東方三月精

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東方三月精』(とうほうさんげつせい、とうほうさんげっせい[1])は、角川書店刊『月刊コンプエース』にて連載中の東方Projectを題材にした漫画作品である。原作はZUNが担当している。

本項では、以降は『三月精』と称することとする。その他の本項で使用されている東方Project関連の略称については、東方Projectの凡例を参照。

目次

[編集] 概要

本作は、主人公である妖精たち(光の三妖精)が巻き起こす数々のいたずらや騒動を題材とした漫画である。漫画は当初松倉ねむが担当していたが、体調不良により比良坂真琴に交代した。その際、展開も新章へと突入する事となり、タイトルが変更された。その後、再び最終回を迎えて新タイトルになっている。そのため『東方三月精』という漫画は複数存在する事となる。ただしZUNの発言によると、これら作品は同じ作品であると考えられるため[2]、全て本項で扱う事とする。

タイトルの「三月精」(さんげつせい)は、日・月・星を総称する熟語「三精」と、日(SUN)・月(げつ)・星(せい)をかけたもので、光の三妖精をあらわしている[3]

ZUNによると「普段は雑魚以下の妖精を主役に持ってきた」「三月精はゲームの漫画化でなくて、出所不明の漫画にしたかった」とのこと[4]

[編集] 東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity.

東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity.』(とうほうさんげつせい イースタン・アンド・リトル・ネイチャー・デューティー[5])は、『コンプエース』Vol.01(2005年3月刊)からVol.06(2006年3月刊)まで連載されていた作品で、松倉ねむが担当していた作品である。Vol.7からは漫画担当が変わり、本作は『三月精』の「第一部」とされている[6]

主に、光の三妖精が博麗霊夢と霧雨魔理沙に対して悪戯を仕掛ける話が展開される。このシリーズには光の三妖精と霊夢、魔理沙以外の東方Projectの登場人物が現れない[※ 1]

掲載誌である『コンプエース』が季刊だった第0話から第2話までは『三月精』にカラーページがあった。原作者であるZUNも松倉ねむを選考した理由のひとつに、色彩の鮮やかさを挙げている[7]。松倉が作画担当を途中降板した理由は体調不良によるものだが、その影響からか作画には1話を除いてトーンがあまり使用されず、背景等の描き込み量もそれほど多くなかった。単行本版では若干箇所にトーン追加の修正が加えられている。

「第0話 桜の距離」では松倉ねむの体調不良から中途半端に終わり、第1話から第5話までの「上海アリス通信 三精版」に「第0話 桜の距離 つづき・・・?」と題した4コマ漫画(漫画:比良坂真琴)が掲載された(後述)。単行本では松倉ねむによる第0話の続きが最後まで書き足されている。

現在、単行本はプレミアが付いていて、ネットオークションなどでは高値で取引されている。また「第二部」のあとがきでZUNが「今は手に入りにくくなった」とコメントしている。この単行本の付録の音楽CDに収録されていた光の三妖精をモチーフにしたテーマ曲は、「第二部」2巻に若干の調整を加えて再録してある。

[編集] 東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity.

東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity.』(とうほうさんげつせい ストレンジ・アンド・ブライト・ネイチャー・デューティー[8])は、『コンプエース』Vol.07(2006年5月刊)から連載された作品で、比良坂真琴が担当している作品であり、『三月精』の「第二部」にあたる。

光の三妖精が、幻想郷の様々な所へ行って悪戯を仕掛ける。このシリーズから、霊夢や魔理沙以外の東方Projectの人物も登場する。登場人物が増えた理由に関しては、『コンプエース』Vol.09の『上海アリス通信 三精版 第7号』(実質的には第8号なのだが誤植で第7号表記になっている)によると「三妖精だけでは話が作りにくく、キャラを出した方が話が作りやすいから」とのこと。隔月刊だった『コンプエース』はVol.10から月刊となり、『三月精』はVol.11掲載話から前編後編の形を取っている。

担当の比良坂真琴氏のHPによると、話やセリフ以外の絵的な事はほとんど一任されているが「身長比」だけは正確に描ける様に原作者であるZUN氏に新しいキャラが出る度に確認をとっているという[9]

『コンプエース』が月刊化する際には、『コンプティーク』(2006年12月号、カラーページ)や店頭用販促冊子「お試しコンプエース」(白黒ページ)に比良坂真琴による『三月精』の紹介漫画が掲載され、「第二部」2巻の巻頭にて収録されている。

2009年3月号にて最終回を迎え、光の三妖精が今まで過ごしてきた魔法の森の木から、博麗神社の付近に現れた巨大な大木へと住居の引っ越しを行い、それに伴って「第三部」への移行が発表された。その後、コンプエース2009年5月号に特別編「三妖精の一日」が掲載された。

[編集] 東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.

