ケイレブ・シールバー

ケイレブ・シールバー
*Caleb Thielbar*
ミネソタ・ツインズ #56
	ミネソタ・ツインズ時代; (2014年5月8日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミネソタ州ノースフィールド
生年月日	1987年1月31日（37歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	左投右打
ポジション	投手
プロ入り	2009年 MLBドラフト18巡目
初出場	2013年5月20日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ランドルフ高等学校; サウスダコタ州立大学（英語版）; セントポール・セインツ (2011); ミネソタ・ツインズ (2013 - 2015); セントポール・セインツ (2016 - 2017); ミネソタ・ツインズ (2020 - );
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
プレミア12	2019年
	この表について

ケイレブ・ジョン・シールバー（Caleb John Thielbar, 1987年 1月31日 - ）は、アメリカ合衆国ミネソタ州ノースフィールド出身のプロ野球選手（投手）。左投右打。MLBのミネソタ・ツインズ所属。

経歴[編集]

プロ入りとブルワーズ傘下時代[編集]

2009年のMLBドラフト18巡目（全体556位）でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、6月12日に契約。その後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズでプロデビュー。14試合に登板して6勝1敗、防御率1.59、46奪三振を記録した。9月からはパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズ（英語版）でプレー。2試合に登板して防御率0.00、2奪三振を記録した。

2010年はA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズでプレーし、30試合に登板して0勝2敗3セーブ、防御率5.60、43奪三振を記録した。8月からルーキー級ヘレナでプレー。9試合に登板して防御率3.68、9奪三振を記録した。オフの12月13日に自由契約となった。

独立リーグ時代[編集]

2011年は独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのセントポール・セインツに加入。43試合に登板して3勝3敗、防御率2.54、62奪三振を記録した。

ツインズ時代[編集]

2011年8月19日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。契約後は傘下のA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、3試合に登板して1勝0敗、防御率0.00、5奪三振を記録した。

2012年はまずA+級フォートマイヤーズでプレーし、7試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率0.00、16奪三振を記録した。4月30日にAA級ニューブリテン・ロックキャッツへ昇格。16試合に登板して2勝0敗4セーブ、防御率1.80、26奪三振と好投。6月20日にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。25試合に登板して3勝1敗1セーブ、防御率3.57、32奪三振を記録した。オフの11月20日にツインズとメジャー契約を結び^[1]、40人枠入りを果たした。

2013年3月14日にAAA級ロチェスターへ異動し^[2]、そのまま開幕を迎えた。5月20日にメジャーへ昇格し^[3]、同日のブルワーズ戦でメジャーデビュー。5点ビハインドの7回裏から登板し、2回を1安打無失点3奪三振に抑えた^[4]。サウスダコタ州立大学（英語版）出身では初となるメジャーリーガーとなった^[5]。6月1日のシアトル・マリナーズ戦では2点ビハインドの9回表に登板し、1回を1安打無失点に抑え、直後の9回裏にツインズがサヨナラ勝ちしたため、メジャー初勝利を挙げた^[6]。この年メジャーでは49試合に登板して3勝2敗、防御率1.76、39奪三振を記録した。

2014年2月28日にツインズと1年契約に合意し^[7]、開幕ロースター入りした。リリーフ陣の一角に定着して54試合に登板。2勝1敗、防御率3.40、35奪三振を記録した。

2015年7月31日にDFAとなった^[8]。

ツインズ退団後[編集]

2015年8月8日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した^[9]が、30日にDFAとなった。

2016年3月28日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのセントポール・セインツと契約。42試合に登板して5勝2敗4セーブ、防御率2.39、56奪三振を記録した。11月17日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ^[10]が、2017年3月31日に自由契約となった。

2017年5月27日にセントポール・セインツと契約し、17試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率2.01、23奪三振を記録した。

タイガース傘下時代[編集]

2018年1月24日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ^[11]。シーズンでは傘下のAA級エリー・シーウルブズとAAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、2球団合計で39試合に登板して7勝1敗、防御率2.05、51奪三振を記録した。

2019年はAAA級トレドでプレーし、50試合に登板して2勝1敗4セーブ、防御率3.30、92奪三振を記録した。

ブレーブス傘下時代[編集]

2019年8月31日にトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した。移籍後は傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズで1試合に登板した。オフの11月4日にFAとなった^[11]。また、11月に開催の第2回WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表に選出された^[12]。

ツインズ復帰[編集]

