佐世保バーガー

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佐世保・ビッグマンにて撮影(2006年7月14日)
佐世保・ビッグマンにて撮影(2006年7月14日)
佐世保・ログキットにて撮影(2008年4月)
佐世保・ログキットにて撮影(2008年4月)
東京高円寺・ザッツバーガーカフェにて撮影(2007年9月)
東京高円寺・ザッツバーガーカフェにて撮影(2007年9月)

佐世保バーガー(させぼバーガー)とは、長崎県佐世保市名物の手作りハンバーガーの総称。

ひとつの決まったスタイルのハンバーガーを指していうのでなく、佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」こだわりのハンバーガーの総称である。 唯一の共通点は、多くの店が独自に調合した甘めのマヨネーズソースをたっぷり使っていることで、これを秘伝としている店も多い。

目次

[編集] 歴史

佐世保は1889年以降、旧日本海軍鎮守府のある都市として栄えた。1945年の終戦後、それらの基地施設を活用するため米海軍が進駐した。米軍属相手に飲食店、バー、キャバレーを営む日本人も多く、そういった時代背景からハンバーガーが出されるようになったと推測される。朝鮮戦争による特需で、佐世保が好景気に沸いた1950年前後、米海軍よりレシピを教わり作ったのが始まりとする説もある。初めて佐世保で手作りハンバーガーを作った店がどこなのかは定かではない。

これらのハンバーガーはやがて地元民らにも受け容れられる。マクドナルドなどの大手が全国に根付く以前に郷土食として親しまれていたことを示すエピソードは、佐世保で耳にすることができる。夜遅くまで繁華街を飲み歩いたお父さんが家族への土産に「ハンバーガー」を持ち帰る家庭もあった。今も中高年世代には「一杯ひっかけた後にハンバーガー」という独特のスタイルを好む人もおり、深夜営業店が多いのはこのためである。

2007年10月現在、JR佐世保駅構内の案内所(佐世保観光情報センター)で入手出来る「佐世保バーガーマップ市街地版」への掲載店舗数は14、このうち22時迄営業している店舗数は6、24時迄営業する店舗も3軒を数え、地元市民や夜遅くに到着した観光客で賑わっている。

[編集] ブームの背景

平成になってご当地B級グルメなどがブームとなっていったが、佐世保のハンバーガーは長年、地元でも県外でも全く注目されていなかった。

1999年横須賀市で行われた旧軍港4市による交流物産会で各都市から郷土料理の店を出店することになり、市内のハンバーガー店が出店。横須賀市民には佐世保での勤務経験を持つ海上自衛隊員が多かったため、隊員たちが「懐かしい」と予想以上の人気を集めた。このことが地元のまちづくり関係者の間で話題になり、郷土料理として見直しが進んでいく。

2001年、佐世保市のプレ市制100周年事業の一環として地域興し事業を行う際、先のイベントで成功した佐世保のハンバーガーをPRの核とすることを決定。その後、地道な活動を続けていきながら「日本で最初に生まれたハンバーガー」として徐々に知名度を上げていく。それが、取材やイベントで佐世保を訪れたマスコミ関係者や芸能人の中でも話題となり、雑誌やTVなどでも「佐世保バーガー」の名で取り上げられるようになる。そんな中で2003年5月にザッツバーガーカフェが東京都内で初めて開店した。さらに2005年2月に船橋のららぽーとにあるフードテーマパーク「東京パン屋ストリート」内にもビックマンの直営店が開店したことにより益々マスコミが取り上げる機会が増えブームに拍車がかかる。

佐世保市では2003年、さらにイメージアップを図るため、やなせたかしに「『アンパンマン』に登場するハンバーガーキッドをイメージキャラクターに使用したい」と依頼した。これにやなせは「どうせならば新規のキャラクターを」と「佐世保バーガーボーイ」を作成した。この年のイベントで名前を募集したところ、佐世保地方の方言で「ハンバーガーをちょうだい」という意味の「佐世保バーガーバー」が選ばれて発表されたために「佐世保バーガーバー」は愛称として併記している。またフードテーマパークを運営するナムコ側から「名前が『バーガー婆』に聞こえる」との指摘を受け「バーガーボーイ」と改名した説もある。この件はナムコは公式に否定している。2006年6月やなせたかしがデザインした女の子のキャラクターを「させぼのボコちゃん」も登場した。

今日では市内に25店舗の認定店を含め多くの店舗でハンバーガーが出されており、全国各地から観光客が訪れている。 2006年トヨタ自動車の「ラクティス」のCM(九州版)で使用され、佐世保のログキット(ハングアウト)でロケが行われた。

[編集] コンビニ展開

[編集] 佐世保バーガー認定制度

ブームとともに「佐世保バーガー」を名乗り、全国各地に出店する業者が増えてきた。そこで佐世保市では本場佐世保の佐世保バーガーの品質を守るため「佐世保バーガー認定制度」を創設した。佐世保市の保健福祉部や旅行業界関係者などが、「独自性・主体性」「信頼性」「地産地消」「手づくり」などの項目を基準に審査し、合格した店舗を「佐世保バーガー認定店」としている。認定店舗は、店の前に佐世保バーガーボーイのイラストが入った認定証(看板)を設置しているので、確認することができる。

[編集] 店舗一覧

ヒカリ(2008年4月)
ヒカリ(2008年4月)
ビックマン(2008年4月)
ビックマン(2008年4月)
ログキット(2008年4月)
ログキット(2008年4月)
ラッキーズ(2008年4月)
ラッキーズ(2008年4月)


佐世保駅から三ヶ町アーケードの出口、及びその周辺にかけて多くの店舗が広がっている。 (太字は佐世保バーガー認定店舗)

  • アメリカンバーガーショップ
  • Esu and Kei.
  • サ・セ・ボン
  • Stamina本舗 Kaya
  • 住吉
  • ドムサンセイ
  • 白十字パーラー
  • ピア カフェ
  • ヒカリ
  • ビッグマン
  • ブルースカイ
  • ブルータス
  • ベースストリート
  • ベルビーチ
  • ミサロッソ
  • 焼肉屋さんのハンバーガー(あいかわ)
  • ゆきおじさんのハンバーガー
  • ラッキーズ
  • レストラン ローレライ
  • ログキット(ハングアウト)
  • ロン・サンドウィッチ店
  • エピシエール 佐世保店

[編集] 閉店した店舗

  • サラサ
  • パンシトラッセ
  • ベースバーガー
  • マー坊
  • Yumバーガー
  • らりるれろ(佐世保市内の店舗)

[編集] 佐世保バーガーソング

やなせたかしが作詞し、たいらいさおが歌う『佐世保バーガーソング』が2005年2月に発売された。佐世保ではストラップやピンバッチと共に販売されている。

新宿のMUSICTEITO等で販売されているとの情報があるが、出荷数が少ないために詳細は不明。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク