ディーヴォ
| ディーヴォ | |
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| 基本情報 | |
| 出身地 | オハイオ州 アクロン |
| ジャンル | ニュー・ウェイヴ ポストパンク シンセポップ アート・パンク |
| 活動期間 | 1972年 - 1991年 1996年 - |
| レーベル | ワーナー・ブラザーズ・レコード ヴァージン・レコード エニグマ・レコード ライコディスク ライノ・レコード スティッフ・レコード |
| 共同作業者 | ディーヴォ2.0 ジハード・ジェリー&ジ・エヴィルドアーズ ワイプアウターズ |
| 公式サイト | www.clubdevo.com(英語) |
| メンバー | |
| マーク・マザーズボウ ボブ・マザーズボウ ジェラルド・キャセール ボブ・キャセール ジョシュ・フリース ニール・テイラー |
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| 旧メンバー | |
| ボブ・ルイス ピーター・グレッグ フレッド・ウェーバー ロッド・ライスマン ジム・マザーズボウ アラン・マイヤース デビッド・ケンドリック |
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ディーヴォ (Devo) はアメリカ合衆国オハイオ州アクロンで1974年に結成されたロックバンド。
目次 |
[編集] 概要
1972年、オハイオ州ケント州立大学美術学部の学生だったマーク・マザーズボウとジェラルド・V・キャセールが意気投合して前身となるグループを結成した。そのころふたりはグラフィック・アートの世界に幻滅し、音楽の世界に可能性を見いだそうとしていた。“The Beginning Was The End Knowledge Can Be Eaten”という人文・自然科学の本を読んで影響を受け、その「人間退化論」を音楽のバックボーンにしようと考えた。「Devo」というバンド名は「De-Evolution」の略で、「人間は進化した生き物ではなく、退化した生き物だ」という意味が込められている。
1970年代後半に登場したニュー・ウェイヴ・バンドのうちでも、非常に影響力の強かったバンドである。日本ではクラフトワークとともにテクノ・ポップの成立を語る上で欠かせないバンドであり、のちにはPOLYSICSのようにそっくりなバンドも生まれた。本国アメリカではニルヴァーナ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンといったバンドがカバーしている。
ファーストアルバム発表以降は商業的に苦戦し、『オー・ノー!イッツ・ディーヴォ』では名プロデューサー、ロイ・トーマス・ベイカーを起用、『シャウト』ではサンプリング・シンセを導入してサウンドを深化させたが、レコード会社を満足させるヒットは生めず、1980年代半ば以降は活動が縮小する。
[編集] 初期
ノイズ・ミュージックの先駆というべきエキセントリックな音楽を演奏した。電気洗濯機を始めとするさまざまな機械が発するノイズを使う、極めて実験的で前衛的なものだった。キャンパス内で開いた発表会でさえ、ビール瓶が投げつけられるほど不評だった。1975年に作った“The Truth About De-evolution”がアナーバー映画祭(ミシガン州、アナーバーで例年開催される映画祭)で賞をとるまで、誰もまじめに受け取る者はいなかったという。
1974年、音楽によるコミュニケーションをより効果的にするには既存のロックの形式をとり入れるしかないと考え、ジェリーとマークは各々の弟をボブ1号とボブ2号と名づけて加入させ、さらにドラマーのアランを加え、ロック・バンド「Devo」をスタートさせた。
初期の活動についてマークは「演奏の仕方、使い方がエスタブリッシュされているもので未来は語れないよ。未来のためには、未来の手段が必要だ。今のミュージシャンは、たとえばシンセサイザーを使うときも、ギターやドラムを使う時と全く同じように使おうとする。つまり、これまでの楽器の代用または延長としてしか見てないのさ。エレクトロニクスにはエレクトロニクスの言葉があるんだよ。ピート・タウンゼントはエレクトロニクスをエレクトロニクスとして使った最初でほぼ最後のギター・プレイヤーだが、他のミュージシャンは、エレクトロニクスをいかに人間の言葉におきかえるかのみを追求して来たみたいだ。
Devoはエレクトロニクスを崇拝しているわけでもないしエレクトロニクスがすべてなんて思っている分けじゃないけど、エレクトロニクスをエレクトロニクスの次元で、それ自身の言葉で語らせたら多くの可能性をもっていると思うんだ。これまでの語らいにはなかったコンセプトやアイディアを表現するには、今のところ一番適しているんじゃないかな」と語る。
[編集] 現在
1990年、8枚目のアルバムを発表したのち事実上活動を停止。しかしその後も散発的に活動は行われた。
2006年、Devoの曲を少年少女のメンバーに歌わせる'Devo 2.0'というグループをサポートし、アルバム"Dev2.0"をリリースした。
2007年、1990年以来となる新曲「Watch Us Work It」を発表。
2010年2月のバンクーバーオリンピックのステージから、テーマカラーを青とし、エナジードームも青くなった。6月15日(日本盤は6月23日)、20年ぶりのアルバム「サムシング・フォー・エヴリバディ」を発表。
マーク・マザーズボウは1980年代後半から映画やテレビドラマのサウンドトラックの作曲家として積極的に活動している。ウェス・アンダーソン監督とのコンビネーションはよく知られ、同監督の映画『ライフ・アクアティック』の仕事は、とくにディーヴォ色が強いといえる。
[編集] インスパイアされたアーティスト
- キャプテン・ビーフハート
