アメリカ合衆国国定歴史建造物

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アメリカ合衆国国定歴史建造物(アメリカがっしゅうこくこくていれきしけんぞうぶつ、National Historic Landmark)は、アメリカ合衆国文化遺産保護制度の一つ。アメリカ合衆国内務省長官が、歴史的に価値のある建造物や街区などを指定するものである。

アメリカ合衆国国定歴史建造物 (National Historic Landmark, NHL) は、アメリカ合衆国連邦政府により国家レベルで歴史的に意義のあるものと公式に認識されている建築物場所構造物、または物体を言う。85,000箇所以上のアメリカ合衆国国家歴史登録財と重複していないNHLは約2,430だけである。

アメリカ合衆国国定歴史建造物地区 (National Historic Landmark District, NHLD) は、NHLと類似する認定歴史地区である。この地区には、建築物場所構造物、または物体貢献的財産 (Contributing property) と非貢献的財産が含まれうる。貢献的財産は区別してリストされる場合と区別されない場合がありうる。

概要[編集]

指定の条件は以下の通り

  • アメリカの歴史にとって重要な出来事が発生した場所。
  • 著名なアメリカ人の居住地・勤務地などであった場所。
  • アメリカ合衆国の理念にとって象徴となる場所。
  • 際立つデザインや建築物。
  • 生活様式の典型例となるもの。
  • 考古学的な価値があるもの。

1960年10月9日から指定が開始され、即日92ヶ所が指定された。現在では約2,500ヶ所が指定されており、その半数は民間の所有である。アメリカ合衆国国立公園局の支援も受けつつ、これらの保護が行われる。国定歴史建造物に指定された物件は同時にアメリカ合衆国国家歴史登録財へも登録される。

外部リンク[編集]