『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』(とうほうさんげつせい オリエンタル・セイクリッド・プレイス)は、『三月精』の「第三部」である。漫画は第二部に引き続いて比良坂真琴が担当しており、『コンプエース』2009年7月号から連載されている。現在は基本的に1話完結・隔月連載と言うスタンスで、『コンプエース』偶数月号に連載されている。

[編集] 登場人物

[編集] 光の三妖精

名前

光の三妖精

種族

妖精

テーマ曲

  • いたずらに命をかけて:『妖精大戦争』1面・2面
  • 妖精大戦争 〜 Fairy Wars:『妖精大戦争』3面
出演作品

  • 『三月精』主人公
  • 『妖精大戦争』ボス[※ 2]
名前

サニーミルク

英字

Sunny Milk[綴り 1]

通称

サニー

能力

  • 光の屈折を操る程度の能力:『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第1号」
  • 光の屈折の能力:『三月精 第2部』第3話
  • 光を屈折させる程度の能力:『求聞史紀』
テーマ曲

サニールチルフレクション[10]

二つ名

  • 悪戯好きな日の光:『求聞史紀』
  • いたずら好きな日の光:『三月精 第1部』連載予告[11][※ 3]
  • 輝ける日の光:『三月精 第2部』『妖精大戦争』
名前

ルナチャイルド

英字

Lunar Child[綴り 2]

通称

ルナ

能力

  • 周りの音を消す程度の能力:『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第2号」
  • 消音の能力:『三月精 第2部』第3話
  • 音を消す程度の能力:『求聞史紀』
テーマ曲

夜だから眠れない[10]

二つ名

静かなる月の光[※ 3]

名前

スターサファイア

英字

Star Saphire[綴り 1]

通称

スター

能力

  • 生き物の動きを捕捉するだけの能力:『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第3号」
  • レーダーの能力:『三月精 第2部』第3話
  • 動くものの気配を探る程度の能力:『求聞史紀』
テーマ曲

妖精燦々として[10]

二つ名

降り注ぐ星の光[※ 3]

『東方三月精』シリーズの主役である3人の妖精。

「光の三妖精」という名称は、『三月精 第2部』第1巻の帯などに書かれているほか、『三月精 第1部』第5話では「深山の大天狗」という天狗から3人合わせてそう呼ばれている。『三月精 第2部』第5話では三妖精のひとりであるスターサファイアが名称について一部言及している。

妖精は普通は単独行動するもので仲間と共に行動する妖精は珍しいが、この3人はよく行動を共にしている[10]。『三月精』初期は魔法の森の大木の中に住んでいたが、『三月精 第2部』第25話から博麗神社の裏の大木に住み始めた。いつかは博麗神社を乗っ取ろうと企んでいる[12]。魔法の森の大木にある彼女たちの個室の天井は、1メートル程度の高さしかない[13]

彼女らはそれぞれ身を隠すのに便利な能力を持っているが、一部の能力は鈴仙・優曇華院・イナバ(『三月精 第2部』第3話)や小野塚小町(同・第4話)などに通用していない描写がある。

[編集] サニーミルク

日の光の妖精。他の三妖精からは「サニー」と呼ばれる。光を屈折させて人間に虚像を見せて道に迷わせたり、自分たちの姿を見えなくしたりする。だが雨の日などは不自然でかえって目立つ[14]

日の光を浴びることで怪我を治癒する[15]。一応、三妖精のリーダー格で、3人の中で最も頭は切れ、表情豊かで明るく、元気もある[16]

[編集] ルナチャイルド

月の光の妖精。他の三妖精からは「ルナ」と呼ばれる。周りの音を消すことができる。だが音が鳴っている環境で急に音が止むと不自然でかえって目立つ[14]

月の光を浴びることで怪我を治癒する[15]。3人の中では一番残酷な性格であり、その性格ゆえに自室も自然を感じさせない、妖精としては不自然な部屋になっている[13]。八雲紫によれば「(三妖精の中で)最も妖怪に近い」が、ルナがサニーとスターに振り回されているのはそのせいだという[17]。ただし、作中では残酷で妖怪に近いといった描写は特にない。

十六夜の日には欠けた月から物が落ちてくると考えており、その日になると様々な物を拾ってくる。その物で自室を地上の月にすることで、自身の力だけでも悪戯できるような力を持とうと考えている[18]

「文々。新聞」を読んでるシーンが度々登場する[19]幻想郷の妖精としては珍しく、夜に出歩く姿がよく目撃され[14]コーヒー[14]蕗の薹[20]などを好む。

[編集] スターサファイア

星の光の妖精。他の三妖精からは「スター」と呼ばれる。天球を彷徨う惑星のように捉えどころがない性格だが、いずれは北極星のような安定した強い存在になることを目指している。動くものの気配を探る能力を持ち、三妖精の中ではレーダー的な役回りで、悪戯する際には間接的ながら重要なポジションだが、性格のせいか悪戯は失敗することが多い。三妖精の中では唯一天候に影響を受けず、怪我はゆっくりと回復する[21]

[編集] その他の登場人物

深山の大天狗(みやま-)
『三月精 第1部』第5話に名前のみ登場。鴉天狗の身内に自分の卵を盗まれた者が出て、その卵を探していたところ、(霊夢から盗んだ)大きな卵を運んでいる三妖精を発見。奪還するべく三妖精の家(大木)ごと天狗風で山まで運ばせたが、確認させたところ、それは鴉天狗の卵ではなかった。深山の大天狗は三妖精へのお詫びとして、家を元通りにして詫び状とともに大きな卵を割るための天狗の秘宝(小槌)を置いていった。
槌の子(つちのこ)
『三月精 第2部』第9-10話で、三妖精の家をで覆って乗っ取った妖怪。草の神である野槌の使いで、力は弱いがそれなりに草を操ることができる。槌の子を可愛いと思った霧雨魔理沙は、ペットとして飼い始めた。博麗霊夢は、槌の子は大食らいで寝るといびきをかくので、どうせ魔理沙はすぐに嫌になって退治したくなるだろうと思っている。その後は作中に登場していない。
ミズナラの木に住んでいた妖精
『三月精 第2部』第21話で、博麗神社付近に生えていた巨大なミズナラの木に住んでいたとされる妖精。実際に住んでいたかどうかは作中で明確にされていない。木に落ちた雷によって「一回休み」となったと、三妖精は推測した。
化け狸
『三月精 第3部』第11話に登場。人を化かすの妖怪。満月の晩、特に中秋の名月のときに力が増す。作中では博麗神社に2匹登場し、月に化けた「若輩者」の狸は博麗霊夢に見破られた後に撃墜された。
もう1匹の、老人のような口調で話す狸は、霧雨魔理沙に化けて霊夢と酒を飲み交わした。霊夢は初めから化け狸と知りつつ、これを退治せず一緒に酒を飲むことを選んだような描写がある。見破られていたことを知った狸は「今年も酒と団子が美味しかった」と礼を言い、帰っていった。

[編集] 既存の登場人物

ここでは、『三月精』が初出ではない登場人物を解説する。

博麗霊夢
博麗神社巫女。人間。類稀な幸運と直感を持っており、知らないうちに三妖精の悪戯を退けたりもしていた。連載途中から三妖精の悪戯の被害にあう姿が増えてくる。
霧雨魔理沙
普通の魔法使い。人間。しょっちゅう博麗神社に遊びに来て、霊夢とつるんでいる。時折、光の三妖精と馴れ合う姿も見られる。三妖精は彼女の霧雨魔法店にとって初めての客になった。妖怪であるツチノコを見つけて情が移り、ツチノコを飼おうとした事もある。
十六夜咲夜
紅魔館メイド長。人間。直感が鋭く、隠れている三妖精に気付くことがある。
レミリア・スカーレット
紅魔館の主。吸血鬼。咲夜の主。
魂魄妖夢
冥界で、亡霊の西行寺幽々子に仕え庭師などをやっている。半人半霊。
鈴仙・優曇華院・イナバ
月の兎。家族である因幡てゐを探すため、狂気を操る程度の能力で竹林から誰も出られないようにした時に、三妖精と知り合う。彼女の能力は、サニーの光を屈折させる程度の能力とは比較にならないらしく[22]、三妖精が姿を消したつもりでも鈴仙にはその姿が見えていた[23]。また、スターの動くものの気配を探る程度の能力にも引っかからない。
因幡てゐ
妖怪兎。迷いの竹林が高草郡と呼ばれていた頃から竹林に居て、迷いの竹林について熟知している。
小野塚小町
死神三途の川で幽霊を渡すのが仕事だが、無縁塚で休憩と称してサボっていた。秋の味覚を求めて近くまで来ていた三月精を捕まえ、自分の話し相手をさせた。理由は不明だが、鈴仙と同じくサニーやルナの能力が通じなかった。
アリス・マーガトロイド
魔法の森の魔法使い。光の三妖精や魔理沙も住んでいる「魔法の森」に屋敷を構える。人形を魔力で操って仕事をさせる。三妖精を自宅に招いて持て成す。一時は妖怪を名乗る三妖精を警戒したが、霊夢が行った神事もあって和解する。
紅美鈴
紅魔館の門番。妖怪。立場的には咲夜より下らしい。
リリーホワイト
春告精。春になると現われて、春を告げる。
チルノ
氷の妖精。紅魔館の近くにある霧の湖に住んでおり、仲間の妖精たちと一緒に遊びまわっている。同じいたずら好きの妖精ということもあり、三妖精ともよく関わることになる。この作中での絡みが、妖精大戦争にもつながる。
パチュリー・ノーレッジ
紅魔館に住んでいる魔女。レミリアとは友人関係にあたる。
八意永琳
迷いの竹林の奥にある永遠亭に住んでいる薬師。鈴仙の師匠にあたる。
伊吹萃香
鬼。無類の酒好きで、無限に酒が湧いてくる瓢箪を持っている。
蓬莱山輝夜
永遠亭に住んでいる姫。永琳や鈴仙の主人に当たる。
射命丸文
「文々。新聞」という新聞を発行している烏天狗。
八雲紫
境界の妖怪。あらゆる境界を操る能力を持っており、幻想郷の外の世界の知識にも通じている。霊夢や魔理沙らとも面識があるが胡散臭さから余り信用はされていない。
『三月精 第1部』単行本収録の小説ではルナチャイルドと遭遇している。
ミスティア・ローレライ
夜雀。焼き八目鰻屋の屋台を経営している。酒の起源ともいわれる雀酒を復興させ、屋台で振舞っている。
森近霖之助
古道具屋・香霖堂の店主。

この他にも、背景やコマの隅などに多数の既存登場人物がある。

[編集] 上海アリス通信 三精版

「上海アリス通信 三精版」とは、コンプエース連載時、各話に1ページずつ設けられていたコーナーである。その内容は、ZUNによる漫画の内容や登場人物補足の記事、ZUNのコラム「天声神語」、ゲーム作品や音楽作品の紹介などであり、「第一部」の第1話(『コンプエース』Vol.2)から第5話 (Vol.6) まで、「第二部」の第1話 (Vol.7) から第3話 (Vol.9) までの、全8回に渡って連載されていた。コンプエースが Vol.10 以降、月刊化した事によって掲載される事はなくなったが、「第一部」の単行本化を記念して、「第二部」第5話 (Vol.11) に限り「上海アリス通信 三精版 号外」として臨時的に復活し、原作者ZUNのインタビューが掲載された。

『コンプエース』連載時には、「第一部」第4話掲載時 (Vol.5) 以降、ナンバリングが一つずつ前にずれていた。(「上海アリス通信 三精版 第4号」となるはずが「第3号」となっている)。以下は本来の正しいナンバリング(通し順)で記載する。

