トロムス県
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- トロムス県
- Troms fylke
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県の紋章 
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国
ノルウェー王国県庁所在地 トロムソ 面積
- 総計
- 国土に占める割合4位
25,877 km²
8.18 %人口
- 総計 (2007)
- 全人口に占める割合
- 人口変化 (10年)
- 人口密度15位
154,642 人
3.33 %
2.0 %
6 人/km²県内総生産
- 総計(2001)
- 全GDPに占める割合10位
4,745,700 万NOK
3.11 %県番号(ISO 3166-2) NO-19 公式サイト www.tromsfylke.no
トロムス県 (Troms)はノルウェー北部の行政区。西にノルウェー海、南西にヌールラン県、南にスウェーデンのノールボッテン県、南東にフィンランドのラッピ州、北東にフィンマルク県がある。面積25,877平方キロメートル。人口152,628人(2004年調査)。行政中心地はトロムソ。
環大西洋地域の北端に位置している 同地に住むサーミ人のためにサーミ語名としてロムサ(Romsa)という名前も公式に持っている。
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[編集] 名称・県章
この県の名前はトロムソ島にちなんで名づけられた名前である。トロムソの意味についてはわかっていない。 1919年まではこの県はトロムソ県と呼ばれていた。 2006年7月1日ノルウェーに住むサーミ人の言語でこの土地を表すロムサもトロムスと共に正式名称になった。
県の紋章は近代に決められたものである。この県章の起源はヴァーコイの貴族、ヴァーネ・エリンソンの肩章である。
[編集] 地形
トロムスはノルウェーとても入り組んだ海岸線であり、海岸に沿って切り立った島が多く非情に安全な航路が引ける。 フィヨルド地形であり、非常に島が多い。南から、ヒノーヤ、グリュトイ、センア、クヴァロヤ、リングバッソイア、レイノイ、バノイ、アーノイが主要な島になっている。
いくつかのフィヨルドの谷が海岸から内陸深く伸びており、大きいフィヨルドは南から、ヴァグスフィヨルド、アンドフィヨルド、マランゲン、バラスフィヨルド、ウルスフィヨルド、リンゲン、クヴェナンゲンなどが挙げられる。
最大の湖は内陸部のアルテバトネット。
山岳環境としてはリンゲン山地がよく知られている。リンゲン山地は、いくつかの氷河があるこの地域で一番の山地である。最高峰はジェッケヴァッレ。トレリスロイサでノルウェーとフィンランドとスウェーデンの境界がある。 クヴェナンゲンの近くにもいくつかの氷河が位置しており、オクスフィヨルド氷河も含んでいる。ノルウェー本土最南端の氷河であり氷河が直接海に接している。氷河の海に落ちる光景は壮観で観光客も多い。
トロムス最大の川はメルセルヴァ、メルセルヴの瀧は20メートルの高さを600メートルかけて下る。
[編集] 気候
北緯70度近くにあるトロムスでは多くの高緯度地域のように短く涼しい夏があり、高緯度地域であるものの温暖なメキシコ湾流の流れ込むノルウェー海の近くに位置する海流の影響による比較的温かい冬がある。 11月から4月にかけては寒い日が続く。豊富な雪が振り、なだれは珍しくない。
西向きの風によって、山地東部の平地地帯は山地の西部よりも乾いた気候をしている。ストーフィヨルドのスキヴォスは88日連続の晴天の記録がある。
スキヴォスの降水量は年300mm足らずであるが、リンゲン山地の西トロムソでは約1000mmの降水量がある。しかしトロムス、マーセルヴのダヴィダレン丘陵が最も雨量が少なく、年282mm程度である。さらにバードゥフォス丘陵近郊はこの地域でも一番寒く1月と5月、年の平均気温はそれぞれ-10.4度、13度、0.7度となっている。
マーセルヴの気温は最低-35度、最高30度と幅広い。一番穏やかな気候は南のカヴェフィヨルド近郊ボルケネスであり、1月の平均気温が-2.8度までしか下がらず、年平均気温も4度付近と安定している。
[編集] 自然
ヘラジカ、アカギツネ、ウサギ、オコジョ、ネズミなどがトロムスに多く生息しており、夏はヒグマも見かけられる。 その他、山岳地域にトナカイやクズリ、河川部にカワウソ、森林部にオオヤマネコ、海岸線にはネズミイルカなどの生物がすむ。鳥類ではライチョウ、オジロワシ、カモメが海岸線に多い。
