スキニー・パピー

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スキニー・パピー(Skinny Puppy)はカナダ出身のインダストリアルバンド。ケヴィン・キーとニヴェック・オーガにより1982年に結成された。

メンバー[編集]

  • Nivek Ogre (1982-) (ニヴェック・オーガ / 本名 Kevin Ogilvie) - ボーカル
創設メンバーの一人。歌詞とボーカルはほとんどオーガが担当している。
サイドプロジェクトのohGrのボーカルとしても活動している。
  • cEvin Key (1982-) (ケヴィン・キー / 本名 Kevin Crompton) - ほとんどの楽器を担当
創設メンバーの一人。主に作曲、シンセ、ドラムなどを担当。
旧メンバー
  • Dwayne Rudolph Goettel (1985-1995) (ドゥウェイン・ラドルフ・ゴッテル) - シンセサイザー、サンプラー
ビル・リーブと入れ替わりに入ったメンバー。作曲、シンセなどを担当。Bitesにゲストアーティストとして参加、その後正式メンバーに。
1995年にヘロイン中毒により亡くなった。
  • Bill Leeb (1984-1985) (ビル・リーブ / 本名 Wilhelm Schroeder) - ベースシンセ、ボーカル
ある一時期のみ在籍していたメンバー。主にライブメンバーだったためにアルバム等でメンバーとして表記されることはなかった。後にフロント・ライン・アッセンブリーを立ち上げる。
ほとんどの楽曲のプロデュース、エンジニアを手がけている。一時期は正式メンバーだった。後にマリリン・マンソンジャカロープといったバンドをプロデュースする。
  • William Morrison (ウィリアム・モリソン) - 映像ディレクター、ギター
ミュージックビデオ、ライヴのバッキング映像を担当。ツアーメンバーとしてギターで参加。ohGrでも同様に参加している。
ツアー・メンバー
  • Justin Bennett (ジャスティン・ベネット) - ドラム
レコーディング・メンバー
  • Mark Walk (マーク・ウォーク) (2003–) - ギター、ベース、シンセサイザー
ohGrのメンバー。プロデュース、エンジニアも務める。

ディスコグラフィー[編集]

公式ディスコグラフィーはBrap: Back and Forth vol.3 & 4に収録された物がある。これにはBrap発売までの詳細なリリースが記録されている。 日本盤は2004年に日本クラウンよりリリースされたThe Greater Wrong of the Rightのみ。 基本的にはカナダ盤とUS盤が主だが、初期のカナダ盤は入手が比較的困難な状況である。 尚、発売年は最も早いフォーマットのリリースを基準にしている。

アルバム[編集]

  • Back and Forth (1984年)
スキニー・パピー名義でリリースされた最も古い音源。自主製作、自主販売のカセットのみ。
当初は50個限定でリリースする予定だったが最終的には35個のリリースで終わっている。(後に残りの15個はブートレグとして出回ったとされている。)現在では非常に貴重なアイテムとなっている。
  • Remission (1984年)
発売当時はBitesとのコンピレーションアルバムであったが、その後それぞれボーナストラックが追加され別々にリリースされることとなる(1985年)。Bitesと楽曲がいくつか被っているのはこのためである。尚いくつかの楽曲はBitesと被っているが別バージョンである。
  • Bites (1985年)
発売当時はフォーマットによって楽曲の違いが多々あった。また当時のCDリリースには後のアルバムであるMind: The Perpetual Intercourseのシングルに収録されているCageが17曲目に収録されていた。
  • Mind: The Perpetual Intercourse (1986年)
初期のリリースは9曲で終わっている。現在のCDリリースの10曲目から13曲目は後のリリースのシングル収録の作品をボーナストラックとして収録したものである。
8曲目のDig ItはCDリリース時に12"mixバージョンに置き換えられている。
  • Cleanse, Fold, and Manipulate (1987年)
  • VIVIsectVI (1988年)
初期のリリースは9曲で終わっている。現在のCDリリースの10曲目から13曲目は後のリリースのシングル収録の作品をボーナストラックとして収録したものである。
  • Rabies (1989年)
ミニストリーアル・ジュールゲンセンがプロデュースを務めた作品。CDリリースの際にシングル収録作品をボーナストラックとして10曲目と11曲目に追加している。
1989年のリリースの時、ミキシングの際誤ってドルビーノイズリダクションを施してしまったために曲全体が平坦になってしまった。よって1993年にリマスター盤として再ミキシングされたものがリリースされた。
  • Too Dark Park (1990年)
初期のリリースでは大きな一枚のカラー歌詞カードが折りたたんで封入されていたが、後のリリースでは白黒の冊子となった。
  • Last Rights (1992年)
発売当初のUS盤は、CDの曲の位置が全体に39秒ずれているために無音状態が続いたり曲が途中で切れていたりした。このためすぐに回収され、再発された。
US盤とカナダ盤ではジャケットのタイトルのフォントが違っている。前者は単なる白文字であるのに対し、後者はデザイン文字で書かれている。
また、リリースする直前で10曲目のLeft Handshakeが版権問題により削除されている。そのため、10曲目の表記はあるがCDには収録されていない。この曲は後に限定販売された。
  • The Process (1996年)
スキニー・パピーが解散した大きな原因の一つにドゥウェイン・ゴッテルの死去がある。
The Processに収録されている曲は1993年から1995年にかけて録音された音源であるが、一旦はリリース取り止めている。
その後、先の事件をきっかけに彼の遺作としてリリースすることになった。
  • The Greater Wrong of the Right (2004年)
スキニー・パピー復活後初のアルバム。初の日本でのリリースでもある。
  • Mythmaker (2007年)
  • HanDover (2011年)
  • Weapon (2013年)

