ブレント・ルッカー

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ブレント・ルッカー
Brent Rooker
オークランド・アスレチックス #25
AAA級セントポール・セインツ時代
(2021年5月4日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テネシー州ジャーマンタウン
生年月日 (1994-11-01) 1994年11月1日(29歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 2017年 MLBドラフト1巡目(全体35位)
初出場 2020年9月4日
年俸 $725,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
プレミア12 2019年

テリー・ブレント・ルッカー・ジュニアTerry Brent Rooker Jr., 1994年11月1日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ジャーマンタウン出身のプロ野球選手外野手一塁手)。右投右打。MLBオークランド・アスレチックス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ミシシッピ州立大学英語版に在学中、2016年MLBドラフト38巡目(全体1143位)でミネソタ・ツインズから指名されたが、契約せず大学に残留。

2017年サウスイースタン・カンファレンスのリーグ戦で打率.387、23本塁打、82打点、OPS1.306の圧倒的な成績を残し、カンファレンス史上2人目の打撃三冠王を達成。米Collegiate Baseball Newspaper紙が選ぶ同年の大学球界最優秀選手にブレンダン・マッケイルイビル大学)との同時受賞で選ばれた。

プロ入りとツインズ時代[編集]

2017年のMLBドラフト1巡目・戦力均衡ラウンドA(全体35位)でツインズから再度指名を受け、7月16日にツインズと契約を結んだ。傘下のアパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズ英語版でプロデビューした。

その後、3年目の2019年にはAAA級ロチェスター・レッドウイングスまで昇格。同年はAAA級ロチェスターで65試合に出場し打率.281、14本塁打、47打点の成績を残し[2]、同年のAAA級のオールスターゲームにも出場した[2]

2019年のシーズン終了後には、同年のプレミア12に出場する野球アメリカ合衆国代表に選出。大会では3本塁打を記録して本塁打王のタイトルを獲得し[3]、指名打者として大会ベストナインにも選出される活躍を見せた。

2020年新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、7月18日に同年のロースターに関する新規定によって設けられたプレイヤー・プールに登録され、代替トレーニング地にて調整を行っていた。その後、9月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、同日のデトロイト・タイガース戦(ターゲット・フィールド)のダブルヘッダー第1試合において「7番・左翼手」でメジャー初出場。同年は最終的に7試合に出場し打率.316を記録した他、9月8日のセントルイス・カージナルス戦ダブルヘッダー第2試合(ブッシュ・スタジアム)ではダニエル・ポンセデレオンからメジャー初本塁打を記録した。

2021年は開幕をメジャーで迎えたが、4月7日に頸部を痛め10日間の故障者リスト入りした[2]。その後復帰したが打率.103と低迷し、4月29日にマイナー降格となった[2]

パドレス時代[編集]

2022年4月7日にクリス・パダックエミリオ・パガン、金銭とのトレードで、テイラー・ロジャース、金銭と共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[4]

ロイヤルズ時代[編集]

2022年8月2日にキャム・ギャラガーとの交換トレードでカンザスシティ・ロイヤルズに移籍した[2]

アスレチックス時代[編集]

2022年11月17日にウェイバー公示を経てオークランド・アスレチックスに移籍した[5]

2023年7月2日に選手間投票で初となるオールスターゲームに選出された[6]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2020 MIN 7 21 19 4 6 2 0 1 11 5 0 0 0 0 0 0 2 5 0 .316 .381 .579 .960
2021 58 213 189 25 38 10 0 9 75 16 0 0 0 0 15 0 9 70 1 .201 .291 .397 .688
2022 SD 2 7 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .000 .000 .000 .000
KC 14 29 25 1 4 1 0 0 5 2 0 0 0 0 3 0 1 7 2 .167 .276 .200 .476
'22計 16 36 32 1 4 1 0 0 5 2 0 0 0 0 3 0 1 11 2 .125 .222 .156 .378
2023 OAK 137 526 463 61 114 20 1 30 226 69 4 0 0 4 49 1 10 172 11 .246 .329 .488 .817
MLB:4年 218 796 703 91 162 33 1 40 317 92 4 0 0 4 67 1 22 258 14 .230 .315 .451 .766
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



左翼(LF) 右翼(RF)
























2020 MIN 1 0 0 0 0 ---- 4 4 0 0 0 1.000
2021 38 64 1 0 0 1.000 8 8 1 1 0 .900
2022 SD 2 6 0 0 0 1.000 -
KC 6 7 1 0 1 1.000 1 0 0 0 0
'22計 8 13 1 0 1 1.000 1 0 0 0 0
2023 OAK 29 42 2 1 0 .978 31 71 1 3 0 .960
MLB 76 119 4 1 1 .992 44 83 2 4 0 .955
  • 2023年度シーズン終了時

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 50(2020年 - 2021年)
  • 12(2022年)
  • 55(2022年)
  • 25(2023年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Brent Rooker Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年7月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2022年9月5日閲覧。
  3. ^ 本塁打数では鈴木誠也日本)、ジョナサン・ジョーンズ(メキシコ)と並んでいたが、打席数の少なかったルッカーが最終的に本塁打王に選ばれた。
  4. ^ Press release: Twins acquire Chris Paddack, Emilio Pagán and a player to be named later from San Diego”. MLB.com. 2022年4月8日閲覧。
  5. ^ A’s Claim Brent Rooker” (英語). MLB Trade Rumors (2022年11月17日). 2022年11月23日閲覧。
  6. ^ Thomas Harrigan (2023年7月2日). “Breaking down the full 2023 All-Star Game rosters” (英語). MLB.com. 2023年7月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]