利益代表国

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利益代表国とは、戦争等の理由により断交状態となった国家間において、大使館の保管や居留民の保護等を行う中立国のこと。

日露戦争中[編集]

フランスの旗 フランス
日本に対するロシアの利益代表国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ
ロシアに対する日本の利益代表国[1]

第二次世界大戦中の例[編集]

スペインの旗 スペインスウェーデンの旗 スウェーデンスイスの旗 スイスポルトガルの旗 ポルトガル
アメリカイギリス等に対する日本の利益代表国
スイスの旗 スイス
日本に対するアメリカの利益代表国
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
日本に対するイギリスの利益代表国

戦後の例[編集]

日本の旗 日本
カンボジアにおけるベトナムの利益代表を務めた(期間不明)[2]

現在[編集]

スウェーデンの旗 スウェーデン
朝鮮民主主義人民共和国に対するアメリカ合衆国の利益代表国 [3]

このように利益代表国の指定は非常に複雑である。また、断交中の国家間に利益代表国が存在しない場合もある。例えば昭和27年において、ソ連日本の間に利益代表国が存在しないことが確認されている。[4]

脚注[編集]

  1. ^ スエーデン国、スイス国、スペイン国及びポルトガル国に対する感謝決議 参議院第15回(特別)国会
  2. ^ 昭和46年03月26日 参議院決算委員会 政府委員須之部量三の回答
  3. ^ http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/cis/cis_988.html#registration
  4. ^ 昭和27年12月11日 参議院厚生委員会 山下義信議員の質問に対する政府委員倭島英二の回答