シングル[編集]

  • Dig It (1986年)
収録されているFilmBitesに収録されているバージョンである。
  • Chainsaw / Stairs and Flowers (1986年)
当時Bitesに収録されていたCageが収録されている。
  • Addiction (1987年)
  • Censor (1988年)
CensorとはVIVIsectVI収録のDogshitのことである。
Dogshitという名前には猥語が含まれているため、店頭に並べることができないために曲名の変更をした。
  • Testure (1989年)
  • Tin Omen (1989年)
先行シングルとしてRabiesより先にリリースされた。
  • Worlock (1990年)
3曲目に収録されているTin Omen 1はこのシングルのために新たに録音されたバージョンである。(リミックスではない。)
  • Tormentor (1990年)
  • Spasmolytic (1991年)
CDリリースには隠しトラックが5曲目にあるが、初期のUS盤にはなぜか含まれていない。
  • Inquisition (1992年)
Last Rightsと同様にUS盤とカナダ盤ではジャケットのタイトルのフォントが違っている。
  • Track 10 (2000年)
Last Rightsにて削除されたLeft Handshakeのみを収録した1000枚限定生産のシングル。2000年に行われたDoomsday Festivalにて販売されたほか、Subconscious Communicationsにてサイン入りが400枚ほど販売された。
  • Puppy Gristle (2002年)
1993年にスロッビング・グリッスルの主宰ジェネシス・P・オリッジと共に録音された40分以上に及ぶ曲のみを収録したシングル。
Subconscious Communicationsにて1000枚限定販売された。一部はサインとナンバリングがされている。現在はデジパック仕様にて再発されている。

Back and Forthシリーズ、公式ライブ音源[編集]

スキニー・パピーは定期的にBack and ForthシリーズというコンピレーションCDをリリースしている。これは過去のライブ音源やアルバム未収録の曲、スタジオでお蔵入りになった音源等をまとめて収録しているものである。

  • Back And Forth (1984年)
  • Ain't It Dead Yet? (1991年)
1987年のツアーにて録音された音源。1989年にVHSにて映像もリリースされていて、その後2001年にはDVD化もされている。
  • Back And Forth series 2 (1992年)
1984年のBack And Forthに当時のライブ音源等を加えてリリースされた。
Nettwerk社の通販にて1000枚限定生産の缶に入ったものも販売された。先着194枚はサイン入り。
  • Brap: Back and Forth vol. 3 & 4 (1996年)
デジパック仕様の2枚組。当初はヨーロッパ盤のみのリリースで、Last Rightsにて削除されたLeft Handshakeの別バージョンが収録されていた。
すぐに北米にてリリースされたが、Left Handshakeは再び削除された。しかし代わりにパソコンに入れると特典を見ることができる仕様に変更された。その後ヨーロッパ盤は北米と同じ仕様になる。
  • Doomsday: Back and Forth vol. 5 live in Dresden (2001年)
2000年にドイツドレスデンで開催されたドゥームズデイ・フェスティバル (Doomsday Festival) にて録音された音源。いくつかの楽曲は演奏されたが収録はされなかった。しかし後のBack and Forth Sixにて収録されることとなる。
  • Back and Forth Six (2003年)
ドゥームズデイの未収録ライブ音源ほか、過去のサイドプロジェクトの音源等が収録されている。
Subconscious Communicationsにて1500枚限定販売された。現在はデジパック仕様にて再発されている。
  • Back and Forth vol. 7 (2007年)
Last RightsThe Processの間の空白の数年間の間に録音された音源を中心に未発表曲が多数収録されている。
Subconscious Communicationsにて1000枚限定で販売されている。
  • Bootlegged, Broke, and In Solvent Seas (2012年)

コンピレーションCD[編集]

  • Bites and Remission (1987年)
カセットLPより遅いリリースだったCD版。当時は二つのアルバムをまとめていたが、後に別々のリリースとなる。
  • Remission and Bites (1987年)
Bites and Remissionのヨーロッパ盤。楽曲とジャケットが異なる。
  • Remix Dys Temper (1998年)
KMFDMやフロント・ライン・アッセンブリーといったインダストリアル方面のアーティスト達がリミックスを手がけた曲を収録している。
  • 12" Anthology (1989年)
シングル収録の曲を中心に構成されている。
  • The Singles Collect (1999年)
シングルカットされた曲を中心に構成されている。リマスターが施されている。
  • The B-Sides Collect (1999年)
主にボーナストラックを中心に構成されている。Single Collect同様にリマスターが施されている。

ビデオ[編集]

  • Ain't It Dead Yet? (1989年)
1987年のツアーにて録音された音源。1991年にCD化、2001年にDVD化されている。
  • Video Collection (1996年)
1984年から1992年にかけてのプロモーションビデオ集。2001年にDVD化された。
ただし版権の問題によりWorlockに関しては収録されていない。
  • The Greater Wrong of the Right (2005年)
2004年の復活ツアーにて撮影された映像。2枚組のDVDのリリースのみ。ツアーメンバーの一人(ギター担当)であるウィリアム・モリソンが編集、監修を行っている。
特典としてLast RightsツアーとToo Dark Parkツアーの映像を一部収録してる他、1988年のヨーロッパツアーの舞台裏や、ツアー中のメンバーを撮影した映像も収録されている。このヨーロッパツアーの映像はOgreが編集を手がけている。

参考文献[編集]

  • Brap
http://www.electronicweighing.co.uk/godsend_online/brap-sp.html
  • Corey M. Goldberg, The Skinny Puppy FAQ & Lyric Archive
http://home.earthlink.net/~coreygoldberg/

外部リンク[編集]