交響曲第21番 (ハイドン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

交響曲 第21番 イ長調Hob.I:21は、ヨーゼフ・ハイドン交響曲1764年作曲。


編成[編集]

曲の構成[編集]

全編が主調で統一された、緩―急―メヌエット―急の教会ソナタの形式をとる。

第1楽章 Adagio[編集]

3/4拍子。弦楽器の穏やかな問いかけにオーボエが応える。問いかけの音型は楽章通して展開され、それに伴う絶妙な和声の変化は非常に美しい。コーダ弦楽器だけに演奏可能な、同音の和音が登場し、リズムの掛け合いや和声に陰りを見せる。

第2楽章 Presto[編集]

弦楽器がユニゾンで歯切れよく、推進力のある主題を出す。第2主題は雰囲気は変わらないが、同音連打を主調としたフレーズの反復進行による下降が特徴的である。

第3楽章 Menuet-trio[編集]

メヌエットの主題は後にモーツァルトが作曲するアイネ・クライネ・ナハトムジークのメヌエットに酷似している。トリオはイ短調で、弦だけによる。

第4楽章 Finale,Allegro molto[編集]

再び推進力のある楽章。シンコペーションのリズムや同じ音型で進行していく箇所が特徴である。再現部は推移部から再現される。

外部リンク[編集]