス戦をほぼ忠実に再現したモードであるが、シューティングゲーム版と違い制限時間を耐え切っても攻撃は続行される為、必ず敵のライフを減らして突破する必要がある。
[編集] 登場キャラクターとストーリーモード
詳細は「東方Projectの登場キャラクター」を参照
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
3日に一度開かれる宴会と、その度に高まっていく妖気を怪しく思ったプレイヤーキャラクターが、次の宴会までの3日間で調査を行う。ストーリーモードは全7面で、それまでにコンティニューしていた場合、5面、及び6面でバッドエンディングが発生する。
- 博麗霊夢
- 博麗神社の巫女。宴会に不吉な予感がした為、怪しい人物を手当たり次第攻撃していく。博霊神社が宴会場になっている事に頭を痛めている。
- 霧雨魔理沙
- 魔法使い。怪しい妖気を不審に思い、調査に向かう。宴会の幹事をしている。
- 十六夜咲夜
- 紅魔館のメイド。宴会のたびに高まる妖気を不審に思い、調査に向かう。
- アリス・マーガトロイド
- 魔法使い。妖気を不審に思う。人間達が動かない為仕方なく調査に向かう。
- パチュリー・ノーレッジ
- 魔女。普段は自分から行動する事は無いのだが、今回の宴会騒動を受け重い腰を上げる。
- 魂魄妖夢
- 半人半霊。霊夢と同様、怪しい人物を手当たり次第斬っていく。
- レミリア・スカーレット
- 吸血鬼。以前の異変の犯人である為、霊夢等からは今回の騒動でも犯人だと疑われ(決め付けられ)ている。吸血鬼である為、選択すると強制的に夜か室内ステージでの戦闘になる。
- 西行寺幽々子
- 亡霊。以前の異変の犯人である為、紅魔館の面々からは今回の騒動でも犯人だと疑われ(決め付けられ)ている。
- 八雲紫
- 境界を操る妖怪。6面ボス。騒動を追う面々を萃香に会わせる。紫のストーリーモードでは、各人から酒類を奪っていく内容になっている。
- 伊吹萃香
- 鬼。7面(最終面)ボス。今回の騒動の張本人。萃香のストーリーモードは、萃香の所に訪れた者達を撃退していく内容になっている。
- 紅美鈴
- 紅魔館の門番。黄昏フロンティアのホームページにて公開しているパッチを当てると追加されるキャラクター。ストーリーモードは無い。また対戦モードにおける会話も、美鈴に関する部分だけは黄昏フロンティアのメンバーが書き下ろしている。
[編集] 音楽
- 萃夢想 - 作曲:U2
- 東方妖恋談 - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 少女綺想曲 〜 Capriccio - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- 恋色マジック - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 魔女達の舞踏会 - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- メイドと血の懐中時計 - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 月時計 〜 ルナ・ダイアル - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- ブクレシュティの人形師 - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 人形裁判 - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- ラクトガール 〜 少女密室 - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- ヴワル魔法図書館 - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- 広有射怪鳥事 〜 Till When? - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 東方妖々夢 〜 Ancient Temple - 作曲:ZUN、アレンジ:U2
- 亡き王女の為のセプテット - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- 幽雅に咲かせ、墨染の桜 〜 Border of Life - 作曲:ZUN、アレンジ:NKZ
- Demystify Feast - 作曲:ZUN
- 夜が降りてくる 〜 Evening Star - 作曲:ZUN
- 御伽の国の鬼が島 〜 Missing Power - 作曲:ZUN
- 夏明き - 作曲:NKZ
- 東方萃夢想 - 作曲:U2
- 魔所 - 作曲:NKZ
- 月輪 - 作曲:NKZ
- 遍参 - 作曲:NKZ
- 裏心 - 作曲:NKZ
- Intermezzo - 作曲:NKZ
- あゆのかぜ - 作曲:NKZ
- 森閑 - 作曲:U2
- 仰空 - 作曲:U2
- 幽境 - 作曲:U2
- 珍客 - 作曲:U2
- 紅夜 - 作曲:U2
- 戦迅 - 作曲:U2
- 禍機 - 作曲:U2
- 砕月 - 作曲:U2
[編集] 外部リンク
- 東方萃夢想公式サイト(黄昏フロンティアのページ)
- 東方萃夢想公式ページ(上海アリス幻樂団のページ)
- 東方萃夢想Wiki
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