カーネギー・ホール
| カーネギー・ホール Carnegie Hall |
|
|---|---|
カーネギー・ホールとカーネギー・ホール・タワー |
|
| 情報 | |
| 旧名称 | Music Hall(音楽堂) |
| 開館 | 1891年5月5日 |
| 客席数 | 2,804席(メインホール) 599席(ザンケル・ホール) 268席(ウェイル・リサイタルホール) |
| 所在地 | |
| 位置 | |
| 公式サイト | http://www.carnegiehall.org/ |
| クラシック音楽 |
|---|
![]() |
| 作曲家 |
| ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
| 音楽史 |
| 古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
| 楽器 |
| 鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
| 一覧 |
| 作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 フルート協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
| 音楽理論/用語 |
| 音楽理論 - 演奏記号 |
| 演奏形態 |
| 器楽 - 声楽 宗教音楽 |
| イベント |
| 音楽祭 |
| メタ |
| ポータル - プロジェクト カテゴリ |
カーネギー・ホール (Carnegie Hall) は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンにあるコンサートホールである。1891年に創設されて以来、マンハッタンの7番街57丁目(Seventh Ave., 57th St.)の一角を占めるミッドタウンのランドマーク的存在であり、古くからクラシック音楽、ポピュラー音楽などのコンサートが頻繁に開催される音楽の殿堂となっている。かつてはニューヨーク・フィルの本拠地であった。
カーネギー・ホールが主催する音楽プログラムやその他芸術事業も数多く、現在一シーズンあたりおよそ250公演のコンサートが催されている。その一方で、ニューヨーク・フィルがリンカーン・センター内のフィルハーモニック・ホール(当時)へと拠点を移した1961年以降、カーネギー・ホールはレジデンス・オーケストラをもっていない。
他にもカーネギーの名を冠するコンサートホールは、ウェストバージニア州ルイスバーグに所在するカーネギー・ホール(420席)、カーネギー博物館などの置かれるカーネギー・インスティテュートの中心地ペンシルベニア州ピッツバーグに所在するカーネギー音楽堂(1928席)、ピッツバーグ郊外のホームステッド・カーネギー図書館に併設されているカーネギー音楽ホール(1022席)、そしてアンドリュー・カーネギー生誕の地であるダンファームリンに所在するカーネギー・ホールなど、世界各地に存在する。
目次 |
[編集] 歴史
ウィリアム・タットヒルが設計を手がけ、鉄鋼王と呼ばれるアメリカの実業家・慈善家アンドリュー・カーネギー (Andrew Carnegie) により建てられた。1891年5月5日、指揮者のウォルター・ダムロッシュと作曲家のチャイコフスキーのコンサートによりこけらおとしされた。1925年にアンドリュー・カーネギーの未亡人により不動産開発業者に売却され、一時存在も危ぶまれたが、アイザック・スターン等の運動によりニューヨーク市が買い取り、現在は非営利のカーネギー・ホール・コーポレーション(Carnegie Hall Corporation)により運営されている。
[編集] 建物構造
カーネギー・ホールは、大きく3つの部分から構成されている。メイン・ホール、リサイタル・ホール、室内楽ホールである。 メイン・ホールは2804席をもち、その優れた音響効果が高く評価されている。しかし、外部の自動車騒音が聞こえてしまう欠点もある。
[編集] カーネギー・ホールでの世界初演
- 交響曲第9番 作品95 「新世界より」(アントニン・ドヴォルザーク作曲、1893年12月16日初演、アントン・ザイドル指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック)
- 家庭交響曲(リヒャルト・シュトラウス作曲、1904年3月21日初演、作曲者自身の指揮/ウェッツラー交響楽団)
- ヘ調の協奏曲(ジョージ・ガーシュウィン作曲、1925年12月3日初演、ウォルター・ダムロッシュ指揮/作曲者自身のピアノ/ニューヨーク交響楽団
- パリのアメリカ人(ジョージ・ガーシュウィン作曲、1928年12月13日初演、ウォルター・ダムロッシュ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
- コレルリの主題による変奏曲(セルゲイ・ラフマニノフ作曲、1931年11月7日初演、作曲者自身のピアノ独奏
- 密度21.5(エドガー・ヴァレーズ作曲、1936年2月16日初演、ジョルジュ・バレールのフルート独奏
- コントラスツ(ベラ・バルトーク作曲、1939年1月9日初演、ベニー・グッドマンのクラリネット、ヨゼフ・シゲティのヴァイオリン、エンドレ・ペトリのピアノによる三重奏
- 室内交響曲第2番 作品38(アルノルト・シェーンベルク作曲、1940年12月15日初演、フリッツ・シュティードリー指揮/フレンズ・オブ・ニュー・ミュージック管弦楽団
- New World A-Comin'(デューク・エリントン作曲、1943年12月11日初演、作曲者自身とデューク・エリントン楽団
- ウェーバーの主題による交響的変容(パウル・ヒンデミット作曲、1944年1月20日初演、アルトゥール・ロジンスキ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
- 語りとピアノの五重奏のためのナポレオン・ボナパルトへの頌歌 作品41(アルノルト・シェーンベルク作曲、1944年11月23日初演、アルトゥール・ロジンスキ指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
- 3楽章の交響曲(イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲、1946年1月24日初演、作曲者自身の指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
- エボニー協奏曲(イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲、1946年3月25日初演、ワルター・ヘンドル指揮/ウディ・ハーマン楽団
- 交響曲第3番「キャンプの集い」(チャールズ・アイヴズ作曲、1946年4月5日初演、ルー・ハリソン指揮/ニューヨーク・シンフォニエッタ、室内楽ホールにて
- 聖体秘蹟への賛歌(オリヴィエ・メシアン作曲、1947年3月13日初演、レオポルド・ストコフスキー指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック
[編集] ホールの場所にまつわる伝説
カーネギー・ホールの地理的な場所は7番街、57丁目に面した場所にある。古くからある冗談として次のようなものがある。ピアニストのルービンシュタインがある時、この近所で「Pardon me sir, but how do I get to Carnegie Hall ? (すみません、カーネギーホールへはどうやって行くんですか?) 」と尋ねられた際に、こう答えたという。「Practice, practice, and practice. (練習して、練習して、さらに練習してください。)」
現在のカーネギーホールのアクセス案内ページには、この冗談を思い出させるような文章が書かれている。その内容は、
"While it takes some people a lifetime of practice to get to Carnegie Hall (as the saying goes), others just have to follow these simple directions."
「(昔からの冗談にあるように)カーネギーホールに行くには、ある人々は生涯をかけて練習し続けなければならないが、そうでない人は下記の簡単な指示に従うだけで良い。」
初めてメインホールの舞台に立った日本人は、男性ではアイ・ジョージ(1963年)、女性では朱里エイコ(1976年)である。
