ビッグラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ビッグラン
ジャンル レースゲーム
対応機種 アーケード[AC]
スーパーファミコン[SFC]
iアプリ[iApri]
開発元 AC:ビットボックス
[SFC]:ジャレコ
発売元 ジャレコ
人数 1人
メディア [SFC]:カセット
発売日 AC:1989年
SFC:1991年3月20日
iApri:2008年3月28日
システム基板 専用基板
テンプレートを表示

ビッグラン』(Big Run)はビットボックス開発、ジャレコより発売された業務用大型筐体ゲーム稼働のレースゲーム。

概要[編集]

ダカール・ラリーをモチーフとしている大陸横断レースゲーム。長距離であるラリーレイドをモチーフにしたこともあり、SS数はアーケード版ではプレイ時間の制約上、計6ステージとなっている。実際のラリーレイドとは出走システムが違い、グリッドスタートとなっており、ステージ毎にスプリントレースを行うゲームシステムとなっている。タイムアップ制で、3位以上で入賞するとステージクリアとなり(3位以下であるとタイムアップする程の難度調整が図られている)、次の出走ステージへコマを進められる。各コース上にはアザーカー(当時、ラリーレイドで走っていたプジョー・205三菱・パジェロを模している)や路肩の電柱等の障害物があり、当時としては正確な減速やハンドリングが求められるゲーム性であった。プレイヤーカーはポルシェ・959をモチーフとしている。

アーケード版ルート[編集]

実際はチュニスからのリエゾン(スタート)ランからはじまり、次のトズール(チュニジア)よりサン・ルイ(セネガル)までがSS区間。そこからリエゾン区間のダカールまでビクトリーランとなる。

尚、本来のパリダカではパレードラン時は順位は固定されるが、このゲームの場合は例外的解釈によりレース区間となっている事は前出の通りである。

  • STARTRUN:TUNIS→TOZEUR
  • SS1:TOZEUR→TUMU
  • SS2:TUMU→AGADEZ
  • SS3:AGADEZ→BAMAKO
  • SS4:BAMAKO→SAINT LOUIS
  • VICTRYRUN:SAINT LOUIS→DAKAR

アーケード版筐体[編集]

1989年にアーケードの大型筐体ゲームによるムービングタイプ、可動部のないコックピットタイプ、ジャレコ製汎用筐体である2台以上で通信対戦可能なアップライトタイプであるポニー筐体でリリースされている。

コンパネ上はハンドル、当時のアーケード時流により、2速シフトレバー、ブレーキ、アクセルの他にホーンボタンがついており、遅いアザーカーを払いのける際に使用する。道の細い崖のある道中で使用するとアザーカーが崖から落ちてしまうなど、謎なギミックこそあったが、同時期に出たセガパワードリフト等と並び、ある程度の定評があった。

移植版[編集]

ジャレコのスーパーファミコン参入タイトル第一弾として1991年3月20日にリリース。
オリジナルのモードとして、パーツダメージ制をとっており、ステージ中でダメージを蓄積しないようにSSを進めていく。
ステージ中で著しいパーツダメージがあると走行に支障がでて道中でのパーツ交換を強いられ、タイムをロスしていくシステム。
  • BIGRUN -砂漠の冒険レーサーズ- (iアプリ)
ジャレコの携帯電話アプリサイト「ジャレコiギャレッソ」においてiアプリにアレンジ移植。SFC版のシステムを当時の時流に併せたアレンジ移植。
車はラリーレイド車であるプロトタイプクラスの三菱パジェロ風の物に変更、オンラインタイム集計対応。車のセッティングやコ・ドライバー(ナビゲーター)をステージの節に応じて選択できる。

関連作[編集]

アーケード作品。『ビッグラン』のシステムを所々流用しているコンバーションタイトルで、サンフランシスコを市警パトカーで縦断するレースゲーム。『ビッグラン』と同じようにアーケード作品である制約どおり実在のラリーシステムとは似て非なるシステムでレースを行うが、ステージ開始時に「緊急指令」と出るなど大味な作り。実際の著名なスポットを基点としてステージを進めていく。