2019年12月19日にツインズとマイナー契約を結んだ^[11]。

2020年8月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし^[13]、翌4日のピッツバーグ・パイレーツ戦で5年ぶりのメジャー復帰登板を果たした^[14]。この年は17試合に登板して2勝1敗、防御率2.25、22奪三振を記録した。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2013	MIN	49	3	2	0	1	.600	171	46.0	24	4	14	4	0	39	4	0	11	9	1.76	0.83
2014		54	2	1	0	7	.667	206	47.2	51	3	16	1	1	35	0	0	19	18	3.40	1.41
2015		6	0	0	0	1	----	20	5.0	5	0	0	0	0	5	1	0	3	3	5.40	1.00
2020		17	2	1	0	1	.667	82	20.0	14	0	9	0	0	22	2	0	6	5	2.25	1.15
2021		59	7	0	0	12	1.000	266	64.0	55	8	20	1	3	77	3	0	24	23	3.23	1.17
2022		67	4	3	1	18	.571	245	59.1	51	5	18	1	0	80	1	2	26	23	3.49	1.16
2023		36	3	1	0	14	.750	120	30.2	23	7	6	0	0	36	1	0	12	11	3.23	0.95
MLB：7年		288	21	8	1	54	.724	1110	272.2	223	27	83	7	4	294	9	2	101	92	3.04	1.12

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2013	MIN	49	3	3	0	0	1.000
2014		54	2	7	1	0	.900
2015		6	1	1	0	0	1.000
2020		17	0	3	0	0	1.000
2021		59	3	4	0	0	1.000
2022		67	3	3	1	0	.857
2023		36	1	2	0	0	1.000
MLB		288	13	23	2	0	.947

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

56（2013年 - 2015年、2021年 - ）
72（2020年）

代表歴[編集]

2019 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表

脚注[編集]

^ “Twins add eight players to Major League roster” (英語). MLB.com (2012年11月20日). 2014年5月7日閲覧。
^ “Twins option two players; Reassign three to Minor League camp” (英語). MLB.com (2013年3月14日). 2014年5月7日閲覧。
^ “Twins recall left-handed pitcher Thielbar, option left-handed pitcher Hernandez to Triple-A” (英語). MLB.com (2013年5月20日). 2014年5月7日閲覧。
^ “Scores for May 20, 2013” (英語). ESPN (2013年5月20日). 2014年5月7日閲覧。
^ “From the St. Paul Saints to the Minnesota Twins: The Caleb Thielbar Story” (英語). bleacher report (2013年7月11日). 2014年5月7日閲覧。
^ “Scores for Jun 1, 2013” (英語). ESPN (2013年6月1日). 2014年5月7日閲覧。
^ “Twins agree to terms with all players on 40-man roster” (英語). MLB.com (2014年2月28日). 2014年5月7日閲覧。
^ http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25256083/twins-designate-rp-caleb-thielbar-for-assignment
^ http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25263798/padres-claim-ex-twins-reliever-caleb-thielbar-on-waivers
^ Joe Frisaro (2016年11月17日). “Marlins sign 5, including 3 lefty relievers” (英語). MLB.com. 2016年12月5日閲覧。
^ ^a ^b ^c MLB公式プロフィール参照。2019年12月20日閲覧。
^ USA Baseball Names Premier12 Roster
^ Do-Hyoung Park (2020年8月4日). “Hill (shoulder fatigue) latest Twins SP on IL” (英語). MLB.com. 2020年8月4日閲覧。
^ Do-Hyoung Park (2020年8月4日). “A full-circle, five-year journey back to MLB” (英語). MLB.com. 2020年8月5日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Caleb Thielbar stats MiLB.com （英語）

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[1] “Twins add eight players to Major League roster” (英語). MLB.com (2012年11月20日). 2014年5月7日閲覧。

[2] “Twins option two players; Reassign three to Minor League camp” (英語). MLB.com (2013年3月14日). 2014年5月7日閲覧。

[3] “Twins recall left-handed pitcher Thielbar, option left-handed pitcher Hernandez to Triple-A” (英語). MLB.com (2013年5月20日). 2014年5月7日閲覧。

[4] “Scores for May 20, 2013” (英語). ESPN (2013年5月20日). 2014年5月7日閲覧。

[5] “From the St. Paul Saints to the Minnesota Twins: The Caleb Thielbar Story” (英語). bleacher report (2013年7月11日). 2014年5月7日閲覧。

[6] “Scores for Jun 1, 2013” (英語). ESPN (2013年6月1日). 2014年5月7日閲覧。

[7] “Twins agree to terms with all players on 40-man roster” (英語). MLB.com (2014年2月28日). 2014年5月7日閲覧。

[8] ttp://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25256083/twins-designate-rp-caleb-thielbar-for-assignment

[9] ttp://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25263798/padres-claim-ex-twins-reliever-caleb-thielbar-on-waivers