- ロキシー・ミュージック(ブライアン・イーノ在籍時の2枚のアルバムのみ)
- デヴィッド・ボウイ(ボウイに請われ、初めてサポートバンドとなる。この縁で、当時プロデューサーだったブライアン・イーノが1stアルバムのプロデューサーになった)
- イギー・ポップ
- ピート・タウンゼント(ソロアルバム)
[編集] 仲間とされるアーティスト
[編集] フォロワーとされる日本人アーティスト
※インタビューなどで当人達より確認出来たもののみ
[編集] 変名バンドDOVE
1980年M-80 Festivalに“DOVE the band of love”(愛のバンド“ハト”)として登場。平和を希求する偽善者バンドとしてサンバイザーとカジュアルスーツに首から大きなハトのマークが入ったメダルを下げるといった胡散臭い出で立ちで、「忌まわしいDEVOソング」として“It Takes a Worried Man”“Praying Hands”“Shrivel Up”を演奏。またダブニー・コールマン監督の映画Pray TV (1980)にも登場。ここでは“Shrivel Up”を演奏している。
[編集] メンバー
- マーク・マザーズボウ Mark Mothersbaugh -ボーカル、ギター、シンセサイザー/DEVOの創立メンバーであり実質的なDEVOのリーダー。
- ジェラルド・V・キャセール(通称、ジェリー) Gerald V Casale -ベース/創立メンバーであり、DEVOの宣伝部長
- ロバート・マザーズボウ(通称、ボブ1号) Robert Mothersbaugh -ギター/マークの弟
- ロバート・キャセール(通称、ボブ2号) Robert Casale -ギター、シンセサイザー/ジェリーの弟
- アラン・マイヤース Alan Myers -ドラム 1985年脱退
- デビット・ケンドリック Devid Kendrick -ドラム 1986年加入/元スパークス
- ジム・マザーズボウ Jim Mothersbaugh-パーカッション 1976年脱退/マークとボブ1号の弟で自作パーカッションで参加。現在はエンジニア兼マネージャー
[編集] キャラクター
DEVOにはライブやミュージックビデオ等には退化理論をレクチャーするいくつかのキャラクターが存在する。
- ブージー・ボーイ Booji Boy/DEVOのマスコットキャラクターであり、DEVOの自主レーベル名でもある。日本テレビの24時間テレビ 『愛は地球を救う4』 に出演したことがある。正体は謎とされているが、彼が出ているときはマークが場にいない。
- ジェネラル・ボーイ General Boy/ブージー・ボーイの父で、退化理論をレクチャーするスポークスマン的存在。演じるのはマザーズバー兄弟の実の父親ロバート・マザーズバー・シニア (Robert L Mothersbaugh Sr.)。
[編集] エピソード
マザーズボウは日本の怪獣映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』を十数回も観たというほどの大ファンで、キップ・ハミルトンが歌う劇中歌「The Words Get Stuck in My Throat」(伊福部昭作曲)を耳で覚えてしまい、カバーまでしている。
[編集] アルバム
[編集] スタジオアルバム
- 頽廃的美学論 - Q:Are We Not Men? A:We Are DEVO! (1978)
- 生存学未来編 - Duty Now for the Future (1979)
- 欲望心理学 - Freedom of Choice (1980)
- ニュー・トラディショナリスツ - New Traditionalists (1981)
- オー・ノー!イッツ・ディーヴォ - Oh, No! It's Devo (1982)
- シャウト - Shout (1984)
- 以上6作品と「ディーヴォ・ライヴ~退化合唱團巡業記+16」は、2008年に菊池功によるリマスタリングで、紙ジャケット化され再発された。また、7作品をまとめたボックスセットが「ディーヴォ・ボックス」として日本限定発売。
- トータル・ディーヴォ - Total Devo (1988)
- ディーボのくいしん坊・万歳 - Smooth Noodle Maps (1990)
- サムシング・フォー・エヴリバディ - Something For Everybody (2010)
[編集] ミニアルバム
- Be Stiff-Stiff Records(1976)
- ブライアン・イーノプロデュース以前のTake集
[編集] ライブアルバム
- 退化の巡業 - DEV-O Live (1981)
- 退化の改新 - Now It Can Be Told: DEVO at the Palace (1989)
- ディーヴォ・ライヴ~退化合唱團巡業記+16 (2008) - 「退化の巡業」に、ワーナー・ブラザーズ・ミュージック・ショーのプロモーション音源を追加したもの。
[編集] ベストアルバム
- EZリスニング・ディスク - E-Z Listening Disc (1987、当初はファンクラブ限定販売のインストゥルメンタル・アルバム)
- ディーヴォ・グレイテスト・ヒッツ - Devo's Greatest Hits (1991)
[編集] その他
- Watch Us Work It (2007) - 1990年以来17年越しの新曲。デジタル配信及びEPで発表。
[編集] 出典
- ミュージックライフ1979年『電子騒音楽隊DEVOは未来音楽のパイオニアだ』
- ミュージックライフ1979年来日直前インタビューinニューヨーク/聞き手、林洋子
- 音楽専科1978年『DEVOは退化する!?』
[編集] 外部リンク
- Club DEVO - 公式ウェブサイト
- ワーナーミュージック・ジャパン - ディーヴォ