パタスモンキー

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パタスモンキー
パタスモンキー
パタスモンキー Erythrocebus patas
保全状況評価
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Eutheria
: 霊長目 Primate
亜目 : 真猿亜目 Haplorrhini
下目 : 狭鼻下目 Catarrhini
上科 : オナガザル上科
Cercopithecoidea
: オナガザル科 Cercopithecidae
亜科 : オナガザル亜科
Cercopithecinae
: パタスモンキー属 Erythrocebus
Trouessart, 1897
: パタスモンキー E. patas
学名
Erythrocebus patas
(Schreber, 1774)
和名
パタスモンキー
英名
Patas monkey

パタスモンキーErythrocebus patas)は、動物界脊索動物門哺乳綱霊長目オナガザル科パタスモンキー属に分類されるサル。本種のみでパタスモンキー属を形成する。特定動物

分布[編集]

ウガンダエチオピアガーナカメルーンガンビアギニアギニアビサウケニアコートジボワールコンゴ民主共和国シエラレオネスーダンセネガルタンザニアチャド中央アフリカ共和国トーゴナイジェリアニジェールブルキナファソベナンマリ共和国モーリタニア

形態[編集]

体長58-75 cm。尾長62-74 cm。体重4-13 kg。背面は赤褐色、腹面は白い体毛で覆われる。patasは現地の言葉で「赤い」の意。

成獣の顔は黒いが、飼育下のような日光にあたらない環境で長期間過ごすと色味が薄くなる。白い口髭が生える。四肢は長く指は短く頑丈で、地表での生活や走行に適している。

幼獣の顔はピンク色だが、生後2ヶ月程で黒くなる。オスには赤い陰茎と青い陰嚢がある。

生態[編集]

サバンナに生息する。地表棲傾向が強い。昼行性で、夜間は低木の上等で休む。走行速度は時速55kmに達するとされ、サル目の走行速度では最も速い。

食性は雑食で、木の果実種子樹液昆虫類等を食べる。

繁殖形態は胎生で、雨季に交尾を行い1回に1頭の幼獣を昼間に地表で産む。妊娠期間は5ヶ月程。多くのメスは生後3年程で初産を迎える。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社1984年、30頁。
  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科3 霊長類』、平凡社1986年、70-81、84頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館2002年、137頁。
  • 中川尚史 『サバンナを駆けるサル—パタスモンキーの生態と社会』 (生態学ライブラリー) ISBN 487698316X

外部リンク[編集]