スロッビング・グリッスル

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スロッビング・グリッスル
2008年のライブより}
2008年のライブより
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド
キングストン・アポン・ハル
ジャンル インダストリアル
前衛音楽
電子音楽
実験音楽
ノイズミュージック
ダーク・アンビエント
ノイズロック
活動期間 1975年 - 1981年
2004年 - 2010年
レーベル インダストリアル・レコーズ
ミュート・レコード
共同作業者 サイキックTV
コイル
公式サイト http://www.throbbing-gristle.com/
旧メンバー
クリス・カーター
ジェネシス・P・オリッジ
コージー・ファニ・トゥッティ
ピーター・クリストファーソン

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スロッビング・グリッスルThrobbing Gristle)は1975年イギリスキングストン・アポン・ハルで結成されたインダストリアルバンド。前身は、パフォーミング・アート集団、クーム・トランスミッション(Coum Transmission)である。バンド名の"throbbing gristle"は、英語で「脈打つ軟骨」という意味で、男根の隠語である。またキングストン・アポン・ハルでは「勃起」を、ヨークシャー地方では「港湾労働者」を意味するスラングでもあると、メンバーのジェネシス・P・オリッジは日本の音楽誌のインタビューで語っている。

メンバー[編集]

概略[編集]

1977年~1981年[編集]

1977年に、Second Annual Reportを自らのレーベルIndustrial Recordからリリース。 工業化社会をテーマとしたコンセプトと、具体音やノイズのコラージュ、呪詛的なヴォーカルやリズム・ボックスを多用したサウンドは、後のインダストリアルおよびノイズシーンに多大な影響を及ぼした。またビジュアル面ではジャケットに少女への暴行を想起させるような写真を用いたり、自殺の名所として知られる海岸で写真を撮るなど、狂気すらも感じさせるインパクトに満ちたものを多く取り入れた。

解散中の活動[編集]

スロッビング・グリッスルは1981年に解散し、ジェネシス・P・オリッジピーター・クリストファーソンサイキックTVを結成して活動。クリストファーソンは短期で脱退したものの、サイキックTVはバンドメンバーや音楽性を大きく変更しつつ、度重なる活動停止と名義変更を経ながら現在も活動している。一方でジェネシス自身もZ'evメルツバウなど他のアーティストとの合作も発表している。

コージー・ファニ・トゥッティとクリス・カーターはクリス&コージー(のちにカーター・トゥッティと変名)として、また単独名義としてもレコーディングを継続している。

サイキックTVを脱退したピーター・クリストファーソンは、スロッビング・グリッスル関連の活動に関わったジョン・バランス(John Balance)とコイルを結成。2005年のジョン・バランスの事故死による活動停止まで多くの作品を残した。

再結成[編集]

解散から23年後の2004年5月、再結成ライブが行われ、限定ミニアルバムTG NOWを発表。アルバムPart Two: the Endless Notミュート・レコードよりリリースすると発表したが、レコーディングスケジュールの不都合など紆余曲折の末、当初の予定より1年以上遅れた2007年4月1日に発表となった。

Part Two: the Endless Notの発売後も彼らは定期的にコンサートを開催するかたわら、70年代から80年代にかけての映像と再結成後の映像をDVDのセットにしたTVGを発表、また歌手ニコのアルバムDesertshoreを題材にしたカバーアルバムThe Third Mind Movementsを発表した。2009年には音響音楽ユニットFM3が手がけた携帯演奏機械Buddha Machineのスロッビング・グリッスル版ともいえるGristleismを発表している。

ジェネシス離脱、再度の解散[編集]

2010年に入るまで活発に活動してきた彼らであったが、ツアー中の2010年10月末、ジェネシス・P・オリッジがライブを拒否しニューヨークの自宅へ帰るというアクシデントが起こる。残された他の3名のメンバーは以後のライブでは「X-TG」を名乗り、ライブツアーを完遂させた。なおジェネシスは自身のウェブサイトで、自分はバンドからは脱退はしておらず問題がかたづきしだい説明すると声明を出していた。しかし2010年11月24日、ピーター・クリストファーソンがバンコクの自宅で亡くなったことで、バンドは解散となった。

2011年には所属していたミュート・レコードとの契約切れにともなう、インダストリアル・レコードからの再リリース(The Second Annual ReportからGreatest Hits(ベスト盤)までの5作品)が行われ、日本でも邦盤が発売された。

2012年11月、The Third Mind Movement として発表された Desertshore セッションを再構築したものと、「X-TG」としての最後のレコーディング作品による2枚組アルバム Desertshore / The Final Report が発表された。「Desertshore」の方にはアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンブリクサ・バーゲルトソフト・セルマーク・アーモンド、映画監督のギャスパー・ノエが参加している。なお、後日Desertshore / The Final Report の別バージョンとして แฝดนรก (Faet Narok) が‎ダウンロード限定で発表された。

ディスコグラフィー[編集]

ライブアルバムもあるが、量が膨大であるためここではオリジナルアルバムのみを記載することとする。

  • The Second Annual Report (1977)
  • D.o.A: The Third and Final Report of Throbbing Gristle (1978)
  • 20 Jazz Funk Greats (1979)
  • Journey Through a Body (1982)
  • In the Shadow of the Sun (1984)
  • CD1 (1986)
  • TG Now (2004)
  • Part Two: The Endless Not (2007 Mute)
    • EU圏内では初回限定1000枚に「TGトーテム」と銘打った、骨や皮などで出来た4種類の棒状のアクセサリーのうちひとつを封入した。日本ではこれとは別にステンレス製のものが初回プレス分に封入された。のちに公式サイトでこれら5種類の「トーテム」に加え純金(23金)製のものが封入されたデラックスセットが発売され、またたく間に完売した。
  • The Third Mind Movements (2009)
  • Desertshore / The Final Report (2012)
  • แฝดนรก (Faet Narok) (2012)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]