[10] Joe Frisaro (2016年11月17日). “Marlins sign 5, including 3 lefty relievers” (英語). MLB.com. 2016年12月5日閲覧。

[MLBstats-11] MLB公式プロフィール参照。2019年12月20日閲覧。

[12] USA Baseball Names Premier12 Roster

[13] Do-Hyoung Park (2020年8月4日). “Hill (shoulder fatigue) latest Twins SP on IL” (英語). MLB.com. 2020年8月4日閲覧。

[14] Do-Hyoung Park (2020年8月4日). “A full-circle, five-year journey back to MLB” (英語). MLB.com. 2020年8月5日閲覧。

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表話編歴ミネソタ・ツインズロースター
投手	66 ホルヘ・アルカラ 51 マット・ボウマン 83 マット・カンテリノ（英語版） 21 アンソニー・デスクラファニー（故障者リスト） 54 ダニエル・ドゥアルテ（故障者リスト） 59 ヨアン・デュラン（故障者リスト） 55 コディ・ファンダーバーク（英語版） 53 ブレント・ヘッドリック（英語版） 32 ジェイ・ジャクソン 22 グリフィン・ジャックス 49 パブロ・ロペス 17 ベイリー・オーバー 16 スティーブン・オカート 20 クリス・パダック 41 ジョー・ライアン 44 コール・サンズ（英語版） 63 ジョシュ・ストゥーモント（故障者リスト） 61 ブロック・スチュワート 56 ケイレブ・シールバー 48 ジャスティン・トーパ（故障者リスト） 37 ルイ・バーランド 57 ザック・ワイス（故障者リスト） 74 ジョシュ・ウィンダー（故障者リスト） 78 シメオン・ウッズ・リチャードソン
捕手	85 ジェイアー・カマルゴ（英語版） 27 ライアン・ジェファーズ 8 クリスチャン・バスケス
内野手	4 カルロス・コレア（故障者リスト） 12 カイル・ファーマー 47 エドゥアルド・ジュリエン 23 ロイス・ルイス（故障者リスト） 82 オースティン・マーティン 64 ホセ・ミランダ 30 カルロス・サンタナ 87 ユニオル・セベリーノ（英語版）
外野手	25 バイロン・バクストン 50 ウィリ・カストロ 26 マックス・ケプラー（故障者リスト） 19 アレックス・キリロフ 9 トレバー・ラーナック 13 マニュエル・マーゴット 90 エマヌエル・ロドリゲス 38 マット・ウォールナー
監督・コーチ	5 ロッコ・バルデッリ（監督） 33 ジェイス・ティングラー（ベンチコーチ） 46 トニー・ディアス（英語版）（ベンチコーチ補佐） 79 デビッド・ポプキンス（英語版）（打撃コーチ） 63 ルディ・ヘルナンデス（英語版）（打撃コーチ） 67 デレク・ショーモン（打撃コーチ補佐） 88 ピート・マキ（英語版）（投手コーチ） 91 ルイス・ラミレス（投手コーチ補佐） 35 ハンク・コンガー（一塁兼捕手コーチ） 40 トミー・ワトキンス（英語版）（三塁兼外野守備コーチ） 84 コルビー・サグス（英語版）（ブルペンコーチ） 75 ネイト・ダマン（クオリティ・コントロールコーチ） 98 コナー・オルソン（ブルペン捕手） 97 アンダーソン・デラロサ（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月14日更新

表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 2019 WBSCプレミア12
監督	18 スコット・ブロシアス
コーチ	13 ロリー・デ・アーマス（コーチ） 24 フィル・プランティアー（コーチ） 34 ブライアン・プライス（投手） 30 ウィリー・ランドルフ（ベンチ） 9 アンソニー・サンダース（一塁） 19 アーニー・ヤング（三塁）
投手	3 クレイトン・アンドリュース 8 ペン・マーフィー 16 ケイレブ・シールバー 21 タイラー・ジョンソン 27 J.P.ファイアライゼン 29 パーカー・ダンシー 31 タナー・ハウク 32 ブランドン・ディクソン 33 ダニエル・ティロ 36 ワイアット・ミルズ 37 ノア・ソン 38 クレイトン・リチャード 39 スペンサー・ハワード 43 ブライアン・フリン 44 コディ・ポンセ 50 ブルックス・パウンダーズ
捕手	10 ドールトン・バーショ 14 エリック・クラッツ 17 テイラー・グシュー
内野手	1 ジェイク・クロネンワース 2 C.J.チャタム 5 ゼイビア・エドワーズ 12 アンドリュー・ボーン 15 ボビー・ダルベック 23 アレク・ボーム
外野手	4 マーク・ペイトン 11 ドリュー・ウォーターズ 22 ジョー・アデル 35 ブレント・ルッカー