また番外編の4コマ漫画も掲載されていた。「第一部」連載時の第1号から第5号までは、4コマ漫画「第0話 桜の距離 つづき…?」(漫画:比良坂真琴)が連載。「第一部」本編には登場しない霊夢・魔理沙以外の東方Projectの登場人物達が登場して、ゲーム本編で絡んだ事の無い人物同士の組み合わせ(妖夢と藍、橙。妹紅と慧音。妹紅と輝夜など)も描かれた。比良坂真琴の日記によると「続きを好きに描いて良い」という指示があったらしく[要出典]、4コマ漫画の内容にZUNが関わっている訳ではない。

「第二部」第7号 (Vol.8) ではさとPONが4コマ漫画を担当。第8号 (Vol9) では4コマ漫画ではなく、シロガネヒナのイラストになっている。第6号 (Vol.7) と号外 (Vol.11) は記事の構成が異なり、4コマ漫画はない。

なお、「第一部」連載時のもの(第1号から第5号まで)は「第一部」の単行本に収録され、ナンバリングも本来の正しいものとなっている。しかし、「第二部」連載時のもの(第6号から第8号まで、および号外)は「第二部」のコミックスには収録されていない。

[編集] 既刊一覧

東方三月精 Eastern and Little Nature Deity.
2007年1月26日初版発行、角川書店 ISBN 4047072346
松倉ねむが執筆したコミック「第一部」と、共に掲載された「上海アリス通信 三精版」第1号から第5号までに加え、ZUNの書き下ろし短編小説「月の妖精」(挿絵:綾見ちは)を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式ファンブック。
音楽は主人公である三妖精のテーマとなる『サニールチルフレクション』『夜だから眠れない』『妖精燦々として』の三曲を収録。
地域や店舗によっては発売日を迎えても書籍の入荷が遅れるなどのトラブルがあり、またゲームの登場人物紹介の項では、人物の名前を間違える・人物とその紹介絵が別物になっている・紹介に二次創作設定が混在または、明らかな間違い等の誤植が存在しており、2007年2月16日深夜、角川書店の公式サイトに、原作者監修の下で作成された正誤表が掲載された[24]
現在は絶版。付属された音楽CDの音楽は、後に『東方三月精 Strange and Bright Nature Deity』コミックス第2巻付属の音楽CDに再録された。
東方三月精 Strange and Bright Nature Deity 第1巻
2008年1月26日初版発行、角川書店 ISBN 978-4-04-854152-7
比良坂真琴が執筆したコミック「第二部」のうち第1話から第8話と、書き下ろしの漫画「酒三杯にして……」を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式コミックス。
音楽は「サニーミルクの紅霧異変」「雪月桜花の国」「スターヴォヤージュ2008」の三曲。
なお、雑誌掲載時に共に掲載された「上海アリス通信 三精版」の本単行本相当分(第6-8号および号外)は収録されていない。
東方三月精 Strange and Bright Nature Deity 第2巻
2009年2月18日初版発行、角川書店 ISBN 978-4048542135
比良坂真琴が執筆したコミック「第二部」のうち第9話から第16話と、紹介漫画および書き下ろしの漫画「妖精大戦争」を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式コミックス。
音楽は「可愛い大戦争のリフレーン」に加え、入手困難になった『東方三月精 Eastern and Little Nature Deity.』の単行本に収録された三妖精のテーマ3曲「サニールチルフレクション」「夜だから眠れない」「妖精燦々として」を再録している。
東方三月精 Strange and Bright Nature Deity 第3巻
2009年8月28日初版発行、角川書店 ISBN 978-4048543651
比良坂真琴が執筆したコミック「第二部」のうち第17話から第25話、番外編「三妖精の一日」と書き下ろしの「三妖精の一日 つづき」を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式コミックス。
音楽は「フェアリー冒険譚」「二つの世界」の二曲を収録。「二つの世界」は第二部の最終話(第25話)である「二つの世界」をイメージした曲で、光の三妖精より八雲紫のイメージが強いとのこと。
東方三月精 Oriental Sacred Place 第1巻
2010年3月27日初版発行、角川書店 ISBN 978-4048544559
比良坂真琴が執筆したコミック「第三部」のうち第1話から第8話を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式コミックス。
音楽は「神域のかくれんぼ暮らし」「妖怪モダンコロニー」の二曲。「妖怪モダンコロニー」はゲーム『ダブルスポイラー 〜 東方文花帖』で使用された楽曲のフルバージョンとなる。
東方三月精 Oriental Sacred Place 第2巻
2011年3月26日初版発行、角川書店 ISBN 978-4048546171
比良坂真琴が執筆したコミック「第三部」のうち第9話から第13話を収録し、ZUNによる音楽CDを付属した公式コミックス。付属CDの収録曲は「年中夢中の好奇心 」「真夜中のフェアリーダンス」「妖精大戦争 〜 Fairy Wars」の3曲でゲーム『妖精大戦争 〜 東方三月精』で使用された楽曲のアレンジ版。

[編集] 他作品との関連

東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue. (コミック)
第1話「賢者の計画」の八意永琳の回想で、「第一部」第3話「月の画餅」の十六夜の月の晩にルナチャイルドが拾った旗を、おもちゃにしている三妖精が描写されている。
妖精大戦争 〜 東方三月精(ゲーム)
「第二部」第2巻に収録されている書き下ろし漫画「妖精大戦争」が、ゲームのプレストーリーになっている。ゲームBGMとして「第二部」第2巻収録の「可愛い大戦争のリフレーン」が使用されているほか、「第三部」第2巻には『妖精大戦争』で使用された曲のアレンジ版が収録されている。

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. ^ 単行本収録の書き下ろし漫画では、十六夜咲夜とレミリア・スカーレットも少しだけ登場している。
  2. ^ 選択ルートにより、三妖精のいずれかがそれぞれ1面ボス・2面ボス・3面中ボスとなり、3面ボスとしては3人そろって現れる。
  3. ^ a b c 『三月精 第1部』単行本 p.14 など、それぞれ(「輝ける」などが付かない)「日の光」「月の光」「星の光」となっている場合もある。

[編集] 英字表記のぶれ

  1. ^ a b 「上海アリス通信 三精版 第1号」(『三月精 第1部』単行本 p.23)での表記。『求聞史紀』ではそれぞれ Sunnymilk, Starsaphire とされている。
  2. ^ 『コンプエース』2008年5月号の読者プレゼント色紙にZUNが直筆で書いた綴り(同誌 p.6 に見本掲載)。「上海アリス通信 三精版 第1号」では Luna Child と、『求聞史紀』では Lunarchild とされている。

[編集] 出典

  1. ^ 単行本奥付による。『第2部』1巻は促音表記(初版で確認)、他はいずれも清音表記。
  2. ^博麗幻想書譜』(ZUNのブログ)2006年4月15日付の日記。
  3. ^ 『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第5号」。
  4. ^ 『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第1号」。
  5. ^ 単行本奥付による。『第1部』奥付(初版)で確認。
  6. ^ 『三月精 第1部』単行本の帯。
  7. ^ 「東方書譜」2005年3月15日の記事 - ウェイバックマシン (2005年4月10日アーカイブ分)。
  8. ^ 単行本奥付による。『第2部』1巻(初版)、2巻(初版)、3巻(初版)で確認。
  9. ^DOLPHINICITY」(比良坂真琴のサイト)2009年2月17日付の日記。
  10. ^ a b c d 『三月精 第1部』単行本 p.135。
  11. ^コンプティーク』2005年4月号別冊付録「お試しコンプエース」pp.14-15。
  12. ^ 『三月精 第1部』第4話、『三月精 第3部』第1話。
  13. ^ a b 『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第2号」。
  14. ^ a b c d 『求聞史紀』における当該人物のページ。
  15. ^ a b 『文花帖(書籍)』における当該人物のページ。
  16. ^ 『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第1号」。
  17. ^ 『三月精 第1部』単行本収録の小説「月の妖精」。
  18. ^ 『三月精 第1部』第3話。
  19. ^ 『三月精 第2部』第1話など。
  20. ^ 『三月精 第2部』第7話。
  21. ^ 『三月精 第1部』「上海アリス通信 三精版 第3号」。
  22. ^ 『三月精 第2部』「上海アリス通信 三精版」第7号(『月刊コンプエース』Vol.9 p.174。実質的には「第8号」なのだが誤植で「第7号」になっている。単行本未収録)。
  23. ^ 『三月精 第2部』第3話。
  24. ^ 東方三月精 Eastern and Little Nature Deity 画像及び本文中の記載間違いに関する お詫びと訂正

[編集] 外部リンク

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