トロムス内陸部では森林限界線が見える。トロムスでは樺は通常200m付近で既に樹木限界になっている、内陸部でも比較的温度が高い地区は樺が南斜面の700メートル付近まで伸びている。低地ではナナカマド、ヤマナラシ、ヤナギ、ハンノキ、およびバードチェリーが普通である。ヨーロッパアカマツは標高400メートル付近までのびている。樹齢500年を超えるようなものも多いと考えられる。
オヴル・ディヴァイダル国立公園が保護地になっており、(2006年には範囲が拡大した。)内陸部のオスター谷、キルケス谷、ディヴァイ谷、ロスタ谷、サイナル谷、スキヴォス谷などの谷は雨が少なく、地形がなだらかであり、夏のハイキングに向いている。ライサ谷では田園的な河川が流れており、谷はカバノキ、マツ、ハンノキ、ヤナギなどで覆われている。この谷の北岸の岸辺はは5kmの広さであり両側に1200メートルを超える山が迫っている。南部はさらに乾燥した数100m程度の狭い土地がのびている。
典型的なトロムスのフィヨルドの光景は農作地がフィヨルドの近くに広がっており、山がそれを寒さから保護している。この谷の底部分は70kmにわたって高低差のない平坦な土地が広がっており、ルイサ川を多くのカヌーや船が行き交う。 サケの遡上する川であり、137種の鳥類が生息を観測されている。いくつかの河川では瀧のようになっており、モリスフォッセンの滝は289mの高さである。平地が終わるのにあわせて谷も終わっている。この谷の上流はレイサ国立公園として保護されている。
トロムソの町はノルウェー北部の中心都市となっており、大西洋向きの港町であり、また、オーロラ観測地としても著名である。スキヴォスのトロムソ大学は世界最北の大学であり、天体観測地となっている。トロムソは近隣地域の学生や若者の流入が見られる。このため地方は過疎化の方向にある。また、南部の地方都市からの人口移動もある。ハーシュターは県南部の商業都市となっている。また、沿岸地域と島は漁業が主要産業である。
漁港は重要な産業であり、スキイェルヴォイ、トロムソ、ハルスターなどの港で漁が行われている。南部では農業も行われており、繁茂期(ハルスターで150日間)には短い繁茂期で農業を行っている。バラスフィヨルドより北部でも農業が行われている。
ノルウェー国防軍がこの県の最大の雇用事業者であり、第六軍がこの地に配属されている。バードフォス空港、ヘリコプター、レーダー施設などの設備に雇用が多く生まれている。
トロムソ空港、南部にハルスター/ナルヴィク空港が設置されている。
E6、E8道路がこの町を通っており、E6道路は南のヌールラン県のグラタンゲンからから北のフィンマルク県クヴァナンゲンまでの間を、E8道路はトロムソからフィンランドのスキヴォス谷やノルヨスヴォスまで続いている。 島嶼が多いため橋や海底トンネルも多い。
[編集] 歴史
石器時代初期からトロムスには人が住んでおり、いくつかの岩窟には壁画が残っている。(たとえばイベスタッド、バルスフィヨルドなど)このような人々は狩猟と漁で生活していたと考えられている。
最初にこの地に住み始めた民族はサーミ人であった。考古学的証拠としてこの地域のローマの鉄器時代後期のノース人の鉄文明は、カールソイ(今のトロムソ近郊)には到達しているが、それより東北には到達していない。ノース人の農耕や鉄の文化は海岸線付近やフィヨルド近郊で見つかっており、サーミ人はフィヨルド内の奥に住んでいたと考えられる。
10世紀頃からノース人はさらに北方の沿岸にも現われ始め現在のフィンマルクあたりまで現われる。南中部トロムスはバイキング時代小王国であり、ハロガランド王国の一部だったのではないかと考えられる。 バイキングのリーダー、トーラ・フントは、サガによればスティクレサッドの戦いにおいて、オラヴ・ハーラルソンを倒し、決闘と交渉の末、バーコイを勝ち取ったと言われる。近くのトロンデネスは常にバイキングの中心地であり、集会場所であったと考えられている。
クヴァーニの住民の多くはフィンランドから戦争と飢餓を避けて19世紀後半に移民してきたと考えられる。その多くはトロムス北東に定住し、カヴェナンゲン、ノルドレイサ、スケイヴォイ、カーフィヨルド、ストーフィヨルド、バルスフィヨルド、リンゲンなどの土地に住んでいる。
[編集] 下位自治体
トロムスには25の下位自治体がある。
- Balsfjord
- Bardu
- Berg
- Bjarkøy
- Dyrøy
- Gratangen
- ハルスター(Harstad)
- Ibestad
- Gáivuotna or Kåfjord
- Karlsøy
- Kvæfjord
- Kvænangen
- Lavangen
- Lenvik
- Lyngen
- Målselv
- Nordreisa
- Salangen
- Skånland
- Skjervøy
- Sørreisa
- Storfjord
- Torsken
- Tranøy
- トロムソ(Tromsø)
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