グレッグ・ジェフリーズ

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グレッグ・ジェフリーズ
Gregg Jefferies
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州
生年月日 1967年8月1日(47歳)
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手
プロ入り 1985年 ドラフト巡目
初出場 1987年9月6日
最終出場 2000年5月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

グレッグ・ジェフリーズGregory Scott Jefferies , 1967年8月1日 - )はアメリカメジャーリーグで活躍した野球選手。 内野手(主に一塁手、キャリア序盤は二塁手三塁手も務めた)。右投両打(スイッチヒッター)。 アメリカ合衆国カリフォルニア州バーリンガム出身。

人物・来歴[編集]

元マイナーリーグの選手であった父に、プールの中でバットを振るなどの、独自の練習方法で幼少期から鍛えられていたジェフリーズは[1]、1985年ニューヨーク・メッツに入団し、メッツのトッププロスペクト(最有望な若手選手)として早くから将来の主軸候補として期待される。 当初は捕手であったが、ここには後に殿堂入りする名捕手ゲーリー・カーターがいるため外野手に転向するが、ここでもダリル・ストロベリーレニー・ダイクストラケビン・マクレイノルズらがレギュラー陣であったため内野手に転向する。 当初は遊撃手を予定したが、ここでも守備の上手いケビン・エルスターが成長して、強打者で俊足だが守備に不安のあるハワード・ジョンソンの三塁を狙うこととなった。 1986年1987年と2年連続でマイナーリーグのMVPを獲得し、9月6日に弱冠20歳でメジャーデビュー。 この年は6試合の出場にとどまり、1988年終盤に改めてメジャー昇格すると、わずか29試合の出場ながら打率.321、6本塁打、17打点の活躍。 この年不調だったジョンソンを押しのけて三塁での起用もあった。チームは地区優勝を果たし、ロサンゼルス・ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは、公式戦終盤に59回連続無失点のメジャー記録を成し遂げたオーレル・ハーシュハイザーから、第1戦に3安打。特に9回には先頭打者として安打を放ち、ハーシュハイザーの記録を「67回」で止めるとともに、逆転勝ちの口火を切った。しかし、3勝3敗のタイで迎えた第7戦では、0-1とリードを許した2回無死満塁の場面で、ハーシュハイザーのなんでもないゴロをエラー。この回一挙5失点を喫し、敗北。ワールドシリーズ出場はならなかった。 メッツはこのオフに二塁手ウォーリー・バックマンを放出し、ジェフリーズをセカンドで起用することとなる。

初のフルシーズンとなった1989年は、二塁守備の負担もあったか、打率.258、12本塁打、56打点と期待外れな成績に終わる。 その後も、1990年にリーグ最多の二塁打40を記録したぐらいで、当初期待されたほどの成績は残せず、1991年シーズン後半に、守備に不安のあるジョンソンが外野に転向する後を受けて本来の三塁に転向するが、この年限りでブレット・セイバーヘイゲンとの交換トレードで、ケビン・マクレイノルズらと共にカンザスシティ・ロイヤルズに移籍。

ロイヤルズも一年限りで1993年にはセントルイス・カージナルスに移籍。カージナルスの二年間はオールスター出場を果たした。 93年は打率.342、16本塁打、83打点、盗塁46といずれもベストの成績を残し、1994年から1995年のMLBストライキキでシーズンが短縮された94年も打率.325、12本塁打、55打点を記録。 カージナルスも2年限りで1995年にはフィラデルフィア・フィリーズに移籍。その年の8月25日にはサイクルヒットを達成。1998年途中にアナハイム・エンゼルス1999年にはデトロイト・タイガースに移籍し、2000年限りで現役引退した。

守備位置も転々として、1992年ロイヤルズでは三塁手、カージナルスでは一塁手、フィリーズでは一塁と外野の併用、エンゼルスでは外野、タイガースでは守備に就く機会は少なかったが一塁・二塁・三塁・外野を少しずつ守った。

詳細情報[編集]

受賞歴・記録[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1987 NYM 6 6 6 0 3 1 0 0 4 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .500 .500 .667 1.167
1988 29 118 109 19 35 8 2 6 65 17 5 1 0 1 8 0 0 10 1 .321 .364 .596 .960
1989 141 559 508 72 131 28 2 12 199 56 21 6 2 5 39 8 5 46 16 .258 .314 .392 .706
1990 153 659 604 96 171 40 3 15 262 68 11 2 0 4 46 2 5 40 12 .283 .337 .434 .771
1991 136 539 486 59 132 19 2 9 182 62 26 5 1 3 47 2 2 38 12 .272 .336 .374 .710
1992 KC 152 657 604 66 172 36 3 10 244 75 19 9 0 9 43 4 1 29 24 .285 .329 .404 .733
1993 STL 142 612 544 89 186 24 3 16 264 83 46 9 0 4 62 7 2 32 15 .342 .408 .485 .893
1994 103 447 397 52 129 27 1 12 194 55 12 5 0 4 45 12 1 26 9 .325 .391 .489 .880
1995 PHI 114 521 480 69 147 31 2 11 215 56 9 5 0 6 35 5 0 26 15 .306 .349 .448 .797
1996 104 446 404 59 118 17 3 7 162 51 20 6 0 5 36 6 1 21 9 .292 .348 .401 .749
1997 130 531 476 68 122 25 3 11 186 48 12 6 0 0 53 7 2 27 8 .256 .333 .391 .724
1998 125 520 483 45 142 22 3 8 194 48 11 3 1 6 29 4 1 27 17 .294 .331 .402 .733
ANA 19 72 72 7 25 6 0 1 34 10 1 0 0 0 0 0 0 5 2 .347 .347 .472 .819
'98計 144 592 555 72 167 28 3 9 228 58 12 3 1 6 29 4 1 32 19 .301 .333 .411 .744
1999 DET 70 225 205 22 41 8 0 6 67 18 3 4 0 3 13 1 4 11 9 .200 .258 .327 .585
2000 41 160 142 18 39 8 0 2 53 14 0 2 0 2 16 1 0 10 7 .275 .344 .373 .717
通算:14年 1465 6072 5520 761 1593 300 27 126 2325 663 196 63 4 52 472 59 24 348 156 .289 .344 .421 .765
  • 各年度の太字はリーグ最高

参考資料[編集]

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  1. ^ Mike Eisenbath; Stan Musial (1999). The Cardinals Encyclopedia. Temple University Press. ISBN 1566397030. 

外部リンク[編集]